共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

カテゴリー「ECMレーベル」の1000件の記事

2024/04/15

なぜか残してあるECM2500番以降とCriss Cross1400番以降

240415cd 昨春のCD処分の時には時間がなくてあまり考える余裕もなかったのだけど、区切りよくECM2500番以降とCriss Cross1400番以降だけ残してあります。それが写真で、CDラック3段と半分のECMと、その下に20枚弱のCriss Crossになってます。逆に言うと、ECMのそれ以前のものでは100枚ほどお気に入りを残して処分、Criss Crossに至っては、全部処分してしまいました。普通の人ならば、番号を関係なく、好きなミュージシャンなりアルバムなりを残すと思うので、その点自分は特異なのだなあ、とも思います。どっちみち、ストリーミングに頼ることが多くて、CDラックから常に出して聴くかというとそうでもなく。

なんでそうしたかというのは、今となってはあまり思い出せませんけど、過去のレーベルコンプリートをやっていた当時の名残りで、ここより後はまだ持っていたい、と思ったのかもしれません。他に、ジャズ新譜一般の方はもっと少なく、CDラック1列に満たないほどしか残ってないですし。そもそも処分したのは、CDがラックにぎちぎちに前後2段に入っていて、取り出すのも容易ではなくなったので、それならなくても同じではないか、と思ったのも理由のひとつです。保管に気を使っていても、どうしても古いCDは紙の部分やライナーなどにシミやカビが出てくることもあり、その経年劣化も理由にはなるかなあ、と思います。

ECMとCriss Crossは、いろいろ今後とも参考になるレーベルではありますが、ストリーミングで聴ける割合がけっこう高いレーベルでもあります。そういう意味で、ブログにも全記録を残していることもあって、ばっさりとやってしまったのだろうなあ、と考えています。実際に、手元にあるCDでもストリーミングであれば、そっちで聴くことが多いですし。また、たぶんやらないとは思うけど、今手元にあるのは新譜中心なので比較的買取価格が高いため、いざとなったら、新しい方の処分にも手をつけるかもしれないな、なんてことを考えてしまいます。まあ、金銭的に困っているわけではなくて、実際買っているのはまだ働いているので、自分の小遣いからなんですけどね。こういう残し方をする人も珍しいと思うので、書いて残しておこうと思いました。まあ、昨年から補聴器をつけて聴いている状態なので、聴き疲れして以前ほどには長い時間聴けなくなっている、ということもありますが。

(追記)とうとう一時1ドル154円行ってしまいましたね。輸入CD派にとってはつらい数字です。ここで天井になるのか、ここよりさらに安くなるのかで、今後のこともいろいろと考えねば、、、

2024/02/20

Words Unspoken/John Surman

2789 ECMの新譜が1枚届いたので、聴きます。最近は3-5枚ぐらいまとめて注文できたのに、これだけ1枚注文すると高くなり、何とも悩ましいですが、今回はポイントがたくさん貯まっていたので、Tレコードを使いました。さて、ジョン・サーマンの新作ですが、彼の演奏のマイペース差は相変わらずで、ブラインドをやっても、少し憂いを帯びていて短調のメロディを吹いているような、彼のフレーズって分かるんではないかなと思います。そこをメンバーに変化を持たせて飽きさせないように、今までも何枚もECMよりアルバムを出してきましたし。今回は持ち込み音源のような感じですが、それでもECMの道を外していない、というのは、もう彼自身がこの方向性だからなんでしょうね。

 

Words Unspoken/John Surman(Ss, Bs, Bcl)(ECM 2789)(輸入盤) - Recorded December 2022. Rob Luft(G), Rob Waring(Vib), Thomas Stronen(Ds) - 1. Pebble Dance 2. Words Unspoken 3. Graviola 4. Flower In Aspic 5. Precipice 6. Around The Edges 7. Onichi Ceilidh 8. Belay That 9. Bitter Aloe 10. Hawksmoor

