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カテゴリー「ECM2801-2850番」の13件の記事

2024/10/23

Ashes To Gold/Avishai Cohen

2822 ECMの新譜も4日目で一段落。トランペットの方のアヴィシャイ・コーエンもECMではもう何枚もアルバムを出していますが、今回は組曲的なECMジャズになっています。収録時間43分中32分が組曲になっているので、けっこうな大作です。ドラマチックではあるも、ある意味ゆったりしている場面が多く、やっぱりECM流のサウンドにはなっているなあ、という感じ。もうずっと昔に聴いた、Enjaレーベルだったかな?初リーダー作が忘れられず、あのけっこう激しかったトランペット・トリオも良かったのですが、あれから成熟してきて、もっと深みが出てきたようにも感じます。あとは聴く人のそれぞれの感想は違ってくるかもしれないなあ、と思いつつ。

 

Ashes To Gold/Avishai Cohen(Tp, Flh, Fl)(ECM 2822)(輸入盤) - Recorded November 2023. Yonathan Avishai(P), Barak Mori(B), Ziv Ravitz(Ds) - Ashes To Gold: 1. Part I 2. Part II 3. Part III 4. Part IV 5. Part V 6. Adagio Assai 7. The Seventh

(24/10/21)1-5曲目は組曲でアヴィシャイ・コーエンの作曲、6曲目はモーリス・ラヴェルの曲から、7曲目はAmalia Cohen作曲。収録時間は43分。1曲目は出だしで少しフルートが流れますが、彼のこういう演奏を聴いたのも初めて、静かに入り込んで、その後、現在の不安定な情勢を表すようなサウンドに変わりつつ、それでも力強さとともに、美しいメロディも見え隠れしてます。32分にも及ぶなかなかの大作。ドラマ性を感じさせ、それでもゆったりした曲調の部分が多いのはECMらしい。ホーン1本ではじまり、後からベースその他が加わり、構築力があって非常に美しいながらも、元がクラシックの曲というイメージはあまりない6曲目。そして、メランコリックなメロディを持つ7曲目で余韻に浸りながら幕を閉じています。

2024/10/22

Seeing/Tord Gustavsen Trio

2820 ECMの新譜3日目。今日からはジャズの方のECMになります。とは言うものの、4ビートではないのはECMファンにとってはお約束事。たまに例外もありますけど。ECMでの最近のピアニストを代表する1人として、今日のトルド・グスタフセンは存在します。これでECM10枚目だそうで、その意味からも重要ですね。トリオの動きがこれまたゆったりとしている場面が多く、美しい。「美メロ」という言葉を使ってしまいましたが、メーカーの宣伝にもこの文句、入ってました。偶然かもしれないですが。落ち着いた表現が多いので、何度でもかけてもいけそうです。そういうアルバムなので、日本ではけっこう(と言ってもジャズの範囲内ですが)売れるんじゃないかな、と思います。

 

Seeing/Tord Gustavsen(P) Trio(ECM 2820)(輸入盤) - Recorded October 2023. Steinar Raknes(B), Jarle Vespestad(Ds) - 1. Jesus, Gjor Meg Stille 2. The Old Church 3. Seeing 4. Christ Lag In Todesbanden 5. Auf Meinen Lieben Gott 6. Extended Circle 7. Piano Interelude - Meditation 8. Beneath Your Wisdom 9. Nearer My God, To Thee 10. Seattle Song

(24/10/20)1曲目がノルウェーのトラディショナル、4-5曲目がJ.S.バッハ作、9曲目がLowell Mason作で、前掲の曲のアレンジを含め、他は全曲トルド・グスタフセン作。収録時間は43分。いかにもECM的なまったりとした落ち着いた非4ビート系ジャズが続きますが、1、5曲目で、少し緊張感を持たせてドラムスとベースが静かながらも少し尖がっているような部分もECM的。3曲目のタイトル曲も、ゆったりとした美メロ系という感じの曲調で、これは引きつけられる人も多いんじゃないかと。バッハの曲も彼的に演奏しているので、ブラインドではオリジナルと思われるかも。あくまでもアップテンポの曲はなく、今までもそうだったけど、それでも退屈しないで聴けるのは、素晴らしいと思います。ねっとりとした美メロが絡みます。

2024/10/21

Brahms/Schumann/Yuuko Shiokawa/Andras Schiff

2815ECMレーベル2日目。今日は塩川悠子とアンドラーシュ・シフのデュオでNew Seriesの3枚目です。シフはこのレーベルで多くの録音を残しており、すでに看板ピアニストのひとりではないかと思います。以前は現代音楽や古楽が多かったNew Seriesの方向性を広げて、一般のクラシックのすそ野を広げたのでは。その前はキース・ジャレットがクラシックを弾くということで、そこでも広がったとは思いますが、クラシック専門のピアニストという点では、という意味では、シフがその最右翼にいるのではないかと思います。そして、ブラームスとシューマンを選び、ここにその素晴らしい演奏を聴けるわけです。なかなか味わい深い演奏だと思います。

 

Brahms/Schumann/Yuuko Shiokawa(Vln)/Andras Schiff(P)(ECM New Series 2815)(輸入盤) - Recorded December 2015 and January 2019. - Johannes Brahms: 1-3. Violin Sonata No.1 In G Major, Op.78 Robert Schumann: 4-7: Violin Sonata No.2 In D Major, Op.121

(24/10/20)ブラームス(’15年録音)とシューマン(’19年録音)はどちらも19世紀ドイツの作曲家。収録時間は60分。2人での共演作は3枚目。シフが録音すると、ECMでは珍しく(最近は珍しくなくなりましたが)オーソドックスなクラシックの曲が多いのですが、有名な作品をこのレーベルで聴くというのも、ある程度は定着したかな、と思います。聴いていて豊かな気持ちにもなり、音質もそんなに寒色系でもなく、広く聴かれる1枚かも。

2024/10/20

Bach Abel Hume/Anja Lechner

2806 また久しぶりにECMの新譜が来たので聴いていきます。今回来たのは4枚。年末にかけてもまだまだ出るようなので、気合を入れて聴こうかと思っています。さて、このAnja Lechner、正統でかなり評価が高いチェリストなんだそうですが、ECMでは競演作とか、ジャズ方面のミュージシャンとのクロスオーヴァーな作品が目立ってました。今回初めてのソロ・アルバムということで、中心にバッハを据えているのは、やはり、と思いました。ECMの組み合わせとして、現代音楽か、古楽(というより古い音楽)を組み合わせることが多いのですが、古い音楽を組み合わせること、彼女の良さが出たんじゃないかと思います。

 

Bach Abel Hume/Anja Lechner(Cello)(ECM New Series 2806)(輸入盤) - Recorded May 2023. - Tobias Hume: 1. A Question 2. An Answer 3. Harke, Harke Carl Friedrich Abel: 4. Areggio In D-moll 5. Adagio In D-moll Johann Sebastian Bach: 6-10 Suite Fur Violoncello Solo Nr.1 In G-Dur BWV1007 12-17. Suite Fur Violoncello Solo Nr.2 In D-Moll BWV1008 Tobias Hume 18. Hit In The Middle 19. Tom And Mistress Fine 20. The New Cut 21. A Polish Ayre 22. Touch Me Lightly

(24/10/20)ECMで何枚も競演作を出していますが、ソロ・アルバムでは初めて。収録時間は65分。Tobias Humeは17世紀スコットランドの作曲家、Carl Friedrich Abeは18世紀ドイツの作曲家、バッハもほぼ同時期の偉大な作曲家。前の2人の曲はヴィオラ・ダ・ガンバのための曲をチェロで弾いているとのこと。バッハの曲も有名すぎるくらい有名ですが、ここではこれまた有名な曲の無伴奏チェロ組曲の第1~2番を弾いています。

2024/09/23

Unfolding/Louis Sclavis/Benjamin Moussay

2831 ECMの新譜4日目で一段落。今日のアルバムのルイ・スクラヴィスは、ECMでは、という限定的な聴き方ですが、付き合いは長く、けっこう気に入っているクラリネット奏者です。フランス人ということもあって、エスプリの効いたというか、そんな感じの音がけっこう好きです。このアルバムでは、作曲の曲数からBenjamin Moussayの方がメインになっているかもしれないけど、やはり耳にまず入ってくるのはクラリネットの音。こういう音のアルバムってありそうでなかなかないので、今回の中では特に気に入りました。ECMでは発売日にストリーミングにもあがるので、これも一度聴いてみてから、購入するかどうか検討されるのもいいかもしれません。

 

Unfolding/Louis Sclavis(Cl, Bcl)/Benjamin Moussay(P)(ECM 2831)(輸入盤) - Recorded March 2024. - 1. Unfolding 2. Loma Del Tanto 3. None 4. A Garden In Ispahan 5. Siete Lagunas 6. L'heure Du Loup 7. L'etendue 8. Somebody Leaves 9. Snow

(24/09/21)Louis Sclavisの作曲が4、7-8曲目で、他は全曲Benjamin Moussayの作曲。収録時間は40分。ルイ・スクラヴィスのクラリネットやバス・クラリネットは昔から定評のあるところで、ピアノとの親和性もここではいい感じです。タイトル曲の1曲目では、メロディアスで少し内省的なフレーズが舞い飛ぶバラードで、なかなか美しいです。そしてその後穏やかながらも抽象的な要素の強い曲に続いていき、その一音一音にこだわりを見せるようなサウンドで、時が過ぎていきます。硬質なフレーズというか、音が続いていくと、彼らのお得意のペースに持ってきた感じですが、少々難しさを感じる方もあるかも。印象的なメロディも繰り出すこともあって、やはり彼らならではの世界があります。一度は聴いてみてもいいかも。

2024/09/22

Our Time/Trygve Seim/Frode Haltli

2813 ECMの新譜3日目。ECMらしいアルバムが続きますが、逆に言うと、ジャズっぽくないアルバムが続くということでもあります。ECMにハマった人なら受け入れられるという感じかな。今日のアルバムもサックスとアコーディオンのデュオなので、普通のジャズファンからすると少々変わっている、ということになるのでしょう。自分は意外にこういう編成の音楽もハマる方ではあります。だから購入しているってことも。もうストリーミングが流行りだして5年は経過していると思うので、まずそちらで聴いてみてからでもいいかもしれません。ジャズの新たな地平が広がるかもしれないし、自分の上を素通りするかもしれないし。

 

Our Time/Trygve Seim(Ss, Ts)/Frode Haltli(Accordion)(ECM 2813)(輸入盤) - Recorded June 2023. - 1. Du, Mi Tid 2. Improvisation, No.1-Fanfare 3. Arabian Tango 4. Oy Khodyt'Son, Kolo Vikon 5. Improvisation No.2-Shyama Sundara Madana Mohana 6. Improvisation No.3-Fanfare 7. Improvisation No.4-Les Cinq Doights No.5 8. Elegi

(24/09/21)トラディショナルが4曲目、5曲目後半、ストラヴィンスキー作が7曲目後半、インプロヴィゼーションが2人の合作の他はそれぞれの作曲。収録時間は54分で、過去にもこの2人のアルバムが出たことがあります。楽器編成がサックスとアコーディオンなので、ジャズというよりは幽玄な世界を漂っているようなサウンド。打楽器がないため、緩やかにサウンドが変化していきます。4つあるインプロヴィゼーションも激しさは少なく、作曲された曲を聴いているような雰囲気があります。ECM以外でなかなか聴けないサウンドですが、それだけに好き嫌いも分かれてくるかもしれません。サックスも、柔らかめの音色で吹いていて、これまたボーダーレスな世界へといざなってくれます。アコーディオンは両手ともボタン式。

