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カテゴリー「Criss Crossレーベル」の424件の記事

2024/05/14

Lovabye/Gregory Groover Jr.

1419 Criss Crossレーベルの新譜です。数年前に、代が変わってから、そんなに多くのアルバムをリリースはしなくなりましたが、それでもいいアルバムを出していると思います。レーベル買いしてなければ出会わなかったミュージシャンも多いんじゃないかと。そんな中で今日紹介するアルバム。私が今のジャズを聴いていたのってせいぜい’00年代までで、その後はそこで時間が止まっているような感じではありますが、ここでの参加ミュージシャンを見てみると、追っかけていないけど気になるミュージシャンは多いです。それをCriss Crossならではのプロデュースで聴かせているという感じでしょうか。興味ある人は多いのでは。

 

Lovabye/Gregory Groover Jr.(Ts)(Criss Cross 1419)(輸入盤) - Recorded August 16, 2023. Joel Ross(Vib), Matthew Stevens(G on 2-3, 11), Aaron Parks(P), Vicente Archer(B), Marcus Gilmore(Ds) - 1. 30 2. Bygone Towers 3. May All Your Storms Be Weathered 4. Joy 5. Lovabye 6. Stages 7. 5660 8. Ambivalence 9. Lovabye Theme 10. In For A Pound Of Penny 11. Cactus Lullaby

(24/05/14)全曲Gregory Groover Jr.の作曲。収録時間が44分で、11曲なので短い曲も何曲か。メンバーがすごい。リーダーのグレゴリーは、比較的メロディアスなサックスを吹くのだけど、時にマシュー・スティーヴンスのギター(2-3、11曲目に参加)など、今っぽいフレーズが出てきます。ただ、個性的なメンバーが集まっているけれども、プロデュースの関係か、比較的聴きやすい現代ジャズに仕上がっています。ここでのプロデューサーがWalter Smith IIIなので、その影響もあると思います。あくまでもCriss Crossレーベルらしく、そして、これだけのメンバーをうまくまとめ上げているところは見事かも。サックスがメロディな人(当然アドリブで冒険はするにしても)なのが、なかなか印象的。それぞれのソロも見事ですね。

2024/04/15

なぜか残してあるECM2500番以降とCriss Cross1400番以降

240415cd 昨春のCD処分の時には時間がなくてあまり考える余裕もなかったのだけど、区切りよくECM2500番以降とCriss Cross1400番以降だけ残してあります。それが写真で、CDラック3段と半分のECMと、その下に20枚弱のCriss Crossになってます。逆に言うと、ECMのそれ以前のものでは100枚ほどお気に入りを残して処分、Criss Crossに至っては、全部処分してしまいました。普通の人ならば、番号を関係なく、好きなミュージシャンなりアルバムなりを残すと思うので、その点自分は特異なのだなあ、とも思います。どっちみち、ストリーミングに頼ることが多くて、CDラックから常に出して聴くかというとそうでもなく。

なんでそうしたかというのは、今となってはあまり思い出せませんけど、過去のレーベルコンプリートをやっていた当時の名残りで、ここより後はまだ持っていたい、と思ったのかもしれません。他に、ジャズ新譜一般の方はもっと少なく、CDラック1列に満たないほどしか残ってないですし。そもそも処分したのは、CDがラックにぎちぎちに前後2段に入っていて、取り出すのも容易ではなくなったので、それならなくても同じではないか、と思ったのも理由のひとつです。保管に気を使っていても、どうしても古いCDは紙の部分やライナーなどにシミやカビが出てくることもあり、その経年劣化も理由にはなるかなあ、と思います。

ECMとCriss Crossは、いろいろ今後とも参考になるレーベルではありますが、ストリーミングで聴ける割合がけっこう高いレーベルでもあります。そういう意味で、ブログにも全記録を残していることもあって、ばっさりとやってしまったのだろうなあ、と考えています。実際に、手元にあるCDでもストリーミングであれば、そっちで聴くことが多いですし。また、たぶんやらないとは思うけど、今手元にあるのは新譜中心なので比較的買取価格が高いため、いざとなったら、新しい方の処分にも手をつけるかもしれないな、なんてことを考えてしまいます。まあ、金銭的に困っているわけではなくて、実際買っているのはまだ働いているので、自分の小遣いからなんですけどね。こういう残し方をする人も珍しいと思うので、書いて残しておこうと思いました。まあ、昨年から補聴器をつけて聴いている状態なので、聴き疲れして以前ほどには長い時間聴けなくなっている、ということもありますが。

(追記)とうとう一時1ドル154円行ってしまいましたね。輸入CD派にとってはつらい数字です。ここで天井になるのか、ここよりさらに安くなるのかで、今後のこともいろいろと考えねば、、、

2024/02/28

The Illusion Of Choice/Michael Thomas

1418 Criss Crossレーベルの新譜が届きました。これで手持ちの未聴盤はなくなりましたので、また更新が毎日ではなくなるかと思います。このアルバム、HMVでは3月下旬の発売予定だったので、のんきに構えていたら、他の通販から2月21日に発売になってしまったので、慌てて買いました。3月は欲しいCDも少ないし、ちょっと高いけど、バラバラで購入することになりそうです。今日のマイケル・トーマス、Criss Crossでは初ですが、4枚目のリーダー作だそうで、もうだいぶ安定した演奏を聴かせてくれます。やはり今のミュージシャンなので、今っぽいスマートな音を出しているなあ、という印象。好みなんですが、もう少し深みが出てくると化けるかなあ、という感じもしています。9曲目のスタンダードも彼流になってますし。

 

The Illusion Of Choice/Michael Thomas(As)(Criss Cross 1418)(輸入盤) - Recorded September 14, 2023. Manuel Valera(P), Matt Brewer(B), Obed Calvaire(Ds) - 1. Circles 2. Hokkeshu 3. Information Paradox 4. The Other Side 5. Shades Of Green 6. Mnemosyne 7. Darkness And Light 8. The Illusion Of Choice 9. It Could Happen To You

(24/02/27)9曲目のみスタンダードで、他は全曲Michael Thomasの作曲。収録時間は59分。いいメンバーです。今っぽい曲を書く人で、1曲目も変拍子が混ざっているようで、それでいてスマートに吹ききっている感じ。この曲はエレキ・ベースで、見事にノリノリの変拍子ファンクになっています。他に4、7曲目も。2曲目以降もミディアムテンポやスローの曲もあったりしますが、都会的でスマートな、それでいて今を感じさせるサックスは、なかなかいい感じ。あまり都会っぽすぎて、クールなサックスのため、好みはあるかもしれないですが、それでも十分にジャズしていると思います。メカニカルとも言える感じ。6曲目のバラードは、やはり彼自身の色合い。タイトル曲の8曲目は、スマートなスピリチュアルといった感じの曲。

2023/12/06

Most Peculiar/Lage Lund Quartet

1412 Criss Crossの新譜も今年はこれで終わりかな。1417まで先に出ていて、1412のこのアルバムが今になって出るのも、新生Criss Crossになってから順番通りでもなくなっているので、まあ、いいかと思います。ベース1人を除き同じメンバーでは2作目の録音で、以前より慣れてきて、さらに高度になっていてけっこういいところもあるんだけど、ちょっと頭でっかちに感じる部分もあります。彼らが進化したのか、私がついていけなくなったのか分かりませんが、本来こういう演奏、私は好きなんですけどね。メロディがいい曲も現代ジャズしているような感じが少々もったいないかなあ、なんてことも感じてしまうので、自分も歳はとりたくないなあ、と思ってもいるところです。

 

Most Peculiar/Lage Lund(G) Quartet(Criss Cross 1412)(輸入盤) - Recorded June 17, 2022. Sullivan Fortner(P), Matt Brewer(B), Tyshawn Sorey(Ds) - 1. Cigarettes 2. Trees 3. Circus Island 4. Warsaw 5. Elephants 6. Stone Age 7. Lost In Your Hometown 8. Antarctica 9. Bad Acrobat 10. Horses

(23/12/05)全曲Lage Lund作曲。収録時間は59分。前作からベース以外は同一メンバーでのアルバム。メンバーとしても申し分ないし、ギターの魅力も十分。1曲目から、現代ジャズ的な、まとまっているような、取っ散らかっているような、サウンドで、それでいて中心の軸がぶれていない曲を聴かせてくれます。4ビートの曲は当然ながらないし、曲によっては変拍子で分からない表紙がせまってきますが、Criss Crossとしては少し前衛的かもしれないけれど、世の中の今のジャズの一方向として聴くのはいいかも。フリーまでは行かないけど自由なジャズは好きなのですが、自分のアンテナとは少々方向が違う感じもします。それでもオリジナルで攻めて、なかなか渋い音空間にいるのも事実。好きな人にはたまらないかも。

2023/11/23

Over Here/Jim Rotondi Quintet

1417 さて、今回届いたうちの最後のアルバムはCriss Crossレーベルから。このレーベル、もう1枚3日に発売になっているはずなんだけど、現地からの輸送の関係か、いつも遅れてまだ入荷してないようです。今日のアルバム基本的な印象はジャズの王道路線だけど、ダニー・グリセットと、特にリック・マギーツァが今のフレーズを吹く傾向が強く、そこが現代ジャズとの接点になるのかな、という気もしています。もちろん、リーダーのジム・ロトンディも両刀使い的な感じではあります。最後に近づくにつれて、現代ジャズ的なサウンドが強くなっていくという感じでしょうか。それでも、王道路線のイメージの方が勝っているかな、と感じましたけれども。

 

Over Here/Jim Rotondi(Tp, Flh) Quintet(Criss Cross 1417)(輸入盤) - Recorded May 10, 2023. Danny Grissett(P), Rick Margitza(Ts), Joshua Ginsburg(B), Vladimir Kostadinovic(Ds) - 1. I'll Be Seeing You 2. Pete's 32 3. I Concentrate On You 4. Jim's Blues 5. Moclieda 6. Voice 7. Leemo 8. Father John 9. Happy Feet

(23/11/23)1、3、5曲目がスタンダードなどで、4曲目がDanny Grissett作、8曲目がRick Margitza作、他は全曲Jim Rotondi作。収録時間は52分。1、3曲目も彼のアレンジと明記されていて、今聴ける、温かみのあるハード・バップ的なサウンドが全体を通して支配しています。それぞれのメンバーもテクニックもあって、派手さはないもののメロディアスで渋いジャズが展開しています。演奏曲は3-7分台とコンパクトにまとまっていますが、美味しいところをギュッと詰め込んだ感じ。サウンドは時々は今になるけど、こういう王道を行くようなジャズは久しく聴いてなかった気がする。非4ビートの曲もあるけど、オリジナルもスタンダードもシームレスにアルバムを安心して1枚楽しめるという点ではなかなかいいアルバムです。

2023/07/29

Vessel/Manuel Valera Quintet

1416Criss Crossの新譜が届いているので聴いていきます。昔は年3回、5枚ずつの発売でけっこうなヴォリュームがあったんですが、今は2世が次いで、パラパラと出来上がった順に発売しているようで、情報の入手がちょっと手間取るようになりました。それでも、割と今の「ジャズ」を聴くにはいいレーベルなので、全部買いを継続しています。今回のアルバムも、聴いていてけっこうスカッとしますね。2ホーンのアンサンブルの部分が印象的なのと、アドリブに入ると2人ともけっこう饒舌になることも多く、もちろんリーダーのピアノもカッコいいし、全体的に渋い。Manuel ValeraはCriss Crossのリーダー作は2枚目で、前作はキューバン・ジャズだったかと思いました。

 

Vessel/Manuel Valera(P) Quintet(Criss Cross 1416)(輸入盤) - Recorded January 26, 2023. Mark WHitfield Jr.(Ds), John Ellis(Ts), Alex Norris(Tp), Hamish Smith(B) - 1. Blues For Kenny K 2. First Day 3. Pablo 4. Sunset 5. Garzonian 6. Alma 7. Crisis 8. Remembrance 9. Chance 10. Mr. Henderson

(23/07/29)9曲目がケニー・カークランド作の他は、全曲Manuel Valera作。収録時間は69分。曲によっては捧げる人もいろいろあるようですが、ここではケニー・カークランド(1、9曲目)とジョー・ヘンダーソンが目立っているようです。1曲目はブルースと言いながら、モーダルなマイナーのアップテンポでの進行でカッコいい。エネルギッシュなところへホーンが空間を埋めるように大活躍しています。2ホーンのアンサンブルの部分も印象的。変拍子は少ないけど、私のイメージする現代ジャズという感じ。作曲は割とオーソドックスで、リーダー含めメンバーが寄ってたかって、カッコよくしてしまいます。3曲目のバラードもなかなか美しい。曲によってアプローチは様々だけど、なかなか渋いジャズに仕上がっていると思います。

2023/06/20

Blues For Gerry/David Hazeltine Trio

1415 Criss Crossからの新譜が来たので、聴きます。今月下旬にも1枚出るようですけど、相変わらず処分後も新しいCDが出たら買っています。デヴィッド・ヘイゼルタインは、Criss Crossレーベルの中だけでもリーダー作や参加作が多いのですが、そんな中でもこういうピアノ・トリオ、好きですねえ。タイトルは「Blues For Gerry」となってますが、亡くなった先代のプロデューサーのJerry Teekensに捧げられたものだとか。今は同名のJr.がプロデューサーですけれども。割とオーソドックスだけどテクニックはあるし、安定しています。結局私はECMとCriss Crossという相反するようなレーベルの両方を好みとしているんだなあ、と改めて思いましたです。

 

Blues For Gerry/David Hazeltine(P) Trio(Criss Cross 1415)(輸入盤) - Recorded December 1, 2022. Peter Washington(B), Joe Farnsworth(Ds) - 1. Here Again 2. Tangerine 3. Blues For Gerry 4. Firm Roots 5. Body And Soul 6. It Could Happen To You 7. Skylark 8. Minor Disturbance 9. You Know I Care 10. Here We Go

(23/06/19)3、8、10曲目のみDavid Hazeltine作で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。62分収録。ピアノ・トリオでの割とオーソドックスな演奏で、メロディのいい曲が目立っています。最近は普通にジャズを演奏(ボッサを含めて)するというアルバムがあまりないので、こういうアルバムを聴いていると心が癒される部分も。参加作も多いのですが、トリオは過去に少なくとも2作あります。タイトル曲の3曲目はほんの少し今の感覚もあるブルースだけど、それでも昔ながらのジャズでのブルースなので、安心して聴いていられます。そんな中でもシダー・ウォルトン作の4曲目は少しテーマが新しい感じか。8曲目もテーマは新しさを感じるけどそのまま普通にアドリブに突入。テクニックはけっこうあるので聴きごたえあり。

2023/06/01

いかに手っ取り早く、ECM、Criss Crossレーベルなど全部聴くか

以前、日記的な’07年までのブログ記事を80記事ほど消した、と書きましたが、その中に、ECM、Criss Crossレーベルで当時までに出ていたCDが揃った、という記事も確かあって、消してしまった今となっては思い出せません。確か’06-07年頃だったと思います。ECMの方は’80年代から国内盤で出ていたジャズだけ集めていて、’97年頃から本格的にNew Seriesや輸入盤に手を出しました。Criss Crossは’04年だったかな、人から勧められて買った初めてのCriss CrossのCDがけっこう良くて、結構なスピードで集めてました。新譜もそれなりに買っていたので、未聴盤が100枚を超えていたこともあります。よくお金が続いたもんだと思います。若かったから今より忙しくても多少無理できましたし。それでも当時は両レーベルとも今の半分強の枚数だったかと思いました。ECMの方はその後未CD化廃盤だったのがCD化されたりしたこともありました。

そして、前回書いたように、’19年に未CD化のストリーミング配信が出て、ここ1-2年ほどでそれでも聴けなかったものを、両レーベルともにLPで、合計15枚ぐらいかな(JAPOレーベルを含む)、買ってとりあえずの全部聴きは1年ほど前に追いついたという状況です。私が集めていた時期、もう15年前ぐらいになりますが、その時もCDがなかなか集まらなかったのが両レーベルとも5枚ぐらいずつあり、中古屋をまわったり、海外のセラーで見つけて直接購入、なんてこともありました。

今だとストリーミングがあるので、費用を昔ほどにはかけずに全部聴きできるんじゃないかと思います。ただ、ECMの方はBOX化されたものはそのスタイルでしか聴けないものもあったりしますし、New Seriesは基本クラシックのため、検索をうまくやらないと出てこないのもありますね。Criss Crossの方は、検索した中では出てこないのもありましたし。それと、私の時よりさらに15年以上経っているので、ECMで1,500枚強、Criss Crossで400枚強にまで膨れ上がってしまったアルバムのカタログと、CDが廃盤が増えてなかなか集まらなくなってしまったこともあって、聴いていく気力があるかどうか。よっぽど物好きな人しかいないんじゃないか、と思います。時々これらを全部制覇したい、という書き込みを見ますけど、そういう気力を持続できる人もそんなに多くないのでは、と思います。でも、それを成し遂げた、という人を見てみたいので、やる気がある方はトライしてみてください。私の場合は、半分職業病ののような性格が幸い(災い)してか、ブログやホームページに拙いですけど記録が残ってます。