(24/02/18)全曲ジョン・サーマンの作曲で、収録時間は61分。ソロないし小編成が多いサーマンですが、ここではギター、ヴァイブラフォン、ドラムスの参加で、いくらか賑やかなサウンドになっています。それでもホーンのフレーズはやや愁いのあるサーマン節がさく裂していますが。1曲目でソプラノ・サックスをけっこう吹いていますが、やや短調気味の演奏は激しくても彼らしいな、と思います。タイトル曲の2曲目は静かなバックのサウンドにバリトン・サックスの愁いを帯びた音。3曲目はバス・クラリネットと楽器を変えつつ、基調のサウンドが似た雰囲気なのは、やはり彼らしい。ドラムスが少し前面に出てくる5曲目。その後もメランコリックなもの、少し不思議な曲調(8曲目)だったりと、しっかり彼の要点を押さえています。

2024/02/07

Touch Of Time/Arve Henriksen/Harmen Fraanje

2794 ECMレーベルの4日目にして一段落。今日はデュオ作品ですが、Arve Henriksenのトランペットはいつ聴いても独特で、日本人の私からすると尺八を連想させてくれて、なかなかいい感じです。このアルバムはゆったりしているうえに、あまり難しい演奏をしていないので、すんなりと入ってきます。38分の収録時間では短いかなあと思ったのですが、この時間で十分に語りかけてくれるので、ある程度満腹感はありますね。彼もECMに何枚もアルバムを録音してますし。今回はHarmen Fraanjeの作曲比率が高かったので、そちらの方のプロモーションかなあ、とも思いますけど、Henriksenの独特な音に耳が行ってしまうのはどうしてでしょうか。地味かもしれないけど、いいアルバムです。

 

Touch Of Time/Arve Henriksen(Tp, Electronics)/Harmen Fraanje(P)(ECM 2794)(輸入盤) - Recorded January 2023. - 1. Melancholia 2. The Beauty Of Sundays 3. Redream 4. The Dark Light 5. What All It Is 6. Mirror Images 7. Touch Of Time 8. Winter Haze 9. Red And Black 10. Passing On The Past

(24/02/06)3、5、7曲目がHarmen Fraanjeの作曲で、残りは全曲2人の共作。収録時間は38分。とは言うものの、ゆったりしつつもふくよかな音色を持つ、和楽器(尺八)のようなサウンドのトランペットも、それに合わせて弾くピアノも愁いを持ちながらメロディを奏でているので、あまりフリー・インプロヴィゼーションだという感じはないです。ちゃんとしたメロディなので、ジャズかというと少々違う感じではありますが、そのメロディが心地よい比較的時間の短い曲が続いていきます。それがドラマになっているような感じで、それぞれの持ち味を活かした演奏で、たゆたうように進んでいきます。それにしても、トランペットは非常に独特の音色で、欧米ではどのようにとらえられているのだろうか。難しい要素がないのもメリットか。

2024/02/06

The Blue Land/Matthieu Bordenave/Florian Weber/Patrice Moret/James Maddren

2783ECMレーベル新譜の3日目。昨日のうちに話題作をアップしてしまったのですが、ちょっと渋めだけどECMらしさでは引けを取らないアルバムが続きます。今日のアルバムはMatthieu BordenaveのECM2作目。福盛進也のECM作にも参加していますね。サックスはソフトな感じがするのだけど、周りはやや硬派な演奏で、あまり甘さがないところがECMらしさが出ていていいんじゃないかと思います。今回はドラムスも入っていて、なかなか聴きごたえがありますし。最近の新作を見ていると、世代交代は確実に進んでいると思います。そこに自分がどこまで追いついていけるかなんだけど、自分が元気なうちは追いかけていきたいなあ、と思います。

 

The Blue Land/Matthieu Bordenave(Ts, Ss)/Florian Weber(P)/Patrice Moret(B)/James Maddren(Ds)(ECM 2783)(輸入盤) - Recorded October 2022. - 1. La Porte Entrouverte 2. The Blue Land 3. Compassion 4. Cyrus 5. Refraction 6. Distance 7. Three Four 8. Timbre 9. Three Peaks

(24/02/05)ECM2作目で、今回は前作と同じメンバーにドラマーが入っています。収録時間は44分。3曲目がジョン・コルトレーン作で、他は全曲Matthieu Bordenave作。1曲目はピアノで現代音楽的な感じもする出だしから、しっとりとしたバラードに移っていきます。それでも甘さをあまり感じさせません。割と静けさが基調にあるんだけど、ソフトなサックスの音色と、他の楽器の硬派な感じとが混ざり合って不思議な効果が出てます。3曲目もコルトレーンの曲と分かるよりも、その独自な世界に引き込まれる。ECMらしい曲が続くけど、ゆったりとしながらも硬派な世界に入り込むのは、傾向としてあります。その魅力が十分に出ている感じ。その中でも6曲目はけっこうハードなフリーか。曲調を変えながらもやはり渋い世界。

2024/02/05

Compassion/Vijay Iyer/Linda May Han Oh/Tyshawn Sorey

2760 ECMの新譜2日目。ここからジャズですが、今回発売される中でも一番話題になるアルバムではないかなあ、と思います。ECMにしては元気な曲も多いし、有名なだけにけっこう好きにやらせてもらっているのかな、という印象。演奏内容も申し分なく、最近流行のLP1枚分に無理して収録曲を抑えることもなく、のびのびと演奏しています。このトリオで2作目なのですが、これだけのメンバーが集まると、それもまた演奏の相乗効果で、このアルバムを購入する人は多いんじゃないかなあ、と思わせます。ECMはストリーミングでも配信していますので、まずはそれを聴くのもいいし。特にドラマ仕立てではないんでしょうけど、アルバムを通してドラマを感じさせる内容になっています。

 

Compassion/Vijay Iyer(P)/Linda May Han Oh(B)/Tyshawn Sorey(Ds)(ECM 2760)(輸入盤) - Recorded May 2022. - 1. Compassion 2. Arch 3. Overjoyed 4. Maelstrom 5. Prelude: Orison 6. Tempest 7. Panegyric 8. Nonaah 9. Where I Am 10. Ghostrumental 11. It Goes 12. Free Spirits/Drummer's Song

(24/02/04)3曲目がスティーヴィー・ワンダー作、8曲目がロスコ―・ミッチェル作、12曲目前半がジョン・スタブルフィールド作、後半がジェリ・アレン作の他は全曲Vijay Iyer作。収録時間は65分。このトリオでは2作目で、息の合ったところを見せてくれます。1曲目のようにゆったりと波打つような曲があるかと思えば、2曲目のようにけっこうスピリチュアル的に盛り上がるような曲もあって、変化に富んでいます。変拍子の曲もあるようですけど、分析するのは難しい。曲によってけっこう盛り上がるのですが、ミキシングのせいかスマートに聴こえます。ECMとしてはけっこう自由にさせてもらっているようで、1曲1曲がドラマチックで、あまり平易ではない語り口にしても、引きこまれるものを持っています。なかなか気になる1枚。

2024/02/04

Gidon Kremer/Songs Of Fate/Kremerata Baltica/Vida Mikneviciute

2745 ECMが久しぶりに4枚届いたので、なるべく早めにアップしていきます。今日のアルバムは最初の2人はリトアニア、ラストの曲はラトビアの作曲家の作品です。ECMではこういう辺境の地のあまり知られていない作曲家に光を当てることも多く、それにMieszystaw Weinbergを組み合わせてのアルバム作りで、いわゆる新旧取り合わせて1枚にしているのはお得意のところかも。あまり現代音楽的ではないとは思いますが、それでいても、はっきり聴きやすい曲にベクトルは向いているものの、そこまで聴きやすいかというと、う~むとはなるかと。それでも作曲が’17年以降ということでこのアルバムで初出が多いと思われ、こっち方面に興味のある方もいるかもしれないですね。

 