2024/09/21

Za Gorami/Alice Zawadzki/Fred Thomas/Misha Mullov-Abbado

2810 ECM新譜の2日目。今日のアルバムはヴォーカル曲です。しかも、ジャズというよりはシンガーソングライター系。それでいて、おそらくポーランド周辺のトラディショナルを中心に歌ってます。民族色が強く出ていて、ジャズというにはちょっと、という感じですけど、ジャンル分けを細かくしていないので、あえてジャズのところに置いてあります。あるいみこれも聴く人を選ぶ音楽かもしれないけど、エキゾチックな哀愁系とでも言うのか、意外に引き込まれる面を持っているような気がしています。これを聴いてみるのもいいかとは思います。珍しくECMにしては、ブックレットが少し厚め。ヴォーカルの歌詞も書いてあるからか。

 

Za Gorami/Alice Zawadzki(Vo, Vln)/Fred Thomas(P, Vielle, Ds)/Misha Mullov-Abbado(B)(ECM 2810)(輸入盤) - Recorded June 2023. - 1. Dezile A Mi Amor 2. Sueltate Las Cintas 3. Los Bilbilikos 4. Tonada De Luna Llena 5. Nani Nani 6. Jesuis Trop Jeunette 7. Za Gorami 8. Gentle Lady 9. Dama La Mano 10. Arvoles Lloran Por Lluvias

(24/09/20)トラディショナルの曲が多く、昔に作られた曲もあり。それを3人でアレンジしてます。収録時間は54分。中心となるのはポーランド系英国人のシンガーソングライター。ヴォーカルが中心ですが、東欧民族系の香りがプンプンしています。ジャズというには少々SSWの方面に流れてはいますが、ジャズととらえなくもない。Fred Thomasがピアノ、ドラムスその他の楽器を曲によって替えて演奏していて、エキゾチックな音楽に華を添えています。サウンドはエキゾチックな哀愁満点で、そういう世界に浸りたいときはいいかもしれない。こういうある意味埋もれた音楽を発掘する才能は、マンフレート・アイヒャーならではかも。短調の曲が多いので、好みという点では少し分かれるかも。7曲目のタイトル曲はドラマチック。

2024/09/04

Transylvanian Dance/Lucian Ban, Mat Maneri

2824 ECMの8月の2枚目で一段落。このメンバーでは、’13年にTransylvanian Concert(ECM 2313)というタイトルで発売されています。それから10年以上経過してからのデュオのライヴですが、やっぱりこの2人だなあ、と思わせる組み合わせ。持ち込み音源だと思うけど、アルバム・プロデュースとしてスティーヴ・レイクの名前が出ています。時々出るんだけど、彼も健在なのがうれしい。普通彼の手掛けるものはバリバリのフリーが多いんですが、これは、一歩足を踏み出したかなと思える程度です。でも、ジャズかというと、微妙だな、ととらえる人も多いでしょう。今はストリーミングで発売日とともに出ているんで、どんな感じかな、と聴いてみてから購入されるのもいいのでは。

 

Transylvanian Dance/Lucian Ban(P), Mat Maneri(Viola)(ECM 2824)(輸入盤) - Recorded October 9, 2022. - 1. Poor Is My Heart 2. Romanian Folk Dance 3. Lover Mine Of Long Ago 4. Transylvanian Dance 5. The Enchanted Stag 6. Harvest Moon Ballad 7. The Boy'ers Doina 8. Make Me. Lord, Slim And Tall

(24/09/03)ライヴ演奏で、収録時間は55分。ベラ・バルトークによって集められた歌やダンスをLucian BanとMat Maneriでアレンジしたものだそう。元の作曲はバルトークでもいいくらいの演奏が繰り広げられています。Maneriお得意の微分音はここではやや影を潜め、ある時はメランコリックに、ある時は勇壮なデュオの演奏を聴かせてくれます。曲によって変化に富んでいるところが、飽きさせず一気に聴かせてくれる要因か。アルバム・プロデュースはスティーヴ・レイクですが、彼にしてはフリーは少なく、聴きやすい。3曲目はややフリーがかっているかもしれない。全体として、クラシック的なピアノと、少しクセのあるヴィオラでの演奏ですが、ECMらしいと言えば、ECMらしい面もあります。少し聴く人を選ぶかもしれない。

