The Opal Heart/David Liebman Quartet
デイヴ・リーブマンのリーダー作。この頃はデヴィッドと表記されているものと2通りあるので、探すのが大変です。ストリーミングなどはどっちで検索しても大丈夫なようにはなっているみたいですが。ピアノにマイク・ノックが参加しているところは目玉かもしれませんけど、出てくる音は割と硬派なジャズです。リーブマンはアルバムをたくさん出していて、追い切れてはいないのですけど、まだ手持ちでブログにアップしていないものだけを取り上げていきたいと思います。これもEnjaレーベルなんですね。一度は集めようかとも思っていたレーベルですけど、入り口のところで断念してしまいました。
The Opal Heart/David Liebman(Ss, Ts) Quartet(Enja)(輸入盤) - Recorded February 21 and 22, 1979. Mike Nock(P), Ron McClure(B), Ed Soph(Ds) - 1. Sunburst 2. Port Ligat 3. The Opal Hearted Aborigine 4. I Concentrate On You 5. Star Crossed Lovers 6. Down Under
(99/07/23)ヨーロッパのレーベルらしく、どこか冷めたところもあるサウンドですが、ときおり熱いところを見せてくれます。やはり静かな場面ではデイヴ・リーブマンの独壇場。 2-3曲目がリーブマンの作曲、1、6曲目がロン・マクルーアの曲で、4、5曲目がいわゆるスタンダード。4曲目は割と賑やかで5曲目はピアノとの静かなデュオですが、けっこう分かりやすいサウンドで聴きやすいです。1曲目はメカニカルなコード進行とフレーズが面白い。2曲目はいわゆるテンポのないジャズ。3曲目もけっこう盛り上がりますが、ビートがウォーキング・ベースではない曲。6曲目は哀愁が漂っていてしかもメロディアス。渋い仕上がりです。こういう曲は けっこう好みです。 個人的にはマイク・ノックの参加がうれしい。
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