Gidon Kremer(Vln)/Songs Of Fate/Kremerata Baltica/Vida Mikneviciute(Soprano)(ECM New Series 2745)(輸入盤) - Recorded July 2019. Magdalena Ceple(Cello), Andrei Pushkarev(Vib) - Raminta Serksnyte: 1. This Too Shall Pass Giedrius Kuprevicius: 2. David's Lamentation 3. Kaddish-Prelude 4. Penultimate Kaddish 5. Postlude. The Luminous Lament Mieszystaw Weinberg: 6. Nocturne 7. Air Op.9 8. Viglid 9. Oyfn Grinem Bergele 10. Der Yesoymes Brivele 11. Kujawiak Jekabs Jancevskis: 12. Lignum

(24/02/04)収録時間は57分。Mieszystaw Weinbergはポーランド出身の20世紀の現代音楽家、他の3人の作曲家はまだ若かったり存命の、バルト三国の作曲家。Weinbergは’40-50年代の古めの曲ですが、他の3人は’17年以降の新しい曲の演奏です。あまり強い現代音楽的なところはなく、ある程度聴きやすいメロディが特徴。2、4-5、8-10曲目はソプラノの歌唱入り。いわゆるごった煮的なアルバムだけど整合性あり。

2024/01/02

タワーレコードよりECMのSACDハイブリッド盤が残り11枚届く

240101ecm_20240102093201 結局、まだ入手可能なギリギリの期間ということで、タワーレコードからECMのSACDハイブリッド盤を11枚注文してしまい、元旦のお昼に届きました。これでタワーレコードから発売された全15枚が揃いました。リンク先は過去に書いたアルバムコメントですが、いずれもECMの割と最初の方の時期の名盤ばかりです。Amazon Music HDのストリーミングでも、だいたいハイレゾで聴けるようになっているので、このまま未開封になってしまう可能性が高いのですけど。開封しているのは一昨年買った「サンベア・コンサート」だけです。

Standards, Vol.1/Keith Jarrett(P)/Gary Peacock(B)/Jack DeJohnette(DS)(ECM 1255)

Crystal Silence/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)(ECM 1024)

Pat Metheny Group(G)(ECM 1114)

Standards, Vol.2/Keith Jarrett(P)/Gary Peacock(B)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1289)

A.R.C./Chick Corea(P)/Dave Holland(B)/Barry Altshul(Per)(ECM 1009)

Offramp/Pat Metheny Group(G)(ECM 1216)

Changes/Keith Jarrett Trio(P)(ECM 1276)

Standards Live/Keith Jarrett(P)(ECM 1317)

Tales Of Another/Gary Peacock(B)/Keith Jarrett(P)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1101)

Magico/Charlie Haden(B), Jan Garbarek(Sax), Egberto Gismonti(G,P)(ECM 1151)

Travels/Pat Metheny Group(G)(ECM 1252/53)

2023/12/30

タワーレコードよりECMのSACDハイブリッド盤が3枚届く

1022 1064 1073 今日、タワーレコードより、タワー限定発売のECMのSACDハイブリッド盤が3枚届きました。実はこれらのCDの方は前回の処分の時はそのまま持っていて、ダブりでの購入ということになります。さらに、ストリーミングではこれらはハイレゾで聴くこともでき、わざわざSACDを買ってまでして聴くほどのことかなあ、とも思って、けっこう以前から迷っていたんですね。今回、3枚以上20%オフの対象商品だったこと、そしてポイント15倍セールも重なって、つい注文をしてしまいましたが。

けっこう聴いてきた耳タコ盤ばかりで、こういうのを購入すると結局未開封のまま置いておいて、自分が亡くなった時にまた未開封のまま市場に出回るような気もするのですが、まあ、年末の自分へのご褒美として購入してしまいました。アルバムは以下の通りです。

Return To Forever/Chick Corea(P)(ECM 1022)

The Koln Concert/Keith Jarrett(P)(ECM 1064/65)

Bright Size Life/Pat Metheny(G)(ECM 1073)

