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カテゴリー「ECM5801番-, ECM SP(ジャズと詩)」の5件の記事

2020/12/16

Phonix Voran/Peter Ruhmkopf

Sp802 ECM SPシリーズを昨日の続きでLPも今のところ一段落。急に出たら買うかもしれませんけど、いちおうはLPはまた来月より後かな、と思います。今日のアルバムも詩の朗読ですが、どちらかというと伴奏が先にあって、それに朗読が乗っかっているようなバランスでの内容になっていました。どちらが売れたのかは正直分かりませんが、音楽の方が好きな私にはこちらのアルバムの方がバランス良く聴こえました。まあ、詩の内容を理解できてなければ、本当にどうでもいい意見になってしまいますが。しかし大多数の日本人は話しているドイツ語は分からない、という印象的な聴き方の範囲では、ある程度参考にはなるかも。

 

Phonix Voran/Peter Ruhmkopf(Poetry Reading)(ECM SP 802)(LPのみ)(輸入盤) - Recorded March 1978. Michael Naura(P), Wolfgang Schluter(Vib), Leszek Zadlo(Sax, Fl) - 1. Phonix Voran 2. Auf Einen Alten Klang 3. Selbstportrait 4. Paradise Regained 5. Allein Ist Nicht Genug 6. Ich Butter Meinen Toast Von Beiden Seiten . . . 7. Das War Ich Und Ich Weiss Nicht 8. Impromtu 9. Tagelied

(20/12/15)Peter Ruhmkopfが詩の朗読をしていて、他のメンバーがバックで音楽を奏でる構図は同じ。1-2、4、6-9曲目はミヒャエル・ナウラ作、5曲目はLeszek Zadlo作、3曲目は3人のインプロヴィゼーション。今度はベースではなくサックスまたはフルートで、朗読のみ1曲分というのはなくなって、音楽度という点ではより曲として主張をするようになってきています。確かに3曲目は明らかにフリー・インプロヴィゼーションの音なので、このあたり詩の内容と合わせて、曲調を変えているのでは、と思います。他の曲はごく普通に曲になっています。バッキングも意識しているせいかジャズ度は薄いかもしれないけど、それなりのバラードにはなっているという位置付けでは。もちろん本当の意味でのメインは詩なんですけど。

(11/04/14)ECM SP 5801の編集盤に一部収録。(’20年9月現在CDもストリーミング配信もなし)

2020/12/15

Kein Apolloprogramm Fur Lyrik/Peter Ruhmkopf

Sp801 今朝一番でECM SPシリーズが2枚届き、SPシリーズ全4枚の音源を聴けることになりました。あとはECM本編の2枚とJAPOの4枚、計6枚聴ければ終わりだけど、最後の方は難関だろうな。ストリーミングで追加配信が出てくるのを待つか、LPをまたどこかで見つけて買うかして、何とか先に進めていきたいと思います。このアルバム、ナレーションのアルバムと言っても意外に音楽度が高く、気に入りました。ECMでナレーションのアルバム、少ないけれどその後も出てくるのは、やはりこういうものはヨーロッパでは受けているのかなあ、なんてことを考えてました。そう考えると紆余曲折ではないわけですね。

 

Kein Apolloprogramm Fur Lyrik/Peter Ruhmkopf(Poetry Reading)(ECM SP 801)(LPのみ)(輸入盤) - Recorded August 1976. Michael Naura(P), Wolfgang Schluter(Vib, Marimba), Eberhard Weber(B, Cello) - 1. Tagebuch 2. Undine/Jelzt Mitten Im Klaren 3. Einen Zweiten Weg Ums Gehirn Rum I 4. Hochseil 5. Zirkus 6. Standchen Fur Marsyas 7. Kein Apolloprogramm Fur Lyrik 8. Maine Stelle Am Himmel 9. Von Mir Zu Euch Fur Uns 10. Cicerone 11. Elegie 12. Komm Raus!

