共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

カテゴリー「ECM2601-2650番」の40件の記事

2024/06/24

September Night/Tomasz Stanko Quartet

2650久しぶりにECMの新譜が数枚来たので聴いていきます。その中でも一番楽しみにしていたのがこのアルバム。トーマス・スタンコは’18年に他界していますが、20年前のこの録音はまだ油ののりきっていた時期で、演奏も素晴らしいです。5曲目が4人名義なのでフリー・インプロヴィゼーションと書きましたけど、既成の曲のようにはっきりとした内容になっているし、ECMにしては元気な曲が多めなので、これもなかなかいい感じで1時間弱のCDを聴けてしまいます。2650番という、ちょっと番号が若いにも関わらず、節目の番号を取っておいたのは、何らかの理由でリリースが遅れていたのではと思わせますが、それでも今聴けるのは、ラッキーなんじゃないかと思わせます。ストリーミングで先に聴きましたが、やはりCDで聴いた方が集中できますね。

 

September Night/Tomasz Stanko(Tp) Quartet(ECM 2650)(輸入盤) - Recorded September 9, 2004. Marcin Wasilewski(P), Slawamir Kurkiewocz(B), Michal Miskiewicz(Ds) - 1. Hermento's Mood 2. Song For Salah 3. Euforila 4. Elegant Piece 5. Kaetano 6. Celina 7. Theatrical

(24/06/24)20年前のライヴで、その時組んでいたマルチン・ボシレフスキ・トリオとの演奏。収録時間は58分で、5曲目がフリー・インプロヴィゼーションの他は全曲トーマス・スタンコの作曲。1曲目は温かみのある分かりやすいメロディの非ビート系のジャズですが、この前の’02年に同じメンバーで録音した「Suspended Night」でも演奏した2曲目もあり、ECMらしいテンポの曖昧な語り掛けるようなジャズもあります。もちろん激しめの曲もあり。あまりライヴを意識させない作りになっていて、どの曲も聴きごたえはあると思います。このメンバーでは、「Lontano」含め確かこのアルバムで3枚だと思いますが、やはり、このトリオとの演奏は安定していて、当時のこのライヴがいかに評判が良かったかを伝えるものになってます。

2023/02/02

J.S. Bach/Andras Schiff/Clavicord

2635 ECM New Seriesの新譜が届いているので、先に聴きます。ECMの方も3枚あるのですけど、繁忙期になっているので、毎日連続で更新できるかは、その時になってみないと。これは私の大好きなバッハのアルバムで、しかも演奏がアンドラーシュ・シフ。でも楽器がクラヴィコードという、当時バッハが使っていたという鍵盤楽器です。音的な好みはやはりハープシコードやピアノでの演奏ですけど、こういう録音を残すのは歴史的価値があるようで、いろいろと賞をもらっているみたいですね。収録時間は83分と、CD2枚にするには微妙な時間ですけど、あえてこの価値で録音したものを残すという、強い意志が感じられます。

 

J.S. Bach/Andras Schiff(Clavicord)/Clavicord(ECM New Series 2635/36)(輸入盤) - Recorded July 2018. - Johann Sbastian Bach: [CD1] 1-6. Capriccio Sopra La Lontananza Del Fratello Dilettissimo BMV 992 7-21. Inventions BMW 772-786 22-25. Four Duets BWV 802-805 26. Recercar A 3 BWV 1079 [CD2] 1-15. Sinfonias BWV 787-801 16-17. Chromatic Fantasia And Fugue BWV 903

(23/01/31)J.S. Bachは18世紀ドイツの作曲家。今回は主に彼の初期の頃の作品を、アンドラーシュ・シフが当時の楽器、クラヴィコードを使って弾くという初めてのアルバム。ピアノやハープシコードに比べて、ちょっとおもちゃに近いような音が出ていますが、これが当時の彼の作曲環境だったんですね。そういう意味では歴史を再現していて、知っている曲もあるし、非常に興味深い内容になっています。やはりバッハだなと思います。

