J.S. Bach/Andras Schiff/Clavicord
ECM New Seriesの新譜が届いているので、先に聴きます。ECMの方も3枚あるのですけど、繁忙期になっているので、毎日連続で更新できるかは、その時になってみないと。これは私の大好きなバッハのアルバムで、しかも演奏がアンドラーシュ・シフ。でも楽器がクラヴィコードという、当時バッハが使っていたという鍵盤楽器です。音的な好みはやはりハープシコードやピアノでの演奏ですけど、こういう録音を残すのは歴史的価値があるようで、いろいろと賞をもらっているみたいですね。収録時間は83分と、CD2枚にするには微妙な時間ですけど、あえてこの価値で録音したものを残すという、強い意志が感じられます。
J.S. Bach/Andras Schiff(Clavicord)/Clavicord(ECM New Series 2635/36)(輸入盤) - Recorded July 2018. - Johann Sbastian Bach: [CD1] 1-6. Capriccio Sopra La Lontananza Del Fratello Dilettissimo BMV 992 7-21. Inventions BMW 772-786 22-25. Four Duets BWV 802-805 26. Recercar A 3 BWV 1079 [CD2] 1-15. Sinfonias BWV 787-801 16-17. Chromatic Fantasia And Fugue BWV 903
(23/01/31)J.S. Bachは18世紀ドイツの作曲家。今回は主に彼の初期の頃の作品を、アンドラーシュ・シフが当時の楽器、クラヴィコードを使って弾くという初めてのアルバム。ピアノやハープシコードに比べて、ちょっとおもちゃに近いような音が出ていますが、これが当時の彼の作曲環境だったんですね。そういう意味では歴史を再現していて、知っている曲もあるし、非常に興味深い内容になっています。やはりバッハだなと思います。
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