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カテゴリー「フュージョン・ファンク」の601件の記事

2020/02/26

From This Place/Pat Metheny

Patfromthis また新譜が届きましたので、聴いていきます。繁忙期でもあるので、更新が途切れる日があるかもしれませんが。まず、すでにあちこちで話題になっているパット・メセニーの問題作から。実はストリーミングで出だしからしばらく、CDが届く前に聴いてみたのですが、これはCDで最初から最後まで聞く作品だと思いました。そしてCDが届いてからじっくり聴きましたけど、いやあ、すごいわ、このアルバム、という印象がまず出てきて、もうジャズとかフュージョンとか言う前に、メセニーの音楽世界が出来上がってしまっているのだなあ、という感想です。まあ、説明しきれないので、まずは聴いてくれ、というのはちょっと反則技かもしれないですけれども。

 

From This Place/Pat Metheny(G, Key)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2020. Gwilym Simcock(P), Linda May Han Oh(B, Voice), Antonio Sanchez(Ds) with Meshell Ndegeocello(Vo), Gregoire Maret(Harmonica), Luis Conte(Per) and The Hollywood Studio Symphony, Joel McNeely(Cond) - 1. America Undefined 2. Wide And Far 3. Your Are 4. Same River 5. Pathmaker 6. The Past In Us 7. Everything Explained 8. From This Place 9. Sixty-Six Bonus Track: 11. Love May Take A While

(20/02/25)全曲パット・メセニーの作曲で、ジャズやフュージョンというよりも、76分間、ボーナストラックを含めた壮大なメセニーの叙事詩と言わざるを得ないようなアルバムに仕上がっています。個々のパートのソロを聴けるところも所々にあるけれど、もうこれは一気に聴きとおすためにあるような内容。年齢を経て、ある程度枯れてきたという感じもあるけど、その熟練性が作曲、演奏面の両方に現れています。確かにスゴい曲であり、演奏内容も素晴らしいのだけど、それだけにこのアルバムの完成度はただものではない、と思います。場面によってはオーケストラを入れたり、ゲストを招いたりしているけど、常に、穏やかさを見せつつも前進して今ある姿を見せてくれた、という感じです。もちろんギターを楽しむ聴き方もあり。

2020/02/22

ピアノ・パーティ/国府弘子

Kokubupianopar 国内盤新譜が届きました。国分弘子も昔は毎年のように新譜を出していたのだけど、ちょっと久しぶりになってます。その分いろいろやりたかったことを詰め込んで、凝縮というか、まあ、いろいろなサウンドが混ざってますけど、興味深い新譜になってます。クラシックの題材が多かったのは少し意外でしたが、うまくまとまっていると思います。最近は収録時間が40-50分台のCDが増えてきて、聴くのにもちょうど良い時間。以前は70分以上詰め込んで、コスパがいいなんてことを思ったりしていましたが、最近はこのぐらいの収録がちょうど良い、と思えるようになってきました。彼女のアルバム、ジャズの中心ではなくて、幅広く売れていることと思います。

 

ピアノ・パーティ/国府弘子(P、Chorus)(JVC)
Piano Party/Hiroko Kokubu(P, Chorus)(JVC) - Recorded July 22-24, 2019. 八尋洋一(B、Chorus)、岩瀬立飛(Ds、Chorus)、ゲスト:早稲田桜子(Vln on 5)、小松亮太(Bandneon on 7)、露崎春女(Vo on 9) - 1.パーティ開演を待つ人々 2.ブギウギ・ウェディング 3.リポーン 4.リスペクタブル 5.ジャズ婆ちゃん 6.め組のひと 7.アディオス・ニーノ 8.ミストラーダ~トンボ 9.ドリーム・オブ・ラヴ 10.コズミック・ランデヴー