2022/05/16

Lunea/Heinz Holliger

2622 ECMの3枚目(2枚組)はNew Seriesです。で、現状今のレベルでの最難関の英語以外の新作オペラ。昔、クラシック初心者時代は外部の人にいろいろ叩かれて、それらのコメントは直しているものも多いですが、この新作オペラというのは今でも自分にとっては難関です。代替インストルメンタルなものなら現代音楽でも大丈夫な体にはなっているんですけどね(笑)。しかもCD2枚組102分。製作側もマーケットは自分の近い地域の欧州を想定しているんではないかと思います。こういう作品を深い理解を占めるにはどうしたらいいか、分かる人からご教授願いたいとは思いますけど、今の段階では聴いた、という足跡を残しておきます。ストリーミングにもあります。

 

Lunea/Heinz Holliger(Comp, Cond)(ECM New Series 2622/23)(輸入盤) - Recorded March 2018. Christian Gerhaher(Baritone), Juliane Bance(Soprano), Ivan Ludlow(Baritone), Sarah Maria Sun(Soprano), Annette Schonmuller(Mezzo Soprano), Philharmonia Zurich, Basler Madrigalisten, - [CD1-2] Lenau-Szenen In 23 Lebensblattern

(22/05/14)Heinz Holligerはスイスのオーボエ奏者、作曲家。彼による「ルネア」のライヴ録音。内容はオペラで、CD2枚組にもわたり、ニコラウス・レーナウの生涯と精神が織り交ぜられた音楽とのこと。CDには120ページにもなる冊子が入っていて詳しい説明がなされていますが、ここは長時間のオペラを聴いて、その流れに身を任せるのもいいのではと。収録時間は102分。CD収録部分は紙ジャケ風になっています。なかなかの力作。

2021/11/10

Gyorgy Kurtag/Antonin Dvorak/Parker Quartet/Kim Kashkashian

2649 ECM New Seriesの2枚目はストリング・クァルテットにキム・カシュカシアンが中盤で加わる演奏。前後がGyorgy Kurtagの、6つの楽興の時(前)、セルヴァンスキを追悼する小聖務日課(後)、そして中ほどがAntonin Dvorakの弦楽五重奏曲第3番、となっています。アメリカの弦楽四重奏団ですが、うち3人が東洋系というのも珍しいですが、演奏自体はかなり良いらしく、グラミー賞をとったこともあるとのこと。現代音楽とクラシックの合わせ技はECM New Seriesの得意とするところですが、合わせ具合もなかなかいいのではないかと思います。現代音楽のところは、やはりシリアスですけれども。

 

Gyorgy Kurtag/Antonin Dvorak/Parker Quartet/Kim Kashkashian(Viola)(ECM New Series 2649)(輸入盤) - Recorded November 2018. Parker Quartet: Daniel Chong(Vln), Ken Hamao(Vln), Jessica Bonder(Viola), Kee-Hyun Kim(Cello) - Gyorgy Kurtag: 1-6. Six Moments Musicaux Op.44 Antonin Dvorak: 7-10. String Quintet No.3 In E-flat Major Op.97 Gyorgy Kurtag: 11-25. Officium Breve

(21/11/08)Gyorgy Kurtagはルーマニア生まれ、ハンガリー人の20-21世紀の現代音楽家、Antonin Dvorakは19世紀から20世紀初頭までのチェコの作曲家。Kim Kashkashianはクインテットの7-10曲目に参加。クァルテットのメンバーは東洋人が多いですがアメリカのクァルテット、演奏は西洋そのものです。収録時間は63分。現代音楽を前後に置き、聴きやすいクラシックを真ん中にはさみこむ構図はNew Seriesが得意としてます。

2021/11/09

J.S.Bach/Fred Thomas/Three Or One

2640ECM(New Seriesを含む)が3枚到着したので、先に聴いていきます。このバッハ集は編曲したものということで、クラシック・バロックの世界では珍しいことと思うのですがどうなんでしょうか。収録時間は61分。オルガン曲集の編曲が多いということで、楽器での表現の違いにも興味があります。ジャズだとテーマだけあって一気にアドリブになだれ込む、ということがありますが、New Seriesの方ではあくまでもバロックの範疇で、原曲のイメージの解釈にとどめて、あくまでもバッハの曲ということを前面に出した解釈なので、落ち着いて聴くことができます。こういうアルバムが出せるのも、やはりECMだからかな、と思います。

 

