Danish String Quartet/Beethoven/Webern/Bach/Prism V
ECM(New Seriesを含む)の新譜が4枚入ってきたので、番号順に聴いていきます。当初、2561番がでて、しばらく空欄だったので、また空き番号が出てくるのかなと思ったら、だいたい1年に1枚ずつ、連続番号でこのDanish String Quartetは出てきましたね。アンドラーシュ・シフも、同様のやり方でベートーベンのピアノ・ソナタ集を過去に出していたので、ECMにとって、このストリング・クァルテットは特別な扱いになっていることを意味します。ややオーソドックスなクラシックが多めなものの、現代音楽も織り交ぜているアルバムがあるのは、やはり昔からのECM New Seriesのお得意な手段でもありますし、マンフレート・アイヒャーがプロデュースしているので、かなり力を入れているアルバム群ですね。
Danish String Quartet/Beethoven/Webern/Bach/Prism V(ECM New Series 2565)(輸入盤) - Recorded June 2021. Rune Tonsgaard Sorensen(Vln), Frederik Oland(Vln), Asbjorn Norgaard(Viola), Fredrick Schoyen Sjolin(Cello) - Johann Sebastian Bach: 1. Chorale Prelude Vor Deinen Thron Tret Ich Hiermit BWV 668 Ludwig Van Beethoven: 2-5. String Quartet No.16 In F Minor Op.135 Anton Webern: 6. String Quartet Johann Sebastian Bach: 7. Contrapunctus XIV "Fuga A 3 Soggetti" BWV 1080
(23/05/15)バッハは18世紀ドイツの作曲家、ベートーベンは18-19世紀ドイツの作曲家、ウェーベルンは20世紀オーストリアの作曲家。収録時間は60分。この中ではウェーベルンが現代音楽に近い響きを持っていますが、それでも1905年の作曲。アンドラーシュ・シフに続いて、一連番号を取って、連続して発表するのは、ECM New Seriesにとって特別なこと。その完結編であります。5年かかって5枚出たので、連続して聴きたい。
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