国府弘子作は1、3、5、8曲目後半、9曲目(共作)、10曲目で、クラシック関連が2、4、9曲目と多く、アストル・ピアソラ作が7曲目とか、6曲目にJ-POPなどけっこう多彩な曲になっています。1曲目は本当に開演前の実況録音が入ってます。2曲目はメンデルスゾーンの「結婚行進曲」のフュージョンアレンジで、けっこうとんがってます。基本はエレキ・ベースも交えたピアノ・トリオで、曲によってゲストが入ります。収録時間は42分と、LP時代への回帰なのか、ちょうど良い長さで10曲と、各曲をコンパクトに凝縮して聴かせている感じ。5曲目をタイトルだけ見るとおっ、となるけど、普通のノリのよいメロディアスなジャズで、ヴァイオリンが効いています。7、9曲目のゲストもなかなかいいし、10曲目の番組提供曲は少しゆったり。(20年2月19日発売)

2020/02/17

Upside Down/Claudio Scolari Project

Claudioupside 久しぶりの新譜で、イタリアからのCDです。日本ではAmazonなどでのダウンロードが入手しやすいと思いますし、ストリーミングでClaudio Scolariと検索すると何枚もアルバムが出てきますので、まずがストリーミングで聴いてみてから、というのもいいと思います。ヨーロッパは日本に比べてダウンロードや配信の比率が高くなっているので。静かめのファンクにピアノやキーボード、シンセサイザーが乗っかって、ドラムスもあまり派手ではないですけど、不思議な深いサウンドの色合いを持っていると思います。音量を少し絞り気味にして聴くとなかなかいい雰囲気。今だと、まずストリーミングで聴いてください、って言えるのが、分かりやすくていいですね。ダウンロードでも1曲ごとに買えるので、久しぶりに曲順での紹介になりました。

 

Upside Down/Claudio Scolari(Ds, Synth Prog) Project(Self-Produced)(輸入盤) - Released October 2019. Daniele Cavalca(Synth, Key, P, Ds), Simone Scolari(Tp), Michele Cavalca(B) - 1. Smoke In C Minor 2. Underground Soul 3. Upside Road 4. And I'll Make You Smile 5. Upside Down 6. Twister 7. Syrah Hangover 8. Wired 9. Bismantova Castle 10. Fast And Last

(20/02/16)全曲Claudio ScolariとDaniele Cavalcaの作曲。割と静かなファンクの曲が多く、インプロヴィゼーションとメロディを行ったり来たりする鍵盤の音がいい感じ。1曲目はベースレスだけどうまくマッチングしています。ややロック的でもあり、トランペットとベースが加わりミステリアスな色合いのサウンドが魅力的な2曲目、ドラムスとキーボードでインプロ的なやり取りが楽しめる3曲目、ファンクではじまったと思ったら4ビートも少しあるちょっとラフな4曲目、タイトル曲の5曲目はレゲエ的なリズムに加え、淡々としたやり取りがなかなかいい感じ。ドラムス2台の静かなやり取りの6曲目、キーボードが目立ちつつ、渋いサウンドのファンクの7-8曲目、ベース中心の静かなバラードの9曲目、やや激しいドラムスの10曲目。

2020/02/03

Live At The Bottom Line/The Gadd Gang

Thegaddlive エディ・ゴメスの競演・参加作の31日目にして最終日。ジャズのホームページが、まさかザ・ガッド・ギャングのR&Bのアルバムを2枚紹介して締めくくるとは思ってませんでしたが、発売当時はリアルタイムで聴いていて、こういうサウンド、けっこう好みだったと思います。ただ、ゴメス中心に聴いていくと、ちょっと拍子抜けだったかもしれませんけど。久しぶりに聴いてみて、やっぱりこういう音楽も楽しい、ということが改めて分かったのです。今まで、とにかくエヴァンス関連が手つかずが多かったので、このブログでもエヴァンスのリーダー作中心にはなってしまいましたが、次は、そのエヴァンスのリーダー作という観点から残りを取り上げていこうかと思います(汗)。

 

