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カテゴリー「ジャズ」の1000件の記事

2021/07/30

Explosions/Bob James

Bobexplo ボブ・ジェームスの「One」以前のアルバムの2枚目は、あのESPレーベルからのフリー・ジャズです。たぶん彼の経歴としては一番変わっているアルバムではないかと。彼はポップな路線では有名ですけど、’60年代はフリー・ジャズはじめ実験音楽にも傾倒していたことはあまり知られてはいないようです。でもこのアルバムも、ストリーミングでは聴けるんですけれどもね。印象的には同名異人にもとらえられそうですけど。そこでベースを受け持つのがバール・フィリップスなので、これはもう本格的なフリージャズですし。こういうものも国内盤CDで入手できた時代もありました。まあ、ちょっと聴いてみる、くらいの気持ちでいいのではないかと思います。

 

Explosions/Bob James(P)(ESP) - Recorded May 10, 1965. Barre Philips(B), Robert Pozar(Ds) - 1. Peasant Boy 2. Untitles Mixes 3. Explosions 4. And On 5. Wolfman

あのフリージャズのレーベルESPから、ボブ・ジェームスのアルバムが出ています。ベースにバール・フィリップスの名前。演奏もフリー・ジャズというよりは実験音楽という感じで、ラジオや、テープを回してその音を取り入れたり、ピアノも鍵盤を弾くだけでなく、弦を引っかいたりさまざまな方法で音を出し、ノイズがあったり、打楽器と言えないようなものまで叩いて音を出してみたり、現代音楽の実験音楽(ジョン・ケージとか)との接点も何となく見え隠れしています。演奏は、時々おこるドシャメシャの場面でも、総じてエネルギーが内側に向く傾向があります。頭で聴くジャズの一種ですけれども、実験音楽という観点で聴けば、その表現はけっこう多彩なのではないかと思います。でも聴く人をかなり選びます。

2021/07/29

Bold Conceptions/Bob James

Bobboldc ボブ・ジェームスは好きなピアニストなので続けますが、CTI以前に2枚のアルバムがあります。「One」が1枚目ではなかったんですね。初リーダー作がマーキュリーから出ていて、これは’62年録音。ピアノ・トリオのジャズらしいアルバムです。その中でもフリー寄りの曲があったのは当時の時代としてはちょっと先を行っていたかも。でも、クインシー・ジョーンズのプロデュースなので、聴きやすいことは聴きやすいのではないかなあ、とは思います。CTI以前のアルバムは、あまり聴かなくても影響はないのかもしれませんけど、今はストリーミングでも聴けますし、耳を通しておくのもいいのではないかなあ、と思います。

 

Bold Conceptions/Bob James(P)(Mercury)(輸入盤) - Recorded August 13-15, 1962. Ron Brooks(B, Per), Bob Pozar(Ds, Per) - 1. A Moment's Notice 2. Nardis 3. The Night We Called It A Day 4. Trilogy 5. Quiet 6. My Love 7. Fly Me To The Moon (aka In Other Words) 8. Birk's Works 9. Softly As In A Morning Sunrise 10. Ghost Riders In The Sky(ボーナストラック2曲)

ボブ・ジェームスの初リーダーアルバム。プロデュースは何とクインシー・ジョーンズ。オーソドックスに弾けばピアノの腕は確かで、たいていの曲は普通のピアノ・トリオの演奏ですが、曲によってはピアノの中にいろいろなものを放り込んで実験的な音を出したり、フリーに挑戦したり、やりたいことをやっています。ボブ・ジェームスのオリジナルは4-5曲目。実験色の強いのは4曲目で、5曲目もフリー寄り。よく当時こういう演奏を発表したなあ、と思います。1曲目はジャジーな演奏でスタートしましたが、2曲目の「ナーディス」では、やはりフリー寄りの演奏。8曲目ではピアノに細工をした演奏の場面も。オーソドックスなジャズ方面とフリー・実験方面の演奏が水と油のように混ざり合った、不思議なアルバム。

2021/07/23

Upstream/Alex Sipiagin

Alexupstr本当は昨日このアルバムを聴こうと思っていたんですが、ワクチン接種の2回目2日目の副反応で、とても聴ける状況ではなかったため、今日になりました。もう大丈夫です。アルバムは4月30日発売だったのが、遅れて入手。Alex SipiaginもCriss Cross時代と比べて、その後も何枚かCDを出しているんですが、全部は追いかけきれない状況です。((追記)遅れても何とか追いかけられているみたいです。)でもやっぱりこのトランペットはかなりのテクニックで、聴いていてシャキッとしますね。メンバーもいいですし、ワン・ホーンのアルバムが彼には向いている感じです。オリジナル曲が多いのですが、それでも演奏に引き込まれてしまうのは、やはりテクニシャン揃いだったからかもしれませんね。

 

Upstream/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Positone)(輸入盤) - Recorded October 24 and 25, 2020. Rudy Royston(Ds), Art Hirahara(P), Boris Kozlov(B) - 1. Call 2. Echo Canyon 3. Sight 4. SipaTham 5. Magic Square 6. Rain 7. Shura 8. Miyako 9. Upstream

(21/07/23)8曲目がウェイン・ショーター作、2曲目がArt Hirahara作、5、7曲目がBoris Kozlov作で、他は全曲Alex Sipiagin作。収録時間は54分。今のジャズなんだけど、モーダルなところも残されています。それにしてもリーダーのAlexはじめ、なかなかのテクニックです。ワン・ホーンのアルバムとして出来るべくして出来た、という感じ。1曲目から高度な雰囲気で、自由度高く展開していきます。フリー的な部分も含め、なかなか聴かせます。マニアックだけど、ジャズはこうじゃなきゃ、みたいなところを個人的には持っていると思います。2、6、8曲目のバラードも乾いた雰囲気がなかなか。それでいて盛り上がりがあるし。3、5、9曲目はエレキ・ピアノが、5、9曲目はエレキ・ベースが使われています。変化に富んでいます。

2021/07/20

Winter's End/Stephan Micus

2698 ECMの新譜が予定より1か月ほど遅れてやっと1枚入手できたので、聴きます。ステファン・ミカス(ミクス)のアルバム。完全に一人での多重録音だし、マンフレート・アイヒャーの名前はないしで、持ち込み音源だと思われますが、それにしてもECM初期(というかJAPOレーベル)からこんなに長く続いているミュージシャンも珍しくなってきました。まあ、彼の場合、ECM以外では発表場所がなかったのかもしれませんけれども。昔は民族的なミクスチャーを楽しみながら聴いていましたが、最近はその音自体もオーディオ的に興味が出てきました。こういう世界も時々聴くといいもんだなあ、と思います。でも過去の音源、聴いて区別がつくものは少しかもしれませんけど。

 

Winter's End/Stephan Micus(All Instruments, Voice)(ECM 2698)(輸入盤) - Recorded 2018-2020. - 1. Autumn Hymn 2. Walking In Snow 3. The Longing Of The Migrant Birds 4. Baobab Dance 5. Southern Stars 6. Black Mother 7. A New Light 8. Companions 9. Oh Chikulo 10. Sun Dance 11. Walking In Sand 12. Winter Hymn

(21/07/20)ECM(JAPO含む)では24枚目になるのかな?おなじみステファン・ミカスの一人多重録音による無国籍的民族音楽の世界。収録時間は48分。1曲目は日本的な旋律のようで、郷愁を誘います。とは言うものの、2曲目は12弦ギターでのソロなので、やはりどこの音楽か、というのはどうでもいいような感じです。秋から冬へ、そして「冬の終わり」というのは、コロナ禍に対する気持ちの表れなのかどうか、アルバムタイトルとしては良いと思います。曲ごとに楽器(特に民族楽器)が変わって、曲調に変化をもたらしていきますが、3、6、10曲目、のヴォイスの多重録音はなかなか不思議な感覚をもたらしてくれます。ジャケット内に各民族楽器の説明が英文で書いてありますけど、それを参照されるのもいいかなあと。

2021/07/13

古希ソロ/田村夏樹

Tamurakoki田村さん、藤井さん関係で今度は田村夏樹さんの古希(70歳)のソロアルバム。他楽器は混ざっているとはいえ、彼のソロは、確か4枚目ではなかったかな?トランペットという楽器のジャズではソロアルバムがいちばん多い人、という認識でもいいのかも。((追記)トランペット・ソロ作についてはワダダ・レオ・スミスがいちばん多いという説もあります。)今回は専門ではない楽器や楽器以外のものを使っていますけど、やはりアルバムになるだけあっていい味が出ています。やはりフリー、ということになるんでしょうが、ドシャメシャの部分も少なく、聴きやすい方のフリーになっていると思います。それにしても恐るべき創造力ではありますね。聴く人を選ぶ、ということには確かになるんでしょうけど、こういう方面もハマるとなかなかいい世界が待っています。

 

古希ソロ/田村夏樹(Tp、P、Wok、Voice)(Libra Records)
Koki Solo/Natsuki Tamura(Tp, P, Wok, Voice)(Libra Records) - Recorded November 7, 2020. - 1. Sekirei 2. Karugamo 3. Kawau 4. Bora 5. Sagi 6. Kamome 7. Chidori 8. Isoshigi

トランペットに限らず、ピアノや中華鍋、キッチンボウルなども叩いた完全即興のソロアルバム。70歳を迎えた記念作。収録時間は54分。全曲鳥の名前のタイトルが入っています。1、3、5(特殊奏法)、7曲目はトランペットソロでの演奏ですが、彼はジャズマンとしてこの楽器の(今回はトランペットだけではないが)ソロ作がいちばん多いのではないか、と思いました。本職の楽器での上手さはもちろん、本職ではない楽器(や楽器ではないもの)でも、即興演奏として楽しませてくれます。2、6曲目はその打楽器の演奏だけど、ヴォイスと絡まって非常にいい味が出てます。間の取り方もいい。4、8曲目のピアノはある程度の経験はあるようで、ヴォイスも絡み少し硬質で個性的な演奏。8曲目の方がフリーという感じに近いかも。(21年7月10日発売)

2021/07/04

What Is...?/Wandering The Sound Quintet

Wanderingwhat 藤井郷子さん関連で、ポーランドのレーベルからの発売です。編成を見ると割とオーソドックスなクインテット編成ですが、演奏するのはフリー・ジャズ。こちら方面が好きな人にはたまらないかもしれないですけど、あくまでもフリーです。そして、メンバー構成からか、場面の切り替わりの多い1曲目の出だし部分も、やはりフリー・インプロヴィゼーションというよりは、フリー・ジャズという方が似合っているかなあ、なんてことを思ってます。両者の用語の区分は私自身はあいまいで、雰囲気によって使い分けているんですけれども。ただ、私のブログの訪問者では一定数フリーのファンもいるんじゃないかなあ、と思いますけど、どうなんでしょうか。

 

What Is...?/Wandering The Sound Quintet(Not Two Records)(輸入盤) - Recorded Autumn 2019. Satoko Fujii(P), Guillermo Gregorio(Cl), Natsuki Tamura(Tp, Voice), Rafal Mazur(B), Ramon Lopez(Ds) - 1. ...Sound 2. ...Wind 3. ...Mind

(21/07/04)ポーランドでのライヴ録音で、全曲フリー・インプロヴィゼーション。収録時間は64分。特に1曲目は44分あって、冒頭からどんどん様相が変わっていき、前半は目まぐるしく賑やかになったり静かになったりと、先の予測はさせないぞ、というくらいに興味深い進行になってます。フリーなので聴く人を選ぶかもしれないけど、藤井郷子、田村夏樹の加わる、しかもベース、ドラムス入りのクインテットのコンボ編成というのも、実はアルバムはそんなに多くないので、そういう点でも興味を引きます。賑やかな場面ではライヴということもあってか、かなりはじけてますし。この打ち合わせのないドラマ感というのは、なかなかいいと思います。2曲目、3曲目もそれぞれ11分、8分と、色合いも1曲目と少し変わっていて興味深い。

2021/07/03

澤野工房がストリーミングに進出

’10年頃までは澤野工房というレーベル(Atelier Sawano)自体を全部追っかけしていて、自分には思い出の多いレーベルです。その後数年間は気に入ったアルバムだけを買って、だんだん自分の中ではフェードアウトしてしまいましたが。数年前にECMがストリーミングに進出して、最近ではダウンロードやストリーミングをしてない気になるレーベルのひとつではありました。

その澤野工房が今徐々にストリーミングに進出しつつあります。一つの理由として、CDの売り上げが全体的にもレーベル的にも落ちてきた、ということもあるようで、そのあたり厳しさもうかがえます。でも何よりも、このレーベルのアルバムをストリーミングで聴けるようになることはうれしいことです。

とりあえずはTõnu Naissoo Trio、Francesca Tandoi Trio、Elmar Brass Trioからスタート、ということですが、今後どんどんネット上で聴けるミュージシャンが増えてくると思うので、それを待っています 。まだまだたくさんのミュージシャンやアルバムを抱えているレーベルなので、楽しみにしています。次はどのミュージシャンがお目見えするでしょうか。

2021/07/01

2021年上半期私的ジャズベスト3

2688_20210701141801 Charlestone_20210701141901 Daveanother_20210701141901 昨年12月から今年6月までの7か月での変則的な私的ジャズベスト3になります。この期間も少し買うCDを絞っていたし、偏りもけっこうあるため、あまり参考にはならないかもしれませんけど、もう習慣になってしまっているので、あえて書いてみます。上位3つは特に順位はつけていません。次点で2枚ほど日本のCDがあるのですが、まだ迷うところがあり、今回はその記述はなしです。

 

Human/Shai Maestro(P)(ECM 2688)(輸入盤) - Recorded February 2020. Jorge Roeder(B), Ofri Nehemya(Ds), Philip Dizack(Tp) - 1. Time 2. Mystery And Illusions 3. Human 4. GG 5. The Thief's Garden 6. Hank And Charlie 7. Compassion 8. Prayer 9. They Went To War 10. In A Sentimental Mood 11. Ima (For Talma Maestro)

(21/01/30)10曲目のみデューク・エリントンらの作曲(リズミカルでかなり独特なアレンジ)で、他は全てシャイ・マエストロの作曲。収録時間は56分。叙情的でもあり、フリー色が近いとも言え、その中で彼の内面世界を表している感じ。タイトル曲の3曲目はその最たるものか。イスラエル色はほとんどなく(5曲目、9曲目は少しあるかも)、洗練された、そして微妙なニュアンスの上に立ったECM的な演奏。メロディは明るい色を出しているところもあり、哀愁もあり。時に情念的な盛り上がりがあり、2曲目の後半、5曲目の後半、8曲目はその強いメロディを出しながら盛り上がっていきます。穏やかな上に不思議なスケールのトランペットを聴ける4曲目、有名な2人に捧げられたバラードの6曲目、神秘的な雰囲気もある11曲目。

 

Tone Poem/Charles Lloyd(Ts, Afl) & The Marvels(Blue Note)(輸入盤) - Released 2021. Bill Frisell(G), Greg Leisz(Steel G), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds) - 1. Peace 2. Ramblin' 3. Anthem 4. Dismal Swamp 5. Tone Poem 6. Monk's Mood 7. My Amor (Live) 8. Lady Gabor ). Prayer

(21/03/30)チャールス・ロイド作は4-5、9曲目で、オーネット・コールマン作が1-2曲目、レナード・コーエン作が3曲目、セロニアス・モンク作が6曲目、ガボール・サボ作が8曲目など。収録時間は70分。Marvels名義では3作目なので、けっこう力を入れているグループ。やはりビル・フリゼールとGreg Leiszが全体に及ぼすサウンドの効果は大きく、彼らの名義にしてもおかしくないような影響力を持ってます。特に3曲目など。今回はカヴァー曲は多めですが、1-2、6曲目なども、彼らのオリジナルのような調子で演奏してます。4曲目のアルト・フルートもなかなか雰囲気がいい。タイトル曲の5曲目は出だしに自由なスペースがあって、本編はメロディアスな雰囲気。ロック的なビートに乗る8曲目はややアグレッシヴな感じ。

 

Another Land/Dave Holland(B), Kevin Eubanks(G) & Obed Calvaire(Ds)(Edition Records)(輸入盤) - Recorded September 11, 2019. - 1. Grave Walker 2. Another Land 3. Gentle Warrior 4. 20 20 5. Quiet Fire 6. Mashup 7. Passing Time 8. The Village 9. Bring It Back Home

(21/06/11)2、5、7、9曲目がデイヴ・ホランド作曲、1、4、6、8曲目がケヴィン・ユーバンクス作曲、3曲目がObed Calvaire作曲。収録時間は67分。ホランドは一部エレクトリック・ベース(1、6、8曲目)とアコースティック・ベースを使い分けて、ファンク的な曲が入っています。ギター・トリオというシンプルな編成でこれだけの時間聴かせるのはなかなか大変なのに、また録音でのエレキベースは最近ほとんどなかっただけに、やはりホランドは年齢の割になかなかトンガっているなあと。静かな曲もありますが、なかなか渋くて雰囲気が出ています。時間が長めなので、それぞれの演奏の間の空き方(同じフレーズの繰り返しとか)にも味が出ていることが分かります。熟練の2人と若手のドラマーとの渋いコラボレーションですね。

 

