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カテゴリー「ECM1351-1400番」の46件の記事

2006/04/22

Book Of Days/Meredith Monk And Vocal Ensemble

1399

メレディス・モンクのアルバム。今回は「ヴォーカル・アンサンブル」というグループ名が付いている通り、ある程度大きい編成の歌唱(ヴォイス)の曲が目立っています。ただ、彼女の作る曲や歌唱がけっこう独創的なため、個人的には購入時に聴いて、あとはしまっていた、というものが多いです。ある時期からECMのコンプリーターを目指すことになったのですが、その宿命かもしれません。ただ、今聴き直すと、割といい方だなあ、という感じも。このあたり、聴く印象は短期的にはあまり変わらない方ですけど、長期的に見ると、けっこう変わってきたのかなあ、とも思えます。

 

Book Of Days/Meredith Monk(Vo, Key) And Vocal Ensemble(ECM New Series 1399)(輸入盤) - Recorded June 1989. Robert Een(Vo, Cello), Ching Gonzalez(Vo), Andrea Goodman(Vo), Wayne Hankin(Vo), Naaz Hosseini(Vo, Vln), Nicky Paraiso(Vo), Nurit Tiles(Vo, Key), Johanna Arnord(Vo), Joan Barber(Vo), John Eppler(Vo), Toby Newman(Vo), Timothy Sawyer(Vo) - 1. Early Morning Melody 2. Travellers 1, 2, 3 3. Dawn 4. Travellers 4 Churchyard Entertainment 5. Afternoon Melodies 6. Fields/Clouds 7. Dusk 8. Eva's Song 9. Evening 10. Travellers 5 11. Jewish Storyteller/Dance/Dream 12. Plague 13. Madwoman's Vision 14. Cave Song

(03/09/20)7曲目を除きメレディス・モンクの作曲。独唱も少しありますが、何人もの合唱になって音が厚くなる曲の方が多く、何曲かは楽器の伴奏が加わります。器楽的な発声のようなトリッキーな歌の曲も 。そこが現代的といえば現代的ですが、どことなく西洋の昔(中世の頃?)を偲ばせる懐かしい、あるいは哀愁を感じる印象的なメロディの部分がけっこうあったりします。 彼女のアルバムの中では聴きやすいと思います。

2006/04/21

Fish Out Of Water/Charles Lloyd Quartet

1398 チャールス・ロイドはある時期隠遁生活をしていたそうで、一時期、ミッシェル・ペトルチアーニとの共演で戻って来て、また隠遁生活に入ったそうです。それをECMで復活させ、その後もこのレーベルから継続的にアルバムを出すようになっていますが、考えてみればスゴいことなのかも。彼のサックスやフルートはミステリーな部分もあれば、メロディアスだったり饒舌だったりしますが、ここではうまくバックのミュージシャン3人に導かれて(あるいは当時の彼自身の個性かも)、ECMカラーの中で、素晴らしい表現をしています。5曲目のように、盛り上がる曲もありますが、それとて4ビートではなく、温度感は低め。何ともスゴい人が復活したものです。また、CD7曲目はLPにはないボーナストラックということで、CDにほとんどボーナストラックを付けないECMとしては、これまた珍しいことです。

 

Fish Out Of Water/Charles Lloyd Quartet(Ts, Fl)(ECM 1398) - Recorded July 1989. Bobo Stenson(P), Palle Danielsson(B), Jon Christensen(Ds) - 1. Fish Out Of Water 2. Haghia Spphia 3. The Dirge 4. Bharati 5. Eyes Of Love 6. Mirror 7. Tellaro

全曲チャールス・ロイドの作曲。昔「フォレスト・フラワー」で有名だった彼が、まさかECMからCDを出すとは。しかし、対する3人はいずれもECMで有名な3人。ヨーロピアンで叙情的な世界が繰り広げられています。 1曲目から涼しい美しいメロディで、まるで以前から彼がそこにいたかのようなサウンドのタイトル曲の1曲目、フルートで深遠なサウンドを語っているかのような、そしてワン・ノートでのピアノも印象的な2曲目、しっとり感の強いなだらかな、そして中盤で8分の6拍子でゆるく進む3曲目、哀愁のある淡いメロディの訴求力があるような4曲目、リズミカルな展開なのだけれど4ビートにならないところがいい5曲目、メロディアスで力が抜けた感じがちょうど良い6曲目、ピアノのみをバックにフルートでじっくり演奏する7曲目。

(注)Quartets/Charles Lloyd(Ts, Fl, Chinese Oboe, Tibetan Oboe)(ECM2316-20)で5枚組BOXとして、’13年に再発。

2006/04/20

Nobody Told Me/Shankar

1397 最近ならば国内盤にならないようなECMのアルバムでも当時はどんどん発売していったようで、これなどもそのひとつかも。内容は完全なインド音楽。収録時間も35分程度と短め。確かにインド音楽と言えどもインプロヴィゼーションで成り立っている部分は多いし、以前からECMレーベルというのはワールド・ミュージック方面もボーダーレスで取り上げていったので、不自然さはないとは思うのですが。ただ、これをジャズのアルバムだと思って買った人は面食らうのではないかと(笑)。確かにインド音楽というのは偉大ですけれど、ジャズからの距離もかなりあるのではないか、とも思います。

 

Nobody Told Me/Shankar(Vln, Vo)(ECM 1397) - Recorded 1989. V. Lakshminarayana(Vln, Vo), Ganam Rao(Vo), Zakir Hussain(Tabla), Vikku Vinayakam(Ghatam), Caroline(Vo, Tamboura) - 1. Chittham Irangaayo 2. Chodhanai Thanthu 3. Nadru Dri Dhom - Tillana

作曲はGanam Rao, V.Lakshminarayanaとシャンカールの合作。ここにあるのは、完全なインド音楽のようです。エレクトリック・ヴァイオリンを使用していて、また、インドの立場からすれば古典音楽ではなく新しい音楽だそうですが、私には違いが分かりません。ECMのボーダーレスの典型例。1曲目は夜明けのようなゆったりした光景から始まりつつ、ヴァイオリンのインド旋律が不思議に心地良くせまってきて、その後ヴォーカルとリズムが加わってインド音楽として盛り上がります。特に打楽器系のスピーディーなのには驚きます。2曲目はやはり静かな場面でインド的な歌唱がゆったりと続いた後に、やはりリズミカルなヴォーカルになっていきます。そして3曲目は小品ながら2曲目の延長のような感じのヴォーカル曲です。

2006/04/19

Wave Of Sorrow/Mikhail Alperin/Arkady Shilkoper

1396 今日はピアノとホーンのデュオですが、名前を聞いたことがない方がほとんどだと思います。旧ソ連のクラシック畑出身なので当然かと思いますが。普通のジャズ・インプロヴィゼーションとは感触が全然違っていて、まさにクラシックのインプロヴィゼーションを聴いている雰囲気の曲が並んでいて、書き譜もけっこう多いのでは、と予想させます。意外なことに、私がまだCDの保有枚数が少なかった頃に購入した1枚なので、けっこう何回もこのアルバムをかけていて、フレーズが耳にこびりついています。

 

Wave Of Sorrow/Mikhail Alperin(P, Melodica, Voice)/Arkady Shilkoper(French Horn, Jagdhorn, Flh, Voice)(ECM 1396) - Recorded July 1988. - 1. Song 2. Poem 3. Wave Of Sorrow 4. Toccata 5. Unisons 6. Introduction And Dance In 4/7 7. Short Story 8. Prelude in B Flat Minor 9. Miniature 10. Epilogue

全曲Mikhail Alperinの作曲。旧ソヴィエト出身で、しかもクラシック畑だった経歴ですが、その透明感からまさにECMの雰囲気。哀愁を誘うクラシック的な響きを持つ1曲目、メリハリが効いていて粒立ちの良いデュオを聴くことのできる2曲目、メロディカではじまりスペイシーで東欧の郷愁を感じるタイトル曲の3曲目、クラシック的な短調のアップテンポのピアノのソロが個性的な4曲目、ヴォイスも入ってユーモラスなメロディでテーマをユニゾンで奏でる5曲目、アップテンポの4分の7拍子で緊張感をはらみつつ進む6曲目、変化しつつカッチリしているデュオの7曲目、しっとりとしていてちょっと浮遊感もある美しいピアノの8曲目、ゆったりとホーンが奏でて行き、途中変化のある9曲目、小品でその名の通りエピローグの10曲目。

2006/04/18

Johann Sebastian Bach/Goldberg Variations/Keith Jarrett

1395

キース・ジャレットによるバッハのゴルトベルク変奏曲。この時期どんどんNew Seriesでもアルバムを彼は出しています。当初バッハが多かったですけど、後年それ以外の作曲家にも手を広げて、キースのクラシックを広めていったのでした。当時は賛否両論あったかと思いますが、今聴くと、けっこういいなあ、というものが多いです。逆にどこまで高みにのぼっていくんだろうと、ちょっと不安になったことも確かですが。ここでは音がいい場所で、音がいいハープシコードで録音されているので、安心して聴くことができます。私もこの後、キースの演奏というよりも、New Seriesのバッハの演奏を追いかけるようになってしまいました。

 

Johann Sebastian Bach/Goldberg Variations/Keith Jarrett(Harpsichord)(ECM New Series 1395) - Recorded January 1989. - 1. Aria 2-31. Variatio 1-30 32. Aria

邦題「J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲 BWV988」。ご存知バッハは18世紀ドイツの有名な作曲家。日本の八ヶ岳高原音楽堂での録音。 ハープシコードを用いていて、会場の響きがいい感じなのと、明るい曲調の曲が多いせいか、安心して聴けて癒される感じのアルバムです。キースのソロ・パフォーマンスというよりは、やはりバロック音楽として聴くべきでしょうけれど。前後にアリアがあって変奏曲の3曲に1曲はカノンがあるという構築美。

2006/04/17

...And She Answered:/AM4

1394 このあたりになってくるとCD時代で、しかも国内盤でCD化された作品がけっこう当時は多かったので、手直しの番号もなかなか先に進まなくなります。でも、昨日の「ファースト・ハウス」といい、今日の「AM4」といい、けっこうマニアックなものまで当時は国内盤化されたのだな、ということが分かります。何たって今日はWolfgang Puschnig(カタカナ表記が難しいな(笑))にリンダ・シャーロックも参加しているアルバムです。ECMらしく、内省的な、そして統制の取れたフリーに近いサウンドで迫ってきますけれど、やっぱりここまで来るとちょっと聴く人を選ぶかな、という気もしています。ここら辺、あまり振り返ってこなかったので、興味深いサウンドではありましたが。

 

...And She Answered:/AM4(ECM 1394) - Recorded April 1989. Wolfgang Puschnig(As, Afl, Hojak, Shakuhachi), Linda Sharrock(Vo), Uli Scherer(P, Prepared P, Key) - 1. Streets And Rivers 2. And She Answered: "When You Return To Me, I Will Open Quick The Cage Door, I Will Let The Red Bird Flee." 3. Lonely Woman 4. Mi-La 5. Bhagavad 6. Over The Rainbow 7. Far Horizon 8. The Sadness Of Yuki 9. Oh! 10. One T'une

邦題「ロンリー・ウーマン」。リンダ・シャーロックがヴォーカル(ヴォイス)で参加。個人的には、3曲目のヴォイス入りで不思議なフリー感覚に包まれるオーネット・コールマンの曲と 、6曲目の尺八も出てくる「虹の彼方に」が何だか変で好み。他の曲は参加者のインプロヴィゼーションらしいです。哀愁のあるキーボードとサックスのサウンドをバックに語りかけのある1曲目、スペイシーな中にホーンの自由な咆哮が聴こえる2曲目、3人の淡々とした語り合いが続く4曲目、自由な中にも抑制と統制の効いたメロディがある5曲目、ヴォイスとホーンが静かな中で歌いかける7曲目、尺八とピアノで東洋的に語られる8曲目、効果音をバックに囁き、後半にホーンが入る9曲目、(電子)ピアノのまるで水琴窟のような世界のある10曲目。