Live At The Bottom Line/The Gadd Gang(A Touch) - Recorded September 22, 1988. Steve Gadd(Ds), Cornell Dupree(G), Eddie Gomez(B), Richard Tee(P, Key, Org), Ronnie Cuber(Bs) - 1. Watching The River Flow 2. Way Back Home 3. My Girl/Them Changes 4. A Whiter Shade Of Pale 5. My Little Brother 6. Che Ore So' 7. Singed, Sealed, Delivered I'm Yours 8. Honkey Tonk/I Can't Stop Loving You

ザ・ガッド・ギャングのライヴ。ライヴでもリラックスした演奏を繰り広げています。5曲目はスティーヴ・ガッドとリチャード・ティーの共作だし、1曲目はボブ・ディランの曲。スタジオ録音の再演曲も多めにありますし。楽しんでリラックスしているし、こういう味のあるプレイはなかなかベテランでないと出ないものです。リチャード・ティーやロニー・キューバー(あえてバリトン・サックスなのが渋い)がけっこうハマってしまいます。たまにはR&Bもいいものだなあと、これもリアルタイムで聴いていましたが、思いました。グループで(しかもA Touchレーベルなので日本企画かな?)3枚のアルバムを出して、いつもはジャズやフュージョンをやっていてもこういう音楽も演るんだ、という主張を残したガッドはテクニックばかりでなくやはりスゴい。

2020/02/02

Here & Now/The Gadd Gang

Thegaddhere エディ・ゴメスの競演・参加作の30日目。ラストにの方はどんなジャズのアルバムが待っているんだ、と楽しみだったんですが、ラスト2枚は「ザ・ガッド・ギャング」で、ゴメスはおそらく今までのアルバム(ポップスとかの参加ではあるかもね)の中ではソロを除いて一番簡単なフレーズを弾いているんじゃないかなあ、なんてことを聴きながら、思いました。でも、このバンドにあえてアコースティック・ベースを持ち込むと、けっこう低域がいい音で鳴るなあ、とも思うし、スティーヴ・ガッドの狙い通りでは、と思います。小難しいジャズをあえて聴くのもいいですけど、たまにはこういうR&B中心のアルバムを聴いて、リラックスするのもいいかなあと思いました。

 

Here & Now/The Gadd Gang(A Touch) - Recorded March 1988. Steve Gadd(Ds), Cornell Dupree(G), Eddie Gomez(B), Richard Tee(P, Key, Org, Synth), Ronnie Cuber(Bs), Alan Rubin(Tp), Jon Faddis(Tp), Dave Bergerron(Tb), George Young(Ts), Lou Marine(Ts) - 1. I Can't Turn You Loose 2. My Girl/Them Changes 3. Soul Serenade 4. A Whiter Shade Of Pale 5. Tippin' 6. Things Ain't What They Used To Be 7. Che Ore So' 8. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours 9. America The Beautiful

グループの2枚目。5曲目のみコーネル・デュプリーの作曲で、他は各方面の有名曲など。オーティス・レディング、キング・カーティス、プロコル・ハルム、スティーヴィー・ワンダー作などで、カヴァーも多く取り上げられている有名曲も。6曲目にはエリントン・ナンバーが入っています。ジャズでもフュージョンでもない、どちらかというとR&Bの世界がひろがっているアルバム。こういう音楽だとけっこうリラックスして聴くことができます。有名なミュージシャンが集まっているし、それが難しいことをあまりやらずに楽しむことを目的で演奏しているのがなかなかいい。ただ、個人的には1枚目との区別があまりついていませんが。エディ・ゴメスのこういう使い方は、1枚目でもそうだったけど、あまり予想できなかったです。なかなか好盤。

