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カテゴリー「ECM2702-2750番」の28件の記事

2024/07/20

Delian Quartett/Claudia Barainsky/Im Wachen Traume

2743 ECMの新譜が届いているので、聴いていきます。今日はNew Seriesです。ウィリアムズ・バードやロベルト・シューマンの名前も、元々クラシック関係に全然無縁だった私は、ECM New Seriesを通して聴くことができるようになりました。昔は門外漢という言葉を乱発してましたが、さすがに数百枚聴いてくると、そうも言えなくなってきますしね。クラシックも相変わらず偏った聴き方はしているんですけど。今回の古楽やバロック、クラシックを現代音楽家がアレンジして初出で発表となると、まだ少し自分にはハードルが高いかな、という感じも少々してますけど、ある程度は楽しんで聴けるようにはなりました。

 

Delian Quartett/Claudia Barainsky(Soprano)/Im Wachen Traume(ECM New Series 2743)(輸入盤) - Recorded Recorded October 2021. Delian Quartett: Adrian Pinzaru(Vln), Andreas Moscho(Vln), Lara Albesano(Viola), Hendrik Blumenroth(Cello), Mikhail Timoshenko(Baritone), Matthias Lingenfelder(2nd Viola), Andreas Arndt(2nd Cello) - William Byrd: 1. Sing Joyfully 2. Jhon Come Kisse Me Now 3. Ave Verum Corpus 4. Out Of Orient, Crystal Skies 5. Lullaby, My Sweet Little Boy   Robert Schumann: 6-13: Frauenliebe Und Leben Op.42

(24/07/19)収録時間は58分。William Byrdは16世紀イギリスの作曲家、Robert Schumannは19世紀ドイツの作曲家。前半はヘンリー・パーセルと合わせ、ステファノ・ピエリーニによる編曲で、後半はアリベルト・ライマンの編曲と、現代の立場から手を加えているようです。歌唱が現代音楽の感じの香りも混ざってるけど、ルネッサンス期からバロック期の香りの前半と、シューマンっぽさも残っている後半です。いずれも初出らしいです。

(追記)曲数の表記とインデックスの数が違うので、少し戸惑っています。

2024/02/04

Gidon Kremer/Songs Of Fate/Kremerata Baltica/Vida Mikneviciute

2745 ECMが久しぶりに4枚届いたので、なるべく早めにアップしていきます。今日のアルバムは最初の2人はリトアニア、ラストの曲はラトビアの作曲家の作品です。ECMではこういう辺境の地のあまり知られていない作曲家に光を当てることも多く、それにMieszystaw Weinbergを組み合わせてのアルバム作りで、いわゆる新旧取り合わせて1枚にしているのはお得意のところかも。あまり現代音楽的ではないとは思いますが、それでいても、はっきり聴きやすい曲にベクトルは向いているものの、そこまで聴きやすいかというと、う~むとはなるかと。それでも作曲が’17年以降ということでこのアルバムで初出が多いと思われ、こっち方面に興味のある方もいるかもしれないですね。

 

Gidon Kremer(Vln)/Songs Of Fate/Kremerata Baltica/Vida Mikneviciute(Soprano)(ECM New Series 2745)(輸入盤) - Recorded July 2019. Magdalena Ceple(Cello), Andrei Pushkarev(Vib) - Raminta Serksnyte: 1. This Too Shall Pass Giedrius Kuprevicius: 2. David's Lamentation 3. Kaddish-Prelude 4. Penultimate Kaddish 5. Postlude. The Luminous Lament Mieszystaw Weinberg: 6. Nocturne 7. Air Op.9 8. Viglid 9. Oyfn Grinem Bergele 10. Der Yesoymes Brivele 11. Kujawiak Jekabs Jancevskis: 12. Lignum

(24/02/04)収録時間は57分。Mieszystaw Weinbergはポーランド出身の20世紀の現代音楽家、他の3人の作曲家はまだ若かったり存命の、バルト三国の作曲家。Weinbergは’40-50年代の古めの曲ですが、他の3人は’17年以降の新しい曲の演奏です。あまり強い現代音楽的なところはなく、ある程度聴きやすいメロディが特徴。2、4-5、8-10曲目はソプラノの歌唱入り。いわゆるごった煮的なアルバムだけど整合性あり。

2023/11/20

Thomas Larcher/The Living Mountain

2723 久しぶりにECMのCD新譜などが入ってきたので聴いていきます。今日のアルバムはNew Seriesで、しかも現代音楽だし、オペラ的な声楽のものもあるしで、なかなかハードルが高いです。ただ、こういうジャンルを好きな方もいらっしゃるだろうし、自分もECMは全部追っかけという目標を立ててしまったので、あえて聴いてます。でも音的にはなかなかそのダイナミクスというのがECMでは珍しく大きくて、それと録音の良さもあってか、なかなか興味深い仕上がりにはなっていますね。しかも最も古い作曲で’15年、他の2曲は’19-20年と、けっこう新しい作曲であることも興味を引きます。まずはストリーミングなどで聴いてみてください、ということで。

 

Thomas Larcher/The Living Mountain(ECM New Series 2723)(輸入盤) - Recorded June 2021 and May 2022. Sarah Aristidou(Soprano), Alisa Weilerstein(Cello), Aaron Pilsan(P), Luka Juhart(Accordion), Munchener Kammerorchester, Clements Schuldt(Cond), Andre Schuen(Bariton), Daniel Heide(P) - 1-6. The Living Mountain 7-9. Ouroboros 10-22. Unerzahlt

(23/11/20)Thomas Larcherは20-21世紀のオーストリアの作曲家、ピアニスト。収録時間は57分。3曲からなり、いずれも世界初録音だそうです。現代音楽ではあっても、ソプラノとオーケストラのための時に情緒を感じさせる1-6曲目、7-9曲目はチェロとオーケストラのための、かなり硬派な部分のある現代音楽の作品、10-22曲目はバリトンとピアノのための小品の連なりの曲です。8曲目などはダイナミックレンジが広い。

2023/05/16

Vagabond/Dominic Miller

2704 ECMレーベル2日目。ドミニク・ミラーのECM3作目になります。こうやって、時を開けながらでも、リリースを続けてくれると安心します。アルバムは、メロディ重視の自然派なリラックスした演奏という感じですけど、なかなかいいメンバーが集まっていて、もっと派手にインプロヴィゼーションを、と思わなくもありません。でもあえてこういう印象的な演奏をして、心に残して、あるいは癒していくんだなあ、とも思います。収録時間が少々短いような気もするけど、聴いた時の満足感はありました。彼はバンドマンをやりながら、本当は自分ではこういう演奏を残したかったんだな、ということが分かります。聴き心地がいいので、何度もかけそうなアルバムですね。

 

Vagabond/Dominic Miller(G)(ECM 2704)(輸入盤) - Recorded April 2021. Jakob Karlzon(P, Key), Nicolas Fiszman(B), Ziv Ravitz(Ds) - 1. All Change 2. Cruel But Fair 3. Open Heart 4. Vaugines 5. Clandestin 6. Altea 7. Mi Viejo 8. Lone Waltz

(23/05/15)彼のECM3作目。全曲Dominic Miller作曲。収録時間は32分。メンバーは2人代わってはいるけど、ジャズというよりはメロディアスなミュージックが少しの哀愁とともにせまってくる、落ち着いた大人の音楽という雰囲気が強め。それでも、そのミュージックを活かしつつ、コード感も少し強めながら、自由さを感じさせるサウンドです。そのメロディは、ギターだけではなくて、ピアノにも影響していて、珍しくあまり冷たさを感じない、いいサウンドに仕上がっていると思います。何と言うか、リラックスした雰囲気での大人の演奏とでもいうのか。アコースティック・ギターの自然な響きが、時に静かに、時に語りかけながら進んでいくさまは、大いなる自然も感じさせるところ。派手な曲はないけれど、やっぱりECMらしいと思う。

2023/03/23

It's Always Now/Ralph Alessi Quartet

2722 ECMの新譜3日目。ラルフ・アレッシは好きなトランぺッターですが、過去にはM-BASE界隈にも出入りしていたと思いました。ECMでも、これまでは、ベースやドラムスに割と名の通った人を使っていたのですが、今回は若手(?)を入れて、彼のグループという感じを強くしています。前半は静かな曲が多めだったのが後半に行くにつれて、ECMにしては賑やかなジャズの曲(4ビートではない)が多くなってきて、本当はこういう曲をもっとやりたかったのではないかなあ、と思います。マンフレート・アイヒャーのプロデュースなので、彼の管理下ではこのあたりまで、というところではないでしょうか。

 

It's Always Now/Ralph Alessi(Tp) Quartet(ECM 2722)(輸入盤) - Recorded June 2021. Florian Weber(P), Banz Oester(B), Gerry Hemingway(Ds) - 1. Hypnagogic 2. Old Baby 3. Migratory Party 4. Residue 5. The Shadow Side 6. It's Always Now 7. Diagonal Lady 8. His Hopes, His Fears, His Tears 9. Everything Mirrors Everything 10. Portion Control 11. Ire 12. Hanging By A Thread 13. Tumbleweed

(23/03/21)1、6、13曲目はFlorian Weberとの共作(たぶん2人のインプロヴィゼーション)で、他は全曲Ralph Alessiの作曲。収録時間は59分。メンバーからすると、前作からリズム隊が変更になっているので彼のメンバーなのかな、と思わせます。少しとっ散らかったような雰囲気(1曲目)ではじまるも、ECM的な耽美的なところがある曲が前半には多く、収録曲が13曲と多いために、3-4分ほどの曲も多め。ピアノとトランペットだけの曲もあり、その曲は割とシンプルに演奏されています。普通のクァルテット編成なのにいろいろ研ぎ澄まされているところが多く、低い温度感のサウンド。4、8-12曲目はかなりジャズになるも、4ビートにならないのはマンフレート・アイヒャーの影響か。11曲目はキメの多いフリーの小品。

2023/02/03

A Short Diary/Sebastian Rochford

2749 ECMの新譜を、時間があれば先に聴いていきます。このアルバム、Sebastian Rochfordが本職はドラマーなんだけど、作曲に重点を置いてあるところが特色で、それを彼とマンフレート・アイヒャーが共同プロデュースしているところも特色かもしれません。彼はECMだとアンディ・シェパードとの共演していたこともあります。今回はキット・ダウンスに旋律をまかせて、ドラマーとしてはけっこう奥に引っ込んだポジションを取っていて、一聴するとピアノがリーダーのアルバムのようにも聴こえます。作曲のレベル云々は置いておいて、温かみのある、割と素直なメロディがゆったりと迫ってきて、心に響きます。

 

A Short Diary/Sebastian Rochford(Composition, Ds)(ECM 2749)(輸入盤) - Released 2023. Kit Downes(P) - 1. This Tune Your Ears Will Never Hear 2. Communal Decisions 3. Night Of Quiet 4. Love You Grampa 5. Our Time Is Still 6. Silver Light 7. Ten Of Us 8. Even Now I Think Of Her

(23/01/31)最後の曲だけ詩人の父だったGarard Rochford作(’19年没)で、他の曲は全部Sebastian Rochford作。ドラムの音も聞こえてはきますけど、やや地味な登場の仕方で、彼は作曲により重点を置いてアルバムを作ったものと思われます。ほぼすべてが優しい彼の愛情を感じるメロディです。収録時間は36分と短めで、彼とマンフレート・アイヒャーとの共同プロデュースになってますが、マンフレートの一貫した方向との矛盾はないです。珍しく録音年月が書いてないのですが、作曲をはじめたのは彼の父が亡くなってからだそうです。キット・ダウンスがピアノをゆったりと弾いていて、彼が主役という感じもしないでもないですが、作曲に重点を置いているがために、出来上がったものはやはり共同性が感じられます。

2022/11/28

The Recordings/Meredith Monk

2750何とECM New Seriesから12種13枚組のメレディス・モンクのCDBOXが出てしまいました。実は今日の時点でまだ未開封です。というのも今までバラで全部聴いてきているし、忙しくなってきたので、取り出して聴いている暇がありません。まあ、内容については個々のアルバムのところを参照していただくとして。このBOXセット、バラで買うよりだいぶ安くなっています(その中でも値段が高めのところ、安めのところはありますが)。BOXセットを買うのをためらっている方は、まずストリーミングから、という方法もあります。個人的には分厚いブックレット(英文だと思いますが)をパラパラとめくってみたいですね。とりあえず今日のところは紹介を。

 

The Recordings/Meredith Monk(ECM New Series 2750)(輸入盤)

Dolmen Music/Meredith Monk(Voice, P)(ECM (New Series) 1197)(輸入盤) - Recorded March 1980 and January 1981. Collin Walcott(Per, Vln), Steve Lockwood(P), Andrea Goodman(Voice), Monica Solem(Voice), Julius Eastman(Voice, Per), Robert Een(Voice, Cello), Paul Langland(Voice) - 1. Gothem Lullaby 2. Travelling 3. The Tale 4. Biography 5. Dolmen Music a) Overture And Men's Conclave b) Wa-Ohs c) Rain d) Pine Tree Lullaby e) Calls f) Conclusion

Turtle Dreams/Meredith Monk(Voice, P, Synth)(ECM (New Series) 1240)(輸入盤) - Released 1983. Robert Een(Voice), Andrea Goodman(Voice), Paul Langland(Voice, Org), Julius Eastman(Org), Steve Lockwood(Org), Collin Walcott(Org, Didjeridoo) - 1. Turtles Dreams 2. View 1 3. Engine Steps 4. Ester's Song 5. View 2

Do You Be/Meredith Monk(Vo, Synth, P)(ECM New Series 1336)(輸入盤) - Recorded June 1986 and January 1987. Robert Een(Vo), Ching Gonzalez(Vo), Andrea Goodman(Vo), Wayne Hankin(Vo, Key, Bagpipes), Naaz Hosseini(Vo, Vln), Nicky Paraiso(Vo), Nurit Tilles(Vo, P, Synth), Johanna Arnold(Vo), John Eppler(Vo), Edmund Niemann(Vo, P) - 1. Scared Song 2. I Don't Know 3. Window In 7's 4. Double Fiesta 5. Do You Be 6. Panda Chant 1 7. Memory Song 8. Panda Chant 2 9. Quarry Lullaby 10. Shadow Song 11. Astronaut Anthem 12. Wheel

Book Of Days/Meredith Monk(Vo, Key) And Vocal Ensemble(ECM New Series 1399)(輸入盤) - Recorded June 1989. Robert Een(Vo, Cello), Ching Gonzalez(Vo), Andrea Goodman(Vo), Wayne Hankin(Vo), Naaz Hosseini(Vo, Vln), Nicky Paraiso(Vo), Nurit Tiles(Vo, Key), Johanna Arnord(Vo), Joan Barber(Vo), John Eppler(Vo), Toby Newman(Vo), Timothy Sawyer(Vo) - 1. Early Morning Melody 2. Travellers 1, 2, 3 3. Dawn 4. Travellers 4 Churchyard Entertainment 5. Afternoon Melodies 6. Fields/Clouds 7. Dusk 8. Eva's Song 9. Evening 10. Travellers 5 11. Jewish Storyteller/Dance/Dream 12. Plague 13. Madwoman's Vision 14. Cave Song

Facing North/Meredith Monk(Voice, P, Org, Pitch Pipe)(ECM New Series 1482)(輸入盤) - Recorded April 1992. Robert Een(Voice, Pitch Pipe) - Facing North: 1. Northern Lights 1 2. Chinook 3. Long Shadows 1 4. Keeping Warm 5. Northern Lights 2 6. Chinook Whispers 7. Arctic Bar 8. Hocket 9. Long Shadows 2 Vessel: An Opera Epic: 10. Epic 11. Fire Dance 12. Little Epiphany/Sybil Song 13. Mill Recent Ruins: 14. Boat Song

Atlas/Meredith Monk(Cast: Voice)(ECM New Series 1491/92)(輸入盤) - Recorded June 1992. Cast(Voice): Carlos Arevalo, Thomas Bogdan, Victoria Boomsma, Janis Brenner, Shi-Zheng Chen, Allison Easter, Robert Een, Dina Emerson, Emily Eyre, Kaite Geissinger, Ching Gonzalez, Dana Hanchard, Wendy Hill, Stephern Kalm, Robert Osborne, Wilbur Pauley. Randall Wong, Orchestra: Kathleen Carroll(Viola), Arthur J. Fiasco Jr.(Cello), Anthony Pirollo(Cello), John Cipolla(Cl, Bcl), Susan Iadone(Vln), Cynthia Powell(Key), Darryl Kubian(Vln), Thad Wheeler(Per), Wayne Hankin(Sawn, Sheng, Recorder, Cond), Steve Lockwood(Key), James F. Wilson(French Horn) - Part 1: Personal Climate: 1. Overture(Out Of Body 1) 2. Travel Dream Song 3. Home Scene 4. Future Quest (The Call) 5. Rite Of Passage A 6. Choosing Companions 7. Airport Part 2: Night Travel: 8. Night Travel 9. Guide's Dance 10. Agricultural Comunity 11. Loss Song 12. Campfire/Hungry Ghost 13. Father's Hope 14. Ice Demons 15. Explorer #5/Lesson/Explorer's Procession 16. Lonely Spirit 17. Forest Questions 18. Desert Tango 19. Treachery (Temptation) 20. Possibility Of Destruction Part 3: Invisible Light: 21. Out Of Body 2 22. Other Worlds Revealed 23. Explorer's Junctions 24. Earth Seen From Above 25. Rite Of Passage B

