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カテゴリー「フュージョン・ファンク」の642件の記事

2020/11/29

2020年の私的ジャズベスト3

Patfromthis_20201126153201 2679_20201126153201 2700_20201126153201 とりあえず11月分までのCDを聴き終わり、ベスト3を発表する時になりました。いつもそうかもしれませんが、今年はかなりベタなベスト3になってしまいました。有名なミュージシャンを集めればだいたいこれになってしまうという。あとはAmazon Music HDでいずれもハイレゾで配信されていることも、配信で何度も聴き返す要因にもなっていて、今年はその基準も入っています。これが10枚選べれば個性的な選択もできるのですけど、今年はわずか60枚しか買ってないので(厳選はしてますが欲しいものも少なかったでした)、それもなかなか無理かと。特にキース・ジャレットが’18年より演奏できなくなっていたニュースはびっくりしましたけど、そこにこのアルバムが。好みは分かれるでしょうが、私はこういうサウンド、けっこう好きです。3つの順番は特にありません。

今年は7月でホームページのアルバムコメントの手直し作業が終わったし、12月のうちにはECMブログも追いついて毎日更新ではなくなるため、私自身転換点に差し掛かっていると思います。

 

From This Place/Pat Metheny(G, Key)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2020. Gwilym Simcock(P), Linda May Han Oh(B, Voice), Antonio Sanchez(Ds) with Meshell Ndegeocello(Vo), Gregoire Maret(Harmonica), Luis Conte(Per) and The Hollywood Studio Symphony, Joel McNeely(Cond) - 1. America Undefined 2. Wide And Far 3. Your Are 4. Same River 5. Pathmaker 6. The Past In Us 7. Everything Explained 8. From This Place 9. Sixty-Six Bonus Track: 11. Love May Take A While

(20/02/25)全曲パット・メセニーの作曲で、ジャズやフュージョンというよりも、76分間、ボーナストラックを含めた壮大なメセニーの叙事詩と言わざるを得ないようなアルバムに仕上がっています。個々のパートのソロを聴けるところも所々にあるけれど、もうこれは一気に聴きとおすためにあるような内容。年齢を経て、ある程度枯れてきたという感じもあるけど、その熟練性が作曲、演奏面の両方に現れています。確かにスゴい曲であり、演奏内容も素晴らしいのだけど、それだけにこのアルバムの完成度はただものではない、と思います。場面によってはオーケストラを入れたり、ゲストを招いたりしているけど、常に、穏やかさを見せつつも前進して今ある姿を見せてくれた、という感じです。もちろんギターを楽しむ聴き方もあり。

 

Swallow Tales/John Scofield(G)/Bill Stewart(Ds)/Steve Swallow(B)(ECM 2679)(輸入盤) - Recorded March 2019. - 1. She Was Young 2. Falling Grace 3. Portsmouth Figurations 4. Awful Coffee 5. Eiderdown 6. Hullo Bolinas 7. Away 8. In F 9. Radio

(20/06/07)ジョン・スコフィールド初のECMでのリーダー作で、スティーヴ・スワロウの曲集。おなじみのメロディから少し地味な曲まで取り揃えてあって、演奏を楽しめます。収録時間は53分。持ち込み音源のようで、やや静かな感じの部分もありながら、4ビートの曲も多く、ECMにしては自由でマイペースなジャズっぽいサウンドで魅了します。彼をはじめて知った時は若かったけどもう大ベテランで、落ち着きながらも例のジョン・スコ節でギターを演奏しています。メンバーもいいし、この独特なギターを聴けるだけでも聴く価値はあるのでは。それにしても期待を裏切らないさすがのギター・トリオ。持ち込み音源ながらマンフレート・アイヒャーが出す許可を出したとは、彼もずいぶん丸くなったものです。それにしても曲がいいですね。

 

