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カテゴリー「ECM1602-1650番」の41件の記事

2006/11/23

Selected Signs, 1/An Anthology

1650

以前、サンプラーとしてはNew Seriesのものが出ていましたが、これも公式の番号を取った、ECMのサンプラーです。ただし、’87年に出た「ECM Spectrum Vol.1」というのは、番号が付いてなかったようですが。サンプラーではありますが、けっこう聴き心地がECMらしさ満点で好みで、何度も当時かけていたように思います。これは確か国内盤が出たので入手していますね。今見直すと、そこそこECMでは名の知れたミュージシャンが多いですし、演奏の雰囲気も出ていたように感じました。ちなみにこれも、ストリーミングで聴くことができます。

 

Selected Signs, 1/An Anthology(ECM 1650) - 1. Svantetic/Thomaz Stanco(Tp) 2. Gorrion/Dino Saluzzi(Bandoneon) 3. Morning/Misha Alperin(P) 4. Tale Of Saverio/Ralph Towner(G) 5. Hyperborean/Patch Of Light/Arild Andersen(B) 6. Morning Heavy Song/Thomaz Stanco(Tp) 7. Creature Talk/Marilyn Mazur(Per) 8. Desolation Sound/Charles Lloyd(Ts) 9. Motherless Child/Joe Maneri(Ts) 10. Past Parent/Kenny Wheeler(Flh) 11. Siegfried And Roy/Michael Cain 12. Free Above Sea/Jack DeJohnette(Ds) 13. Sleep Safe And Warm/Tomaz Stanco(Tp) 14. Nothing Ever Was, Anyway/Marilyn Crispel(P)

’87年に、「ECM Spectrum Vol.1」というサンプラーが出ましたが、この「セレクテッド・サインズ1」はナンバーがついています。このアンソロジーを聴いていると、最近ECMのサウンドが変わった気も します。やはりここに登場するのは有名なミューシャンが多いですが、Joe ManeriやMarilyn Crispelがいたり、あるいは有名すぎるくらい有名なキース・ジャレットが登場していなかったりと、ECMならではのこだわりが垣間見えます。曲目に関しても、売れセンのものを持ってきていないあたりがECMらしいです。ちなみに紹介されている曲のレコード番号は、1636, 1616, 1596, 1611, 1631, 1603, 1559, 1635, 1617, 1607, 1622, 1637, 1626/27と、発売が’97年の春先から秋にかけてのものに集中しています。

2006/11/22

The School Of Understanding/Michael Mantler

1648

マイケル・マントラ―のリーダー作。サブタイトルにSort-Of-An-Opera(オペラのようなもの)とあるので、ECMでありながらNew Seriesを目指しているようなところは、この時期のアルバムに多くみられます。それにしてもこれをCD2枚組で出してしまうところもすごいです。ECMは売れるアルバムはどんどん売れて、それを原資に好きなことをミュージシャンにやらせて、あるいはマンフレート・アイヒャーが指示をして成り立っているんだなあ、と思います。ヴォーカルのひとりにジャック・ブルースを使えているのも、そのような傾向かな、と思います。

 

The School Of Understanding/Michael Mantler(Tp, Cond)(ECM 1648/49)(輸入盤) - Recorded August - December 1996. Jack Bruce(Vo), Per Jorgensen(Vo), Mona Larsen(Vo), Susi Hyldgaard(Vo), Karen Mantler(Vo), John Greaves(Vo), Don Preston(Vo), Robert Wyatt(Vo), Roger Jannotta(Cl, Bcl, Fl, Oboe), Bjarne Roupe(G), MarianneSorensen(Vln), Mette Brandt(Vln), Mette Winther(Viola), Helle Sorensen(Cello), Tineke Noordhoek(Vib), Kim Kristensen(P, Synth), Don Preston(Synth Ds), The Danish Radio Concert Orchestra Strings - 1. Prelude 2. Introductions 3. First Lesson 4. News 5. Love Begins 6. War 7. Pause 8. Understanding 9. Health And Poverty 10. Love Continues 11. Platitudes 12. Intolerance 13. Love Ends 14. What's Lest To Say 15. What Is The Word

(01/03/07)タイトルの下にSort-Of-An-Opera(オペラのようなもの)と書いてあります。1曲目が厳かなインストルメンタル。2曲目からは延々とヴォーカルの掛け合いが続きます。クラシックのオペラとは違いますが、そう言えば雰囲気はロック・オペラに近いかなあという気も何となく します。歌詞はCDに書いてあり、けっこうなヴォリューム。ときどきコーラスも加わって、難易度は高そう。ジャック・ブルースの名前もあって、えっ?あのジャック・ブルース?(かどうかわかりませんが)と 思いました。なるほど。曲はいわゆるECMっぽいものが中心ですがある程度ビートの効いた(8曲目)ものも。ただ、色彩感覚的には全体を通して寒色系の深い色合いで、単調と言えば単調かも。聴く人を選ぶアルバムだとは思いますが。

2006/11/21

Poros/Dominique Pifarely/Francois Couturier

1647 今日のアルバムも、ECMを象徴しているようなアルバムで、ルイ・スクラヴィスと一緒に活躍しているミュージシャンなんですが、フランス人で、しかもピアノとヴァイオリン、という組み合わせで、ジャズとクラシック/現代音楽とがまさにボーダーレスなんですね。インプロヴィゼーションではあっても、ジャズ色はきわめて薄いです。

 

Poros/Dominique Pifarely(Vln)/Francois Couturier(P)(ECM 1647) - Recorded April 1997. - 1. Trois Images 2. Poros 3. Labyrintus 4. La Nuit Ravie 5. Retours 6. Warm Canto 7. Vertigo 8. Images 4, 2, 3 9. Gala

2人のフリー・インプロヴィゼーションが2曲(1、8曲目)、Dominique Pifarely作が3曲(2、4-5曲目)、Francois Couturier作が3曲(3、7、9曲目)。ヴァイオリンとピアノのデュオで、表現はかなりクラシック(現代音楽)寄り。空間を生かす音数の少ないインプロヴィゼーションの1曲目、現代音楽を聴いているような複雑な演奏の、語り合うような12分台のタイトル曲の2曲目、ミステリアスな響きを持つ無機的なフレーズが続く3曲目、やや憂いを帯びた内省的な4曲目、緊張感のある速いパッセージの5曲目、マル・ウォルドロン 作曲でも個性的な穏やかな演奏の6曲目、メランコリックと無機質が同居する7曲目、インプロヴィゼーションでも他の曲と違和感のない8曲目、水滴の落ちるようなフレンチサウンドが印象に残る9曲目。

2006/11/20

Trauerfarbenes Land/Giya Kancheli

1646

Giya Kancheliの作曲のアルバム。ここではオーケストラのアルバムになっています。グルジアも、今ではジョージアというようになって、時代も変わったなあ、と思いますが、作曲した曲は当時のまま残ってますので、そのままの印象で聴くことができます。確かに静かな場面が多めなので、それがどうしても、今では禁句にしてある「寒色系」という表現でしか表せないのですが、当時のアルバムコメントを見ていても「ドラマチックというよりはコントラストで耳に入ってくる印象」というのは、我ながら言い得て妙かな、などと自己満足に浸っています。

 

Trauerfarbenes Land/Giya Kancheli(ECM New Series 1646)(輸入盤) - Recorded March and August 1997. Radio Symphonieorchester Wien, Dennis Russel Davies(Cond) - 1. ... A La Duduki 2. Trauerfarbenes Land

(03/07/13)ギヤ・カンチェーリは20世紀のグルジアの作曲家。オーケストラでの演奏ですが、やはり旧ソ連の地域の音楽性が、民俗音楽的でないにも関わらず、何となく見え隠れするような寒色系の重い雰囲気が漂ってきます。静かな部分と盛り上がった時の大きなサウンドの部分とが両極端で、ドラマチックというよりはコントラストで耳に入ってくる印象。 その演奏は、やや難解かもしれませんが、かなり個性的ではあります。

2006/11/19

Ceremony/Maya Homburger/Barry Guy

1643

古楽と現代音楽(?)が合わさったアルバムですが、バリー・ガイの作曲のものがメイン。ジャンルとしてはいちおう現代音楽ということになるのでしょうが、Maya Homburgerは、そちらの方の曲にもバロック・ヴァイオリンを使っていて、今度は新旧の楽器演奏の融合かということにもなりますね。ソロの演奏が半分を占めていて、デュオの曲は少ないので、そこをもう少し多めにしてくれたら、とも思うのですが、ある意味インプロヴィゼーション的にも聴こえてくるので、それはそれで(とジャズ側からの勝手な意見ですが)いいとしましょうか。

 

Ceremony/Maya Homburger(Baroque Vln)/Barry Guy(B)(ECM New Series 1643)(輸入盤) - Recorded April and July, 1997. - Heinrich Ignaz Franz Biber: 1. Annunciation Barry Guy: 2. Celebration 3. Immeasurable Sky 4. Ceremony 5. Still 6. Breathing Earth

(04/03/26)1曲目のHeinrich Ignaz Franz Biberは17世紀頃の作曲家で、3分弱の小品。中心はBarry Guyの作品。2、4曲目がヴァイオリン、5曲目がベース(ジャズ的?)、3、6曲目がデュオでの演奏。こちらの方でもバロック・ヴァイオリンを使用していますが、内容は現代的で内省的な感じがします。難解さや叙情性をも内包。Barry Guyはジャズベーシストでもあるのですが、現代音楽の表現ながらピチカート奏法もあるのが印象的。

2006/11/18

A Retrospective/OM

1642 これはちょっと特殊です。過去の’75-80年にかけてECMの傍系レーベルJAPOに録音された4枚のアルバムからのセレクトだからです。しかも、今になって1600番台という古いレコード番号が付いているところを見ると、出す予定だったものが長い間保留になっていた、ということも考えられます。なかなかのミステリーで面白い位置づけですね。ただ、このアルバムを聴いていると、4枚の過去のアルバムを全部聴きたいという欲求にはならず、このアルバム1枚でお腹いっぱい(何と80分超の収録)になる感じではあります。変化に乏しいとも言えるし、統一感が取れているとも言えますね。

 

A Retrospective/OM(ECM 1642)(輸入盤) - Recorded 1975-80. Urs Leimgruber(Ss, Ts, Fl, Per), Christy Doran(G, G Synth), Bobby Burri(B), Fredy Studer(Ds, Gongs, Per), Dom Um Romao(Per, Berimbau), Erdman Birke(Accordion) - 1. Holly 2. Lips 3. Rautionaha 4. Dumini 5. Dreaming For The People 6. Cerberus' Dance 7. Asumusa 8. At My Ease 9. Earworms 10. Eigentlich Wollte Johann Aud Dem Mond Den Andern Jazz Kennenlernen

(06/08/05)メンバーのインプロヴィゼーションが6、10曲目で、他はメンバーの作曲。過去のJAPO 60012、60016、60022、60032の4枚からのセレクトでの再発。ジャズロック的でもあり、エスニックな要素やフリーの要素が適度に合わさってます。ジャズロック的な進行のイメージが強い1曲目、フルートとエスニックが合わさったちょっとフワフワした2曲目、ややアップテンポで適度な各パートの応酬が聴かれる13分台の3曲目、牧歌的でゆったりから徐々にビートが効く4曲目、ギターのアップテンポのフレーズが鋭い5曲目、やっぱりフリー・インプロヴィゼーションらしさが出る6、10曲目、静かで冷たい展開のある7曲目、都会的なラテンビートとその後の比較的自由な展開の8曲目、ギターやサックスの浮遊感が心地良い9曲目。

(注)その後60032「Cerberus」からは全曲収録されていて、他のアルバムからはセレクトで収録されている事が判明しました。

2006/11/17

Thimar/Anouar Brahem, John Surman, Dave Holland

1641 アヌアル・ブラヒムのアルバムはECMで何枚も出ているけれど、組み合わせという点ではちょっと変わったアルバムです。イギリス勢のジョン・サーマンとデイヴ・ホランドを従えて、しかもエスニックな音でせまってくるという、完全に彼のペースでサウンドが出来上がってしまっています。イスラム世界のリズムはけっこう変拍子も多く入ってきて、今回はそこまで細かくは聴いていませんが、ホランドの変拍子得意なベースが役に立っているのでは、と思わせます。これもジャズのカテゴリーに入れるかどうか迷った作品ですけれど、インプロヴィゼーション主体には違いないと思うので、あえて入れています。

 

Thimar/Anouar Brahem(Oud), John Surman(Ss, Bcl), Dave Holland(B)(ECM 1641) - Recorded March 13-15, 1997. - 1. Badhra 2. Kashf 3. Houdouth 4. Talwin 5. Waqt 6. Uns 7. Al Hizam Al Dhahbi 8. Qurb 9. Mazad 10. Kernow 11. Hulmu Rabia

9-10曲目以外はアヌアル・ブラヒムの作曲。おなじみの2人が加わり、西洋音楽とエスニック(中近東音楽)の中間的世界をかもし出しています。曲調は似ているかも。エキゾチックなしっとりさを持つ哀愁の1曲目、フレンチ的な感傷もあるような2曲目、やや陰りのあるメロディが印象のある3曲目、テーマでユニゾンの個性的なメロディラインを聴かせる4曲目、サックスのみでのその地方的なメロディの5曲目、深い哀しみもある、タンゴと共通点のあるような6曲目、ちょっとアップテンポでエキゾチックな7曲目、ベースとウードの哀愁を感じる8曲目、デイヴ・ホランド作の西洋の明るさが見える9曲目、ジョン・サーマン作の異国情緒も垣間見えるゆったりした10曲目、ラストを飾るにふさわしいゆったりと落ち着いた11曲目。

2006/11/16

La Scala/Keith Jarrett

1640 ECMレーベルのキース・ジャレットのアルバムの手直しも完了なのですが、まだImpulseレーベルより前の彼のアルバムが11枚ほど残っています。これもそのうち時間を見つけてやらなければ、と思います。ソロのアルバムって比較するのが難しいのですけれど、このアルバム、最初の30分間はゆったりめで、長調になったり短調になったりしながら続きます。そんなわけで、聴いているうちに、個人的には眠ってしまったというのが特徴と言えば特徴。そして2曲目の前半とラストの過激で速いフレーズのアプローチ。そういう意味ではけっこう目立つアルバムかな、と思いました。

 

La Scala/Keith Jarrett(P)(ECM 1640) - Recorded February 13, 1995. - 1. La Scala, Part 1 2. La Scala, Part 2 3. Over The Rainbow

ピアノ・ソロのライヴ。1曲目は45分もの長尺。出だしからしっとりと、一定のテンポの自然発生的な流れでピアノを弾いているので、頭が休まります。長調中心から短調中心に徐々に色を微妙に変えていき、その後は一定のリズムでエキゾチックな進行。32分あたりでちょっとテンポ的に立ち止まって思索、その後流れるようなメロディで発展して、ラストはフォーク的。2曲目冒頭の過激なフリーのインプロヴィゼーションで目が覚めてしまいます。この曲も27分。だんだんと収斂していき、メロディ的な速いフレーズで起伏があります。そして中盤からあとはゆったりした曲調に。最後は再び過激な音で。3曲目でこの時期のソロのライヴアルバムでは珍しく、スタンダードが1曲。優しくゆったりと包み込むような温かみのある音。

2006/11/15

Proverbs And Songs/John Surman

1639 今日もジャズかクラシックか迷うジャンル分けであります。ジョン・サーマンの作曲だし、サックスやバス・クラリネットは彼のいつものフレーズなのでジャズなのですが、題材は聖書からの合唱、パイプ・オルガンを使って、教会で荘厳に演奏しているあたりはクラシックなんですね。いちおうNew Seriesからの発売ではないので、彼の多重録音で発表しているアルバムと何となく近いな、という気がしたので、「いちおうは」ジャズのカテゴリーに分けさせてもらいました。こういう両者をまたがるアルバムって、このレーベルでは少なくなく、カテゴリー分けに困ることが時々あります。

 

Proverbs And Songs/John Surman(Bs, Ss, Bcl)(ECM 1639) - Recorded June 1, 1996. John Taylor(Org), Salisbury Festival Chorus, Howard Moody(Cond), John Curry(solo Speaker) - 1. Prelude 2. The Songs 3. The Kings 4. Wisdom 5. Job 6. No Twilight 7. Pride 8. The Proverbs 9. Abraham Arise!

全曲ジョン・サーマンの作曲。宗教的な題材を教会でライヴ録音しました。言わば教会音楽という事になってしまうのでしょうか。オルガンはパイプ・オルガン。クラシックとの折衷の領域のサウンドで、組曲として続いています。オルガンの持続音の上をアドリブでバリトン・サックスが舞う1曲目、コーラスが各パートで交互に歌う部分が多く、後に合奏が出てくる荘厳な雰囲気の2曲目、8分の6拍子でノリの良い合唱と合奏、後半なだらかな3曲目、威厳のあるコーラスとそれに合わせる合奏の4曲目、サックスと入り交じる鋭い合唱の5曲目、印象に残るゆったりとメロディアスな6曲目、輪唱的な効果のある合唱とサックスから荘厳風に至る7曲目、スピーキングのある現代音楽的な8曲目、やはり荘厳な合唱と哀愁の合奏の9曲目。

2006/11/14

Kultrum/Dino Saluzzi, Rosamunde Quartett

1638

ディノ・サルーシの弦楽四重奏団とのアルバム。ここでも、ロザムンデ・クァルテットによる演奏が聴けます。実は同じ名前で、彼は以前にECMからアルバムを出しているのですが、なぜここで同じタイトルを使ったかは不明です。バンドネオンと四重奏団の演奏はけっこうマッチすると思うのですが、このところ多くないかい?と思ったのも事実。New Seriesから出ていますし。やっぱり本気ではジャズとクラシックを融合させようとした説は当たらずとも遠からずなのかなあ、とも思います。相性はいいのですが、やはりこれも聴く人を選ぶアルバムかなあ、とも。

 

Kultrum/Dino Saluzzi(Bandoneon), Rosamunde Quartett(Andreas Reiner(Vln), Simon Fordham(Vln), Helmut Nicolai(Viola), Anja Lechner(Cello))(ECM New Series 1638) - Recorded March, 1998. - 1. Cruz Del Sur 2. Salon De Tango 3. Milonga De Los Morenos 4. ...Y Solos - Bajo Una Luna Amarillia - Discuten Sobre El Pasado. 5. Miserere 6. El Apriete 7. ...Y Se Encamino Hacia El Destierro. 8. Recitativo Final.

邦題は「サロン・デ・タンゴ」。バンドネオンと弦楽四重奏団の組み合わせでの演奏。タンゴというよりはクラシックの室内学風(現代音楽風?)の高尚なサウンドなのですが、そこはかとない南米の香りもしています。そして、バンドネオンとストリングスの組み合わせも、意外に両者のサウンドが溶け込んでいます。淡色系の複雑な味わいの中から、時々サッとバンドネオンの哀愁が浮かび上がる構図が、やはりディノ・サルーシの演奏。(99年4月22日発売)

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