J.S.Bach/Fred Thomas(P)/Three Or One(ECM New Series 2640)(輸入盤) - Recorded 2012, 2018. Aisha Orazbayeva(Vln), Lucy Railton(Cello) - 1. Ach Bleib Bei Uns, Herr Jesu Christ 2. Herr Christ, Der Ein'ge Gottes Sohn 3. Ich Ruf Zu Dir, Herr Jesu Christ 4. Durch Adams Fall Ist Ganz Verderbt 5. Erbarm Dich Mein, O Herre Gott 6. Sinfonia 7. Alle Mencshen Mussen Sterben 8. Der Tag, Der Ist So Freudereich 9. Christe, Du Lamm Gottes 10. Liebster Jesu, Wir Sind Hier 11. Aria "Wie Zittern Und Wanken Der Sunder Gadanken" 12. Aria "Weichet Nur, Betrubte Schatten" 13. Aria "Jesu, Meines Todes Tod" 14. Aria "Wie Furchtsam Wankten Meine Schritte" 15. Wenn Wir In Hochsten Noten Sein 16. Golobet Seist Du, Jesu Christ 17. O Gott, Du Frommer Gott 18. O Lamm Gottes Unschuldig 19. Jest, Meine Freude 20. Allein Gott In Der Hof Sei Ehr 21. In Dulci Jubilo 22. Gott, Durch Deine Gute 23. Das Alte Jahr Vergangen Ist 24. Maine Seele Erhebt Den Herren

(21/11/08)バッハの曲をFred Thomasが編曲して3人で演奏したアルバム。6、11-14曲目はピアノのソロ。クラシックやバロックというと楽譜に忠実に演奏するのを旨としますが、ここではあえて編曲(アレンジ)しての演奏。古楽などでは時々見かけますけど、バッハでは私は経験がほとんどないと思います。それでも元の音楽の研究の上での編曲ということで、バッハの曲という範疇から外れることなく、心地よいバッハの曲を聴かせます。

2021/04/13

Bayou/Thomas Stronen/Ayumi Tanaka/Marthe Lea

2633 ECMの新譜が3枚届きましたので、また聴いていきます。このアルバムでも日本人の田中鮎美がピアニストとして参加していますが、ノルウェー在住のため、北欧のトリオの演奏として聴いていいんじゃないかと思います。多少盛り上がる場面はあるものの空間を生かした、音数が少なめのインプロヴィゼーションです。オーディオ的にも静かな中で間を生かしたドラムスの音がなかなか印象的です。特に緩いバスドラのドーンという音の揺れは、気持ち的に安定感をもたらし、インプロヴィゼーションもそのやり取りで、間がありつつも完成度の高いものになって聴こえてきます。聴く人を選ぶかもしれないけど、個人的には心に深く突き刺さったアルバム。

 

Bayou/Thomas Stronen(Ds, Per)/Ayumi Tanaka(P)/Marthe Lea(Cl, Voice, Per)(ECM 2633)(輸入盤) - Recorded August 2018. - 1. Bayou 2. Pasha 3. Duryea 4. Nahla 5. Varsha 6. Eyre 7. Dwyn 8. Bayou II 9. Como 10. Chantara

(21/04/12)1、8曲のみノルウェーの民謡に基づいたインプロヴィゼーションで、他の曲は全て3人のインプロヴィゼーション。収録時間は42分。1、8曲目は歌詞入りのヴォイスが入っているけど、やはり北欧の冷たい空気が漂うような静かなやり取りです。時に盛り上がりもあったり、それでいて優しい、緊張感も混ざるようなスローなフレーズが主に続きます。2曲目はドラムスとパーカッションが最初入って、ピアノも加わって、非メロディ的なやり取りがなかなか。その後の曲も3曲目のようにクラリネットが入ったりピアノが目立ったりと、それぞれのメンバーへの重点を変えつつ、アルバムがひとつの物語のように流れていきます。北欧らしいインプロヴィゼーションで作られたアルバム。このメンバーだからというのもあるかも。

2021/03/24

Hosokawa/Mozart/Momo Kodama/Seiji Ozawa/Mito Chamber Orchestra

2624ECM New Seriesの新譜の2日目。何と日本人のピアニスト(彼女はECMには何度目かの登場だけど)と、何と何と小澤征爾の指揮でこのレーベルから出るとは思いませんでした。収録も日本で、’06年の録音でクレジットにマンフレート・アイヒャーの文字がないところを見るとおそらく持ち込み音源でしょう。テーマは統一されているとはいえ、現代音楽とクラシックがここでは半々にカップリングされているのもいかにもECM New Seriesらしいです。まあ、細川俊夫作品がモーツァルトにささげられている、ということが書かれてなければ、アルバムのテーマとしては分からなかったかもしれませんけれども。

