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カテゴリー「ECM2001-2050番」の37件の記事

2013/08/03

Night Sessions/The Dowland Project/John Potter

2018
もうしばらく前(1ヶ月ぐらい前かな)に出ていたECM New Seriesを1枚、やっとゲットできました。ECM番号が若いし、録音が’01年と’06年になっているので、しばらく出るのが保留だったのか。前のダウランド・プロジェクトと比べて、古楽からバロックのあたりよりは、現代フリー的なアプローチの曲も目立っていて、当時だったらこういう演奏はしないだろう、という部分もあったりして、これが発売が遅れる原因だったのか、どうなのか。資料によれば既成曲のようなんですけれど、何だかインプロヴィゼーションの曲が多いような気がしているのは私だけでしょうか。まあ、ジャケットの英文のところを全部読んでみればいいんでしょうけれども。


Night Sessions/The Dowland Project/John Potter(Tenor)(ECM New Series 2018)(輸入盤) - Recorded September 2001 and January 2006. Stephen Stubbs(Lute, Chitarrone, Baroque G, Vihuela), John Surman(Ss, Bcl, Per), Maya Homburger(Baloque Vln), Milos Valent(Vln, Viola), Barry Guy(B) - 1. First Descent 2. Menino Jesus A Lapa 3. Recercar 4. Can Vei La Lauzeta Mover (De Ventadorn) 5. First Triage 6. Man In The Moon 7. Corpus Christi 8. Whistling In The Dark 9. Swart Mekerd Smethes 10. Fumeux Fume (Solage) 11. Hortus Ignotus 12. Mystery Play 13. I Sing Of A Maiden 14. Theoleputus 22 15. Second Descent 16. Second Triage 17 Prelude (Attaignant)

(13/08/03)プロジェクト4作目の今作は、中世、ビザンティンからルネッサンスまでのさまざまな曲を取り上げているとのこと。どの曲も参加したメンバーのクレジットがあり、曲ごとにメンバーが違います。ジョン・ポッター参加のヴォーカル曲は17曲中11曲あり。。表現はインプロヴィゼーション的なのもあり、参加した人で打ち合わせたものか。そこにジャズの人も関わって、6、8-9、11曲目のように現代フリー的な独特な世界も。問題作か。

2013/07/21

Melodic Warrior/Terje Rypdal

2006
ECMレーベル新譜聴き2日目。これはNew Seriesではないけれど、テリエ・リピダルがエレクトリック・ギターで参加しているという点を除けば、オーケストラをバックにしている(というよりオーケストラが主役か)という点で、ほぼ完全に現代音楽のサウンドのジャンルに入ると思います。なのでジャズファンからすれば、扱いの難しいアルバムかもです。ECMレーベルのファンとしてはこういうのもアリかなとも思うのですが、現代音楽OKの人でないと、という点はあるかと。でも前半のヒリヤード・アンサンブルの使い方は、印象的だったことを付け加えておきます。ボーダーレスのレーベルは、ジャンル分けが難しいです。


Melodic Warrior/Terje Rypdal(G)(ECM 2006)(輸入盤) - 1-9. Melodic Warrior: Recorded December 2003. The Hilliard Ensemble: David James(Countertenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Steven Harrold(Tenor), Gordon James(Baritone), Bruckner Orchester Linz, Dennis Russell Davis(Cond) 10-14. And The Sky Was Colours With Waterfalls And Angels: Recorded November 2009. Wroclaw Philharmonic Orchestra, Sebastian Perlowski(Cond)

(13/07/21)2つの曲からなっていて、両方ともテリエ・リピダルの作曲と、エレクトリック・ギターでの参加。曲自体は完全にクラシック/現代音楽の領域なんだけれども、彼の作曲ということと、エレキ・ギターがやはりけっこう加わっているということでNew Seriesではなくて、ECMとしての発売になっているのではないかと思います。前半の曲ではヒリアード・アンサンブルのコーラスを効果的に使っていて、彼らの歌が時々出てくる場面が印象的。基本的には現代音楽的に流れていくような、静かな部分もあれば激動している雰囲気の部分もあります。ギターの音色がマッチしてます。後半の曲はさらに荘厳な感じだけれども、どちらも印象的には似ている感じもしないでもない。ただ、コーラスのあるなしで、サウンド的には違いはあるかも。