2020/01/31

二枚目/仮バンド

Karibandnima 久しぶりの新譜ですので、先に。このアルバム、元々はメインの人たちがBABYMETALのバックバンド経験者ということでファーストも’17年に購入したということもありますが、なんたって皆超絶テクニックの持ち主だし、センスもあるしということで、今回も購入しました。まあ、内容的には6曲がそれぞれにあるという感じですけど、いかにもミニアルバム的でいいんじゃないかな、と思います。1曲目はけっこうロック色は強いですけど、曲によってはフュージョン/ファンク色が強いです。個人的な好みは桑原あいがピアノで参加している5曲目。そのピアノ・ソロがスゲー、と個人的には思っております。アルバム全体がスゴ腕の集まりですけど。

 

二枚目/仮バンド(Bellwood Records) - Released 2020. BOH(B), Yuya Maeda(Ds), Guest: Satoshi Oka(G on 1, 3-5), Yusuke Hiraga(G on 1), ISAO(G on 2), Saori(Vln on 2), Tatsuya Nishiwaki(Key on 3-4, 6, Harmonica on 6) , Yoshihiro Tsujimoto(Sax on 4, 6), Yosuke Kobayashi(Tp on 4, 6), Ai Kuwabara(P on5), Yuya Takase(Tb on 6) - 1. 侍Groove 2. Bewitching 3. Dancing Baloney 4. U-year !!! 5. Cloud Funding 5. I See You

仮バンド2枚目のミニ・アルバムで収録時間は31分ほど。フュージョン/ファンクよりもロック色がやや強めだけど、なかなかに興味深い内容。超絶テクニックのせいか引き込まれてしまう。核となるのは2人で、曲によってゲストが登場。1曲目はギター・トリオの演奏だけど、その音で埋め尽くす空間が絶妙に出ています。出だしは速いスラップメインでISAOのギターと、ヴァイオリンが絡む重量級かつメロディアスな雰囲気もあるドラマチックな2曲目、静かな出だしから重量級ロックになって、かつメロディアスな3曲目、変拍子ファンクに乗っかって、これまた乗りまくるホーンセクションがカッコいい4曲目、ピアノが静かな場面から盛り上がっていくのが印象に残る5曲目、フレットレス・ベースが聴かせどころのバラードの6曲目。(20年1月29日発売)

2020/01/09

27番街 ロサンゼルス・トリオ/神保彰 featuring エイブラハム・ラボリエル、ラッセル・フェランテ&パトリース・ラッシェン

Jimbo27 神保彰の今年の新譜2枚目。「月」と「太陽」と、分かりやすいイメージで2つのアルバムの対比をしています。ちょっと気になるのが録音の音圧が昨日の「26th」の方がいく分大きいことで、これはアメリカの東西でそれぞれ別の人がミキシングやマスタリングをやっているからかなあ、と思います。まあ、アンプのヴォリュームで調整すればいいだけのことなんですけど。どっちも同じぐらいに力を入れて制作しているのでしょうが、個人的な好みは今日の方のアルバムかな。まあ、1枚ずつかしこまって聴くよりは、音楽をかけながら聴きつつ他の作業をやる、という感じで聴けるようなサウンドではありますが、これもベテランのフュージョンだからこそでしょうね。

 

27番街 ロサンゼルス・トリオ/神保彰(Ds、Prog) featuring エイブラハム・ラボリエル(B)、ラッセル・フェランテ(P)&パトリース・ラッシェン(P)(Electric Bird)
27th Avenue LA Trio/Akira Jimbo(Ds, Prog) featuring Abraham Laboriel(B), Russell Ferrante(P on 1, 3-5, 9) & Patrice Rushen(P on 2, 6-8), Guest: Bob Mintzer(Ts, Ss on 2, 5)(Electric Bird) - Released 2020. - 1. Amber Sky 2. Purple Heat 3. Red Dress 4. Mint Green 5. Cool And Smooth 6. Precious 7. Blue Beads 8. Suuny Yellow 9. Light And The Wind

全曲神保彰の作曲で、プロデュース、アレンジ等も含む。こちらはトリオだけど、曲に応じてラッセル・フェランテとパトリース・ラッシェンが後退するという豪華布陣。そしてボブ・ミンツァーが2曲目にソプラノ・サックスで、5曲目にテナー・サックスで参加しています。3曲目は日本人によく似合う和製のメロディですが、そこがまたなかなかいい感じ。だいたいの曲はやはり和製フュージョンというのか、メロディ的に分かりやすいので、こちらの方がスムース・ジャズ度は高めかな。毎年2枚のアルバムを出すようになって久しいけど、アメリカの東西を意識しているのはここ数年。このアルバムは「太陽」をイメージしているのだそうで、日射しがサンサンと降りそそぐ雰囲気が出ています。何年も似たようなメンバーですが、今年も面白い。(20年1月1日発売)

2020/01/08

26丁目 ニューヨーク・デュオ/神保彰 featuring ウィル・リー&オズ・ノイ

Jimbo26 久しぶりの新譜です。11月にCDがドドッと届いてから、スケジュールの都合で12月は何と1枚も新譜がなかった月でした。今月も注文する新譜があったとしても、2月に届くものばかりになってしまいそうです。まあ、12月はSACD/CDプレイヤーを買ったしやむを得ないか。その分、ホームページのアルバムコメントの手直しが進みますしね。今日のアルバムは、なんと2人のゲストとデュオで1曲ごとに交代していくアルバムです。どうせならトリオのこの編成で聴いてみたかったな、というのはありますが、プログラミングも入っていて、なかなか面白い感じではありますね。ちなみにジャケ写にある通り「月」のイメージだそうです。昨年のアルバムはストリーミングにありますが、今年のアルバムはまだのようでした。必然的にCDを購入。

 

26丁目 ニューヨーク・デュオ/神保彰(Ds、Prog) featuring ウィル・リー(B)&オズ・ノイ(G)(Electric Bird)
26th Street NY Duo/Akira Jimbo(Ds, Prog) featuring Will Lee(B on 2, 4, 6, 8, 10) & Oz Noy(G on 1, 3, 5, 7, 9)(Electric Bird) - Released 2020. - 1. Joker 2. Sly 3. Outer Limit 4. Cold Stone 5. The Corner 6. Day Crawler 7. Lady Bee 8. 24th Street Boogie 9. Nuff 10. Cross Your Fingers

全曲神保彰の作曲で、プロデュース、アレンジ等も含む。オズ・ノイとウィル・リーが1曲ずつ交代で出てきて、それぞれの個性に合った曲とデュオの演奏でなかなかいいのですが、どうせならこのトリオでの演奏を聴きたかったかな、とも。例えばオズ・ノイとの演奏にはベース・パートはプログラミングになっていて、それはそれで雰囲気的には合っているかな、とも思うし、1曲目の突き抜け度はなかなか面白い個性だと思います。ウィル・リーとの演奏は、加えてある音もあるのだろうけど、ベースとドラムスで成り立ってしまうようなところがなかなかスゴいところ。ただ、あまりタイトなアレンジではなく、それぞれの個性に合わせたセッション的雰囲気と、ある程度スムース・ジャズと硬派なファンクの中間を意識しているのでしょうか。(20年1月1日発売)

2019/11/29

Lookout Farm At Onkel Po's Charnegie Hall

Lookoutfirmonkel 新譜、というか、旧録の発掘盤聴き。はっきり言って、特にベースの音がブーミーなのだけど(同時期のマイルスの公式録音もちと苦しいのがありますし)、それを超える勢いでの演奏には、まいりました。ただ’70年代中期によく流行ったこういうフリーというかファンクというか、そういうサウンドを好きなのかどうか、にも好みで左右される面はあると思います。私なんかはデイヴ・リーブマンとリッチー・バイラークの参加でもう、万々歳という感じではあるのだけど。ただ全編聴くには、ちょっと低域の歪みが気になりました。曲目はあえてクレジットをつけるためで、つながっているのが編集されているのか。2カ所ほど拍手がわく場面がありました。