2024/07/23

Live In Munich/Jordina Milla & Barry Guy

2827 ECMの新譜も一段落。次は8月末だろうと思うので、一休みかな。そこで、このハードなフリー・インプロヴィゼーションのライヴの紹介です。やはり聴く人を選ぶアルバムということになるのでしょうが、そこは、各自のご判断で聴いてください。過去にもこういうハードなアルバムってけっこうあったですし。爆発する方向性ではなくて、やはり内側に向かう傾向は強いですが、特殊奏法を含めて、飽きさせずに聴かせてしまうのは、Jordina MillaとBarry Guyのテクニックでしょうね。プロデューサーの名前は書かれていないので、持ち込み音源なのは確かだろうと思うのですが、いいライヴの演奏を持ち込んでくれたものだと思います。

 

Live In Munich/Jordina Milla(P) & Barry Guy(B)(ECM 2827)(輸入盤) - Recorded February 2022. - Live In Munich: 1. Part I 2. Part II 3. Part III 4. Part IV 5. Part V 6. Part VI

(24/07/21)ライヴ録音で、全編2人のフリー・インプロヴィゼーション。収録時間は61分。1時間にわたって集中力を切らさない演奏は、割とハードな部分を含め、ドラマチックにせまってきます。特にベースの音が弦の音だけではなく、リアリティをもってせまってくるのが印象的。持ち込み音源だと思うけど、ECMに持ち込んで正解だったと思える演奏が続きます。ベースだけではなくて、ピアノも時にいろいろな特殊音を出しているような感じで、飽きさせません。効果音的な、非イディオム系の音とでも言うのか、それが割と多めになります。そして、フリーの演奏の中で、彼らにとって、非常に良いライヴをとらえています。とは言うものの、フリーの直球ど真ん中なので、聴く人を選ぶと思います。フリー好きにはたまらない1枚かも。

2024/07/22

Outpost Of Dreams/Norma Winstone/Kit Downes

2811 ECMの新譜聴き3日目。ECMのヴォ―カリストというと、今日のノーマ・ウィンストンだったり、スザンヌ・アビュールだったり、ちょっと変わった人が多いです。過去にはカーリン・クローグとか、1曲だけならカサンドラ・ウィルソンとか、普通にジャズ・ヴォーカルの世界でも売れている人もいたのですが。このアルバムはノーマの6年ぶりの作品ということで、興味深く聴きました。やはり普通のジャズ・ヴォーカルを求めている人用ではなくて、ECMのファン向けに、マンフレート・アイヒャー直々に作っている感じが強いですね。浮遊感が漂うというのは転調なども駆使しているからで、音楽的にはけっこう高度なんじゃないかとは思います。

 

Outpost Of Dreams/Norma Winstone(Vo)/Kit Downes(P)(ECM 2811)(輸入盤) - Recorded April 2023. - 1. El 2. Fly The Wind 3. Jesus Maria 4. Beneath An Evening Sky 5. Out Of The Dancing Sea 6. The Steppe 7. Nocturne 8. Black Is The Colour 9. In Search Of Sleep 10. Rowing Home

(24/07/21)トラディショナルが8、10曲目、ジョン・テイラー作曲が2曲目、カーラ・ブレイ作曲が3曲目、ラルフ・タウナ―作曲が4曲目、エイダン・オルーク作が5曲目、他の曲はKit Downes作曲。そして8曲目以外はノーマ・ウィンストン作曲。収録時間は41分。ヴォーカルにピアノの伴奏がついていますが、通常よく聴く歌伴よりは温度感が低めですが、それでも美しい、どちらかというとオリジナルっぽい雰囲気で歌を伝えてくれています。ある意味浮遊感が少しある曲を淡々と歌っていく感じかまたいい。マンフレート・アイヒャーのプロデュースなので、そういう傾向がありますが。伴奏もなかなか活躍していて、ただ静かなだけではなく、音数が多い場面もあって、変化に富んでいます。9曲目は歌というよりナレーションです。

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