Budapest Concert/Keith Jarrett(P)(ECM 2700/01)(輸入盤) - Recorded July 3, 2016. - 1. Part I 2. Part II 3. Part III 4. Part IV 5. Part V 6. Part VI 7. Part VII 8. Part VIII 9. Part IX 10. Part V 11. Part XI 12. Part XII - Blues 13. It's A Lonesome Old Town 14. Answer Me, My Love

(20/11/15)CD2枚組。収録時間は92分。ハンガリーのプダペストでのライヴ。例によって即興演奏ですが、アンコールと思われる13-14曲目は既成曲。1曲目からいきなりアグレッシヴで無調的な激しいピアノではじまり、ここでの演奏がただものではない入り方です。彼のバルトークへの敬愛のためでしょうか。その後緊張を強いる場面ばかりではなく、いつものように素直な曲もあったり、バラード調もあったりしますが、基本的に他の場面よりは現代音楽的な表現が多めで緊張感高めではないかと思います。なかなか完成度の高い演奏で、ある意味これが基準になる、と書いてあるものもあったりします。ただ、だんだん高度になっていくので、聴く人を選ぶライヴになったかもしれません。ここからさらに高みに行くはずが。

2020/11/14

On Vacation/Till Bronner and Bob James

Tillonvaca 今日も続けて新譜を。ボブ・ジェームスは若い頃大ファンだったのだけど、もう80歳ぐらいですかね。それでもしっかりとした演奏を聴かせてくれるのがうれしいですが、やはり以前に比べてですけど、あまり表に出てこなくなった印象があります。そんな中でのティル・ブレナーとの競演作が出ました。う~ん、少し地味ですかねえ。でも渋いアルバムと肯定的にとらえています。ピアノ・ソロになると彼特有のフレーズが出てくるのがうれしいし。ブレナーとの共演はどうなるかちょっと心配だったのですが、うまく2人のいい面が合わさって、なかなか甘く、そして渋い世界がそこにあるような気がしています。もう少し長く頑張ってほしいな。

 

On Vacation/Till Bronner(Tp, Flh, Key, Vo) and Bob James(P, Key)(Masterworks)(輸入盤) - Recorded September 15 - 23, 2019. Christian Von Kaphengst(B on 1-4, 6-7, 9-10), Yuri Goloubev(B on 5, 8, 11-12), Harvey Mason(Ds on 1, 5-6, 8-9, 11-12), David Haynes(Ds on 2, 10), Wolfgang Haffner(Ds on 3-4, 7) - 1. Save Your Love For Me 2. Lemonade 3. Late Night 4. Lavender Fields 5. September Morn 6. Elysium 7. I Get It From You 8. Miranda 9. Scent Of Childhood 10. On Vacation 11. Sunset Vale 12. Basin Street Blues [Bonus Track] 13. If Someone Had Told Me

(12/11/14)ティル・ブレナー作が2、4、9-10曲目、ボブ・ジェームス作ないし共作が3、6、8曲目で、他はポップスあり、ハーヴィー・メイソンらの作品ありと多彩。収録時間は63分。ブレナーの甘いホーンやヴォーカルに合わせて、ベースもアコースティックと、一部エレクトリックなのと、ドラムス、ベースが曲によって2-3人入れ替わります。ボブも年齢が年齢なので、あまり無理しないで、どちらかというとリラックスした感じで淡々と演奏しています。それでもボブ節はなかなかいい感じで響いてきます。ある程度売れセン的になる感じですけど、それは昔からあったことなので違和感はありません。でも少し地味かなあという感想も。やはり決め手は甘いホーンかな、という気もします。2、6、10曲目のようにやや賑やかな曲も。

2020/11/13

Electric Blue/Mark Egan/Danny Gottlieb

Markelectric 久しぶりに新譜がチョコチョコと入ってくる季節になりました。予定通りだとしたら、今月はこれからけっこう聴けるんではないだろうか。でも久しぶりだと、アルバムコメントを書く勘が鈍ってくるというか、先延ばしにしたくなるというか、そういうこともありますね。さて、このアルバム、注文は早かったのだけど、組み合わせの関係で入手が遅れてしまったものです。このアルバム自体の発売も遅れましたけれど。すでにストリーミングでは聴いているんですが、CDで聴くと音の印象がまた違ってくるので、できるだけCDが届いたら聴いて書く、というのを続けています。ベースとドラムスだけで、オーバーダブのところもあるにしても、アルバム1枚作ってしまうのも珍しいと思います。

 

Electric Blue/Mark Egan(B)/Danny Gottlieb(Ds, Per)(Wavetone Records)(輸入盤) - Released 2020. - 1. Back And Forth 2. Cabarete 3. Down The Road 4. Electric Blue 5. Come What May 6. Blue Sound Bath 7. Hookey 8. Offering

(20/11/13)全曲2人の共作。もしかしたら2人のアドリブセッション的な録音だったのかも。収録時間は47分。ベースはオーバーダブでベースの音とメロディを弾いている曲もありますが、オーバーダブなし(と思われる)ベースとドラムスだけの曲も、さすがこの2人だけあって、特に見せ場というか、キャッチーなことをやっているわけでもないのに、一気に聴かせてくれるのは、やはり見事。ただ、地味と言えば地味なので、少し聴く人を選ぶかもしれない。久しぶりに2人の演奏を聴いて、やはりこの2人だなあ、と思わせてくれて、ニンマリします。リラックスして聴かせてくれているような雰囲気ですが、実はそこには卓越したセンスとテクニックが要求されているかもしれないなあ、と思います。こういう演奏も珍しいので、いいのでは。

2020/10/25

Carmel/Joe Sample

Joecarmel 影響を受けたアルバムで、なおかつ今までブログに掲載したことのないもの、というちょっと難しいお題も、このアルバムでとりあえず一段落。また見つけたら掲載していきたいと思います。こういうアルバムをカッコいいと思うのかどうかは個人的なものかもしれないし、時代的なものかもしれないし、それは何とも言えないところですけど、だいたいが若い頃にリアルタイムで聴いていたものになりますね。いわゆる刷り込みっていうやつですか。フュージョン全盛の時代だったのが高校大学時代だったんですもんね。大学では途中で辞めたけどフュージョン・サークルにも入りましたし。

 

Carmel/Joe Sample(P)(MCA Records) - Released 1979. Produced by Wilton Felder, Nesbert "Stix" Hooper & Joe Sample. "Stix" Hooper(Ds), Abraham Laboriel(B), Dean Parks(G), Paulihno Da Costa(Per), Robert Wilson(Ds), Paul Milton Jackson, Jr.(G), Byron Miller(B), Hubert Laws(Fl) - 1. Carmel 2. Paintings 3. Cannery Row 4. A Rainy Day In Monterey 5. Sunrise 6. Midnight And Mist 7. More Beautiful Each Day

邦題「渚にて」。これはフュージョン。LPが出てすぐの頃に買いました。ジョー・サンプルというとこの前の作品「虹の楽園」があまりにも有名ですが、こちらの方が編成がシンプルで私の好みなのと、メロディアスな曲は負けず劣らず多いことで、このアルバムは本当によく聴きました。特にエレキベースのフレーズや音量、間などがなんとも言えずいいのです。打ち込みなどのなかったこの時代ならではの味わい。どの曲も情景のイメージがわいてくるような気がします。全体のサウンドはアルバムジャケットそのものかも しれません。’97年にジョー・サンプルは「サンプル・デイズ」というセルフカヴァーアルバムを出していますが、私にとってのジョー・サンプル・サウンドはやっぱり’70年代のイメージです。