(20/12/15)Peter Ruhmkopf自身の詩"Gesammelte Gedichte"の朗読のアルバムで、多くはバックにミヒャエル・ナウラの曲が入っていて、2-3人のインプロヴィゼーションも2、4-5、12曲目にあり、Ruhmkopf単独が3、7、9曲目(?)に。ドイツ語の詩の朗読なので、意味は分かりませんが、それほど密度はないし、バックのBGM度も高く、特にここではエバーハルト・ウェーバーの音色が特徴的なので、そういうところにも耳が行きます。音楽だけの場面になるところもあり、一度は聴いておいてECMらしさを味わうのも悪くはないとは思います。その後ECM本編にも朗読系のアルバムがいくつか散見されるので、そのきっかけとなったアルバム。SPの意味はSpeakingともSpecialとも言われています。なかなか微妙な位置づけ。

(11/04/14)ECM SP 5801の編集盤に一部収録。(’20年9月現在CDもストリーミング配信もなし)

2020/12/08

Country Children/Michael Naura/Wolfgang Schluter

Sp803 ECMの中古のLPを試しに買ってみました。安く買おうとするとなかなかそろわないし、そもそも市場にほとんど出てこないものもあるので、果たしてECMの残りのアルバムがストリーミング配信されるのが早いかどうかってところだと思うのですけど。やはり去年の未CD化アルバムが40数枚ストリーミングのみでの配信が始まった時は衝撃的でしたね。もう残りは10数枚なので、ECM(JAPOも含めて)さんストリーミング配信をやっておくれよ、という希望も込めて、買いました。やはりこの楽器の組み合わせだとECMではどうしてもチック・コリアとゲイリー・バートンになってしまいますが、少し地味だけどこういういいアルバムもあるよということで。

 

Country Children/Michael Naura(P)/Wolfgang Schluter(Vib, Marimba)(ECM SP 803)(LPのみ)(輸入盤) - Recorded June 1977. - 1. Ballade Fur Eine Silberhochzeit 2. Schlafen 3. Take Us Down The River 4. Argentina 5. Rosemary's Baby 6. Country Children 7. Sad Queen 8. Variation Auf „Abendlied” (Dedicated To Peter Ruhmkorf) 9. Call

(20/12/08)ナレーションはなく、音楽のみのアルバム。Peter Schulzeのプロデュース。5曲目のみクリストフ・コメダの作曲で、他はすべてMichael Nauraの作曲。8曲目にはSPシリーズで中心となるPeter Ruhmkorfへ捧げられています。ピアノとヴァイブラフォン(マリンバ含む)での演奏なので、淡々とメロディアスにECMらしく静かに進んでいく印象。1曲目はそれでもバラード曲のイメージでしたが、2曲目は一部少しフリーがかったりして、ちょっと硬派なイメージのところも。3曲目になると少しノリも良くなったブルースのデュオで心地よい。5曲目のコメダの曲は少し荘厳な雰囲気もあります。8曲目は牧歌的な8ビート。少し地味ではあるけれども、落ち着いて聴けるところは多いし、一部フリーを除いて心地良さのあるアルバムです。

(’20年9月現在CDもストリーミング配信もなし)

2011/04/14

Jazz & Lyrik/Peter Ruhnkorf

Peterjazzlyrik_2 また不思議なアルバムが登場したものです。LPでしか出ていないSP801-803を持ってないし、ドイツ語のみの表示なので、辞書を引いてもなかなか分からないのですが。そうだ、「ECM catalog」を見ようってことで、他に録音年月やミュージシャンなどを見ると、上記3枚のうち2枚からの編集と、その前後の録音(ECMでは未発表)を加えたもののCD3枚組ではないかと思います。ナレーションというか詩がメインで、そのバックに音楽が流れているので、あまり興味はない方はスルーされるアルバムではないかと思います。ECMではないようなオーソドックスなサウンドのジャズが流れることもありますし。まあ、ECMの番号から言っても(CDパッケージには表示なし)、異端なCD3枚組のアルバム。

 

 