 

Hosokawa/Mozart/Momo Kodama(P)/Seiji Ozawa/Mito Chamber Orchestra(ECM New Series 2624)(輸入盤) - Recorded December 2006. - Toshio Hosokawa: 1. Lotus Under The Moonlight Wolfgang Amadeus Mozart: 2-4. Concerto No.23 In A-major, K.488

(21/03/24)収録時間49分のコンサート。細川俊夫は20-21世紀日本の現代音楽家、モーツァルトは18世紀オーストリアの音楽家。現代音楽とクラシックのカップリングはECMらしい。細川作品はモーツァルトに捧げられています。ただしモーツァルトらしさはなく重厚な細川らしい現代音楽作品。テーマとして一貫しているので、こういう組み合わせもありかな、とは思います。小澤征爾の指揮で、全面的に日本人が出ているのも珍しい。

2020/11/22

Albores/Dino Saluzzi

2638 また新譜が5枚入ってきました。このところ集中してきますね。今日は、その中でも急いで聴かなければ、というのがあって、それをまずアップしていきます。実はこのアルバム、当初11月6日発売予定のところ、日本では20日になってしまい、HMVでは在庫なしでそれから8-15日かかるということで、価格は高くなるも在庫のあるAmazonに注文替えして先ほど届いたところです。ECMブログの毎日番号順という目標を達成するには29日アップ予定のこのアルバムを早く入手しなければ、ということで。それにしても1時間、バンドネオンのソロなんですけど、聴いていて全然飽きません(少なくとも私は)。まあ、ECM沼でしょうけれども。

 

Albores/Dino Saluzzi(Bandomeon)(ECM 2638)(輸入盤) - Recorded February - October 2019. - 1. Adios Maestro Kancheli 2. Ausencias 3. Sugen Me Cuenta La Vida - Milonga 4. Intino 5. La Cruz Del Sur (2da Cadencia) 6. Ecuyere 7. Ficcion 8. Don Caye- Variaciones Sobre Obra De Cayetano Saluzzi 9. Ofrenda -Tocata

(20/11/22)全曲ディノ・サルーシの作曲で、ソロアルバム。収録時間は61分。邦題は「夜明け」。バンドネオン1台でもジャズでなくても、けっこう聴かせてくれるアルバムかと。もちろんECM的な観点で、ということですけど。淡々と哀愁を含んだミディアムやスローの曲が続きますが、そこが彼の個性と思って、いいと思う人は少なくないはず。マンフレート・アイヒャーのプロデュースなので、そのあたりのことは計算済みなのでしょう。アルゼンチンの彼のスタジオでの録音ですが、やはりそのあたりのボーダーレスな空気感というのが伝わってきます。少し収録時間が長めですが、これを良いと感じるか、退屈だと感じるかは、聴き手に委ねられています。ソロでのメロディやコード、カウンターメロディなど興味はなかなか尽きません。

2020/10/13

Johannes Brahms/Clarinet Sonatas/Andras Schiff/Jorg Widmann

2621ECMはじめ、全部で3枚のアルバムが届いたので聴いていきます。最初はECM New Seriesのブラームスのクラリネットソナタ。そこにクラリネット奏者作曲のピアノ独奏曲がはさみこまれるという、ECMらしい手法で作られたアルバムです。収録時間は64分。今までに聴いてきたクラシックアルバムは400枚を超えましたが、ほとんどがECM New Series。さすがに初心者とはもう言わないですが、広くクラシックを聴いていないので、実はコメントで「王道」と書いたけど、正しいのかどうか。ECMのクラシックらしい、しかも少し温かみのある音、と言えばいいのでしょうか。まあ、アンドラーシュ・シフの演奏ならけっこう売れそうではありますが。

 

Johannes Brahms/Clarinet Sonatas/Andras Schiff(P)/Jorg Widmann(Cl)(ECM New Series 2621)(輸入盤) - Recorded May 2018. - Johannes Brahms: 1-3. Sonata E-flat Major Op.120/2 Jorg Widmann: 4-8. Intermezzi Johannes Brahms: 9-12. Sonata F Minor Op.120/1