1曲目のタイトル曲で、エイブラハム・ラボリエルがフレットレス・ベースを演奏していますが、何と言っても渋くてかっこいい。ビートがきいている曲でもジョー・サンプルのピアノはメロディアス。単なる聴きやすいフュージョンよりは骨があり、それでいてピアノが楽しめます。2曲目、一転して静かな曲へ。邦題「淡彩画」。うーん、この訳のセンス。曲を表しています。3曲目、縦ノリでしばらくの間、ピアノとドラムのデュオが続きます。おー、いい感じ。2分半も過ぎた頃にベースがさりげなく加わってちょっと盛り上がります。4曲目。フェンダーローズピアノを使用。これはこのアルバムでこの曲だけですが、ローズならではの揺らぐサウンドをうまく利用していて、メロディアスな曲。5曲目はまたビートのきいた曲に。それから、6曲目。やっぱり出だしから美しいメロディですが、この曲のみフューバート・ロウズも参加しています。7曲目も盛り上がって、またうまくエンディングに導いてくれます。

ギタリストが2曲を除いて参加しているのですが、どの曲もソロはありません。これもなかなかうまい演出かもしれません。アルバム全体のサウンドはジャズとは離れていますが、じゃあ、ジョー・サンプルは単なるメロディ弾きかと言うと、このアルバムをピアノに集中して聴くとジャズのスピリットを持つピアニストとしてかなりスゴいのではないだろうかと思うのです。私にとってカッコいいサウンドとは、と聞かれると、このアルバムのようなサウンドだと思います。

2020/10/21

Those Southern Knights/The Crusaders

Crusaderthose この時代のクルセイダーズもよく聴いたのですが、やはりサウンドの変遷が大きくて、初期もちょっと好みではないし、後期もだんだんポップになっていってしまうので、ホームページ時代でも取り上げてはいませんでした。こう考えてみると、意外にまだ手をつけていないアルバムはけっこう残ってはいるのですが、この先は取り上げたくなるかどうか、という視点も入ってくるため、残りの手持ちのアルバムを全部ブログにアップしようというところまではいかないと思います。そんな中でもこういうアルバムたちに出会って今があるのかな、と思うと感慨深いものがあります。

 

Those Southern Knights/The Crusaders(MCA Records) - Released 1976. Produced by Stewart Levine. Wayne Henderson(Tb), Wilton Felder(Ts), Joe Sample(Key), "Stix" Hooper(Ds, Per), Larry Carlton(G), Robert "Pops" Popwell(B) - 1. Spiral 2. Keep That Same Old Feeling 3. My Mama Told Me So 4. 'Til The Sun Shines 5. And Then There Was The Blues 6. Serenuty 7. Feeling Funky

邦題「南から来た十字軍」。クルセイダーズも長い間活動していましたが、やっぱりメンバーにラリー・カールトンがいなければ、というのと、ここからさかのぼるとだんだん土臭くなってくるということもあり、はじめて出会ったクルセイダーズのアルバムということもあってこのアルバムを本当によく聴きました。大学時代のことだったと思います。

1曲目の前奏のカッコいいこと。複雑なコード進行でしかもベースの音程がさらに複雑に絡み合う、なぜかそういうところに非常にインパクトを感じ、テーマに入ってからもこのアルバム中一番カッコいい曲なのではないかと思えます。ベースのソロパートもあったりして、ゴキゲン。2曲目はヴォーカル曲で、ヴォーカル部分は何でもないのですが、間奏などでスリルのある展開になるのは見事。3曲目は大学時代フュージョン・サークルに入っていたときに演奏した記憶があります。これもノリのいい曲です。そんな中でも5曲目のように土臭さを伝えるファンクの曲もあったりします。静かな6曲目。それでも一部アレンジが凝っている場面があります。7曲目もノリのいい曲で、3、7曲目のようなベースのチョッパー奏法を、当時練習していた記憶があります。その当時はどうやるとあのような音が出るのか試行錯誤でした。今聴くと、ジョー・サンプルのソロアルバムと比べて野暮ったいサウンドですが、なぜかこのアルバムは非常に印象に残っていました。

2020/09/25

Conspirency/Terje Rypdal

2658 いよいよ久しぶりに届いたECMの新譜に行きます。今年はコロナ禍の影響もあってか、ここ数年40-50枚ぐらい出していたのが、ガクッと新譜の枚数が減りました。出費もその分減りましたけど、やはり行けるとこまで突っ走ってほしいな、と思うのが正直なところ。ここではテリエ・リピダルのアルバムが、久しぶりなのかどうか、いわゆるロックの4人編成で出ています。ただ、ECMレーベルのせいだからか、ロック的なサウンドはタイトル曲の3曲目だけ、ということになっていて、あとはゆったりとしたサウンドが続きます。このあたり、ECM的でいいか、何か物足りないのか、意見が分かれるところだとは思いますけど、個人的には好きなサウンド再び、という感じですね。

 

Conspirency/Terje Rypdal(G)(ECM 2658)(輸入盤)- Recorded February 2019. Stale Storlokken(Key), Endre Hareide Hallre(B), Pal Thowsen(Ds, Per) - 1. As If The Ghost... Was Me!? 2. What Was I Thinkinh 3. Conspiracy 4. By His Lonesome 5. Baby Beautiful 6. Dawn

(20/09/24)全曲テリエ・リピダルの作曲。収録時間は35分と短め。エレキ・ギターとエレキ・ベース、キーボードを擁するロック的クァルテット編成ながら、ギターもベースも出てくる音は主にゆったりとしたヴァイオリン奏法とでも言うのか、幻想的なサウンドに時にドラムスがフリーっぽく絡むという構図で、いかにも彼ららしい音を出すバンドになっています。彼のECMらしさというのも出ていて、1-2、4、6曲目は、そのゆったりとした広がりのあるサウンドの中でさまよう雰囲気を作り出しています。5曲目はプラス盛り上がり。サウンドカラーもやや明るめだったり、ほんのりと暗さが漂っていたりと、このゆったりさが彼らの個性として際立ってます。ただ、3曲目のタイトル曲はミキシングで抑えられてますが、モロにロックの演奏。

2020/09/24

Live At The Village Vanguard Vol.1 (The Embedded Sets)/Steve Coleman And Five Elements

Stevevillage このアルバムの方が後に届いたのですが、実はスティーヴ・コールマンのこのアルバム、’18年の8月発売だったのだけど、情報をキャッチできなくて、やっと今になって注文したというわけ。それにしても、収録時間がCD2枚組で152分というのに、価格はCD1枚分で買えたというのはなかなかありそうでなさそうなことではありますが。たまたま予定が半日ぽっかりと空いてしまったため聴くことができたのですけど、そうでなければ休日ではないと聴く体力がなかったと思います。相変わらずずーっと続いている彼の世界は、人によって好き嫌いは出てくると思いますけど、私は’80年代から染まってきただけに、この独特な変拍子ファンクを浴びていたい、と今も思ってます。

 

Live At The Village Vanguard Vol.1 (The Embedded Sets)/Steve Coleman(As) And Five Elements(PI Recordings)(輸入盤)- Recorded May 19-21, 2017. Jonathan Finlayson(Tp), Miles Okazaki(G), Anthony Tidd(B), Sean Rickman(Ds) - [CD1]Embede A (First Set): 1. Horda 2. Djw 3. Little Girl'll Miss You - Embedded #1 4. idHw 5. twf 6. Figit Time 7. Nfr 8. Little Girl'll Miss You 9. Change The Guard [CD2] Embed B (Second Set) 1. rmT - Figit Time 2. Nfr 3. idHw 4. twf 5. Horda 6. Embedded #1 7. Djw 8. rmT - 9 to 5

(20/09/23)CD1枚目の6曲目、2枚目の1曲目後半はDoug Hammond作、CD1枚目の3曲目前半、8曲目がBunky Green作の他は全曲スティーヴ・コールマン作。収録時間が152分と非常に長く、2つのセットに分けてのCD2枚組ライヴの発表だけど収録日が3日あるので、ベストテイクをつなげたものと予想(だからはめ込み?)。相変わらずの変拍子ファンクだけど、すでに肉体の中にしみついているようで、ノリはいいんだけど何拍子か分からないところもあるのは相変わらずすごいと思う。メロディがどうとか言うより、もはや彼自身の音楽と聴いて分かるのがさすがと思う。M-BASEは’80年代に流行ったけど、相変わらずその中心で生き延びてきたのは素晴らしいと思えるほどに、独特な音楽、サウンドになっています。

2020/09/13

ブログ、なかなか再始動できず

ちょっとバタバタしていたこともありますが、なかなかブログの新しい企画が決まりません。主な理由として、ブログ以前にホームページがありますが、先日まで目標としていた、ジャズやフュージョンの購入アルバムを含めて’99年1月以降のものがコメントの手直しが終わってしまっていて、コメントが短いままですけど、国内盤は’96年9月以降の購入のもの、輸入盤は’98年4月以降のもの(それ以前は輸入盤自体買うことが少なかった)については、全部コメント済みということがあります。つまり自分の手持ちのCDで、それ以降のものはほぼ100%に近くネットにアップしているというわけで、都合24年分、頭の中にというよりはネットに記憶があるという状態。

新譜に活路を見出したいところでもありますけど、今年は特に欲しいアルバムが少なくて、最近久しぶりに8枚まとめて注文しましたが、そろうのが10月10日の予定で、それまではぼつぼつと1-2枚新譜が来ればいいかなあ、という感じでもあります。ストリーミングを武器にバンバン書いていけばいいじゃない、という意見もありますけど、やはりCDのサイトはCDで出来るだけ完結したいなあ、ということもあります。もともと昔は予想していなかったCDの衰退という局面もあって、CDが無くなったら、私もゆっくりするかなあ、なんてことを漠然と考えてました。

ただ、やりたいことがないわけじゃなくて、また、例えば富樫雅彦らの’98年以前のCDでブログにアップしていないCDもあったりするので、こういうところから少しずつ広げてブログをまたやっていこうか、とか、考えてはいます。今まではライフワーク的な目標があって、20年以上それに取り掛かっていましたが、いざ、それが達成されてしまうと、次を探すのが難しいです。

あとは以前手直ししていたアルバムコメントの再手直しも興味がありますが、今までの手直しの時も、なるべく前のコメントを生かして書き足していたこともあって、全く最初から書き直しって、そんなに多くないんですね。ただ根っからのジャズ・フュージョン好き、ブログ好きでもありますので、エンジンがかかってしまえば、また続くんではないかと思います。今しばらくお待ちください。

2020/08/20

Dance Singles/Herbie Hancock

Herbiedancesハービー・ハンコックも終わって、これで全部終わり、やれやれ、と思っていたら、あとから1枚どこに入れていいのか分からないアルバムが出てきました。正式なリーダー作ではないのですけど、シングル・コレクションのアルバム。アナログ時代はショート・ヴァージョンやロング・ヴァージョン、はたまたリミックスのシングル(あるいは12インチシングル)が、例えばアメリカだけどか、英国だけとか、出ていたことが多かったのです。特にダンス系は。それを集めたアルバムがこれ。個人的には時期的にあまり思い入れのあるものではありませんけれども、その中でも「カメレオン」の14分にわたるロング・ヴァージョンのリミックスの曲が印象に残りました。

 