Jazz & Lyrik/Peter Ruhnkorf(Poetry Reading)(ECM SP 5801)(輸入盤) - Recorded 1976-2006. - Michael Naura(P), Wolfgang Schluter(Vib), Ebarhard Weber(Cello, B), Leszek Zadlo(Sax), Christian Willisohn(P), Titus Vollmer(G), Christian Kappe(Flh, Tp), Ansgar Elsner(Sax), Alexander Morsey(B), Klaus Gunnemann(Ds), Dietmar Bonnen(P), Andreas Schilling(B) - CD 1 1. Auser der Liebe nichts 2. Auf einen alten Klang 3. Das Himmelschluck-Lied 4. Variation auf "Abendlied" von Mathias Claudius 5. Owe war sint verswunden 6. Komm raus! 7. Elegie 8. Meine Stelle am Himmel 9. Undine 10. Jetzt mitten im Klaren 11. Elbterrassen 12. Abtrunk 13. Cicerone 14 .Zirkus CD 2 1. Hochseil 2. Tagebuch 3. Einen zweiten Weg ums Gehirn rum 3. Tagelied 4. O - 1.-Klasse-Einsamkeit 5. Phonix voran! 6. Ich butter meinen Toast von beiden Seiten 7. Bleib erschutterbar und widersteh 8. Selbstportrat 9. Das war und ich weis nicht 10. Paradise regained 11. Allein ist nicht genug CD 3 1. Impromptu 2. Der getreue Don Juan 3. Deutsche Zauberstrophen 4. Auch gut, wenn man am Schlus in Wasser winkt... 5. Schnellimbis 6. Der Fliederbusch, der Hruppel 7. Mit den Jahren ... Selbst III/88 8. Fruher, als wir die grosen Strome noch ... 9. Uberraschendes Wiedersehen 10. Reimfibel 11. Fredmans Epistel Nr. 27, seine letzten Gedanken beinhaltend 12. Betr. Rundfrage Grundfrage 13. Megalomanischer Tag 14. Ruckblickend mein eigenes Leben

 

(11/04/13)ジャズをバックにポエトリー・リーディングが延々続くシリーズで、CD3枚組。録音時期が長い編集盤で、ライヴの演奏とスタジオ録音の混合。Kein Apolloprogramm Fur Lyrik/Peter Ruhmkopf(ECM SP 801)、Phonix Voran/Peter Ruhmkopf(ECM SP 802)の音源も用いて再編集され、そして新録音(というよりはECMでの未発表音源を加えたものだと思われます。CDに入っている冊子も全てドイツ語です。またCD本体にはECM番号は入っておらず、ECMの公式ホームページのみでECM5801と表示されています。バックのジャズもECMらしからぬ雰囲気のサウンドの曲もあれば、ECMらしいサウンドの曲もあります。ドイツ語の詩が全編にあって、それが聴く人をかなり選んでます。エバーハルト・ウェーバーの演奏は分かります。

2010/04/28

Koan/Stephan Micus

Sp804 ECMレーベルには特殊な番号のアルバムがあり、それがこのSPシリーズです。SP801から804まで4枚出ていて、その中でCD化されたのはどうも、このステファン・ミカスのSP 804だけのようですね。こういうアルバムがあると、追いかけるのはちょっと大変になってきます(笑)。タイトルは、どうも日本の「公案」からとられたみたいですね。彼の作品中、かなり日本的なサウンドが強く、日本の楽器ではなくても、他国の楽器を使用して日本のサウンドの雰囲気を出そうという努力のあとがみられます。彼の尺八は日本人の演奏と言っても、信じてしまう人がいそうなくらい日本的です。これで彼の作品のECM、JAPO関係は聴き終わりました。(新譜を除く)

 

Koan/Stephan Micus(All Instruments)(ECM SP 804)(輸入盤) - Recorded 1977. - 1. Part 1 Shakuhachi Solo 2. Part 2 Zither, Gender, Shakuhachi 3. Part 3a Sarangi, Shakuhachi, Rabab 4. Part 3b Rabab, Sarangi, Bodhran Angklung 5. Part 4 Kyeezee, Burmese Bells, 2 Vocal 6. Part 5 Zither, Guitar, Shakuhachi

(06/09/16)全曲Stephan Micus作曲の一人多重録音。「Koan」とは日本の僧のやり取り(問答)を意味するらしいです。そのような関係から1曲目はモロに日本情緒を感じさせるような尺八のソロでの空間的な小品。チターの音が出だしでキラキラと流れ、途中から尺八がメインになって日本的な雰囲気を醸し出す11分台の2曲目、三味線は使っていないものの、その奏法と空間的な音作りは日本的なものを意識させているような、また無国籍の雰囲気も出ている11分台の3曲目、ちょっと急速調で、やはり三味線なしでその雰囲気もあり、後半はカッティングで盛り上がる4曲目、囁くようなメロディが静かに続いていく、ヒーリング的な5曲目、尺八の純日本的メロディがメインで、後半はギターとチターの盛り上がりを聴かせる6曲目。

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