(追記)別のシステムで聴いたら、低音はやはり少しブーミーではあるものの、歪み感は少なめになりました。

 

Lookout Farm At Onkel Po's Charnegie Hall(Jazzline)(輸入盤) - Recorded June 6, 1975. Dave Liebman(Sax, Fl, Per), Richie Beirach(P), Frank Tusa(B), Jeff Williams(Ds), Badal Roy(Per) - 1. Naponoch 2. The Iguana's Ritual 3. I'm A Fool To Want You 4. Your Lady 5. Fireflies

(18/11/27)デイヴ・リーブマン作が1-2曲目、フランク・トゥサとの共作が5曲目、ジョン・コルトレーン作が4曲目、フランク・シナトラその他の作が3曲目。ECMでの録音より後の時期での発掘音源(NDRでのライヴ)。フリーに近い演奏もあり、ファンクの部分も多いのだけど、そのエネルギーをも吸って成長してきた演奏で幕を開けます。これはECMでは収まらないサウンドの枠ですね。外に向かった音で、一部4ビートもありますし。少し低音域(ベースの音)が割れたりバランスが悪いけど、勢いでカバーしています。やはりこのメンバーでのライヴを聴いてみたかった。マイルス・バンドの影響も受けつつ、彼らならではのジャズやファンクが体現されていて、聴くのに体力がいります。ただ、3曲目のデュオのバラードは美しい。

2019/11/28

Eleven/Mike Stern - Jeff Lorber Fusion

Mikejeff 新譜聴きも何とか一段落。もう1枚待ってはいるのですけどね。今日はマイク・スターンとジェフ・ローバー・フュージョンの双頭作です。スターンの方しか追っかけしてはいないのだけど、何となく聴きやすくなっている感じではあります。少しリラックスしたギターもいい感じで、時にはこういう共作アルバムもいいんではないかな、と思います。豪華なドラマーも、あくまでもバックに徹していてまさに職人芸とでも言いたいところ。9曲目のヴォーカル曲だけは異質になりそうだとの予想は見事に裏切られ、ヴォーカルのミキシングを落とし気味にしているのか、最後まで聴いて、あれ?と思って、もう1度9曲目を聴き直してしまいました。それだけすんなりいってます。

 

Eleven/Mike Stern(G) - Jeff Lorber Fusion(Key, B, G)(Concord Jazz)(輸入盤) - Released 2019. Jimmy Haslip(B, Vo on 1-3, 6, 8-9), Vinnie Colaiuta(Ds on 1, 9), Gary Novak (Ds on 1, 4-5, 7, 10), Dave Mann(Horn Arr on 1, 4-5, 8-10), Dave Weckl(Ds on 2-3, 6, 8), Leni Stern(N'goni on 2), Bob Franceschini(Sax on 8), Chelsea Maull(Vo on 9), - 1. Rightous 2. Nu Som 3. Jones Street 4. Motor City 5. Big Town 6. Slow Change 7. Tell Me 8. Ha Ha Hotel 9. Rhumba Pagan 10. Runner

(19/11/24)マイク・スターン作が2-3、6-8曲目、ジェフ・ローバー・フュージョン作ないし共作が1、4-5、9-10曲目。完全な双頭アルバムという感じ。アルバム全体を通して、2人ならではの軽快なフュージョン作品という感じで、ノリよく聴けます。スターン主体で聴いた場合でも、いつもよりは少しリラックスしているかな、と思いますが、それでもあくまでも彼のマイペース。彼は彼でいいんじゃないかと。1曲目に彼のクレジットがないけど、明らかに彼のギターの音が聴こえてくるので、参加は間違いなし。活発なフュージョンの曲もあるので、変化に富んではいます。参加しているドラマーが入れ替わりしているけど有名な人ばかりで贅沢な仕様。9曲目はヴォーカル入りですけど、主役ではないので、そのまま通して聴けます。

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