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カテゴリー「ECM1301-1350番」の41件の記事

2006/12/22

Sonate B-Dur D960 Op. Posth/Franz Schubert

1682

エディション・ロッケンハウスの第3集は、ギドン・クレーメルは関係なかったのと、このアルバムが売れるという見込みだったのか、後年に装丁を変えて、いち早く発売になりました。それまでも、番号を変えて再発というのがなかったわけではないので、珍しいことではありませんけど、私、運よく旧盤を揃えることができたと同時に、いわゆるダブり買いにもなってしまったわけです。まあ、そういうこともあるさと、半分は喜び、半分は強がってみせているわけですけど。ただ、早く再発になっただけに、ここでのシューベルトはけっこういいと思いました。ピアニストも有名な人ですし。

 

Sonate B-Dur D960 Op. Posth/Franz Schubert(ECM New Series 1682)(輸入盤) - Recorded July 1985. Valery Afanassiev(P) - 1. Molto Moderato 2. Andante Sostenuto 3. Scherzo: Allegro Vivace 4. Con Delicatezza - Trio Allegro, Ma Non Troppo

(04/04/11)New Series 1328, Edition Lockenhaus Vol. 3を品番と装丁を変えての再発。シューベルトは19世紀オーストリアの作曲家。遺作となった3つのピアノソナタのうちのひとつだそうですが、死の影は全然感じられず、むしろ温かみのある明るい世界を見せてくれるようなサウンド。世間では評価が高い曲だけあって、聴きやすく、その音のドラマの中へ入りこんでいくような感じがします。ゆったりふんわりとした感じが心地良いです。

 

1328 Franz Schubert: Sonate B-Dur D960 Valery Afanassiev/Gidon Kremer/Edition Lockenhaus Vol. 3(ECM New Series 1328) - ECM New Series 1682で再発

2006/03/07

Lookout For Hope/The Bill Frisell Band

1350 ビル・フリゼールのECMレーベル最後のリーダー作で、3枚目の作品。確か私のビル・フリ体験の最初のアルバムだったかと思います。1曲目の薄暗くて妖しげ、しかもギターがけっこうハードな印象が強くて、当時かなりのヘヴィーローテーションでした。後に明るいアメリカーナ路線に徐々に移行していきますが、その片鱗も何曲かで聴くことができます。グループ(チェロが入っている変則クァルテット)のまとまりもいい感じですが、曲ごとにいろいろ雰囲気を変えていて、けっこうアヴァンギャルドな曲もあります。初期作品の中では今でもけっこう好きなアルバムです。

 

Lookout For Hope/The Bill Frisell Band(G)(ECM 1350) - Recorded March 1987. Hank Roberts(Cello), Kermit Driscoll(B), Joey Baron(Ds) - 1. Lookout For Hope 2. Little Brother Bobby 3. Hangdog 4. Remedios The Beauty 5. Lonesome 6. Melody For Jack 7. Hackensack 8. Little Bigger 9. The Animal Race 10. Alien Prints

個性的なメンバーが集まり、バンドのサウンド もまとまっています。エレキギターの新しい音とフォークギター、バンジョーやチェロ等が混ざり合って、多様性があります。セロニアス・モンクの曲が1曲 (7曲目)ありますが、負けず劣らず個性的なサウンド。暗めで哀愁と妖しさの同居する、ギターもちょっと激しくて印象深いタイトル曲の1曲目、ほのぼのとした、時に表情を変えるサーカス・ミュージックのような2曲目、エキゾチックなバンジョーとチェロの小品の3曲目、スローテンポのファンクでギターが幻想的に飛び回る4曲目、フォークギターでアメリカンな5曲目、浮遊感の高いフレーズの6曲目、チェロのソロからだんだん盛り上がっていく8曲目、アヴァンギャルドでフリーな小品の9曲目、ゆったりとしつつ自由に飛翔している10曲目。