(20/10/12)ブラームスは19世紀ドイツの作曲家。ここでは晩年のクラリネットソナタ集からの演奏と、間にクラリネット奏者のJorg Widmann作によるピアノの独奏曲がはさまれてます。「Intermezzi」というタイトルの割には15分以上あり、ブラームスの曲より少し現代音楽的ですが、なかなか聴きごたえがあります。シフに捧げられた曲。やはりメインディッシュはブラームスの方となるので、満足感の高い、王道らしい録音の演奏が聴けます。

2020/06/08

Discourses/Jon Balke

2648 ECMの新譜聴き2日目。今日はヨン・バルケのソロ・ピアノにエフェクトを重ねてかけたアルバムです。詳細は分からないけど、ソロ・ピアノだけでもアルバムが成立すると思うのですが、あえてエフェクトを重ねて北欧のジャズっぽい雰囲気を出してみたような感じです。派手にかかっているわけではないし、これはこれで作品として面白いとは思います。43分で16曲と、少し短めの曲で集めているのも、聴いていて気分の切り替えに役立っているのでは、と思います。録音年月がDecember 2020と印刷されてはいるけど、これはまちがいですが、実際のところ2018か2019かは判明しなかったでした。まあ、それはいいでしょう。

 

Discourses/Jon Balke(P, Sound Processing)(ECM 2648)(輸入盤) - Recorded December 2018?. - 1. The Self And The Opposition 2. The Facilitator 3. The Container 4. The Assumptions 5. The Certainties 6. The Suspension 7. The Polarisation 8. The Second Argument 9. The Why 10. The Deliberation 11. The First Argument 12. The How 13. The Mutuality 14. The First Afterthought 15. The Second Afterthought 16. The Third Afterthought

(20/06/07)全曲ヨン・バルケの作曲。ピアノのソロに、サウンド・プロセッシング(エフェクト?)を薄くかけて、その小品の、おそらくインプロヴィゼーションが続きます。フリー的にも聴こえたり、叙情的に聴こえる部分も。43分収録でそこに16曲あるので、やはり凝縮型の録音とも思えますが、基本的にフリーなアプローチのECM型ともいえるので、割と飽きないで聴くことができます。効果音的なエフェクトも、音量が小さめに、地味にかかっているので、アコースティック・ピアノの演奏を邪魔するものではないし、かえって北欧的なジャズという雰囲気を出す効果になっています。これも面白い。いくつか組になっているタイトル曲がありますが、収録時にまとめて連続して、インスピレーションの湧き出るままに録音をしていったのかも。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Criss Cross1001-1050番 Criss Cross1051-1100番 Criss Cross1101-1150番 Criss Cross1151-1200番 Criss Cross1201-1250番 Criss Cross1251-1300番 Criss Cross1301-1350番 Criss Cross1351-1400番 Criss Cross1401-1450番 Criss Crossレーベル ECM1001-1050番 ECM1051-1100番 ECM1101-1150番 ECM1151-1200番 ECM1201-1250番 ECM1251-1300番 ECM1301-1350番 ECM1351-1400番 ECM1401-1450番 ECM1451-1500番 ECM1501-1550番 ECM1551-1601番 ECM1602-1650番 ECM1651-1701番 ECM1702-1750番 ECM1751-1801番 ECM1802-1851番 ECM1852-1900番 ECM1901-1950番 ECM1951-2000番 ECM2001-2050番 ECM2051-2101番 ECM2102-2150番 ECM2151-2200番 ECM2201-2250番 ECM2251-2300番 ECM2301-2349番 ECM2350-2400番 ECM2401-2450番 ECM2451-2499番 ECM2500-2550番 ECM2551-2600番 ECM2601-2650番 ECM2651-2701番 ECM2702-2750番 ECM2751-2800番 ECM2801-2850番 ECM3901番-(アナログ) ECM5001番-(映画・ドキュメンタリーDVD) ECM5501番-(音楽DVD)他 ECM5801番-, ECM SP(ジャズと詩) ECMレーベル ECM未分類(雑記含む) Enjaレーベル Hatologyレーベル J-POP JAPOレーベル JMTレーベル Steeple Chaseレーベル Winter&Winterレーベル ウェブログ・ココログ関連 オーディオ クラシック・現代音楽 ジャズ ストリーミング パソコン・インターネット フュージョン・ファンク ライヴ・コンサート レコード ロック・ポップス 上半期・年間ベスト 携帯・デジカメ 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 映画音楽・ナレーション 書籍・雑誌 楽器 澤野工房 音楽

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト