Fun One/Oz Noy
Criss Crossレーベル新譜の2日目。オズ・ノイがCriss Crossからの新譜と聴いて、どんなファンクとジャズで勝負するのかと思っていたら、けっこう正攻法のジャズだったので驚きました。このところ彼の新譜は買ってなかったけど、ファンクの人というイメージが定着していました。それにしてもこのレーベル、素晴らしいメンバーでの録音してますね。それが、実際に何年も活動してきたメンバーだったというのも驚きです。やっと出るところに出た、という感じ。それでも彼のギターのジャケ写はテレキャスターなんですけどね。それでも彼としては十分にジャズしていますし。オズ・ノイ・ファンもジャズ・ファンも聴いてみていい1枚だと思います。
Fun One/Oz Noy(G)(Criss Cross 1422)(輸入盤) - Recorded July 26 and27, 2024. David Kikoski(P), James Genus(B), Clarence Penn(Ds) - 1. Fun One 2. Solar 3. Ruby My Dear 4. Wee 5. Giant Steps 6. Sandu 7. Milestones 8. Improv 1
(24/12/04)1、8曲目がオズ・ノイ作曲、他の曲はジャズメン・オリジナルとスタンダード。なかなかスゴいメンバーですが、彼はアンダーグラウンド的なファンクの人だと思っていたけど、彼とジャズとの面白さもあると思いました。このメンバーでは’17年から活動してきたようで、今回Criss Crossのデビュー作というのも意外ではなさそうです。ギターを聴いていると、ジャズとの親和性もけっこうあります。5曲目の「Giant Steps」はスローな展開なのが少々物足りないかな、とも思いますが、けっこういい感じのサウンドになっています。これをバップと言っていいのか、そういうサウンドに聴こえることもありますが、彼流なのかも。曲によってピアノとエレキ・ピアノを使い分けるデヴィッド・キコスキーもさすが。なかなかいい演奏。
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