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カテゴリー「映画音楽・サウンドトラック」の27件の記事

2020/07/23

Blow-up/The Original Soundtrack

Herbieblowup ハービー・ハンコックのリーダー作の5日目。名作「処女航海」などはしばらく前に取り上げたので、ここまで飛びます。’66年リリースのサウンドトラックですが、「Music composed, conducted and played by Herbie Hancock」とジャケットに書いてあるので、あえてリーダー作に入れました。ただ、こういうアルバムにありがちな、参加ミュージシャンのクレジットがないのがちょっと残念ではありますが。リーダー作だけでは見えてこないけど、サイド参加作なども合わせて考えるとこういう先を占えるようなサウンドは貴重かもですね。聴き直して、ジャズの曲が多いなあ、というのも意外でした。まあ、古い記憶がどこかで改変されたのだと思います。

 

Blow-up/The Original Soundtrack(TCM Turner Music) - Released 1966. - 1. Main Title "Blow Up" 2. Verushka(Part 1) 3. Verushka(Part 2) 4. The Naked Camera 5. Bring Down The Birds 6. Jane's Theme 7. Stroll On 8. The Thief 9. The Kiss 10. Curiosity 11. Thomas Studies Photos 12. The Bed 13. End Title "Blow Up" 14. Am I Glad To See You 15. Blow-up

邦題「欲望」オリジナル・サウンド・トラック。収録時間は39分。7曲目はヤードバーズが演奏。14-15曲目はトゥモロウの演奏。当然この3曲はロックです。他は全てハービー・ハンコックによるものですが、時代の要請か、ジャズ・ロック色も強い(というより、1曲目のメインテーマはかなりロック寄りなサウンドの感じも)演奏もあります。もちろんジャズっぽい表現の渋い曲も多めですが、曲の長さが短いものが多く、バラエティに富みすぎていて、どちらかと言うとジャズの聴き方ではなく、情景描写的にサウンドトラックとして聴く、ということに。 まあ、こういう演奏も、映画方面からの要請でこういうアルバムもあるよ、という感じの聴き方でいいと思います。彼のそれから何年後かの方向性を占う意味でも面白い1枚ではあるので。

2020/04/25

The Other Side Of Round Midnight/Dexter Gordon

Dextertheother トニー・ウィリアムスの33日目。今日は前回のオリジナルサウンドトラックの別な方面から(今回はSonyではなくBlue Noteから)の1枚。こちらの方はアウトテイクや採用されなかった曲中心になりますけど、音楽として聴いてもけっこういいので、映画に使われなかったテイクで気軽に聴いてみたいとか、そういう呪縛から離れたいときはいいと思います。しかしこの映画、ストリーミング配信はやっているのかな。けっこうジャズファンにはいい映画だと思うのですけれどもね。デクスター・ゴードンの主演の味というか、それもなかなかのものでした。こういうところで印象付けてくれた(彼自身の設定ではないのですが)ので、それが当分、彼に関してイメージが抜けませんでした。

 

The Other Side Of Round Midnight/Dexter Gordon(Ts on 1, 6-8)(Blue Note) - Released 1986. Ron Carter(B on 1-3, 6), Herbie Hancock(P on 1-4, 7-9), Billy Higgins(Ds on 1, 2, 5, 7-8), Freddie Hubbard(Tp on 2, 6), Bobby Hutcherson(Vib on 8), Bobby McFerrin(Vo on 4), John McLaughlin(G on 7), Pierre Michelot(B on 7-8), Wayne Shorter(Ss, Ts on 1, 3), Ceder Walton(P on 5-6), Tony Williams(Ds on 2, 6), Palle Mikkelborg(Tp on 1、), Mads Vinding(B on 1, 5) - 1. Round Midnight 2. Berangere's Nightmare 3. Call Sheet Blues 4. What Is this Thing Called Love 5. Tivoli 6. Society Red 7. As Time Goes By 8. It's Only A Paper Moon 9. Round Midnight

同じ映画「ラウンド・ミッドナイト」サントラからの作品でもこちらはデクスター・ゴードン名義でブルーノートからの作品。よりジャズらしい演奏のアルバムで、映画で採用されなかった曲も3曲あるとか。これも独立したアルバムとして楽しめます。プロデュースはハービー・ハンコックとマイケル・カスクーナ。聴こえ方からすると、アウトテイクのようですが、それはそれでクォリティが落ちているわけでもなく、むしろ映画の呪縛から解き放たれつつも、近い場所にいる感じです。細かい点は抜きにして、当時この映画にものすごくジャズを感じてました。ハンコックは1-4、7-9曲目に、トニー・ウィリアムスは2、6曲目に参加。3曲目のテナー・サックスのみなぜかウェイン・ショーター。なぜかデクスター・ゴードンの演奏も1、5-7曲目のみ。

2020/04/24

Round Midnight/Original Soundtrack

Dexterround トニー・ウィリアムスの32日目。もはやこれはハービー・ハンコックのアルバムと言ってもいいんじゃないかと思いますが、オリジナルサウンドトラックなので、いちおう彼も参加者扱いのようには区分してあります。実は大人になって初めてリアルタイムで映画館で観たジャズ映画だったし、レーザーでディスクも購入して何度も観た映画なので、そのシーンやこのアルバムの曲が、久しぶりに聴いてもよみがえってきます。デクスター・ゴードンもなかなかの役者でした。この映画は純粋に撮影の設定年代のジャズを考証的に再現したものではなかったようですが、それでも私がその後もジャズにのめり込むようになる、決定的な映画でした。

 

Round Midnight/Original Soundtrack(Sony) - Released 1986. Chet Baker(Vo, Tp on 4), Ron Carter(B on 1, 11), Dexter Gordon(Ts on 2, 5, 7-9), Herbie Hancock(P on 1-7, 9-11), Billy Higgins(Ds on 2-7, 9), Freddie Hubbard(Tp on 8), Bobby Hutcherson(Vib on 5, 10), Bobby McFerrin(Vo on 1, 11), Lonette McKee(Vo on 7), John McLaughlin(G on 2-3), Pierre Michelot(B on 2-7, 9), Wayne Shorter(Ss, Ts on 5), Ceder Walton(P on 8), Tony Williams(Ds on 1, 8, 11) - 1. Round Midnight 2. Body And Soul 3. Berangere's Nightmare 4. Fair Weather 5. Una Noche Con Francis 6. The Peacocks 7. How Long Has This Been Going On? 8. Rhythm-A-Ning 9. Still Time 10. Minuit Aux Champs-Elysees 11. Chan's Song(Never Said)

まずメンバーがスゴい。メンバーがサントラ盤でありながら、良質のジャズアルバムとして通して聴けます。特に映画の設定年代にさかのぼる演奏という感じはなく、自然な演奏。ジョン・マクラフリンもオーソドックスな演奏をしています。ジャズメン・オリジナルの間にオリジナルが混ざっているのですが、明確なクレジットが小さすぎて読めません。このあたりリアルタイムで映画も観たしレーザーディスクも購入したので、ここでの曲もアレンジされたサウンドのインパクトが強いです。特に主演のデクスター・ゴードンはいい味を出していました。何人かは実際に映画に出演して会話や演奏シーンもありました。ハービー・ハンコックは8曲目以外に参加で、このアルバムのプロデューサー。トニー・ウィリアムスは1、8、11曲目に参加。

2019/02/10

Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou

2634
ECMレーベルの新譜聴き5日目でいったん一段落。今日のアルバムはエレニ・カラインドルーのNew Seriesの映画(劇)の音楽ですね。彼女の暗い色調のサウンドは聴けば分かるけど、そこに民族的な要素(楽器など)も加えて、いかにもギリシャの民族音楽という雰囲気を伝えているところは面白いと思います。単なるクラシックなどの枠にはまらないところが好きです。でも地味と言えば地味なので、そこが興味あるかどうかの分かれ目ではないかと思います。やはりこのアルバムもECMを構成する要素のひとつとして、聴いておきたいところですけれども、聴く人によってどう映るか、ということはありますね。


Tous Des Oiseaux/Eleni Karaindrou(Comp, P)(ECM New Series 2634)(輸入盤) - Recorded October 2017 and January 2018. Saviana Yannatou(Voice), Alexandros Botinis(Cello), Stella Gadedi(Fl), Vangelis Christopoulos(Oboe), Yannis Evangelatos(Basson), Dinos Hadjiiordanou(Accordion), Aris Dimitriadis(Mandolin), Maria Bildea(Harp), Sokratis Sinopoulos(Constantinople Lyra, Lute), Nikos Paraoulakis(Ney), Stefanos Dorbarakis(Kanonaki), Giorgos Kontoyannis(Per, Cretan Lyla), String Orchestra: Argyro Seira(Concertmaster) - Tous Des Oiseaux: 1. The Wind Of War 2. The Dark Secret 3. Encounter 4. Between Two Worlds 5. David's Dream 6. Towards The Unknown 7. Lament 8. The Confession 9. Separation 10. Why? 11. The Impossible Journey 12. Je Ne Me Consolerai Jamals Bomb, A Love Story: 13. A New Beginning 14. Love Theme 15. The Waltz Of Hope 16. Mitra's Theme - Walking In Tehran 17. Lonely Lives 18. Reconciliation Theme - Var. 19. Mitra's Theme - Var. 20. Captured Heart 21. Reconciliation Theme 22. Love's First Call

(19/02/02)エレニ・カラインドルーは20-21世紀のギリシャの女性作曲家。Tous Des Oiseauxはレバノンの劇の、Bomb, A Love Storyはイラン映画のために作曲された曲ですが、その根底に流れるのは、彼女の昔からの暗くてゆったりとした音楽が、その劇や映画のバックで最適に使われるように、ちょっと地味な雰囲気だけど彼女以外では出すことのできないサウンドで彩られています。Saviana Yannatouのヴォーカルがハマります。

2018/08/05

Siesta/Miles Davis & Marcus Miller

Milessiesta
ジョン・スコフィールドのサイド参加作の11日目。ここでは2曲目だけにアコースティック・ギターで出ていて、クレジットを見ないと彼の演奏とは分からないのですが、それでも参加は参加なので、聴いていきます。国内盤のライナーではサウンドトラックになるようだけど、アルバム発売時には未公開の映画だったらしく、その後どうなったかまでは私には分かりません。ただ、このアルバムは、アルバムとして聴いても、通常のジャズやフュージョンとは違いますけど、なかなか味わいがあります(ってマーカス・ミラーの多重録音なので、それに味わいを求めるかどうかは個人的な見解ですけど)。


Siesta/Miles Davis(Tp) & Marcus Miller(All Instruments)(Warner Bros.) - Recorded January - March 1987. John Scofield(G), Earl Klugh(G), Omar Hakim(Ds), James Walker(Fl), Jason Miles(Synth Programming) - 1. Lost In Madrid Part 1 2. Siesta/Kitt's Kiss/Lost In Madrid Part 2 3 Theme For Augustine/Wind/Seduction/Kiss 4. Submission 5. Lost In Madrid Part 3 6. Conchita/Lament 7. Lost In Madrid Part 4/Rat Dance/The Call 8. Claire/Lost In Madrid Part 5 9. Aftergrow 10. Los Feliz

このアルバムはギル・エヴァンスに捧げる、と書いてます。トータルで37分ほどのアルバム。ジョン・スコフィールドは2曲目に参加。いつもと違い、アコースティック・ギターを使って十分スパニッシュしています。8曲目でアール・クルーが参加していますが、プロデューサーを兼ねているマーカス・ミラーの、自分にできない部分を適材適所で参加させてます。もちろん彼の吹くバス・クラリネットも味わい深いし、今回はベーシストではあまり前面に出てません。淡々とフレーズを紡ぎ出していくマイルスもさることながら、雰囲気が全編を通して渋いアルバムになっています。スパニッシュな味付けと、シンプルにサウンドを作っていくことで、アルバムの印象が、より強くなっている感じ。「TUTU」と共通するサウンドの色合いを持っています。

2015/07/02

Birdman or (The Unexpected Virtue Of Ignorance)(Soundtrack)/Antonio Sanchez

Birdman
1月に発売されていたアルバムを、買おうかどうしようか迷いながら、結局届いたのは6月下旬。映画としての評判は耳にしてはいました。でも、ドラムスのソロのアルバムということで(しかも音を映画に合わせているらしい)、興味はありましたですけど。収録時間は78分もあり、その多くの部分が後半部分のクラシックの曲でした。ドラムソロも難しいですよね。抑制しつつも映画の進行に合わせて叩いている断片の連なり。聴いて面白かったですけど、何度も聴こうか、というとちょっとためらってしまうような。むしろ後半のクラシックの方がBGM的にかけるにはいいかなあ、なんてことを思う私は不謹慎でしょうか(笑)。やっぱり映画は観ておいた方が楽しめると思います。


Birdman or (The Unexpected Virtue Of Ignorance)(Soundtrack)/Antonio Sanchez(Ds)(Milon)(輸入盤) - Released 2015?. - 1.Get Ready 2. Dirty Walk 3. Just Chatting 4. Waiting For What? 5. Semi Confortable In 3 6. Strut Part I 7. Doors And Distance 8. Night Chatter 9. Almost Human 10. Schizo 11. Internal War 12. Kinda Messy 13. Strut Part II 14. Claustrophobia 15. Fire Trail 16. The Anxious Battle For Sanity 17. Synphony No.9 In D - 1st Movement: Andante Comodo/Gustav Mahler 18. Symphony No.5 Op.64 In E Minor: Andante Cantabile/Pyotr Ilyich Tchaikovsky 19. Ich Bin Der Welt Abhanden Gekommen/Gustav Mahler 20. Passacaille (Tres Large)/Maurice Ravel 21. Prologue: Chorus Of Exiled Palestnians/John Adams 22. Synphny No.2 In E Minor, Op.27 - II Allegro Molto/Sergei Rachmaninov

(15/06/30)16曲目まで、ドラムスのソロが延々続きます。おそらくはフィルムに合わせてドラムスを叩いたのでしょうが、これの効果については、やはり映画を観ないと何とも言えないところ。けっこうこのドラムスの音とのつながりを評価している人は多いようです。ただし、アントニオ・サンチェスのファン以外がこのドラムソロのアルバムを買って聴いても、何のことやらさっぱり、という感じはするかも。むしろ17曲目以降のクラシックの曲を聴いてホッとする可能性もありです。アカデミー賞作品賞ほか最多4部門受賞とのことなので、ここはぜひとも映画で観たいところか。やや控えめに叩いてはいるけれども、やっぱり才能のある人だなあと思います。ただしこのサウンドトラックはかなり映画に寄り添っている可能性はあります。

2014/06/06

Passagio Per Il Paradiso/Pat Metheny

Patpassaggio
パット・メセニー参加作5日目。これも一人多重録音で、しかも全曲パットの作曲なので、本当だったらリーダー作の範囲ではないかなあ、とも考えますが、映画のサウンドトラックという立場もあるし、リーダー作としては出回っていないようなので、参加作にしました。静的な面の素のパットを聴くことができるような気がしてます。しかし、ここまで曲を作って多重録音をやってと、けっこうな手間だったんじゃないかと思うのですが、最近ではオーケストリオンなど、もっと手間のかかることをやっているので、まあ、本当に音楽に生きている人だなあ、と思います。かくして1ミュージシャン、1ジャンルの人になっていったのでした。


Passagio Per Il Paradiso/Pat Metheny(All Instruments)(Geffen) - Released 1996. - 1. Theme From "Passaggio Per Il Paradiso" 2. Marta's Theme 3. The Roards Of Marche 4. Marta's house Story 5. Wolf Story 6. Marta's Stag Story 7. Learning On The Road 8. Private Eye 9. Marta On The Bus, Marta In The Fields 10. Remembering Home, Meeting The Kids 11. Renato's Theme 12. Finale (It's Always Worth The Trouble) 13. Don't Forget (Renato's Theme)

演奏者が最初わからなかったのですが、ジャケットを見て、前と後ろに全曲パット・メセニーによる作曲(しかも1人多重録音による演奏)と小さい文字で書いてありました。ただ、これは映画音楽らしいゆったりとした音楽といった感じで、いつもの演奏とは趣きが違います。でも、素朴で雄大な感じ、映画の雰囲気を出すためか、やや陰影のある感じなどがサウンドを印象付けていて、やぱりパットの作曲ではないだろうか、ということが何となく分かる演奏です。当時のパット・メセニー・グループのライル・メイズが参加したとしても、ある面でこんなサウンドが出せるんじゃないだろうか、などと考えてしまいました。12曲目は12分台と長いけれど、他は1分台がら5分台の短めの曲。それでも1曲1曲が独立して聴けて、物語性もある感じ。

2014/06/05

Under Fire (Original Sound Track)

Underfire
パット・メセニーのサイド参加作4日目。ただし、これもサイドというよりは、オーケストラにゲスト・ソロイストとして参加しているので、かなり前面に出てきます。彼の数作あるサントラでは録音がいちばん早かった方ではなかったかと思います。ほぼ同時期に「コードネームはファルコン」のサントラも手掛けていますが、そちらはライル・メイズも含めたパット・メセニー・グループとしての参加でした。まあこのアルバムでは、安定したアコースティック・ギターのソロを味わうにはいいんじゃないかと。ただ、ジャズ・フュージョン色としては、ない方だと思いますが。サントラでもそれぞれの曲が曲として完結していて、インタールード的なものはないので、アルバムとしてもしっかりしています。


Under Fire (Original Sound Track)(Warner Bros.) - Released 1983. Pat Metheny(G), Jerry Goldsmith(Cond, Comp) - 1. Bajo Fuego 2. Sniper 3. House Of Hammocks 4. Betrayal 5. 19 De Julio 6. Rafael 7. A New Love 8. Sandino 9. Alex's Theme 10. Fall Of Managua 11. Rafael's Theme 12. Nicaragua

パット・メセニーが全12曲中8曲(1-4、7-9、11曲目)で、オーケストラをバックにアコースティック・ギターのみを弾いています。作曲はジェリー・ゴールド・スミス。 曲調も哀愁を帯びたものが多く、映画のサントラとしてだけではなくて、アルバムとしての完成度も高めなので、これだけでも聴く価値はあるかも。適度なしっとり感とオーケストラの重厚感や郷愁などがブレンドされていて、味わいの深い音楽になっています。映像を想起させる演奏ですね。パットのギターがソロを弾いて前面に出ているので、パットファンも聴いてみて損はない1枚。まあ、アコースティック(クラシック・ギターか)なこと、いつもの手クセフレーズはほとんどなくて、メロディを中心に奏でていることなどありますが、それでも彼の価値を損なうことはないと思います。

2013/01/31

Eleni Karaindrou/Concert In Athens

2220
ECMレーベル新譜聴き2日目。ジャンルは映画音楽のコンサート。メンバーがスゴいですね。映画音楽といっても、ギリシャのECM好みしそうな哀愁の強いメロディが訴えかけてくる音楽なので、こういう方面が好きな方は聴いてみてもいいかもですね。難しいところはないですし。キム・カシュカシヤンやヤン・ガルバレクの参加も興味を引くところです。再演曲はやっぱり覚えているもので、エレニ・カラインドルーの曲はやっぱりいいなあ、と思った次第です。


Eleni Karaindrou/Concert In Athens(ECM New Series 2220)(輸入盤) - Recorded November 19, 2010. Kim Kashkashian(Viola), Jan Garbarek(Ts), Vangelis Christopoulos(Oboe), Eleni Karaindrou(P), Camerata Orchestra: Alexandros Myrat(Cond), Sergiu Nastasa(Vln), Renato Ripo(Cello), Stella Gadedi(Fl), Marie-Cecile Boulard(Cl), Sonia Pisk(Bassoon), Vangelis Skouras(French Horn), Sokratis Anthis(Tp), Maria Bildea(Harp), Dinos Hadjiiordanou(Accordion), Aris Dimitriadis(Mandolin) - 1. Requiem For Willy Loman 2. Eternity Theme 3. Closed Roads 4. Waiting 6. Voyage 6. Invocation 7. Tango Of Love 8. Tom's Theme 9. Laura's Waltz 10. Adagio 11. After Memory 12. Farewell Theme 13. Seeking Theme 14. Nostalgia Song 15. Waltz Of The Rain 16. Adagio For Saxophone 17. Dance 18. Requiem For Willy Loman, Var.

(13/01/30)エレニ・カラインドルー作で、ギリシャの映画音楽のコンサート。場所はアテネ。映画は各種監督があるも、Theo Angelopoulosのものを少し多く取り上げているようです。それにしてもすごいメンバー。彼女独特の、沈んだような深い青色を連想させる哀愁漂うゆったりとした旋律は、聴いたら忘れられません。一部に少し明るめの曲があるも、基調は暗め。過去のアルバムの再演曲もあり。ジャンルとしてはクラシックには近いかも。

2013/01/18

The Falcon And The Snowman (Original Sound Track)

Falconandthe
ライル・メイズ参加の旧譜聴き2日目。映画のサウンド・トラックであり、収録時間も38分ほどと、LPからCDへの過渡期の時代のアルバムでもあり、パット・メセニーと共作のちょっとマニアックなアルバムではあります。次に何か効果的な、あるいは意表をついて出すものをねらってやろうなんて気持ちはなくて、順番に淡々と手直しを進めて行くだけなんですけど。でも、この2人で、この陰影のあるドラマチックな曲たちはいいなあ、と思ってしまいます。少し地味ですけれどもね。映画音楽のオリジナル・サウンドトラックとはいえ、単独で聴いてもなかなかいいなあ、と思ってしまうアルバムです。


The Falcon And The Snowman (Original Sound Track)(EMI Manhattan)(輸入盤) - Recorded 1984. Pat Metheny(G), Lyle Mays(P), Steve Rodby(B), Paul Wartico(Ds), Pedro Aznar(Voice), David Bowie(Vo), National Philharmonic Orchewstra - 1. Psalm 121/Flight Of The Falcon 2. Daulton Lee 3. Chris 4. "The Falcon" 5. This Is Not America 6. Extent Of The Lie 7. The Level Of Deception 8. Capture 9. Epilogue (Psalm 121)

邦題「コードネームはファルコン」。アルバム・プロデュースがパット・メセニーで、プロデューサーとしてデヴィッド・ボウイが加わり、アルバムのコ・プロデュースがライル・メイズ。曲も2人の作曲で、5曲目はデヴィッド・ボウイが加わり、この曲でヴォーカル。映画のサウンドトラックですけど、オーケストラもいっしょに演奏している当時のパット・メセニー・グループ。この時期にEMIから出したのはレーベル移籍の時期と重なっているのが関係しているのかどうか。1曲目の出だしと9曲目では教会でのコーラスなのが、終盤でいつものサウンドに戻る感じ。その後も、グループのサウンドの演奏が続き、このままCD単体としても割と楽しめる雰囲気です。少し陰影が濃い感じですが、ドラマチックかつ映像的なサウンドでせまってくるのは彼ららしい。

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