実はこのタワー限定のSACD盤、1年前にも購入しています。その時はその盤のストリーミングがハイレゾ規格ではなかったからですが、もし自分がストリーミングをやっていなければ、全部のSACD盤を購入していたかもしれません。それにしても6枚組だったので、高かったな。

Sun Bear Concerts/Keith Jarrett(P)(ECM 1100)

SACD盤は安くはないため、いちおうここで打ち切りとしますが、気が向いたら他のSACD盤も買うかもしれません。それは今の段階では未定です。

240101ecm(追記30日)結局どういうことになったかというと、タワー限定のSACDハイブリッド盤は15枚出ていて、持っていない残りの11枚も今日注文することになってしまいました(汗)。まだ、CD処分した時の軍資金が少し残っているからいいけど、こういうことになる雰囲気がしていたんだよなあ、、、

2023/12/05

Strands - Live At The Danish Radio Concert Hall/Palle Mikkelborg/Jakob Bro/Marilyn Mazur

2812ECMの新譜2枚目で年内はこれで一段落だと思います。コロナ禍以降、ECM番号にけっこう空き番があって、それらは今後どうするのか分からないですが、その一方でこのように2800番台に突入しているのだから、相当数企画はあったのだと思います。今回の2枚は持ち込み音源のようで、マンフレート・アイヒャーも歳なので、持ち込み音源が増えてくるのかなあ、などと気にはしていますが。このアルバム、作曲の中心がヤコブ・ブロですし、好きなギタリストのひとり。静かなサウンドが持ち味ですけど3曲目は盛り上がりますねえ。こういう場面もあってこそのライヴだとは思いますが、緩急の緩を中心にワンポイントあるというのが、ECMらしくていいですね。

 

Strands - Live At The Danish Radio Concert Hall/Palle Mikkelborg(Tp, Flh)/Jakob Bro(G)/Marilyn Mazur(Per)(ECM 2812)(輸入盤) - Recorded February 2023. - 1. Gefion 2. Oktober 3. Returnings 4. Strands 5. Youth 6. Lyskaster

(23/12/04)収録時間は46分。5曲目がPalle Mikkelborg作、1-2、4、6曲目がJakob Bro作、3曲目が2人の共作。ライヴですが、ECMらしく静かであり朗々としたホーンのサウンドが効いている、落ち着いた曲がメインで続きます。1曲目はその静かなサウンドとメロディが印象的な曲。パーカッションも音数少なく、その静かな場に寄り添うような雰囲気で演奏します。2、4曲目はやや淡く、哀愁も伴っていますが、似たようなサウンドで進んでいきます。特に4曲目は12分。ブロの作品は全体的にそのような感じでもあります。それでも3曲目はけっこうな盛り上がりを見せ、ライヴでの華になっています。ホーンの響きがゆったりと他の楽器と絡みながら漂っていく5曲目、そしてそのまま続くように小品の6曲目で幕を閉じます。

2023/12/04

Zartir/The Gurdjieff Ensemble/Levon Eskenian

2788 ECMから新譜が2枚届いたので、聴いていきます。今日のはグルジェフ・アンサンブルで、民族楽器を使ったビッグ・バンドというのか、大編成の民族楽器のワールドミュージックというのか、以前よくあった西洋との折衷音楽ではなくて、完全に現地の音になっています。歌唱のあるものもあって、クラシック的な意識のサウンドはよく聞くと1曲目だけなんですね。それにしてもアルメニアの音楽はクセがけっこう強くて、もうアラビア音楽にかなり近いのではないかと思います。こういう作品が多少グループ名を変えながら3枚目というのも、ヨーロッパでの需要があるのでは、と思わせるところがあります。まあ、好きな人は好きでしょうね、と思いますが。

 