2023/02/25

Mel's Vision/Alex Sipiagin Quintet

1414 Criss Crossの新譜2日目で一段落。レーベルのファンにはAlex Sipiaginはおなじみなのですが、世間では認知度はそんなに高くないように感じています。それでもこのメンバー見たら買いでしょ、というくらいのもので、71分間、割と今のジャズを浴び続けるにはいいアルバムです。オーソドックスに4ビートの入った曲もありますし。演奏はいいんだけど割と好きにやらせているような感じは、このレーベルだからなのかなと思います。B級感覚がこのレーベルのウリなんでしょうね。録音も1日でやり切ってますし。それでこういう素晴らしい演奏を聴けるとは、いい時代に生きているものだなあ、と思います。

 

Mel's Vision/Alex Sipiagin(Tp) Quintet(Criss Cross 1414)(輸入盤) - Recorded April 22, 2022. Chris Potter(Sax), Johnathan Blake(Ds), Matt Brewer(B), David Kikosuki(P) - 1. Mel's Vision 2. Summer's End 4. Four By Five 5. Maritima 5. Vesnianka 6. Bird Food (Take 2) 7. Balmoral Point 8. Peggy's Blue 9. Bird Food (take 1)(Alternate Take)

(23/02/23)2曲目がドン・フリードマン作、3曲目がマッコイタイナー作、6、9曲目がオーネット・コールマン作、8曲目がチャールズ・ミンガス作、5曲目がウクライナ民謡、4曲目がクリス・ポッター作、1、7曲目がAlex Sipiagin作。収録時間は何と71分。よくまあこれだけのメンバーを集められたものだなあと感心しますが、激しい曲、バラードの曲、あるいはオーソドックスな4ビートの曲それぞれに、やはりこのメンバーならではの味が出ています。レコーディングで変に脚色したり方向付けをしないところがこのレーベルのいいところで、ストレートにジャズを味わえます。どのメンバーもいいのだけど、特にフロントの2人が目立っていて、これだけでも聴く価値はあると思います。6、9曲目はどちらも良くて外せなかったのかも。

2023/02/24

Blues Variant/Michael Feinberg Quartet/Quintet

1413何とか祝日をはさんだので、残りの新譜も聴けそうです。今日は2枚のCriss Cross新譜のうち1枚目。ベーシストは初聴きなんですが、他は知っている名前のミュージシャンも。まあ、このレーベルなので、そんなに悪かろうはずはないので安心して聴けます。今のジャズを行っているところではありますけど、ベース・ソロでの8曲目はメロディ重視だったりしていて、人間味のある曲になっているものが多いのがいいですね。渋いB吸盤的な味わいが多いCriss Crossですが、むしろこういうアルバムの方が好みだったりしています。デイヴ・リーブマンもNoar Premingerも、それぞれに存在感があるのがいいですし。

 

Blues Variant/Michael Feinberg(B) Quartet/Quintet(Criss Cross 1413)(輸入盤)- Recorded January 17, 2022. Noar Preminger(Ts, Fl), Nasheet Waits(Ds), Leo Genovese(P), Dave Liebman(Sax, Fl on 5-7) - 1. Blues Variant 2. Saqqara 3. High Or Booze 4. The Healing Power Of Grits 5. Eye Of The Hurricane 6. The Water Spirit Brought Us, The Water Spirit Will Take Us Home 7. Gather Power 8. Improvisation (For Leslie) 9. Cycle Song 10. Year Of The Ox

(23/02/23)5曲目がハービー・ハンコック作、3曲目がNoar Preminger作(彼のリーダー作からの再演)、7曲目がLeo Genovese作で、他は全曲Michael Feinberg作。収録時間は49分。1曲目で変拍子ジャズが出てきて、なかなか今っぽくて熱めのジャズなので、聴く方も燃え上がります。2曲目は少しモーダルな感じで、とカッコよく続きますが、49分で10曲と、もう少し各曲が長ければ、とも思いました。メンバーもいいし、ピアノだけではなく、エレキ・ピアノも出てくるので、あまりこだわりはないかと。ゲスト参加のデイヴ・リーブマンも、参加するとやっぱり彼だなあと思える個性ですし。対抗するPremingerもなかなか存在感があります。8曲目のベース・ソロは即興らしいけどメロディ型。ベースのリーダー作なので重心が低い。

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