Night Sessions/The Dowland Project/John Potter
もうしばらく前(1ヶ月ぐらい前かな)に出ていたECM New Seriesを1枚、やっとゲットできました。ECM番号が若いし、録音が’01年と’06年になっているので、しばらく出るのが保留だったのか。前のダウランド・プロジェクトと比べて、古楽からバロックのあたりよりは、現代フリー的なアプローチの曲も目立っていて、当時だったらこういう演奏はしないだろう、という部分もあったりして、これが発売が遅れる原因だったのか、どうなのか。資料によれば既成曲のようなんですけれど、何だかインプロヴィゼーションの曲が多いような気がしているのは私だけでしょうか。まあ、ジャケットの英文のところを全部読んでみればいいんでしょうけれども。
Night Sessions/The Dowland Project/John Potter(Tenor)(ECM New Series 2018)(輸入盤) - Recorded September 2001 and January 2006. Stephen Stubbs(Lute, Chitarrone, Baroque G, Vihuela), John Surman(Ss, Bcl, Per), Maya Homburger(Baloque Vln), Milos Valent(Vln, Viola), Barry Guy(B) - 1. First Descent 2. Menino Jesus A Lapa 3. Recercar 4. Can Vei La Lauzeta Mover (De Ventadorn) 5. First Triage 6. Man In The Moon 7. Corpus Christi 8. Whistling In The Dark 9. Swart Mekerd Smethes 10. Fumeux Fume (Solage) 11. Hortus Ignotus 12. Mystery Play 13. I Sing Of A Maiden 14. Theoleputus 22 15. Second Descent 16. Second Triage 17 Prelude (Attaignant)
(13/08/03)プロジェクト4作目の今作は、中世、ビザンティンからルネッサンスまでのさまざまな曲を取り上げているとのこと。どの曲も参加したメンバーのクレジットがあり、曲ごとにメンバーが違います。ジョン・ポッター参加のヴォーカル曲は17曲中11曲あり。。表現はインプロヴィゼーション的なのもあり、参加した人で打ち合わせたものか。そこにジャズの人も関わって、6、8-9、11曲目のように現代フリー的な独特な世界も。問題作か。
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