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カテゴリー「ECMレーベル」の1000件の記事

2019/12/25

ECMとJAPOレーベルの未CD化作のストリーミング配信情報(再掲載)

7月から8月にかけて、ECMレーベルとJAPOレーベルの未CD化作40枚(その前に配信された3枚を含むと43枚)がストリーミングのみの配信で聴くことができるようになりました。すでにお聴きになっている方も多いでしょうが、夏にはブログを下記のように番号順に書きかけてうっかり消してしまい、リンクで済ませてしまったため、再度ちゃんと掲載させていただきます。

(ECMレーベル)

Just Music (ECM1002)
Output/Wolfgang Dauner (ECM1006)
Girl From Martinique/Robin Kenyatta (ECM 1008)
Improvisations For Cello And Guitar/David Holland/Derek Bailey (ECM 1013)
Vanessa/Michael Naura (ECM 1053)
Untitled/Jack DeJohnette’s Directions (ECM 1074)
Julian Priester and Marine Intrusion/Polarization (ECM 1098)
Jack DeJohnette Directions/New Rags (ECM 1103)
Art Lande And Rubisa Patrol/Desert Marauders (ECM 1106)
Tom Van Der Geld and Children At Play/Patience (ECM 1113)
Steve Kuhn/Non Fiction (ECM 1124)
Path/Tom Van Der Geld/Bill Connors/Roger Jannotta (ECM 1134)
Dawn/Double Image (ECM 1146)
AH/Enrico Rava Quartet (ECM 1166)
Faces/John Clark (ECM 1176)
Music By/Barre Phillips (ECM 1178)
Easy As Pie/Gary Burton Quartet (ECM 1184)
Lifelines/Arild Andersen (ECM 1188)
First Avenue (ECM 1194)
Gallery (ECM 1206)
Last years Waltz/Steve Kuhn Quartet (ECM 1213)
Lask/Ulrich P. Lask (ECM 1217)
Schattseite/Adelhard Roidinger (ECM 1221)
Opening Night/Enrico Rava Quartet (ECM 1224)
Gary Burton Quartet/Picture This (ECM 1226)
Everyman Band (ECM 1234)
Winterreise/Hajo Weber/Ulrich Ingenbold (ECM 1235)
Werner Pirchner/Harry Pepl/Jack DeJohnette (ECM 1237)
Call Me When You Get There/Barre Phillips (ECM 1257)

(JAPOレーベル)

For All It Is/Barre Phillips(JAPO 60003)
The Philosophy Of The Flugelhorn/Herbert Joos (JAPO 60004)
Children At Play/Tom Van Der Geld(JAPO 60009)
Kirikuki/OM (JAPO 60012)
May 24, 1976/Larry Karush/Glen Moore (JAPO 60014)
Rautionaha/OM(JAPO 60016)
Land Of Stone/Ken Hyder(JAPO 60018)
Rena Rama/Landscapes (JAPO 60020)
OM/With Dom Um Ramao (JAPO 60022)
New Marks/Contact Trio (JAPO 60024)
Out Patients/Tom Van Der Geld/Children At Play (JAPO 60035)
Musik/Contact Trio (JAPO 60036)
Alfred Harth, Heiner Goebbels: Es herrscht Uhu im Land (JAPO 60037)
Globe Unity Orchestra/Intergalactic Blow (JAPO 60039)

他にすでにCD化されていても、廃盤になっていて入手の困難なアルバムも聴けるのがうれしいですね。なお、オリジナルのECMのアルバムではなくて、後年CDBOXで出たものはその体裁でストリーミングに上がっているので注意が必要です。この廃盤のあたりを聴く人はそう多くはないと思いますが、年末年始に耳を通してみたらいいかも、と思います。

2019/12/03

ECM Catalog 増補改訂版/50th Anniversary(書籍)

Ecmcatalog2nd 「ECM Catalog 増補改訂版/50th Anniversary」(東京キララ社刊)がAmazonから昨日(12月2日)届きました。まずAmazonに梱包に関する苦言を。1キロ近い重さの分厚い本なので、てっきり段ボールタイプのゆうパケットで来ると思ったら、プチプチで本のサイズが合わないダブダブの柔らかい梱包だったので、本にいくつかぶつけた跡があり、ちょっと本が傷んでました。特にカバーの背表紙のところに少し目立つキズがあったので、5,500円もする本でこの送り方はないだろうと思います(ちょっと自分が神経質かなというところもありますが)。1日のおそらく通販の出荷直前に駅前の本屋で現物を見ていたのですが、その時に通販のキャンセルをすべきだったかなあ、という感想です。まあ、読み込んでいくうちにそれなりに使用感が出るので、返品交換までは求めないですけど。

