Book Of Days/Meredith Monk And Vocal Ensemble
メレディス・モンクのアルバム。今回は「ヴォーカル・アンサンブル」というグループ名が付いている通り、ある程度大きい編成の歌唱(ヴォイス)の曲が目立っています。ただ、彼女の作る曲や歌唱がけっこう独創的なため、個人的には購入時に聴いて、あとはしまっていた、というものが多いです。ある時期からECMのコンプリーターを目指すことになったのですが、その宿命かもしれません。ただ、今聴き直すと、割といい方だなあ、という感じも。このあたり、聴く印象は短期的にはあまり変わらない方ですけど、長期的に見ると、けっこう変わってきたのかなあ、とも思えます。
Book Of Days/Meredith Monk(Vo, Key) And Vocal Ensemble(ECM New Series 1399)(輸入盤) - Recorded June 1989. Robert Een(Vo, Cello), Ching Gonzalez(Vo), Andrea Goodman(Vo), Wayne Hankin(Vo), Naaz Hosseini(Vo, Vln), Nicky Paraiso(Vo), Nurit Tiles(Vo, Key), Johanna Arnord(Vo), Joan Barber(Vo), John Eppler(Vo), Toby Newman(Vo), Timothy Sawyer(Vo) - 1. Early Morning Melody 2. Travellers 1, 2, 3 3. Dawn 4. Travellers 4 Churchyard Entertainment 5. Afternoon Melodies 6. Fields/Clouds 7. Dusk 8. Eva's Song 9. Evening 10. Travellers 5 11. Jewish Storyteller/Dance/Dream 12. Plague 13. Madwoman's Vision 14. Cave Song
(03/09/20)7曲目を除きメレディス・モンクの作曲。独唱も少しありますが、何人もの合唱になって音が厚くなる曲の方が多く、何曲かは楽器の伴奏が加わります。器楽的な発声のようなトリッキーな歌の曲も 。そこが現代的といえば現代的ですが、どことなく西洋の昔(中世の頃?)を偲ばせる懐かしい、あるいは哀愁を感じる印象的なメロディの部分がけっこうあったりします。 彼女のアルバムの中では聴きやすいと思います。
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