2010/08/10

Strata/Erkki-Sven Tuur

2040
今回はこのアルバム1枚だけ他のアルバムから離れた日に発売されていて、通常だったら2-3枚ずつここで紹介するんですけど、とりあえずこれのみの紹介です。エルッキ=スヴェン・トゥールのアルバムはもうECMから何枚も出てます。うーんと難解ってイメージはないですが、やはり現代音楽なので無調です。でもこのぐらいのサウンドは、テレビや映画のバックにかかる荘厳なサウンドとしても使えそうで、面と向かってじっくり聴くのは現代音楽好きではないとつらいにしても、なかなかドラマチックな感じではありますね。もちろん、聴く人を選びます。


Strata/Erkki-Sven Tuur(ECM New Series 2040)(輸入盤) - Recorded May 2007 and June 2009. Jorg Widmann(Cl), Carolin Widmann(Vln), Nordic Symphony Orchestra, Anu Tali(Cond) - 1. Symphony No.6 Strata 2. Noesis

(10/08/10)エルッキ=スヴェン・トゥールは20-21世紀エストニアの現代音楽家。’07年と’05年の曲を収録しています。いかにもヨーロッパの現代音楽という温度感の低さを持ってますが、極端に難解な感じでもなさそうです。1曲目のタイトル曲は演奏しているオーケストラと指揮者に捧げられています。番号が付けられているシンフォニーなので、けっこう大作を聴いている感じ。2曲目はクラリネット、ヴァイオリンとオーケストラのための曲。

2010/05/31

Crime Scene/Terje Rypdal

2041
ECMレーベル新譜聴き2日目。今日はECMの初期の頃から活躍しているギタリスト、テリエ・リピダルの新譜です。以前からオーケストラ指向が強く、共演作だけではなくて、作曲家としてだけでの登場もありましたが、今回はビッグバンド(でもサウンドは通常のジャズのビッグバンドとは大きく異なりますが)との共演で、彼としては新機軸だったのでは、と思います。時にファンク・サウンドになって、トランペットでパレ・ミッケルボルグがソロで吹いている時には、マイルスの影響も何となく感じられる場面もありました。そして、現代音楽やフリーにも接近。聴く人を選ぶアルバムかもしれませんが、これが出たのは彼の経歴からして必然的かも。


Crime Scene/Terje Rypdal(G)(ECM 2041)(輸入盤) - Recorded May 2009. Palle Mikkelborg(Tp), Stale Storlokken(Org), Paolo Vinaccia(Ds, Sampling), Bergen Big Band, Directed by Olav Dale - 1. Clint - The Manace 2. Prime Suspects 3. Don Rypero 4. Susupicious Behaviour 5. The Good Cop 6. Is That A Fact 7. Perli Con Me?! 8. The Criminals 9. Action 10. One Of Those 11. It's Not Been Written Yet 12. Investigation 13. A Minor Incident 14. Crime Solved

(10/05/30)ライヴ録音で、全14曲中7曲目以外がテリエ・リピダルの作曲。総勢17名のビッグバンドを従えての演奏です。タイトルも「犯罪のシーン」とでもいうのか、組曲になっていて曲もつながり、時にヴォイスも入って、何やら怪しげな物語風。ビッグ・バンドはオーソドックスな編成ですけれども、ジャズ的ではなくて、現代音楽のオーケストラというか、時にはフリーのような響きが強調されることも。今まで現代音楽的な傾向はあったけれども、こういうサウンドは彼の新傾向かも。そこに漂うような、やはり幻想性と攻撃性のある彼のエレクトリックギターが絡んで、ギターはモロにロックしていることも。マイルスの影響も少し? アルバム中盤にはファンクビートの効いたサウンドの場面もある程度長くあるし、緩急自在なアプローチ。