Zartir/The Gurdjieff Ensemble/Levon Eskenian(Artistic Director)(ECM 2788)(輸入盤) - Recorded December 2021. Vladimir Papikyan(Voice, Santur, Burvar, Tmbuk. Singing Bowls), Emmanuel Hovhannisyan(Dukduk, Pku), Meri Vardanyan(Kanon), Armen Ayvazyan(Kamancha, Cymbal), Gagik Hakobyan(Duduk), Norayr Gapoyan(Duduk, Bass Duduk, Pku), Avag Margaryan(Blul), Aram Nikoghosyan(Oud), Astgnik Snetsunts(Kanon), Davit Avagyan(Tar), Mesrop Khalatyan(Dap, Tmbuk, Bells, Triangle), Orestis Moustidis(Tombak), National Chamber Choir Of Armenia, Robert Mlkeyan(Director) - Georges I. Gurdjieff: 1. Pythia 2. No.10 3. Sayyid Chant And Dance No.41 4. Introduction And FUneral Ceremony 5. Oriental Dance Ashugh Jivami: 6. Kankaravor Enker Sayat-Nova 7. Dard Mi Ani Georges I. Gurdjieff: 8.Thirty Gestures 9. Prayer And Despair 10. Sayyid Chant And Dance No.42 Sayat-Nova 11. Ashkharhes Me Panjara e (The World Is A Windos) Georges I. Gurdjieff: 12. Trembling Dervish Baghdasar Dbir: 13. ZArtir Georges I. Gurdjieff: 14. The Great Prayer

(23/12/04)グルジェフ・アンサンブルの3枚目。収録時間は55分。グルジェフは19-20世紀のアルメニアの作曲家。ここでは民族楽器を用いて、クラシック的なサウンドも1曲目で少し意識していたと思ったら、その後は民族的なサウンドが前面に出てきます。グルジェフ以外にも、作曲家(吟遊詩人?)の名前が出ていて、歌唱もあってジャズではないんだけどECMでは割とある民族音楽の世界です。ECMではよくある折衷音楽ではなくて、いわゆる純粋種の民族音楽ととらえられますが、New Seriesにしていないのは、その民族的側面が強く出ているからかもしれません。Levon Eskenianのアレンジも3枚目。アレンジも、アラビア音楽にどちらかというと近い、というのはなじみが薄いだけに病みつきになりそうなサウンド。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Criss Cross1001-1050番 Criss Cross1051-1100番 Criss Cross1101-1150番 Criss Cross1151-1200番 Criss Cross1201-1250番 Criss Cross1251-1300番 Criss Cross1301-1350番 Criss Cross1351-1400番 Criss Cross1401-1450番 Criss Crossレーベル ECM1001-1050番 ECM1051-1100番 ECM1101-1150番 ECM1151-1200番 ECM1201-1250番 ECM1251-1300番 ECM1301-1350番 ECM1351-1400番 ECM1401-1450番 ECM1451-1500番 ECM1501-1550番 ECM1551-1601番 ECM1602-1650番 ECM1651-1701番 ECM1702-1750番 ECM1751-1801番 ECM1802-1851番 ECM1852-1900番 ECM1901-1950番 ECM1951-2000番 ECM2001-2050番 ECM2051-2101番 ECM2102-2150番 ECM2151-2200番 ECM2201-2250番 ECM2251-2300番 ECM2301-2349番 ECM2350-2400番 ECM2401-2450番 ECM2451-2499番 ECM2500-2550番 ECM2551-2600番 ECM2601-2650番 ECM2651-2701番 ECM2702-2750番 ECM2751-2800番 ECM2801-2850番 ECM3901番-(アナログ) ECM5001番-(映画・ドキュメンタリーDVD) ECM5501番-(音楽DVD)他 ECM5801番-, ECM SP(ジャズと詩) ECMレーベル ECM未分類(雑記含む) Enjaレーベル Hatologyレーベル J-POP JAPOレーベル JMTレーベル Steeple Chaseレーベル Winter&Winterレーベル ウェブログ・ココログ関連 オーディオ クラシック・現代音楽 ジャズ ストリーミング パソコン・インターネット フュージョン・ファンク ライヴ・コンサート レコード ロック・ポップス 上半期・年間ベスト 携帯・デジカメ 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 映画音楽・ナレーション 書籍・雑誌 楽器 澤野工房 音楽

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト