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カテゴリー「Steeple Chaseレーベル」の30件の記事

2024/02/18

テテ!/テテ・モントリュー

Tetetete スティープル・チェイスのSACD盤の紹介も、これでラストです。最初はもっと日を置いてから、と思ったのですが、3連休でけっこう聴けて文章も書けたので、早めにアップすることにしました。今日のアルバムは、今回初聴きでした。テテ・モントリューの名前は知ってましたが、なぜかめぐりあわせが悪かったようです。素晴らしいテクニックで弾きまくりの世界。バラードでも速いパッセージがけっこう出てくるし、ベースがニールス・ペデルセンとあって、最高のジャズを聴くことができました。若い頃だったら、もっと追っかけしていたろうな、と思わせるくらい。なかなか素晴らしいアルバムとの出会いです。でも今回の発売の意図として、これはマニアックなアルバムの範疇に入っていたようです。

 

テテ!/テテ・モントリュー(P)(Steeple Chase)
Tete!/The Tete Montoliu(P) Trio(Steeple Chase) - Recorded May 26, 1974. Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Albert "Tootie" Heath(Ds) - 1. Giant Steps 2. Theme For Ernie 3. Body And Soul 4. Solar 5. I Remember Clifford 6. Hoto House

ジャズメン・オリジナルの曲が中心。収録時間は48分。ここでもニールス・ペデルセンとアルバート・ヒースとのトリオで、最近紹介したメンバーが多いですが、特に1曲目の転調がやたら多い難曲「Giant Steps」をこのトリオで飛ばしまくり、何の苦もなく演奏しているのはピアノだけでなく、ベースもそうなのでびっくりしてしまいます。2、4-5曲目のバラードでは、歌心たっぷりの場面もありますが、それよりもテクニカルな面が結局強いのかもなあと。そこでも盛り上がって、結局各曲の中盤は饒舌なピアノにはなってしまって、それがテテの持ち味なんでしょう。3曲目も元曲は本来はバラードなんだろうけど、速いパッセージが出まくりになっています。それでも嫌味にならないのがいい。ここまでの怪演を聴きたい方は、どうぞ。(22年12月21日発売)

2024/02/17

ジェイウォーキン/ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Nielsjaywalkin スティープル・チェイスのSACD盤の7日目。このアルバムはすでにバーゲン価格になっていて、有名盤に混ざって多少実験的な香りのするこのアルバムだから、そうなるのもやむを得ないかな、と思いましたです。でも、個人的には今のジャズにつながるところは多いので、好きなんですけどね。ニールス・ペデルセンの超絶ベースが満載のこのアルバム、買わないにしても一度ストリーミングで聴いていただければ、と思います。ここまで超人的なアコースティック・ベースはなかなか聴けるものではありません。この12月発売のアルバムはそういう少々マニアックなところから持ってきて発売しているのかなあ、とラインナップを見ていて思いました。

 

ジェイウォーキン/ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Jaywalkin'/Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded September 9 and 10, 1975. Philip Catherine(G), Ole Kock Hansen(P), Billy Higgins(Ds) - 1. Summer Song 2. Sparkling Eyes 3. A Felicidade 4. Jaywalkin' 5. My Little Anna 6. Yesterday's Future 7. Interlude 8. Cheryl 9. That's All 10. Summer Song #5

ニールス・ペデルセン作が1-2、4-7、10曲目で、他はボッサやジャズメン・オリジナルなど。収録時間は50分。ピアノはエレキ・ピアノで、ギターも当時としては少し新しいサウンドになっているし、リード・ベース的に楽器を弾いているところもあったりと、当時としては少々実験的な意味合いもありそうなアルバム。ギターも基本はバリバリ弾くエレキ・ギターですが、3、5、7曲目ではアコースティック・ギターでリズムを刻んでいて、変化に富んでいます。6曲目ではアコースティック・ギターでメロディを弾いてますが。とことんベースを追求している感じで、個人的にはこういうベースが好きだし、ジャズロック的な曲もあって、なかなかいい感じ。9曲目は超絶テクによる完全ベース・ソロ。ただ、それゆえに好き嫌いは分かれるか。(22年12月21日発売)

2024/02/16

ジ・アパートメント/デクスター・ゴードン

Dextertheapartスティープル・チェイスのSACD盤の6枚目の紹介になります。ホームページ初期のころ、ニールス・ペデルセンの特集も作ろうかと思っていたのですが、傾向が他と違いすぎるし、そこまで手を広げると、もう収拾がつかなくなるということでやめてしまいましたが、もしやっていたら、このレーベルからけっこうな枚数のアルバムが登場していたかもしれません。デクスター・ゴードンも好きで、出た国内盤はほぼ持っていたものの、ブログにはサントラ盤や参加作など、今まで4枚しか取り上げられませんでした。かなり好きなサックスではあるんですけどね。マイぺースな吹き方が気に入っていました。今回ここで聴いてみて、改めていいなあ、と思った次第です。

 

ジ・アパートメント/デクスター・ゴードン(Ts)(Steeple Chase)
The Apartment/Dexter Gordon(Ts)(Steeple Chase) - Recorded September 8, 1974. Kenny Drew(P), Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Albert "Tootie" Heath(Ds) - 1. The Apartment 2. Wee-Dot 3. Old Folks 4. Strollin' 5. Candlelight Lady 6. Stablemates 7. Antabus

デクスター・ゴードン作が1、5、7曲目で他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。収録時間は48分。ゴードンに加えて、おなじみのトリオのバックの演奏なので、既視感的なものもありますが、サックス1本加わっただけで、サウンド的にけっこう陽気になった感じがします。ゴードンのアルバムも追っかけはしていたけど、ブログにはたぶん少ししか出てないと思います。バップ的にどうこう言うよりも歌っているテナー・サックスという感じがふさわしく、最初から最後まで歌いきっているところが心地よい。バリバリと吹いているのもいいですけど、3曲目のようなバラードでもしみじみと歌いこんでいる感じも、けっこうグッとくるものがあります。ニールス・ペデルセンのベースがここでも効いてきてますね。派手ではないけど、好演盤。(22年11月23日発売)

2024/02/14

デュオ2/ケニー・ドリュー&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Kennyduo2 昨日に引き続き、ケニー・ドリューとニールス・ペデルセンのデュオ作の2枚目。このレーベルでは一般的にピアノ・トリオ作も多いのですが、あえてこの2人のデュオを10枚発売の中で2作持ってきているということは、やはりこのアルバムが、聴いたイメージ通り抜きん出ているということの証明ではないかと思っています。ドラムスがいないのにも関わらず、安定していて全然寂しくないところからそれがうかがえます。しかもあえてピアノとベースだけの特性を活かして、というよりは、普通に演奏していて、音数でそれを補っているようなところもあって、やはりメインストリーム系のアプローチだなあ、と思います。これもなかなかいい1枚。

 

デュオ2/ケニー・ドリュー(P)&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Duo 2/Kenny Drew(P) & Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded February 11 and 12, 1974. 1. Jeg Gik Mig Over So Og Land 2. Largo 3. My Little Suede Shoes 4. Trubbel 5. Bluesology 6. That's All 7. You Don't Know What Love Is 8. Viking Blues 9. A Child Is Born 10. It Might As Well Be Spring 11. My Shining Hour

ケニー・ドリュー作は2曲目で、ニールス・ペデルセン作が8曲目、トラディショナルが1曲目で、他はスタンダード等。こちらの方が既成曲は多めです。収録時間は51分。クレジットにはないけどエレキ・ピアノは4曲目にあり、やや穏やかな曲が多い印象。それでもこの2人での演奏なので、音楽性にもテクニック的にも抜きんでいるところが多いと感じます。静かな曲はよりしっとりとした感じでせまってきます。ベースは、饒舌なところもあるのは相変わらず。アコースティック・ベースではテクニシャンの領域にいる一人なので、当然と言えば当然か。リードベース的に活躍するところもあります。メロディアスな曲が多いので、気楽に聴くもよし、じっくりと聴くもよし。デュオでありながらその領域を超えているようなアルバムでもあり。(22年11月23日発売)

2024/02/13

デュオ/ケニー・ドリュー&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Kennyduo Steeple ChaseのSACD盤特集、今しばらく続きます。今回、ケニー・ドリューとニールス・ペデルセンの参加のアルバムが割と多く取り上げられていますけど、やっぱり今から思うと、彼らのこのレーベルでの貢献度を考えると、なるほどなあ、とも思います。あえてデュオで、これから取り上げる「Duo 2」も含めて、内容的にはこのレーベルの名盤に入れてもおかしくないと考えます。時代が時代だけに、当時流行ったエレキ・ピアノも曲によって採用していて、これは’73年録音なんだなあということもクレジットを見て気づかされますし。それでもオーソドックスなジャズなので、それ以外は時代を感じるということはなく、すんなりと耳に入ってきます。

 

デュオ/ケニー・ドリュー(P、Key)&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Duo/Kenny Drew(P, Key) & Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded April 2, 1973. - 1. I Skovens Dybe Stille Ro (Take 2) 2. Come Summer 3. Lullaby 4. Kristine 5. Serenity 6. Det Var En Lordag Aften 7. Do You Know What It Means To Miss New Orleans 8. Wave 9. Duo Trip 10. Hush-A-Bye 11. I Skovens Dybe Stille Ro (Take 1)

ケニー・ドリュー作は2、5、9曲目で、ニールス・ペデルセン作が3-4曲目、トラディショナルが1、6、10-11曲目で、他はスタンダード等。収録時間は43分。比較的短めの曲が多い。ピアノとベースのデュオでの作品でも、ペデルセンのベースが饒舌で、アルコも時に繰り出したりと、多様な武器を持っているため、この編成でも全然寂しくないです。選曲からして少々地味かなと思いましたが、トリオ並みの戦力にはなっていると思います。そして、時に叙情的な表現があって、動静のバランスがうまく録れています。これが名盤のひとつに選ばれているのも分かるような気がします。ピアノも時に静かに、そしてその中でも速いパッセージも織り込まれているのが特色で、曲によってエレキ・ピアノが出てくるのがこの時代。(22年11月23日発売)

2024/02/12

ダーク・ビューティー/ケニー・ドリュー・トリオ

Kennydarkb スティープル・チェイスの再発盤のSACD盤を続けて聴いていきます。シリーズの最初の方なので、有無を言わさない名盤が続きますが、アクセスは私のところは新譜の方が多いという半分皮肉な結果に。誰が聴いてもいいと言うし、内容も分かっているので、あえて私のところで紹介しなくても、という風にも考えられます。ここではニールス・ベデルセンのベースがなかなか超人的なところもあって、聴きどころは満載ですし。ケニー・ドリューの晩年のアルファから出ていたシリーズほどには柔らかくないので、このアルバムも存在が目立っていると思います。いかにもスティープル・チェイスらしさのあるアルバムということで、今回再び聴けて良かったです。

 

ダーク・ビューティー/ケニー・ドリュー(P)・トリオ(Steeple Chase)
Dark Beauty/Kenny Drew(P) Trio(Steeple Chase) - Recorded May 21 and 22, 1974. Niels-Henning Orsted Pedersen(B), Albert "Tootie" Heath(Ds) - 1. Run Away 2. Dark Beauty 3. Summer Nights 4. All Blues 5. A Felicidade 6. It Could Happen To You 7. Love Letters 8. Silk Bossa 9. Blues Inn 10. In Your Own Sweet Way 11. A Stranger In Paradise

ケニー・ドリュー作は2、9曲目で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。収録時間は66分。ドリューのピアノも、晩年と違って、流ちょうなフレーズをバリバリ弾いているし、ニールス・ペデルセンのベースもかなり饒舌なので、割とダイナミックな演奏を聴くことができます。このアルバムも名盤のひとつに数えられていますが、何と言っても、ドリューのフレーズが見事に歌っているというのも大きいかと。それでいて、感傷に浸っている感じではない陽気さも持ち合わせているので、過去に何度も聴いていたアルバムでもあり、覚えやすいフレーズも多いところが魅力です。2曲目のタイトル曲は、静かでしっとり感のあるバラード。続く3曲目もバラードで、その中でも時々キラキラとした速いパッセージが出てくるのが印象深い。(22年10月26日発売)

2024/02/11

フライト・トゥ・デンマーク/デューク・ジョーダン

Dukeflighttod 1月に購入したSteeple ChaseのSACD盤も、だいたいが以前持っていたものでしたが、アルバムコメントの対象にはなってなかったものが多かったのでボチボチとアップしていくことにします。分かりやすいメロディのものが多く、オーソドックスなジャズでもあり、アルバムコメントには個人的にはしにくいものですが、逆に多くの人が知っているアルバムではあるので、あまりどういう演奏だったかを細かく書くよりも、自分の印象とか体験談とかを書いていっても問題ないんじゃないかなあ、と思い、アップすることにしました。’80年代以降のCD世代でもあり、当然リアルタイムには聴いてませんけど、何度もかけ続けていたことははっきりと覚えています。今回入手したアルバムも名盤ぞろいですし。

 

フライト・トゥ・デンマーク/デューク・ジョーダン(P)(Steeple Chase)
Flight To Denmark/Duke Jordan(P)(Steeple Chase) - Recorded November 25 and December 2, 1973. Mads Vinding(B), Ed Thigpen(Ds) - 1. No Problem 2. Here's That Rainy Day 3. Everything Happens To Me 4. Glad I Met Pat (Take 3) 5. Glad I Met Pat (Take 4) 6. How Deep Is The Ocean 7. On Green Dolphin Street 8. If I Did - Would You? (Take 1) 9. If I Did - Would You? (Take 2) 10. Flight To Denmark 11. No Problem (Take 2) 12. Jordu (Take 1)

デューク・ジョーダン作は1、4-5、8-12曲目。他はスタンダードなど。収録時間は71分。このCDはボーナストラックが多く、本テイクと別テイクが並んでいたりしていて、4、8、11-12曲目がそれにあたります。オリジナルの曲の配置ではないので賛否両論ありますが、聞き流すには長い方がいいなあ、とも。もう何度も聴いているアルバムなので耳タコ盤になっていますが、’73年という録音年にも関わらず、オーソドックスなジャズを、しかも優しめの分かりやすいメロディだということで、私の記憶にはだいぶ残っているアルバムです。以前、彼のアルバムも集めてはいましたが、多くのアルバムが似たようなアルバムコメントになってしまいそうなので。それならば、と今回買い替えたSACDの彼の名盤をと思いました。(22年10月26日発売)

2024/02/02

リーチ・アウト!/ハル・ギャルパー

Halreach先日購入したスティープルチェイスのSACD盤ですが、しばらく寝かせておいてからブログに書こうと思っていたんですけど、このアルバムだけはブレッカー兄弟が参加しているということで、早めのアップになりました。このアルバムを聴いた時。以前のハル・ギャルパーの記憶がなかったのですが、だいたい15年ぐらい前にエンヤのリーダー作を2枚、参加作を合わせると5枚聴いていますね。記憶力って、あまりあてになりませんね。もっともこの当時はブレッカー兄弟、あるいはどちらか片方の参加盤ってかなり多くて、聞いていないものがいっぱいあります。もう追いかけるというよりは偶然出会ったら、という気持ちもありますが。今回のこのアルバムもハル・ギャルパーの名作のうちの1つだそうです。

 

リーチ・アウト!/ハル・ギャルパー(P)(Steeple Chase)
Reach Out!/Hal Galper(P)(Steeple Chase) - Recorded November 11, 1976. Randy Brecker(Tp), Michael Brecker(Ts, Fl), Wayne Dockery(B), Billy Hart(Ds) - 1. Reach Out 2. I'll Never Stop Loveing You 3. Spidit 4. My Man's Gone Now 5. Waiting For Chet 6. I Can't Get Started 7. Children Of The Night

ハル・ギャルパー作が1、3、5、7曲目でガーシュイン作が4、6曲目など2曲目もスタンダード。収録時間は50分。ブレッカー兄弟が参加しているのがミソ。けっこう変化に富んでいるアルバムだと思います。モーダルな雰囲気でガンガンと突き進んでいく、迫力のある1曲目、やや静かでメロディアスなサックスとのデュオでの2曲目、ラテンノリのリズムでモーダルに攻めてくる、けっこう快活なサウンドの3曲目、スタンダードにも関わらず、モーダルで原曲がよく分からないほどこれでもかと攻める4曲目、マイケルが前後にフルートに持ち替えていて、浮遊感のあるテーマからそのままアドリブに行く5曲目、ソロ・ピアノでのスタンダード演奏だけど、どこかトンガっているイメージの6曲目、やはり元気に締める13分台の7曲目。(22年12月21日発売)

2024/01/29

タワーレコードよりSteeple ChaseのSACDハイブリッド盤が10枚届く

240129steeple 本当は数日前からストリーミングでSteeple Chaseのアルバムをいろいろ聴いていただけなんですが、大量処分で50枚ぐらいはあったはずのこのレーベルが1枚もなくなってしまったので、ついタワーのSACDのコーナーを覗いてみたんですね。そうしたら、このSACDハイブリッド盤のシリーズ全10枚が在庫があるではありませんか。しかもまとめ買い15%オフセールの対象商品でもあってポイントも20倍付く(当時)。つい手が出てしまいました。私のブログではポール・ブレイを中心に今まで21枚のSteeple Chase盤を取り上げていたのですが、デクスター・ゴードン、デューク・ジョーダン、ケニー・ドリューあたりは、アルバムコメントにしていなかったんです。今回購入したものでも、スタン・ゲッツの2枚組(今回は1枚ずつ2つに分かれてはいます)だけがブログに掲載されている状況でした。

まあ、これも縁だと思って、つい購入してしまいましたが、割引でもまとまると3万円を超えるので、悩ましい買い物となってしまいました。タワーレコード限定となっているのも決め手かな。ただし、今繁忙期だし、サッカーのアジア杯もあるので、当分先のブログアップになるのか、それともアップしないで聴くだけになるのかはまだ白紙状態です。購入したSACDハイブリッド盤は以下の通り。名盤ばかりです。

Flight To Denmark/Duke Jordan Trio

Dark Beauty/Kenny Drew Trio

Live At Montmartre Vol.1/Stan Getz Quartet

Live At Montmartre Vol.2/Stan Getz Quartet(この2枚は同じリンク先です)

Duo/Kenny Drew & Niels-Henning Orsted Pedersen

Duo2/Kenny Drew & Niels-Henning Orsted Pedersen

The Apartment/Dexter Gordon Quartet

Jaywalkin'/Niels-Henning Orsted Pedersen

Reach Out!/Hal Galper Quintet

Tete!/Tete Montoliu Trio

ちなみに、ハル・ギャルパーとテテ・モントリューのアルバムが今回が初聴きになります。

2022/04/16

Double Play/Marc Copland/Vic Juris

Marcdoublepマーク・コープランドのギターとの競演作で、スティープル・チェイスからの2枚目。共演者とレーベルのせいか、けっこうオーソドックスにも聴こえますが、やはり彼のピアノは繊細だなあと思わせる1枚。このあたり入手可能性はどうなのか、とか、ストリーミングについては調べていませんが、とりあえず手元にあるものを順番に紹介していってます。もう少し後の年代になるとPirouetレーベルからの発売(その時は専属になったか)になるアルバムが多いのですが、いろいろなところから出ている時期が今までブログでは手薄だったというわけ。今日のアルバム、スタンダード多めで、そういう面からも楽しめます。

 

Double Play/Marc Copland(P)/Vic Juris(G)(Steeple Chase)(輸入盤) - Recorded March 2001. - 1. Who Can I Turn To? 2. I Loves You Porgy 3. Dark Territory 4. Stella By Starlight 5. Vaults 6. Jive Samba 7. I Concentrate On You 8. Blackbird 9. Twenty Five 10. Con Alma

(02/06/01)ピアノとギターのデュオでオーソドックスなノリのアルバム。このレーベルらしく、素朴な雰囲気。スタンダードなどが中心で、2人のオリジナルが3曲入っています。1曲目は楽しげなギターで、ウキウキした感じではじまります。一転、2曲目は優しげな展開に。2人ともやや内向的なサウンドでもあります。そして、薄暮のリリシズムとでも言うべきマーク・コープランド作の3曲目、意外にスリリングなサウンドの4曲目、静かで思索的なオリジナルの5曲目、ナット・アダレイ作にしては繊細な感じの6曲目、メロディが気持ち良く頭に入ってきて少々渋めな7曲目、ビートルズ作をデュオでややドラマチックに料理した8曲目、スリリングな展開のオリジナルの9曲目、シットリ系ボッサの10曲目。 やっぱりピアノは繊細。

その他のカテゴリー

Criss Cross1001-1050番 Criss Cross1051-1100番 Criss Cross1101-1150番 Criss Cross1151-1200番 Criss Cross1201-1250番 Criss Cross1251-1300番 Criss Cross1301-1350番 Criss Cross1351-1400番 Criss Cross1401-1450番 Criss Crossレーベル ECM1001-1050番 ECM1051-1100番 ECM1101-1150番 ECM1151-1200番 ECM1201-1250番 ECM1251-1300番 ECM1301-1350番 ECM1351-1400番 ECM1401-1450番 ECM1451-1500番 ECM1501-1550番 ECM1551-1601番 ECM1602-1650番 ECM1651-1701番 ECM1702-1750番 ECM1751-1801番 ECM1802-1851番 ECM1852-1900番 ECM1901-1950番 ECM1951-2000番 ECM2001-2050番 ECM2051-2101番 ECM2102-2150番 ECM2151-2200番 ECM2201-2250番 ECM2251-2300番 ECM2301-2349番 ECM2350-2400番 ECM2401-2450番 ECM2451-2499番 ECM2500-2550番 ECM2551-2600番 ECM2601-2650番 ECM2651-2701番 ECM2702-2750番 ECM2751-2800番 ECM2801-2850番 ECM3901番-(アナログ) ECM5001番-(映画・ドキュメンタリーDVD) ECM5501番-(音楽DVD)他 ECM5801番-, ECM SP(ジャズと詩) ECMレーベル ECM未分類(雑記含む) Enjaレーベル Hatologyレーベル J-POP JAPOレーベル JMTレーベル Steeple Chaseレーベル Winter&Winterレーベル ウェブログ・ココログ関連 オーディオ クラシック・現代音楽 ジャズ ストリーミング パソコン・インターネット フュージョン・ファンク ライヴ・コンサート レコード ロック・ポップス 上半期・年間ベスト 携帯・デジカメ 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 映画音楽・ナレーション 書籍・雑誌 楽器 澤野工房 音楽

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