2009/09/27

Crystal Silence/The ECM Recordings 1972-79/Gary Burton/Chick Corea

2036
ECMレーベルがまた届きました。今回はゲイリー・バートンとチック・コリアの4枚組BOXセットなのですが、今回のセットは以前CDになっていたものの再発もの。でも、うれしいことに以前のCD化の際にカットされていた2曲が復活しているんですね。もっとも私はそのLPを持っていなかったので、どんな曲か今回はじめて分かったのでしたが。ECMではCD化されていないもの、CD化の際に曲がカットされたものなど、まだまだありますので、どんな形でも再発してもらえたら、と思います。ヴァイブラホンとピアノのデュオでジャズというのは当時珍しかったですが、これらが名盤であることに違いはありません。


Crystal Silence/The ECM Recordings 1972-79/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)(ECM 2036-39)(輸入盤) - Crystal Silence - Recorded November 6, 1972. - 1. Senor Mouse 2. Arise, Her Eyes 3. I'm Your Pal 4. Desert Air 5. Crystal Silence 6. Falling Grace 7. Feelings And Things 8. Children's Song 9. What Game Shall We Play Today - Duet - Recorded October 23-25, 1978. - 1. Duet Suite 2. Children's Song No. 15 3. Children's Song No. 2 4. Children's Song No. 5 5. Children's Song No. 6 6. Radio 7. Song To Gayle 8. Never 9. La Fiesta - In Concert, Zurich, October 28, 1979 - Recorded October 28, 1979 - 1. Senor Mouse 2. Bud Powell 3. Crystal Silence 4. Tweak 5. I'm Your Pal/Hullo, Bolinas 6. Love Castle 7. Falling Grace 8. Mirror, Mirror 9. Song To Gayle 10. Endless Trouble, Endless Pleasure

(09/09/26)「Crystal Silence」(ECM 1024)「Duet」(ECM 1140)「In Concert, Zurich, October 28, 1979」(ECM 1182/83)の再発のCD4枚組。今回の再発で、CD化のときに削られた「In Concert, Zurich, October 28, 1979」の中の2曲、「I'm Your Pal/Hullo, Bolinas」「Love Castle」が復活しているのがうれしい。どちらもソロの曲で、CD4の1-2曲目におさめられています。「I'm Your Pal/Hullo, Bolinas」はスティーヴ・スワロウ作で、ゲイリー・バートンの温かみのある、時に速いパッセージだけれどもやや落ち着いたソロが展開します。「Love Castle」の方はチック・コリア作で何と15分近いソロ作品。クラシック的な温度感の低い、カチッとしたやや静けさを伴った演奏から、躍動的、ラテン的に盛り上がる場面もあるドラマチックな演奏。

2009/09/05

Johann Sebastian Bach/Six Partitas/Andras Schiff

2001 8月は1枚もなかったECMレーベルですが9月に8種類ぐらい登場してきます。今日はその第1弾でシフのバッハ集。CD2枚組で130分以上もあるので、聴くのは大変でしたけど、ちょっと前はコンサートでベートーベンのピアノソナタを全部収録するぐらいの人。元々はバッハも弾いていたそうで、かなり安定感があります。検索をかけてみても、このアルバムの評価は高いようで、果たしてこのアルバムが名作になるのかどうか。私は「良かった」という印象以外、クラシックやバロック音楽はあまりよく分かりませんが、ECMも40周年を意識して、今月は力が入っています。いい位置を占めるんではないでしょうか。

 

Johann Sebastian Bach/Six Partitas/Andras Schiff(P)(ECM New Series 2001/02)(輸入盤) - Recorded September 21, 2007. - 1-7. Partita 5 in G Major BWV829 8-14. Partita 3 in A Minor BWV827 15-21. Partita 1 In B-flat Major BWV825 22-27. Partita 2 In C Minor BWV826 28-34. Partita 4 In D Major BWV828 35-41. Partita 6 In E Minor BWV830

(09/09/05)CD2枚組。コンサートの演奏。バッハは18世紀ドイツの有名な作曲家です。どんどんコンサートで完璧な演奏を聴かせてしまうアンドラーシュ・シフはタダモノではないと思います。バッハの曲ということもあって、速いパッセージの場面もあるにしても、構成美もあるし、構成的にけっこう安定しているため、それをシフのバッハを得意とする安定した演奏で聴けて、安心感があります。収録は番号順ではないですが、それもまたよし。

2009/07/01

Brewster's Rooster/John Surman

2046
ECMレーベルの新譜が2枚届いたので、これらを先に聴くことにします。いやはや、ドリームグループとも言うべきスゴいメンバーが集まっています。でも、CDを聴いていてヘンだぞ、と思いました。何かが物足りないと思ったら、ドラムスがやや引っ込みぎみにバランスがとられているというよりは、全体的に音圧が低くなっています。それなりの音量で聴けば迫力のあるサウンドになるのになあ、と思いました。意図的にECMサウンドになるように音圧を下げているのか、いつもより2-3デシベルアンプのヴォリュームを上げて聴かなければなりませんでした。そこを除けばいいアルバムなんだけど、何でこういう音圧にしたのか、ちょっともったいないですね。


Brewster's Rooster/John Surman(Bs, Ss)(ECM 2046)(輸入盤) - Recorded September 2007. John Abercrombie(G), Drew Gress(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Slanted Sky 2. Hilltop Dancer 3. No Finesse 4. Kickback 5. Chelsea Bridge 6. Haywain 7. Counter Measures 8. Brewster's Rooster 9. Going For A Burton

(09/07/01)1曲目がJohn Warren作で5曲目がビリー・ストレイホーン作、他は全曲ジョン・サーマン作。スゴいメンバー。音は音圧全体が低めな感じがします。意図的か。メランコリックで静かな展開を持つ、夢の中を漂う1曲目、小刻みなリズムで躍動感を出し、少しラテン的またはファンク的なベースのアプローチの2曲目、ちょっと引っ掛かりがあるジャズ的なサウンドの3曲目、4ビートではなくてもアップテンポで斬り込みの鋭い4曲目、しっとりとしたバラードで温かみも聴かせる5曲目、フリーのアプローチで徐々に盛り上がっていく6曲目、中盤は温度感が高くないまま走っていく曲調の10分台の7曲目、8分の9拍子でリズミカルかつ割と淡々と進むタイトル曲の8曲目、やや激しい感じのファンクなのですが音圧で惜しい9曲目。

2009/06/21

Siwan/Jon Balke/Amina Alaoui

2042
ECMレーベルの面白いところは、このアルバムで言うと北欧のヨン・バルケとモロッコ出身のAmina Alaouiを組み合わせてしまって、西洋音楽と中近東の音楽との折衷音楽を作ってしまうこと。今回の場合は中近東の味付けが濃いですけど、キーボードやエレクトロニクスなども地味に混ぜ込んで、流して聴いてもあまり違和感がないようにしてしまうところです。とは言うものの、このアルバムをジャズか民族音楽かというと、どちらかと言えば民族音楽に区分されるようなサウンドです。いわゆるジャズ度というのはほとんどなし。まあ、ECMには珍しいことではないんですけれども。


Siwan/Jon Balke(Key, Cond)/Amina Alaoui(Vo)(ECM 2042)(輸入盤) - Recorded 2007-2008. Jon Hassel(Tp, Electronics), Kheir Eddine M'Kachiche(Vln), Helge Norbakken(Per), Pedram Khavar Zamini(Zarb), Barokksolistene: Bjarte Eike(Vln, Leader), Per Buhre(Vln), Peter Spissky(Vln), Anna Lvanovna Sundin(Vln), Milos Valent(Vln), Rastko Roknic(Viola), Joel Sundin(Viola), Tom Pitt(Cello), Kate Hearne(Cello, Recorder), Mattias Frostensson(B), Andreas Arend(Theorboe, Archlute), Hans Knut Sveen(Harpsichord, Clavichord) - 1. Tuchia 2. O Andalusin 3. Jadwa 4. Ya Safwati 5. Ondas Do Mar De Vigo 6. Itimad 7. A La Dina Dana 8. Zahori 9. Ashiyin Raiquin 10. Thilathiyat 11. Toda Ciencia Trascendiendo

