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カテゴリー「ECM1201-1250番」の44件の記事

2019/11/20

Inflation Blues/Jack DeJohnette's Special Edition

1244 ECMのこの番号では未CD化、別番号でCDBOX発売のラストのアルバムになります。ジャック・ディジョネットのスペシャル・エディションの4枚のアルバムのうち、CDBOXになって初CD化だったのはこのアルバムだけですが、一説には4曲目のヴォーカルの歌詞が問題あったのかも、ということも言われているようですね。まあ、’12年には聴くことができたので、それで良しとしておきますが。このグループも、ECMの中では過激な演奏を許されている数少ないグループですけど、それを言うとパット・メセニーなどはけっこう自由にやらせてもらったんだなあ、ということも分かります。その後いったんECMの方向性が狭まって、最近また広くなったという感じですね。

 

Inflation Blues/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, P, Clavinet, Vo)(ECM 1244)(この番号では未CD化、別番号でCDBOX発売) - Recorded September 1982. Chico Freeman(Ss, Ts, Bcl), John Purcell(Afl, Fl, Reeds, Piccolo Fl, Ack, As, Bs), Rufus Reid(B), Baikida Carroll(Tp) - 1. Starburst 2. Ebony 3. The Islands 4. Inflation Blues 5. Slown Down

(19/11/10)全曲ジャック・ディジョネットの作曲。彼は他にピアノやヴォイスもやってます。他のスペシャル・エディションのアルバムとほぼ内容は変わらないと思うのですが、なぜかCDBOX化されるまで待ちました。出だしのみ静かで、本編で激しい4ビート的なツッコミでけっこう燃えながら突っ走る感じの1曲目、少しメカニカルなテーマをソフトな3管で表現していて、変拍子的ボッサでその表現がドラマチックな進行の、やや淡色系な2曲目、ドラムスをバックにホーンのメンバーが自由に暴れまわって、ドラムスもかなりプッシュしている3曲目、ディジョネット自身のヴォーカルによるレゲエのリズムのノリが良い、本当にレゲエの曲かとも思える4曲目、プッシュするリズムで、ホーンが自由に動き回っていてテンポの良い感じの5曲目。

(注)Jack DeJohnette Special Edition(ECM2296-99)の4枚組CDBOXで再発 ’12年(このアルバムは初CD化)

2019/11/19

Werner Pirchner/Harry Pepl/Jack DeJohnette

1237 ECMの未CD化盤のストリーミング配信聴き。今日のアルバム、ちょっと地味かなあ、という印象。やはりフルバンドの形態ではないヴァイブラフォン(マリンバ)のアルバムは「Dawn/Double Image」でも感じたけど、アピールするものが少々弱いのかなあ、という気もしています。ただ、演奏自体はECMらしくてなかなかいいのでは、と思うところもありますけど。ジャック・ディジョネットのドラムスも少しゆるく、それは全体の音のバランスに合わせたものだろうと思うけど、もう少し前面に出ても良かったかなあ、とも思います。ちなみに、このアルバムもマンフレート・アイヒャーのプロデュース。

 

Werner Pirchner(Tenor Vib, Marimba)/Harry Pepl(G)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1237)(ストリーミング配信) - Recorded June 1982. - 1. African Godchild 2. Air, Love And Vitamines 3. Good-bye, Baby Post 4. Better Times In Sight

(19/11/10)1、4曲目がWerner Pirchnerの作曲、2-3曲目がHarry Peplの作曲。テナー・ヴァイブラフォン(マリンバ)、ギター、ドラムスという変則編成で、長めの曲を4曲演奏しています。ベースがなくても、その分軽やかになっているのがいいところ。静かにはじまり、やや地味だけど明るめに徐々に盛り上がっていく(そんなに盛り上がるわけではないけど)14分台の1曲目、淡々としてはいるけれども、ヴァイブラフォンの軽快な演奏と、ドラムスのゆるいビートが心地良い2曲目、淡々とした演奏で、時にドラムスが軽くプッシュする、後半で少し過激なフレーズのギターが登場する10分ほどの演奏の3曲目、多少陰影のあるサウンドが印象的で、他の曲と同じように淡々とした雰囲気のある4曲目。ベースレスでも自然な感じ。

(’19年8月より順次配信)

2019/11/17

Winterreise/Hajo Weber/Ulrich Ingenbold

1235 ECMの未CD化作ストリーミング配信聴き。このアルバムはCD化さrていてもおかしくない内容の、かなりECMらしいアルバムです。しかもプロデューサーがマンフレート・アイヒャーだし。こういうアルバムもあるので、やはりCD化されなかった基準というのは厳密には分かりません。CDが発売される時期と重なったこともあるからかなあ、というのは私の個人的な予想。このアルバム、なかなかいいので、機会があれば聴いてみてください。最近はストリーミングで聴けるようになったので、LPを入手する必要もなくなっていますし。少々地味かもしれないですが、アコースティック・ギターの音の心地よさが、耳に響きます。

 

Winterreise/Hajo Weber(G)/Ulrich Ingenbold(G, Fl)(ECM 1235)(ストリーミング配信) - Recorded March 1982. - 1. Der Wundersame Weg 2. Karussell 3. Winterreise 4. Zweitel 5. Sommerregen 6. Drehung In Der Luft 7. Filmmusik 8. Son's Song

(19/11/10)Hajo Weber作が1、4、6-7曲目、Ulrich Ingenbold作が2-3、5、8曲目。アコースティック・ギター2台(あるいはフルート)の静謐な演奏。2人ともロックの経歴があるようだけど、ここではその形跡はあまりなく、いかにもECMらしいギター音楽が展開されています。1曲目からその叙情的なサウンドでせまってきます。1台のギターで同じフレーズが繰り返され、もう1台でその中を動き回るソロの2曲目、間のある美しいギターが印象的な哀愁満点のタイトル曲の3曲目、その後もしっとりとしたエコーのかかった叙情的な演奏が続きます。5曲目は淡々としつつなかなか泣かせます。どの曲がどういう演奏かを分かるより、アルバム単位で流れるように聴いていくのが心地よい聴き方か。あたりは柔らかいけど印象深い。

 

(’19年8月より順次配信)

2019/11/16

Everyman Band

1234 ECMの未CD化作のストリーミング配信聴き。今日のアルバム、ロックにかなり近い要素を持っていて、それでもプロデューサーはマンフレート・アイヒャー。なぜこういうアルバムが出たのか分かりませんが、同じような時期に「Lask」というポストパンクのアルバム(これも未CD化)が出ているので、当時心境の変化があったのか、どうなのか。まあ、CDで再発しても売れないと思ったのだろうと想像しますが。ただ、ガンガンロックで攻めるだけではなくて、4ビートの多用やサックスを前面に出すことによって、いろいろと工夫はありますけど。まあ、こういうアルバムがあったということを知らないと、ECMの全体像が見えてこないということもありますけれども。

 

Everyman Band(ECM 1234)(ストリーミング配信) - Recorded March 1982. Michael Suchorsky(Ds), David Torn(G), Bruce Yaw(B), Martin Fogel(Sax) - 1. Morais In The Mad 2. Japan Smiles 3. Lonely Streets 4. On The Spot 5. The Mummy Club 6. Nuclear Suite 7. Fatt Blatt

(19/11/09)Michael Suchorsky作の2曲目、David Torn作の1、5曲目、Martin Fogel作の3-4、7曲目、Bruce Yaw作の6曲目。1曲目ではもろにロックの曲になっていて、ちょっと不思議なアルバム。ミックスはそれでもECM的には処理しました的な様子はあり、ギターよりもサックスが多くの場面でメインになっていて、4ビートも多めなので、それなりに努力しました、という感じがあります。2、4曲目はギンギンなギター・ソロもあって時に4ビートになってはいるし。おそらくトーンの関係で発売されたのだとは思いますが。3曲目はそんな中でもフリー的な出だしがあって、4ビートもあり、ただのロックではないところを見せてはいます。それでもあちこちでロック的なサウンドが出てきてます。6曲目はロックながらECMに寄り添って。

(’19年8月より順次配信)

2019/11/15

Picture This/Gary Burton Quartet

1226ECMの未CD化アルバムストリーミング配信聴き。何でこのアルバムがCD化されないんだ、という問題、なかなか基準が難しいのですが、他の人がプロデューサーをやっている’80年代初期までのアルバムは、CD化されてない確率が高いですね。結果として、アルバムが普通のジャズになってしまっていたり、ECMにありがちな温度感が、マンフレート・アイヒャーのプロデュースたものよりも温かみのあるものになってしまっていたりと、まあ、こういうわけですね。ただ、ゲイリー・バートンの未CD化の前作はアイヒャーのプロデュースでしたが。ECMでストリーミング配信のもの(別番号CD化を含む)を聴いていく作業も、あと聴けるのは5枚にまで減りました。

 

Picture This/Gary Burton(Vib) Quartet(ECM 1226)(ストリーミング配信) - Recorded January 1982. Jim Odgren(As), Steve Swallow(B), Mike Hyman(Ds) - 1. Tanglewood '63 2. Waltz 3. Dream So Real 4. Tierra Del Fuego 5. Duke Ellington's Sound Of Love 6. Skylight

(19/11/06)Michael Gibbs作の1曲目、チック・コリア作の2曲目、カーラ・ブレイ作の3曲目、Jim Odgren作の4、6曲目、チャールズ・ミンガス作の5曲目。プロデューサーはHans Wendl。ノリの良い明るい曲調で、フュージョン的な雰囲気も醸し出している、やや一本調子だけどメロディアスな1曲目、アップテンポのワルツなんだけど、コード進行も複雑そうだし、演奏も難しそうな2曲目、再演曲だけれども、こちらの方が何だかホンワカとしてしまう、バラードの3曲目、フュージョン色が強めのサックスのテーマの、時に4ビートやラテンのリズムも入るカッコいい4曲目、ミンガスらしい優しいメロディと、心もち温かみのあるバラードの5曲目、やはりフュージョン的なテーマの勢いのある曲で、これまた4ビートやラテンビートが入る6曲目。

(’19年7月より順次配信)

2019/11/14

Opening Night/Enrico Rava Quartet

1224ECMの未CD化盤ストリーム配信聴き。このアルバムも、エンリコ・ラヴァの前作AHと同じく、Thomas Stowsandのプロデュースです。ピアノがアヴァンギャルドな感じは強めだけど、割と普通のジャズの場面も多く、しかもバラードを除いてはけっこう温かみがあってサウンドもにぎやかです。マンフレート・アイヒャーのプロデュースではないということで、未CD化だったのかもしれないなあと思います。ただ、ECMとは関係なく聴いているとけっこういいアルバムなんじゃないか、とも思います。ここでは全員がイタリア人で、アルド・ロマーノもECM録音に参加していたんだなあ、と改めて気がつきました。未CD化盤聴きはけっこう貴重な体験ですね。

 

Opening Night/Enrico Rava(Tp, Flh) Quartet(ECM 1224)(ストリーミング配信) - Recorded December 1981. Franco D'andrea(P), Furio Di Castri(B), Aldo Romano(Ds, G) - 1. I'm Getting Sentimental Over You 2. Opening Night 3. Diva 4. GRRR 5. F. Express 6. Venise 7. Thank You, Come Again

(19/11/05)エンリコ・ラヴァ作が2-5、7曲目、Aldo Romanoと他の人の共作が6曲目。Thomas Stowsandのプロデュース。割と普通にジャズしてますが時にピアノがアヴァンギャルド気味。意外にも明るいスタンダード曲を奏でていく1曲目、ホーンがスローな出だしをしたと思いきや、途中からメカニカルな速いパッセージでフリー的なアップテンポになって、ラストで穏やかなジャズに戻るタイトル曲の2曲目、綾織り系のバックでホーンが朗々と奏でるバラードの3曲目、明るくてややボッサ的なサウンドから中盤ラテンになる4曲目、ピアノが時に中盤でかなり暴れている感じのアップテンポの4ビートもある、終盤バラードになる5曲目、ギターとホーンのデュオでメロディアスな6曲目、普通に4ビートジャズで意外な感じの7曲目。

(’19年8月より順次配信)

2019/11/07

Schattseite/Adelhard Roidinger

1221 ECMの未CD化作ストリーミング配信聴き。今日のアルバム、なかなかECMという感じで良かったのですが、ちょっと地味かなあ、という感じもしました。まあ、このぐらいの地味さ加減はECMでは多いので、未CD化だったのは、ベーシストの知名度だったのかなあ、という気もしてます。Bob DegenがECMのアルバムに参加しているのもここで知ったし、得るものは多かったのですけど。曲によっては参加しているメンバーが全員ではないこともありますが、それはアルバムとしての流れが良ければいいのではないかなあ、と思います。もっと早い時期に聴いていれば、と思わせるようなアルバムではありました。

 

Schattseite/Adelhard Roidinger(B)(ECM 1221)(ストリーミング配信) - Recorded November 1981. Heinz Sauer(Ts), Bob Degen(P), Harry Pepl(G), Werner Pircher(Vib, Marimba), Aina Kemanis(Voice), Michael DiPasqua(Ds, Per) - 1. Fu Ptu 2. Lutti 3. Loveland 4. Stress 5. Ania 6. When Earth Becomes Desert

(19/10/30)全曲Adelhard Roidinger作曲。ECMらしいサウンドでせまってきます。薄暮のようなサウンドで、静かな中に時折り大きめの音が入るテーマの後にヴァイブラフォンその他の楽器で割とゆったりと進む1曲目、哀愁を含んだメロディアスな、時にやや激しいベース・ソロだけで、4分間が進行していく2曲目、ヴォイスも加わって、浮遊感のあるコードを変えながら同じフレーズが何度も繰り返し出てくる8分の7拍子基調の3曲目、出だしの静かで優しいメロディのヴォイスが印象に残り、ピアノ他が加わってから美しいながら何となくタイトルとのつながりが分かる4曲目、フリーのようなフレーズの感触がヴォイスを含んで展開する後半打楽器的な5曲目、フレーズの表現も物語的で、中盤はややフリーっぽく展開する6曲目。

(’19年8月より順次配信)

2019/11/06

Lask/Ulrich P. Lask

1217 ECMの未CD化盤のストリーミング配信聴き。このアルバムはずっと配信化すらされないんじゃないかと思ってましたが、今回配信の中に入ってました(彼らの2枚目はまだですけど)。実はYouTubeのPC環境で頭だけ聴いたことがあるのですが、オーディオ環境で全部聴くと印象が全然違ってきますね。これを’81年録音ということでECMが採用したのも驚き(ポストパンクと呼ばれているらしいジャンル)ですが、むしろ聴いていて、まあ、好きな方の音楽かなと思えたのも自分にとっては意外でした。まあ、聴く機会があれば一度聴いてみてください、としか言えないのがつらいところ。ただ、今はストリーミングがあるので、比較的多くの人が聴けるんじゃないかと思います。

 

Lask/Ulrich P. Lask(As, Synth)(ECM 1217)(ストリーミング配信) - Recorded November 1981. Meinolf Bauschulte(Ds), Maggie Nichols(Voice) - 1. Drain Brain 2. Tattooed Lady 3. Kidnapped 4. Should We, Geanie? 5. Unknown Realm (Shirli Sees) 6. Poor Child 7. Too Much-not Enough

(19/10/29)全曲Ulrich P. Lask作曲で、作詞は5曲目のみShirli Hall、他は全曲Maggie Nichols。これこそECMでは異端で、ジャズ色すらなくポップスやロックの部類に入るのではないか。ヴォーカルがけっこう前面に出てきているけど、面白いと言えば面白いサウンド。サックスとシンセサイザー、ヴォーカルにドラムスというのはなかなか相性が良い。持ち込み音源だと思われるが、1枚で終わらなかったところを見ると、それなりに需要はあったのでしょう。それにしてもこの時代にこういう音楽を受け入れるとは、かなり進んでいたんだなあと。Maggie Nicholsの語りもあれば超人的な声もスゴい。アルバムの各曲自体のインパクトはけっこうあります。各曲の違いを表現するというより、アルバム全体で一つの世界を構築してます。

(’19年8月より順次配信)

2019/11/05

Last Year's Waltz/Steve Kuhn Quartet

1213 ECMの未CD化盤ストリーミング配信聴き。このアルバムを知らなければ、ECMレーベルのアルバムとは判別しづらいのではないでしょうか。かなり賑やかなライヴだし、4ビートも割とよく出てくる。プロデューサーがマンフレート・アイヒャーでないと、ここまで変わってしまうものなのか。リーダーの名前では売れても、近年まで廃盤になっていたのは、こういうことか、と思います。そして、スティーヴ・キューンは後年、「Remembering Tomorrow」(ECM 1573)(’95年録音)という、再演曲も多く、雰囲気もECMに合わせた名盤を出しているので、アルバムとしてはそちらの方が、「らしい」とは思いますけど。「Common Practice/Ethan Iverson(P) Quartet/Tom Harrell(Tp)」(ECM 2643)が出てきたのは、突然変異でもなかったのですね。

 

Last Year's Waltz/Steve Kuhn(P) Quartet(ECM 1213)(ストリーミング配信) - Recorded April 1981. Sheila Jordan(Voice), Harvie Swartz(B), Bob Moses(Ds) - Turn To Gold 2. The Drinking Song 3. Last Year's Waltz 4. Remember You 5. Mexico 6. The Fruit Fly 7. The Feeling Within 8. Medley: Old Folks - Well You Needn't 9. Confirmation 10. The City Of Dallas

(19/10/29)ライヴのアルバム。スティーヴ・キューン作が1-3、6-7曲目、Harvie Swartz作が5曲目、スティーヴ・スワロウ作が10曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。プロデューサーはRobert Hurwiz。ECMらしからぬ雰囲気。1曲目からこれはアメリカンなライヴという雰囲気で、2曲目もラテンのリズムでノリノリ。タイトル曲の3曲目は美しいワルツでピアノが印象的、やや盛り上がりあり。ただ、4、9曲目その他、普通に4ビートのジャズを演奏している曲も目立つので、当時のECMとしてはやはり異色か。ラテンのメロディとリズムでエキゾチックな輝きを放つ5曲目、明るく陽気なエネルギーと時に4ビートのある6曲目、珍しくしっとりしたバラードの7-8(時に暴れる)曲目、陽気なワルツで歌がいい10曲目。

(’19年7月より順次配信)

2019/11/04

Gallery

1206 ECMの未CD化作ストリーミング配信聴き。いよいよ1200番台になりました。このあたり、アルバム発売時にはCDが出るか出たかの頃合いなので、意外に未CD化のアルバムがあります。安定してCDが出るようになるのは’84-85年ごろ。そしてCD、LPの併売状態がなくなってきてCDだけになるのがもう少し後のこと。なので、そういう物理的要因が、内容だけではCD化されなかった理由が分からない根拠ともなるのではないかと思います。今回のアルバムも、音楽だけ聴くと、けっこういいし、ECMとしてはまっとうな路線なんじゃないかなあ、と思います。なかなか興味深いサウンドだし。まあ、今回それを聴けたので、OKということでもありますけど。

 

Gallery(ECM 1206)(ストリーミング配信) - Recorded May 1981. David Samuels(Vib, Per), Micheal DiPasqua(Ds, Per), Paul McCandless(Ss, Oboe, English Horn), David Darling(Cello), Ratzo Harris(B) - 1. Soaring 2. Prelude 3. A Lost Game 4. Painting 5. Pale Sun 6. Egret 7. Night Rain

(19/10/27)4曲目はマンフレート・アイヒャーとグループ名の作曲、デイヴ・サミュエル作は1-2、7曲目、3曲目がMicheal DiPasqua作、5曲目がPaul McCandless作。基本的に2つのグループ出身の新しいグループ。曲が印象に残る楽器編成。幻想的で叙情的な情景が見え隠れする、やや陰影のあるバラードの1曲目、チェロが哀愁のあるテーマを奏でた後は、映画音楽のような雰囲気の2曲目、チェロが飛び回り、アップテンポで勢いのある曲になる3曲目、おそらくフリー・インプロヴィゼーションで、漂うような自由な空間のある4曲目、映画音楽を回想するような美しいメロディが印象に残る5曲目、多少の浮遊感を伴いながら短調のメロディが心に響く6曲目、やや重厚な出だしから、薄暮のようなサウンドになる7曲目。

(’19年8月より順次配信)

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