Dance Singles/Herbie Hancock(Key, Synth, Vovoder, etc)(Sony) - Released 1995. 1. Rock It (U.S./12inch Short Version) 2. Magic Number(U.S./Single Version) 3. Lite Me Up!(U.S./Single Version) 4. I Thought It Was You(U.S./Single Version) 5. It All Comes 'Round(U.S./Single Version) 6. Go For It(U.S./Single Version) 7. Tell Everybody(U.S./Single Version) 8. Everybody's Broke(U.S./Single Version) 9. Vibe Alive(U.S./Single Version) 10. Hard Rock(U.S./12inch Shoprt Version) 11. The Bomb(U.S./Short Version) 12. Mega Mix(U.S./12inch Version) 13. Chamereon (1983 Re-Mix)(U.K./12inch Only Version)

ハービー・ハンコックのシングルを集めたアルバム。CDでは’95年に出ています。だいたいのアルバムはLPやEP時代に出ていて、シングル・ヴァージョンとか、12インチ・シングル・ヴァージョンとかで、長さが調整してあって、単体で売りやすいようになっています。この中でも12-13曲目は少し珍しいんだそうで、特に13曲目は’70年代前半の「カメレオン」をリミックスした上に14分の長い曲に仕立て上げていて、しかもこのアルバムの中では少々時代をさかのぼったファンク時代の曲で、U.K.だけで発売されていただけに、けっこう珍しいようです。さすがに売れセンの曲をこれだけ揃えられるとおなかいっぱいになってしまいますが、こういう時代もあったのは、記憶に残るべきことかもしれません。売れていた時代の曲たち。

2020/08/17

Dis Is Da Drum/Herbie Hancock

Herbiedisisda ハービー・ハンコックのリーダー作の24日目。時代は’90年代に入り、だんだんリーダー作も間隔が開く代わりに大作になってきたような気がします。CDを買うようになってからは、ハービーの新譜ではほぼヒップホップ系だったので、昔のジャズのアルバムを聴きつつ、このアルバムが出たときは小躍りしたような記憶があります。パーカッション重視のサウンドとはいえ、ある意味こちら方面の集大成的な意味合いを持っているなあ、と思ったものでした。でもこれでもやはりジャズやフュージョンというよりは、もっと一般向けを意識したアルバムの作り方だったのかなあ、と考えられますけど。まあ、収録時間も長くなったし、聴きごたえはありました。

 

Dis Is Da Drum/Herbie Hancock(P, Key, Synth)(Mercury) - Released 1994. Wallace Roney(Tp), Bennie Maupin(Ts), Wah Wah Watson(G), Frank Thibeaux(B, G), Darrell "Bob Dog" Robertson(G), Ken Strong(Ds), Will Kennedy(Ds), Will "Rock" Griffin(Synth), Bill Summers(Per), Miyayi Asiedu(Per), Mars Lasar(Sound Design), Darrel Smith(Key), Airto Moreira(Per), The Real Richie Rich(DJ), Francis Awe(Vo), Hubert Laws(Fl), Lazaro Galarraga(Vo) - 1. Call It 95 2. Dis Is Da Drum 3. Shooz 4. The Melody (On The Deuce By 44) 5. Mojuba 6. Butterfly 7. Juju 8. Hump 9. Come And See Me 10. Rubber Soul 11. Boba Be Da 12. Call It 95 Remix 13. Mojuba Remix

6年ぶりのリーダー作。ハービー・ハンコックを含む共同作曲は1-2、5-6、9-13曲目で、他の曲も共同名義になっています。収録時間は65分。重低音が強調されたサウンドの上をジャズ、ラップ、ファンク、アフリカンとさまざまな語法が飛び交います。タイトル通り、リズムがけっこう濃いものとなっています。ビル・サマーズとの共同プロデュースが理由か。ヒップホップとかファンク、ディスコ路線の、ハービー流のサウンドのひとつの頂点かも しれません。トランペットやテナー・サックス、生ピアノなどの演奏が時々耳に入ってくるのが意外。そういう意味ではジャズの要素も少し。4曲目など、ラップとファンクとジャズが同居していてカッコ良い。6曲目でおなじみ「バタフライ」も盛り上がり、かつ、渋め。最後の2曲はリミックス。

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