(09/06/20)全曲ヨン・バルケの作曲で、それにモロッコ出身のAmina Alaouiが補完して作曲し、作詞したアルバム。歌詞もどうやらイスラム圏の言葉のようです(曲によって西欧圏の言語もあるよう)。ヴァイオリンをはじめ、ストリングスセクションを使った曲もありますが、中近東の音楽とクラシックの折衷サウンドで、ストリングスのソロ楽器のこぶしの付け方が、やはり中近東音楽そのものになっています。エキゾチックな不思議な歌の世界が、たゆたうストリングスをバックに、ゆったりと展開していきます。そこに目立たないようにエレクトロニクスや西洋の楽器が加わっているという構図。不思議な世界ですけど、現代の民族音楽ととらえてもいいのかも。5、12曲目はエレクトロニクス中心か。楽器の絡み具合がまさに折衷民族音楽。

2009/06/08

Alfred Zimmerlin/Euridice/Chamber Music

2045

現代音楽集。Alfred Zimmerlinの曲で、特に全曲21世紀になってから作曲されたものということで、よくまあ、これだけ新しい曲をできたと思いますし、ある意味市場開拓の意味もあるのかな、と思います。やっぱり難解。こういうアルバムも恐れることなしに出すのがNew Seriesだと思います。

 

Alfred Zimmerlin/Euridice/Chamber Music(ECM New Series 2045)(輸入盤) - Recorded August 2006 and October 2007. Carmina Quartett: Matthias Enderle(Vln), Susanne Frank(Vln), Wendy Champney(Viola), Stephan Goerner(Cello) Aequatuor: Sylvia Nopper(Soprano), Matthias Arter(Oboe), Tobias Moster(Cello), Ingrid Karlen(P) Aria Quartett: Thomas Furi(Vln), Adelina Oprean(Vln), Ettore Causa(Viola), Conradin Brotbek(Cello) - 1. 2.Streichquartett 2-9. Euridice Singt 10. 1.Streichquartett

(09/06/07)Alfred Zimmerlinはスイスの現代音楽家。今回収録の作品は全部21世紀に入ってから作曲されたもの。3つの曲に分かれて、それぞれ演奏するグループが違います。ストリングクァルテットの1つめ、3つめのグループは、やはり現代音楽的にそれなりに無調で、難解な感じです。2つめの2-9曲目は歌手も入っているけれど、やはり全体的に現代音楽のサウンドでそこにヴォーカルが絡んでいる感じ。変わった編成の4人。

2009/04/22

J.S. Bach/Till Fellner/Invention Und Sinfonien/Franzosische Suite 5

2043 今回のECM New Seriesに関しては、なぜか1枚だけの発売でした。ピアニストのティル・フェルナーは前回もECM New Seriesよりバッハの平均律クラヴィーアの第1集を出しているので、バッハが専門なのでしょうか。かなり安定して聴けるので、速いフレーズの曲が多いにも関わらず、バッハの心地よい旋律とともに、一気に聴いてしまった感じです。最近は、このレーベルも古楽や現代音楽のマニアックなところだけではなくて、こういう王道路線もだしてくれるからありがたいです。ただ、私はクラシック/現代音楽は半分素人のため、他の同じ曲の演奏と比べてどうだ、とは言えないところがつらいところ。

 

J.S. Bach/Till Fellner(P)/Invention Und Sinfonien/Franzosische Suite 5(ECM New Series 2043)(輸入盤) - Recorded July 2007. - 1-15. Invention BWV772-786 16-30. Sinfonien 31-37. Franzosische Suite V In G-Dur

(09/04/21)バッハは18世紀ドイツの有名な作曲家。ピアノでの演奏で、フレーズの速い曲が多く、安定した演奏を68分間にわたって聴かせてくれます。「インヴェンションとシンフォニア」と「フランス組曲第5番」。有名な曲だと思うのですが、バロック音楽に詳しくないので、バッハならではの音使いでひきこまれるように一気に聴いてしまった、という感じです。感触的には温かさと冷たさのちょうど中間に位置するような感じ。心地よいです。

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