(7月3日追記)国内のアルバムで迷っているのがあると書きましたが、絞り切れないので、3枚リストアップだけしておきます。

ムーン・オン・ザ・レイク/藤井郷子(P)東京トリオ(Libra Records)
レターズ/外山安樹子(P)トリオ(Autumn Leaves Records)
Another Answer/井筒香奈江(Vo)(Jellyfish LB)

2021/06/29

レターズ/外山安樹子トリオ

Toyamaletter 外山安樹子さんの新しいアルバムが届きました。発売は23日だったのだけど、届いたのが26日で、27日には短いけど私が出るライヴがあったので、ちょっと聴くのが遅くなってしまいました。でも、ジャズとして好みなサウンドやフレーズだし、割と聴きやすいしで、もう3巡目を聴いています。外山さんと言えば、メロディのいいオリジナル曲のイメージもありますが、ここでは初めてスタンダードのみで真正面から演奏しています。レーベルが変わったことも影響あるのでしょうか? 私はライヴにほとんど行かないのですが、おそらくライヴではこういう面も見せながら、彼女の柱の一つとして演奏していたのでしょう。こういうスタンダード集、いいなあと思います。(追記7月1日)レーベルが変わったことがスタンダードのみを収録する理由ではないそうでした。

 

レターズ/外山安樹子(P)トリオ(Autumn Leaves Records) - Recorded February 2 and 5, 2021. 関口宗之(B), 秋葉正樹(Ds) - 1. Yardbird Suite 2. Love Letters 3. My One And Only Love 4. Summertime 5. The Girl From Ipanema 6. Just Friends 7. I'll Remember April 8. Our Love Is Here To Stay 9. So In Love 10. Tennessee Waltz 11. Fly Me To The Moon 12. Moonlight Serenade

彼女の初めての全曲スタンダード集。収録時間は59分。今までのアルバムでもオリジナルに加えてスタンダードの曲を演奏してましたが、独特なアレンジだったりしていかにも彼女のスタンダードという感じの演奏が多かったでした。今回はむしろ正面から攻めているような曲が多いです。スタンダードの演奏でも相変わらずのメロディ・メイカーでもありますが、長年トリオを組んでいるメンバーとのソロの受け渡しとか、3人そろっての演奏の一体感がなかなか素晴らしい。ピアノはダイナミックさもあるし、繊細な部分もあるし、なかなか表現の幅が広いと思います。そして知っている曲が多いので、けっこう楽しみながら聴くことができます。アルバムとしては新境地かも。これも彼女の一面だと思います。いい音でジャズしています。(21年6月23日発売)

2021/06/16

Hotline/John Abercrombie

Johnhotline ちょっと前に届いた旧譜ですが、演奏はけっこういいです。でもジョン・アバークロンビーが全曲に参加しているわけではなく、最後の曲はデニー・ザイトリンのソロ・ピアノでのライヴだったりするし、ジョン・アバが参加してない曲もあるので、彼のリーダー作にするにはちょっと無理があるか。元はザイトリン名義だったので、売り上げを考慮したうえでの名義変更だとは思いますが。まあ、この元になるアルバムも買い逃しているので、今になって聴けて、幸せ感はありますね。今となってはこのメンバーでは新譜が聴けないのですから、貴重な音源だとは思います。LP時代のアルバムかと思ったら、’03年にCDで一度出ているんですね。

 

Hotline/John Abercrombie(G)(Quicksilver Records)(輸入盤) - Recorded 1983. Charlie Haden(B), Denny Zeitlin(P), Peter Donald(Ds) - 1. Country Fair 2. Chelsea Bridge 3. Promenade 4. Tidal Wave 5. Hot Line 6. Wherever You Are 7. Billie's Bounce

(21/06/16)元はDenny ZeitlinのTidal Waveというアルバムとのこと。作曲者名のクレジット等不明ですがこのメンバーなら誰のリーダー作でも、誰の作曲でも許せてしまう良さがあります。収録時間は43分。相変わらずのジョン・アバ節を奏でているギターと、ちょっと冷めていながら出るところは出る理知的なピアノ、それにチャーリー・ヘイデンのベースとくれば、文句なしのアルバムか。メンバーで聴かせてしまえるアルバムのひとつですね。ギターが入ってない曲もあるので、やはりザイトリンのアルバムとして聴きたいところではあるのですが、今手に入ってうれしいアルバム。テンポの良い曲からバラードまで、幅広く聴かせてくれます。何となくフュージョンの影響を受けている曲も。CDはザイトリン名義で’03年に発売歴あり。

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