’10年の最初の本が出ていた時に内容は全部、カタログ誌なのに読んでいて、今回はその続編も含まれるので、内容的にはそんなに眺めるのは時間はかからないだろうと思います。何せ、最近のある時期まで(現在発売されている新しいものはさすがに掲載されていないですが)とはいえ、ECMをその時点までは完全網羅している本なので、自分のようなECM好きにとっては持っているだけで価値があります。ジャケットをカラーで最初の方に掲載し、詳細なデータと文章がその後に続きます。もっとも自分でも、素人なりにECM本編に関しては聴いたコメントをホームページやブログで網羅している(ただしCDと未CD化のストリーミング配信のみ)ので、抜けがないかどうかのチェックに重点が置かれると思いますけれども。

私はこの本の単なる一読者にしかすぎませんが、610ページ「ECMをめぐる人々」という小さいコラムに、私のホームページ名とアドレスだけですが書かれています。’10年の時に出た本にも書かれていましたが、その後プロバイダーの事情でホームページの引っ越しをしなければならなかったので、新しいアドレスが書かれている改訂版は、非常にありがたいと思います。まあ、本の全体の物量からすると、そんな隅まで見る人がどれほどいるのか、という話にはなってきますが。

’10年の時と今と違うのは、この本を片手に’17年からのECMストリーミング配信で、片っ端から聴いていく、ということができるようになった点。そういう聴き方もアリなんじゃないかな、ということで。

この本、市場規模のわりにはけっこうな人気で、またそう遠くない時に売り切れてしまうと思います。編集などに相当ご苦労があったと思いますが、興味ある方は早めに入手してみてください。まあ、この本を買う最後の障壁はお財布の心配でしょうか(笑)。

(追記4日)ある方からの情報で、’10年の初版時に未CD化廃版だったものが、その後CD化されたんだけど、そのままの記事で今回掲載されているところがあると知りました。ちょっと残念ですし、そういう点では私のようにWebでやっているものの方がそういうフォローは楽だなあ、と思いました。

2019/12/02

Not Far From Here/Julia Hulsmann Quartet

2664 ECMの新譜が1枚届いたので、先に聴いていきます。実際に聴いたのは11月30日だったので、今年のベスト選定には何とか間に合いました。ジュリア・ハルスマンは、ECMでは初めてのクァルテットのアルバムではなかったかな。今まではトリオだったと思います。サックスがうまい位置関係にあるので、変化が出て、ECMらしく少々ミステリアスなアルバムに仕上がったような気がしています。例年12月はECMは新譜がお休みなので、年内はこれが最後かな。分割出荷だったり1枚の注文だったり、数日前まで続々とCDが来るのであせりましたけど。12月はCDの入手は少ないと思います。

 

Not Far From Here/Julia Hulsmann(P) Quartet(ECM 2664)(輸入盤) - Recorded March 2019. Uli Kemoendorff(Ts), Marc Muellbauer(B), Heinrich Kobberling(Ds) - 1. The Art Of Failing 2. Le Mistral 3. This Is Not America 4. Weit Weg 5. Streiflicht 6. Not Far From Here 7. No Game 8. Einschub 9. If I Had A Heart 10. Colibri 65 11. You Don't Have To Win Me Over 12. Wrong Song 13. This Is Not America(Var.)

(19/11/30)Julia Hulsmann作が1、4-7曲目、Marc Muellbauer作が2、12曲目、Uli Kemoendorff作が8、11曲目、Heinrich Kobberling作が9-10曲目、デヴィッド・ボウイとパット・メセニー、ライル・メイズとの共作が3、13曲目。59分で13曲収録なので、比較的曲は短めのものが多い。ECMらしいピアニストだけど、穏やかなだけではなく、2、4-5、7-9、11曲目のような少しミステリアスな雰囲気の曲も多めにあります。サックスも少し丸いようでいて速いフレーズもけっこうイケる感じ。3、13曲目はメロディアスなんだけどだんだん深みにはまりこむような感じ。浮遊感があって漂っていくボッサ的なリズム(変拍子?)のタイトル曲の6曲目、ややスピード感のある10曲目、じっくり盛り上がる12曲目など変化に富んでます。