2006/03/06

Making Music/Zakir Hussain/Hariprasad Chaurasia/John McLaughlin/Jan Garbarek

1349 ECMレーベルはEnjaレーベルと同じように、どちらが先かは分かりませんけれど、けっこう民族音楽に傾倒している部分があります。ここではインドのタブラ奏者、ザキール・フセインをメインにしつつも、何とジョン・マクラフリンまで参加させてしまう手腕の見事さがあります。フルートのHariprasad Chaurasiaはおそらくインド系、そこにヤン・ガルバレクまで参加させて、インドと西欧の折衷サウンド、しかしけっこうインド寄りのサウンドを創り上げてしまっています。そういう意味ではなかなか冒険的とも言えるし、こうやって市場を開拓してきたのだな、と思わせる部分があります。が、あまりそんなことを気にしないで聴きたい音楽です。

 

Making Music/Zakir Hussain(Tabla, Per, Voice)/Hariprasad Chaurasia(Fl)/John McLaughlin(G)/Jan Garbarek(Ts, Ss)(ECM 1349) - Recorded December 1986. - 1. Making Music 2. Zakir 3. Water Girl 4. Toni 5. Anisa 6. Sunjog 7. You And Me 8. Sabah

ザキール・フセインはインド出身で 、全8曲中7曲を作曲または共作。そこにジョン・マクラフリンのハイテクなギターが絡みます。ヤン・ガルバレクがちょっと西洋音楽に引き戻して。明るい感じのインド音楽とも言える、大らかでメロディアスからスピーディーなフレーズの世界が展開する12分台のタイトル曲の1曲目、マクラフリン作の静かで明るいバラードの2曲目、ミディアムのテンポでこれぞインド的なサウンドの3曲目、静かに包み込むようなフルートとギター、サックスが印象的な4曲目、明るさと憂いとが同居する空間の後にタブラとヴォイスでのソロがある5曲目、各楽器が交互に静かに奏で、合奏になっていく6曲目、タブラとギターだけでインプロヴィゼーションをする小品の7曲目、ラストにちょっとタイトに締める8曲目。

2006/03/05

Edition Lockenhaus Vol. 4 & 5/Gidon Kremer

1347

エディション・ロッケンハウスの第4、5集。前にも書きましたけど、このアルバムの入手できなくなるのは比較的早かったですが、1-2、4-5集に関しては後にBOXセットで出ているので、まだ聴くことはできると思います。第3集は、別途、後に別番号で単独で出ていますし。まだ私の集めていた頃(’03年頃)には、このオリジナルジャケットで1-5集まで揃えることができました。いずれにしても、1-2、4-5集に関しては、ギドン・クレーメルの参加がミソになっているようですね。現代音楽なので、購入当時しか聴きませんでしたが、今数百枚聴いたうえで聴くと、当時とは違った感想が出てくるかもしれません。

 

Edition Lockenhaus Vol. 4 & 5/Gidon Kremer(Vln)(ECM New Series 1347/48)(輸入盤) - Recorded 1985 - 1986. - Yuzuko Horigome(Vln), Kim Kashkashian(Viola), David Geringas(Cello), Thomas Zehetmair(Vln), Nobuko Imai(Viola), Boris Pergamentschikow(Cello), Annette Bik(Vln), Veronika Hagen(Viola), Thomas Demenga(Cello), Philip Hirschhorn(Vln), Julius Berger(Cello), James Tocco(P) - Dimitri Schostakowitsch: 1-3. String Quartet No.14 Op.142 4. String Quartet No.13 Op.138 5. Two Movements For String Quartet Erwin Schulhoff: 6-9. Sextet 10. Duo For Violin And Cello 11. Jazz Etudes

(03/11/18)オーストリアでのLockenhaus Festivalの録音。1枚目は20世紀の作曲家Dimitri Schostakowitschの弦楽四重奏団の曲を3種類。2枚目はやはり20世紀の作曲家Erwin Schulhoffに焦点をあてて、こちらは弦楽のセクステット、デュオ、そしてピアノのソロと編成は多彩。 オムニバス的なCDにもかかわらず、ギドン・クレーメルは1-9曲目に参加。ラストのピアノ曲はジャズ、ブルース、タンゴなどを意識したクラシック曲。

(’11年7月 ECM New Series 2190-94にてBOXものとして再発)

2006/03/04

Blue/Terje Rypdal & The Chasers

1346 テリエ・リピダルのギターは、デビュー当初からロックやプログレなどの持ち味があったわけですけれど、ここでもやっぱりそういった方面の持ち味を、全面的に発しています。曲によってはベースはエレクトリック、ギターだけでなくキーボード(シンセサイザーか?)を駆使して空間的に彩りを添えつつ、スペイシーでロックな味わいを前面に出している演奏です。かなりスペイシーなので、そういう面がやっぱり北欧サウンドなのかな、とも思わせますが。やっぱりこう聴いてくると、ECMレーベルはジャズからけっこう逸脱していて、それが強烈なレーベルカラーとなってファンを増やしていることが予想されます。

 

Blue/Terje Rypdal(G, Key) & The Chasers(ECM 1346)(輸入盤) - Recorded November 1986. Njorn Kjellemyr(B), Audun Kleive(Ds, Per) - 1. The Curse 2. Kompet Gar 3. I Disremember Quite Will 4. Og Hva Synes Vi Om Det 5. Last Nite 6. Blue 7. Tanga 8. Om Bare

全8曲中6曲がTerje Rypdalの作曲で、他の2曲がフリー・インプロヴィゼーション(2、4曲目)。編成だけ見るとオーソドックスなギタートリオですが、 おそろしく空間的なサウンド。その中をいかにもエレキギターという音が時々(あのトーンがいいですね)駆け巡ります。これが北欧の響きなのでしょうか。 導入部ともいえる空間的なロックの小品の1曲目、スローで重たい一発モノのロック・サウンドの2曲目、かなりスペイシーな、北の果てを感じさせるバラードの3曲目、持続するキーボードをバックに時おりフレーズが舞い降りるような4曲目、ドスンドスンとゆったりとしたバックで舞い飛ぶギターの5曲目、ロック・バラードの趣きを持つタイトル曲の6曲目、レゲエのリズムをバックにたゆたう7曲目、静かなオーケストラのような8曲目。

2006/03/03

Book Of Ways/Keith Jarrett

1344 キース・ジャレットのソロ・ピアノはあまりにも有名なのですが、ここではクラヴィコードというチェンバロ(ハープシコード)よりもさらに古い楽器を使用してのインプロヴィゼーションです。音だけ聴いているとクラシックやバロック音楽とも思えないことはないのですが、彼特有の「今」のフレーズなども出てきて、それだけではないことを思わせます。ただ、ジャズとしては知っている限り唯一「クラヴィコード」を使用しているインプロヴィゼーションということで、果たしてジャズというジャンルでいいのかどうか(笑)。やっぱり彼の他の基本となるアルバムを聴いてから押さえた方が良いアルバムかもしれません。

 

Book Of Ways/Keith Jarrett(Clavicord)(ECM 1344/45) - Recorded July 1986. - Disc1 Book Of Ways 1-10 Dics2 Book Of Ways 11-19

キース・ジャレットがクラヴィコード(チェンバロと似たような楽器で、もっと古い時代、16-19世紀のもの)に挑戦した、ソロアルバム。この楽器の音を出すのは難しいのだそうですが、キースの何にでも挑戦する意欲に脱帽。でも、この楽器特有の響かせ方をしていると、ピアノやチェンバロのようにテクニカルに歌わせるということができずに、どちらかと言うとモッタリした感じのフレーズになります。音色も歴史を感じさせる古楽器の音色。それでも中世のバロック音楽を思わせるような、癒される感じの曲や、時にバッハのように、時に日本情緒も感じるような、そして時にキース独自のピアノで演奏したようなやや激しいフレーズや、8ビートの牧歌的な雰囲気でと、表現が制限されていてもいろいろなサウンドを聴けます。