2006/04/16

Cantilena/First House

1393 今日はジャンゴ・ベイツはじめイギリス勢のグループですが、ECMではこのアルバムがグループ名義で2枚目になります。けっこう個性的なメンバーの集まりだと思ったら、以前ビル・ブラフォードのアースワークスや、ルースチューブスなどに参加していたメンバーとのこと。イギリスではジャズとロックの垣根は低いようですが、ここでもジャズ的なことをやりつつ、以前の音楽的なルーツの影響も強く受けている感じがします。耽美的なメロディがあったかと思ったら、変拍子的な部分、フレーズのトンガリ具合など、なるほどなあ、と思わせる部分は多いです。マニアックという意味では、私はジャンゴ・ベイツのピアノ、けっこう好きです。

 

Cantilena/First House(ECM 1393) - Recorded March 1989. - Ken Stubbs(As), Django Bates(P, Ts), Mick Hutton(B), Martin France(Ds) - 1. Cantilena 2. Underfelt 3. Dimple 4. Sweet Williams 5. Low-Down (Toytown) 6. Hollyhocks 7. Madeleine After Prayer 8. Shining Brightly 9. Jay-Tee 10. Pablo

全10曲中ジャンゴ・ベイツの作曲は5曲、Ken Stubbsは4曲。比較的美しいヨーロピアン・ジャズのような曲も、プログレッシヴ・ロックのような曲もあって、さまざま。美しいメロディのバラードで映画音楽のような、タイトル曲の1曲目、やはりゆっくりとしていて不思議なメロディが流れる2曲目、アップテンポの4ビートながらウェザー・リポート的なスリルのある3曲目、流れていくようなメロディが印象的な4曲目、プログレッシヴ・ロックの味付けのある変拍子ジャズの5曲目、やはりウェザー・リポート的な雰囲気のアップテンポの6曲目、これのみ他者作曲のしっとりしたバラードの7曲目、やはりバラードのワルツの8曲目、アップテンポの場面が多いドラマチックなジャズしている9曲目、幻想的なピアノとサックスのデュオの10曲目。

2006/04/15

Changeless/Keith Jarrett

1392

キース・ジャレットのトリオのフリー・インプロヴィゼーション集。しかもライヴ。スタンダーズでも時々オリジナルの曲をその場で演奏していましたが、ツアーの最中にそれらを集めたものと思っていいのかもしれません。ジャケット写真は日本の書道の有名な作品から持ってきたようで、それがその演奏のイメージにもつながっているような気がします。スタンダードの曲のアルバムの方がどうしても聴く回数が多くなってしまうのはやむを得ないですが、こちら方面の演奏もそれらに負けず劣らずいいですね。アルバムコメントを見ていると、この時期は、フリー・インプロヴィゼーションの方が筆がのってた気がしないでもないです。

 

Changeless/Keith Jarrett(P)(ECM 1392) - Recorded October 1987. Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Dancing 2. Endless 3. Lifeline 4. Ecstacy

スタンダーズ・トリオによる、オリジナル(というよりもインプロヴィゼーション集?)のライヴ盤。録音日と場所は曲によって違うので、スタンダードに混ざって演奏されたものでしょうか。必然的にコード一発の演奏が多いですが、聴き応えはあります。まさにジャケットのような「書」の世界。1曲目は一定のリズムとマイナーのワン・コードですが、単調にはならず哀愁と不思議なグルーヴ感を出しています。2曲目は15分代の大曲で、いくぶんしっとりとしていて、淡々と進行していく曲。なぜか雪の降る日本のモノクロの風景が浮かんでは消えました。3曲目はこれまた淡々としていますが、情念がかげろうのようにゆらめいています。4曲目は空間から発せられる比較的静かな音の列と、やはり水墨画のような風景。(01年3月28日発売)

 

2006/04/14

Johann Sebastian Bach/Elliott Carter/Thomas Demenga

1391

トーマス・デメンガによる、J.S.バッハとエリオット・カーター作品集。New Seriesお得意の新旧取り混ぜた録音はここでもやっているなあ、という感じですが、バッハが前半、カーターが後半という風にはっきりと分けてあるのは、それぞれが水と油ということを意識していて、それぞれ独立して聴けるようにしておいたのではないかと思っています。やはりバッハの方が聴きやすくて好きですが、私が現代音楽をNew Seriesによって鍛えられたのも事実ではありますし。「メロディというよりは音の連なりに近い複雑精緻なサウンド」とコメントにも書いてある通り、難解なものを難解なものとして聴いている、という感じになってます。

 

Johann Sebastian Bach/Elliott Carter/Thomas Demenga(Cello)(ECM New Series 1391)(輸入盤) - Recorded October 1988 and April 1989. Philippe Racine(Fl), Ernesto Molinari(Cl), Hansheinz Schneeberger(Vln), Paul Cleemann(P), Gerhard Huber(Per), Jurg Wyttenbach(Cond) - Johann Sebastian Bach/Suite Nr.3 In C-Dur Fur Violoncell Solo (BWV 1009) 1. Prelude 2. Allemande 3. Courante 4. Sarabande 5. Bourree 1 & 2 6. Gigue Ellioto Carter 7. Esprit Rude, Esprit Doux For Flute And Clarinet 8. Enchanted Preludes For Flute And Violoncello 9. Riconoscenza Per Goffredo Petrassi For Solo Violin 10. Triple Duo

(03/07/13)前半がThomas Demengaのチェロのソロでバッハの曲。やはりバッハだけあって、安心して聴ける雰囲気があります。後半はElliott Carterの曲で、こちらは20世紀現代音楽家。こちらは曲によって演奏するメンバーが違っていて、Thomas Demengaの参加は8、10曲目。いかにも現代音楽というメロディというよりは音の連なりに近い複雑精緻なサウンド。ECMではこういう異質な取り合わせで録音するのが得意なようです。

2006/04/13

John Abercrombie, Marc Johnson, Peter Erskine

1390 このアルバムは、私のジャズ歴の最初の方で購入したアルバムだったと思いますが、何度も聴き返しました。ECMにしては4ビート(といっても3人のサウンドから受ける感じは、普通の4ビートとは違う感じなんですが)の曲が多かったため、当時はすんなりと、ジャズとはこういうものだと思って受け入れていたと思います。そこがジャズ観が普通の人と違ってきたはじまりか(笑)。他にもECMでは珍しくスタンダードが4曲も入っている点が特徴かと思います。個性的な3人の集まりなので、ギタートリオとは言いつつも、やっぱりジャズというよりは、3人の演奏するギターミュージックといった言い方の方がスッキリとくるかもしれません。

 

John Abercrombie(G, G Synth), Marc Johnson(B), Peter Erskine(Ds)(ECM 1390) - Recorded April 1988. - 1. Furs On Ice 2. Stella By Starlight 3. Alice In Wonderland 4. Beautiful Love 5. Innerplay 6. Light Beam 7. Drum Solo 8. Four On One 9. Samurai Hee-Haw 10. Haunted Heart

邦題は「ライヴ・イン・ボストン」。4曲がスタンダードで、残りは各メンバーによる作曲。なぜか4ビートの曲が目立ちます。ギターもいつもの柔らかい音色からハードな感じまで幅広い。ギター・シンセサイザーでキーボードのような音のテーマでややハードに攻めて行くソロの1曲目、一転ソフトな感触のスタンダードになりつつ自由なフレーズが舞う2曲目、意外な選曲で優しく語りかける3曲目、哀愁漂うスタンダードの4曲目、スペイシーなフリー・インプロヴィゼーションの5曲目、フレーズはソフトではないが叙情性と静けさを感じる6曲目、文字通りドラムソロの7曲目、シャープに斬り込んでいくギターが印象的な8曲目、マーク・ジョンソン作の有名な曲を再演している9曲目、メロディアスで優しいスタンダードでラストを飾る10曲目。

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