2019/11/25

Munich 2016/Keith Jarrett

2667 ECMの新譜聴き4日目で一段落。キースジャレットの演奏、最近のアルバムは少なくて、発売されたとしてもかなり前の演奏だったということが多かったでしたが、これは今時点では一番新しく、’16年の演奏になっています。年齢で衰えを見せることなく、相変わらず聴かせるソロ・ピアノの即興演奏でライヴを盛り上げているのは、非常に素晴らしいことだと思います。最近は難しい曲もあったりはしますけど、これも時代の流れで、美しさばかりが彼のピアノではないと言っているようです。ちなみにこのアルバムはセルフ・プロデュースになっていて、彼が今一番聴かせたい音がこれ、ということじゃないのかなあ、と思います。

 

Munich 2016/Keith Jarrett(P)(ECM 2667/68)(輸入盤) - Recorded July 16, 2016. - 1-12. Part I - XII 13. Answer Me, My Love 14. It's A Lonesome Old Town 15. Somewhere Over The Rainbow

(19/11/22)CD2枚組のライヴ。12曲目までが即興演奏で、13-15曲目はアンコールと思われ、スタンダードなど。1-2、7、12曲目は現代音楽的というか、アグレッシヴというか、そういう側面が目立っていて、ある意味取っつきにくいかもしれないけれど、本編の方は、抽象的な表現と分かりやすい表現の曲が入り混じっていて、ちゃんと一連の壮大なドラマがあるように聴こえます。3、5-6、8、11曲目のようにしっとり落ち着いた、または4曲目の8ビートの演奏や、9曲目のブルースの演奏、淡い感触ではじまりドラマチックな展開のある10曲目があります。アンコールのスタンダードの方は温かみもあって、曲が歌っていてゆったりと聴ける感じです。キース・ジャレット本人のプロデュースで、持ち込み音源と思われます。

2019/11/24

Three Crowns/Maciej Obara Quartet

2662 ECMレーベル新譜聴き3日目。今日はMaciej ObaraのECMのセカンドアルバム。ファーストの時はマンフレート・アイヒャーがプロデュースだったのが、今回はスティーヴ・レイクです。レイクというと、けっこう過激なフリーとか、そういうイメージもあったのですが、そろそろ誰を後継者にするかを検討している段階かもしれないですね。このアルバム、特にアイヒャーのプロデュースと比べて、そんなに変わったところはない気がしています。Criss Crossレーベルのオーナーが10月31日に亡くなりましたが、後継者がいるかどうか分からないところを見ると、ECMでもそういう対策をしているのでは、と思わせる部分があります。

 

Three Crowns/Maciej Obara(As) Quartet(ECM 2662)(輸入盤) - Recorded March 2019. Dominik Wania(P), Ole Morten Vagan(B), Gard Nilssen(Ds) - 1. Three Pieces In Old Style (1) 2. Blue Skies For Andy 3. Smoggy People 4. Little Requiem For A Polish Girl (Tranquillo) 5. Vang Church 6. Three Crowns 7. Glow 8. Mr. S

(19/11/21)Maciej Obara作が2-3、5-8曲目、Henryk Mikolaj Grecki作が1、4曲目。スティーヴ・レイクのプロデュース。ポーランドとノルウェーの混成グループ。1曲目からゆったりとそして繊細なバラードを奏でています。それでも2曲目は哀愁のある、盛り上がりもある雰囲気で、勢いがある部分も。バラードながらサックスがしっかりとしている3曲目、しっとりとした、それでいて不安感のあるメロディが続くバラードの4曲目、空間的なピアノから、サックス・ソロではじまり、8ビート的なフレーズが飛ぶような感覚が気持ち良いジャズしてる5曲目、ドラム・ソロではじまり、フリーがちで穏やかに飛翔する6曲目、メカニカルなメロディの動きをするフリーに近い盛り上がりの7曲目、しっとり系メロディのバラードで幕を閉じる8曲目。

2019/11/23

Dreamlife Of Debris/Kit Downes

2632 ECMの新譜聴き2日目。今日はKit Downesで、前回のパイプオルガンのアルバムは印象的でした。今回は、ピアノとオルガンを使ってのアルバムで、多重録音になっているのかどうかまでは判別できませんでしたけど、面白い、かつECMっぽい仕上がりになっています。5人がクレジットされていますが、リーダー以外はサックスが少し多めの他は、一部の曲だけに出ている人のような感じです。12分台の4曲目が個人的にはけっこう好きですね。それでいて8曲を44分で収めてしまうので、他の曲は短めですけど。これもLP化戦略の一環かな。まあ、ECMもこう変わっていくんだなあ、と思わせる中の1枚ではあります。マンフレート・アイヒャー以外のプロデューサーが受け入れられるかどうかの試金石でもありますね。

 

Dreamlife Of Debris/Kit Downes(P, Org)(ECM 2632)(輸入盤) - Recorded Novembeer 2018. Tom Challenger(Ts), Lucy Railton(Cello), Stian Westerhus(G), Sevastian Rochford(Ds) - 1. Sculptor 2. Circinus 3. Pinwheel 4. Bodes 5. Sunflower 6. M7 7. Twin 8. Blackeye

(19/11/20)8曲目がTom Challengerとの合作、6曲目が他人の作品、他は全てKit Downesの作曲。収録時間は44分ほど。Sun Chungのプロデュース。ここではピアノとオルガンを使い分けています。ピアノとサックスのやり取りが幻影のようにつきまとい、後半明るめになりオルガンも登場する1曲目、やはり彼の特徴はオルガンにあるのでは、と思わせる2曲目、少し乾いた感触と、そこはかとないピアノの浮遊感が印象的な3曲目、ゆったりとオルガン、ピアノとその他の楽器が後半盛り上がり、幻想的に織りなすドラマチックな12分台もの4曲目、その後も5-7曲目と穏やかに、しかも温度感低く進んでいく感じがいかにもECMらしい。8曲目はドラムスも入って少し活発な演奏。5人が出る場面が少なく、多くがソロかデュオ。

2019/11/22

J.S. Bach/Sei Solo/The Sonatas And Partitas For Violin Solo/Thomas Zehetmair

2551 さて、そろそろECMの新譜になります。現時点で届いているのは4枚。まずはECM New Seriesから。ECMでは昔は現代音楽とバッハを少し組み合わせたアルバムが多かったのですが、今までで考えてみると、バッハに取り組んだ作品がけっこう多いことに気がつきます。昨年もチェロのソロ集をキム・カシュカシアンがヴィオラに持ち替えて演奏したアルバムを出していたし。今回のアルバムもけっこう有名な曲で、それをトーマス・ツェトマイヤーがバロック・ヴァイオリンを使って演奏しているのがいいですね。何だかんだクラシックを数百枚は聴いてきたのですが、多少は語れるかな、と思っても、まだまだ道半ば、というところです。

 

J.S. Bach/Sei Solo/The Sonatas And Partitas For Violin Solo/Thomas Zehetmair(Baroque Vln)(ECM New Series 2551/52)(輸入盤) - Recorded August 2016. - 1-4. Sonata No.1 In G Minor(BWV 1001) 5-12. Partita No.1 In B Minor (BWV 1002) 13-16. Sonata No.2 In A Minor (BWV 1003) 17-21. Partita No.2 In D Minor 22-25. Sonata No.3 In C Minor 26-31. Partita No.3 In E Minor (BWV 1006)

(19/11/18))J.S.バッハは18世紀ドイツの偉大な作曲家。トーマス.ツェトマイアーによる約40年ぶりの再録音だそうです。ヴァイオリンもバロック・ヴァイオリンを使用して、バッハのヴァイオリンソナタ&パルティ―タの初期作品を演奏していて、けっこう素晴らしい演奏に感じます。このあたりの番号で、有名な奏者でバッハを連続して取り上げているところを見ると、かなり力を入れていることが分かりますが、それ以前に演奏が印象深い。

2019/11/21

Call Me When You Get There/Barre Phillips

1257 ECMの未CD化作のストリーミング配信聴き、本編はとうとう未配信の3枚(1264, 1268, 1281)を除き40枚(うち未CD化29枚、別番号でCD化11枚)聴き終えました。生きているうちにここまで聴けるようになるとは思わなかったので、けっこううれしいです。さて、ここで一休みしたいところですが、11月到着の新譜があるので、それを聴いていかねばならないところ。今日のアルバム、アコースティック・ベースの多重録音ということで、やっぱり地味だなあとも思いました。アヴァンギャルドにやればできるところを、あえて落ち着かせているというのもECMらしいなあ、と思います。バール・フィリップスはこの間ECMで完全ソロの新譜を出しましたけど、それが生涯最後の新録にするらしいので、残念ではあります。

 

Call Me When You Get There/Barre Phillips(B)(ECM 1257)(ストリーミング配信) - Recorded February 1983. - 1. Grants Pass 2. Craggy Slope 3. Amos Crowns Barn 4. Pittmans Rock 5. Highway 37 6. Winslow Cavern 7. Riverbend 8. Brewstertown 2

(19/11/10)全曲バール・フィリップスの作曲で、彼による多重録音のアルバム。ECMらしい録音で、1曲目は持続音(アルコ奏法)で徐々に表情を変えていく姿がとらえられています。ピチカート奏法でないところは、New Seriesを聴いているような味わいですが、これもボーダーレスなECMだからこそ。重低音から、ベースの音とは思えない高い音(倍音成分?)まで広く使っています。多重録音をしているせいか、いかにもフリーというようなドシャメシャな場面はなく、やはり現代音楽に近いのかな、と思わせます。2曲目の中盤はピチカートで多重録音をしていなくて、なかなかシリアスな音使い。3曲目のようにアルコでメロディアスなものも。情報では多重録音とありますが、彼だったら一人で弾いているところも多いかもと想像します。

(’18年から配信されている)

2019/11/20

Inflation Blues/Jack DeJohnette's Special Edition

1244 ECMのこの番号では未CD化、別番号でCDBOX発売のラストのアルバムになります。ジャック・ディジョネットのスペシャル・エディションの4枚のアルバムのうち、CDBOXになって初CD化だったのはこのアルバムだけですが、一説には4曲目のヴォーカルの歌詞が問題あったのかも、ということも言われているようですね。まあ、’12年には聴くことができたので、それで良しとしておきますが。このグループも、ECMの中では過激な演奏を許されている数少ないグループですけど、それを言うとパット・メセニーなどはけっこう自由にやらせてもらったんだなあ、ということも分かります。その後いったんECMの方向性が狭まって、最近また広くなったという感じですね。

 

Inflation Blues/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, P, Clavinet, Vo)(ECM 1244)(この番号では未CD化、別番号でCDBOX発売) - Recorded September 1982. Chico Freeman(Ss, Ts, Bcl), John Purcell(Afl, Fl, Reeds, Piccolo Fl, Ack, As, Bs), Rufus Reid(B), Baikida Carroll(Tp) - 1. Starburst 2. Ebony 3. The Islands 4. Inflation Blues 5. Slown Down

(19/11/10)全曲ジャック・ディジョネットの作曲。彼は他にピアノやヴォイスもやってます。他のスペシャル・エディションのアルバムとほぼ内容は変わらないと思うのですが、なぜかCDBOX化されるまで待ちました。出だしのみ静かで、本編で激しい4ビート的なツッコミでけっこう燃えながら突っ走る感じの1曲目、少しメカニカルなテーマをソフトな3管で表現していて、変拍子的ボッサでその表現がドラマチックな進行の、やや淡色系な2曲目、ドラムスをバックにホーンのメンバーが自由に暴れまわって、ドラムスもかなりプッシュしている3曲目、ディジョネット自身のヴォーカルによるレゲエのリズムのノリが良い、本当にレゲエの曲かとも思える4曲目、プッシュするリズムで、ホーンが自由に動き回っていてテンポの良い感じの5曲目。

(注)Jack DeJohnette Special Edition(ECM2296-99)の4枚組CDBOXで再発 ’12年(このアルバムは初CD化)

2019/11/19

Werner Pirchner/Harry Pepl/Jack DeJohnette

1237 ECMの未CD化盤のストリーミング配信聴き。今日のアルバム、ちょっと地味かなあ、という印象。やはりフルバンドの形態ではないヴァイブラフォン(マリンバ)のアルバムは「Dawn/Double Image」でも感じたけど、アピールするものが少々弱いのかなあ、という気もしています。ただ、演奏自体はECMらしくてなかなかいいのでは、と思うところもありますけど。ジャック・ディジョネットのドラムスも少しゆるく、それは全体の音のバランスに合わせたものだろうと思うけど、もう少し前面に出ても良かったかなあ、とも思います。ちなみに、このアルバムもマンフレート・アイヒャーのプロデュース。

 

Werner Pirchner(Tenor Vib, Marimba)/Harry Pepl(G)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1237)(ストリーミング配信) - Recorded June 1982. - 1. African Godchild 2. Air, Love And Vitamines 3. Good-bye, Baby Post 4. Better Times In Sight

(19/11/10)1、4曲目がWerner Pirchnerの作曲、2-3曲目がHarry Peplの作曲。テナー・ヴァイブラフォン(マリンバ)、ギター、ドラムスという変則編成で、長めの曲を4曲演奏しています。ベースがなくても、その分軽やかになっているのがいいところ。静かにはじまり、やや地味だけど明るめに徐々に盛り上がっていく(そんなに盛り上がるわけではないけど)14分台の1曲目、淡々としてはいるけれども、ヴァイブラフォンの軽快な演奏と、ドラムスのゆるいビートが心地良い2曲目、淡々とした演奏で、時にドラムスが軽くプッシュする、後半で少し過激なフレーズのギターが登場する10分ほどの演奏の3曲目、多少陰影のあるサウンドが印象的で、他の曲と同じように淡々とした雰囲気のある4曲目。ベースレスでも自然な感じ。

(’19年8月より順次配信)

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