13442 (追記’23年7月14日)新たに紙パッケージの印字がエンボス仕様のCDが発売されています。

 

2006/03/02

Volver/Enrico Rava/Dino Saluzzi Quintet

1343

エンリコ・ラヴァとディノ・サルーシによるクインテット編成のアルバム。トランペット、バンドネオン、ギター、ベース、ドラムスと、個性的なクインテットですが、ジャケット写真のように、雄大な大地を思わせるようなサウンドが流れていきます。盛り上がる部分もあったり、フリージャズを想起させる場面もあったりと変化に富んでいますけど、基本的には、ゆったりと静かな場面が多めなのかな、と思います。ラヴァの哀愁度満点のトランペットと、サルーシの少し乾いたバンドネオンが組み合わさって、不思議なクインテットの演奏を聴くことができます。ECMは実にいろいろな世界を垣間見せてくれるところですね。

 

Volver/Enrico Rava(Tp)/Dino Saluzzi(Bandoneon) Quintet(ECM 1343)(輸入盤) - Recorded October 1986. Harry Pepl(G), Furio Di Castri(B), Bruce Ditmas(Ds) - 1. Le But Du Souffle 2. Minguito 3. Luna-Volver 4. Tiempos De Ausencias 5. Ballantine For Valentine 6. Visions

(03/07/26)曲は主にメンバーのオリジナルで、やはり双頭バンドであることをうかがわせます。エンリコ・ラヴァ作の1曲目は静かにメロディを奏でながら、懐かしくてほのぼのとした、優しい世界に引っ張りこんでくれます。ディノ・サルーシ作の2曲目はテーマはラテンタッチで哀愁を漂わせながらも元気でノリが良く、途中で表情を変えながらもエネルギーがある場面が多い11分台の曲。サルーシが合作での、バンドネオンのソロで淡い優雅さを感じさせてくれる3曲目、サルーシ作のやはり淡色系の感触でゆったりと、ビートも自由に展開していく4曲目、ギターのHarry Pepl作のけっこう激しいフリー・ジャズの様相を示す5曲目、ラヴァ作の静かにはじまりしっとり系のメロディもあったり自由な部分もあったりの、10分台の6曲目。

2006/03/01

Red Twist & Turned Arrow/Christy Doran, Fredy Studer, Stephan Wittwer

1342

クリスティ・ドランはじめ3人の名義による2ギター(1人はシンセサイザー兼任)、1ドラムスの編成による演奏。フリー的に聞こえる部分もあれば、ロックっぽく聴こえる部分もあって、なかなか一筋縄ではいかないな、と思いますが、こういうアルバムも作ってしまうのがECMです。そして、いろいろ作った中から有名になったものは残っていく、というパターン。残念ながらこのアルバムはあまり評判になったということは聞かなかったので、そのまま消えていったのかもしれません。でも、ストリーミングでは聴くことができますし、ジャズということにこだわらなければ、割と面白いサウンドのアルバムではないかと思います。

 

Red Twist & Turned Arrow/Christy Doran(G), Fredy Studer(Ds, Per), Stephan Wittwer(G, Synth)(ECM 1342)(輸入盤) - Recorded November 1986. - 1. Canon Cannon 2. 1374 3. Quasar 4. Belluard 5. Backtalk 6. Messing 7. D.T.E.T.

(99/08/10)ギタリスト2人が半々の曲を提供。基本的には2ギター1ドラム(パーカッション)の編成。ロックっぽい部分やパーカッシヴな部分も多く、ベースもないので(ベースは時々シンセで演奏と思います。)不思議なサウンド。1曲目はロックビート?にのってギターのアドリブが繰り広げられます。フリーインプロヴィゼーションのようにパーカッシヴに展開する2曲目、いくつかのパターンが繰り返しあらわれて変化していく3曲目、ドラム、ロックギターのようなソロから変幻自在に変わっていく4曲目、急速調の4ビート?の5曲目、2本のギターが妙に息が合っている変則アヴァンギャルドなカントリーとでも言うべきか?の6曲目。フリーインプロヴィゼーションのような、不協和音とパーカッションが心地よく聞こえる7曲目。

 

2006/02/28

Thomas Tallis: The Lamentations Of Jeremiah/The Hilliard Ensemble

1341

ヒリヤード・アンサンブルによる、トーマス・タリス歌曲集。ここで、古楽のジャンルのNew Seriesが出てきますが、この後に、もっと古い、断片からの発掘や、作曲者不詳の曲まででてきて、ある意味New Seriesの1つの柱にもなってきます。ある時期までは王道のクラシックに正面から切り込むということをしなかったので、脇を固めた、という感じでしょうか。ヒリヤード・アンサンブルの歌唱も良いし、教会の録音ということもあって、深い響きがECMとマッチして、ゆったりと時間が流れていく感じがします。時代が時代なので、宗教音楽になりますが、そういうことを分からないでも、リラックスして聴けます。

 

Thomas Tallis: The Lamentations Of Jeremiah/The Hilliard Ensemble(ECM New Series 1341)(輸入盤) - Recorded September 1986. David James(Countertenor), John Potter(Tenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Paul Hillier(Baritone), Michael George(Bass) - The Lamentations Of Jeremiah 1. Incipit Lamentatio 2. De Lamentatione 3. Salvator Mundi 4. O Sacrum Convivium Mass For Four Voices 5. Gloria 6. Credo 7. Sanctus 8. Benedictus 9. Agnus Dei 10. Absterge Domine

(03/07/27)Thomas Tallisは16世紀の作曲家。ここではヒリヤード・アンサンブルによる5声ないしは4声でのポリフォニーによる歌唱を聴くことができます。ロンドンの教会での録音なので、響きが深い感じです。曲によって多少温度感は違いますが、 ある時は朗々と、ある時は憂いを少したたえながらも、そのサウンドは淡色系で、宗教音楽ということもあって、柔らかく包み込まれるような雰囲気で時が流れていきます。

2006/02/27

Heinz Holliger/Johann Sebastian Bach/Thomas Demenga

1340

トーマス・デメンガのハインツ・ホリガーとJ.S.バッハ集。現代音楽とクラシックを1つのアルバムで出すことはNew Seriesお得意ですが、ここでは、バラバラに配置しないで、前半がホリガー、公判がバッハとはっきり分けていますね。しかもホリガー自身もオーボエで参加しているという、当時のNew Seriesの特徴をけっこう取り入れていて、分かりやすいと言えば、分かりやすい。あえてこういう挑戦をしても、ある程度受け入れる層があったんだろうと思いますが、ホリガーとバッハではかなり違いますし、個人的にはバッハのところだけ聴いていた時代がありました。ある種の実験だったのかもしれませんが。

 

Heinz Holliger/Johann Sebastian Bach/Thomas Demenga(Cello)(ECM New Series 1340)(輸入盤) - Recorded September 1986. Heinz Holliger(Oboe), Catrin Demenga(Vln) - Heinz Holliger: 1. Duo Fur Violine Und Violoncello 2. Studie Uber Mehrklange Fur Oboe Solo 3. trema Fur Violoncello Solo Johann Sebastian Bach: Suite No.4 In Es-Dur Fur Violoncello Solo(BWV 1010) 4. Prelude 5. Allemande 6. Courante 7. Sarabande 8. Bourree 1 & 2 9 Gigue

(03/11/18)前半がHeinz Holligerの’70-80年代の作品で、やはり難解な作品。1曲目がヴァイオリンとチェロのデュオ、2曲目はオーボエのソロですがまるでアヴァンギャルドなフリー・インプロヴィゼーションの響き。3曲目はチェロのソロですが、やはりスゴいテクニックでアヴァンギャルドな雰囲気。後半がおなじみバッハのチェロでの聴きやすいソロ作品。ECMお得意の現代音楽とクラシック(バロック)が同居しているアルバム。

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