Volcano Songs/Meredith Monk(Voice)(ECM New Series 1589)(輸入盤) - Recorded July 1995. Katie Geissinger(Voice), Harry Huff(P), Nurit Tilles(P), Allison Easter(Voice), Dina Emerson(Voice) - Volcano Songs: Duets: 1. Walking Song 2. Lost Wind 3. Hips Dance 4. Cry #1 5. New York Requiem Volcano Songs: Solos: 6. Offering 7. Boat Man 8. Skip Song 9. Old Lava 10. Cry #2 11. St Petersburg Waltz 12. Three Heavens And Hells Light Songs: 13. Click Song #1 14. Click Song #2

Mercy/Meredith Monk(Vo)(ECM New Series 1829) - Recorded March 19 and 20, 2002. Theo Blackmann(Vo), Allison Easter(Vo), Katie Geissinger(Vo), Ching Gonzalez(Vo), John Hollenbeck(Vo, Per, Marimba, Vib, Melodica, P), Allison Sniffin(Vo, P, Synth, Viola, Vln), Bohdan Hilash(Cl) - 1. Braid 1 And Leaaping Song 2. Braid 2 3. Urban March (Shadow) 4. Masks 5. Line 1 6. Doctor/Patient 7. Line 2 8. Woman At The Door 9. Line 3 And Prisoner 10. Epilogue 11. Shaking 12. Liquid Air 13. Urban March (Light) 14. Core Chant

Impermanence/Meredith Monk(Voice, P)(ECM New Series 2026)(輸入盤) - Recorded January 2007. Theo Bleckmann(Voice), Ellen Fisher(Voice), Katie Geissinger(Voice), Ching Gonzalez(Voice), Allison Sniffin(Voice, P, Vln), Sasha Bogdanowitsch(Voice), Silvie Jensen(Voice), John Hollenbeck(Per, P), Bohdan Hilash(Woodwinds, P) - 1. Last Song 2. Maybe 1 3. Little Breath 4. Liminal 5. Disequilibrium 6. Particular Dance 7. Between Song 8. Passage 9. Maybe 2 10. Skelton Lines 11. Slow Dissolve 12. Totemtanz 13. Sweep 1 14. Rocking 15. Sweep 2 16. Mieke's Melody #5

Songs Of Ascension/Meredith Monk(Voice)(ECM New Series 2154)(輸入盤) - Recorded November 2009. Meredith Monk & Vocal Ensemble: Ellen Fisher(Voice), Katie Geissinger(Voice), Ching Gonzalez(Voice), Bruce Rameker(Voice), Allison Sniffin(Voice, Vln), Bohdan Hilash(Woodwinds), John Hollenbeck(Per), Todd Reynolds(Vln) Quartet: Courtney Orlando(Vln), Nadia Sirota(Viola), Ha-Yang Kim(Cello), The M6: Sasha Bogdanowitsch(Voice), Sidney Chen(Voice), Emily Eagen(Voice), Holly Nadal(Voice), Toby Newman(Voice), Peter Sciscioli(Voice), Montclair State University Singers - 1. Clusters 1 2. Strand (Gathering) 3. Winter Variation 4. Cloud Code 5.Shift 6. Mapping 7. Summer Variation 8. Vow 9. Clusters 2 10. Falling 11. Burn 12. Strand (Inner Psalm) 13. Autumn Variation 14. Ledge Dance 15. Traces 16. Respite 17. Mapping Continued 18. Clusters 3 19. Spring Variation 20. Fathom 21. Ascent

Meredith Monk/Piano Songs(ECM New Series 2374)(輸入盤) - Recorded April 2012. Ursula Oppens(P), Bruce Brubaker(P) - 1. Onsolete Objects 2. Ellis Island 3. Folkdance 4. Urban March (Shadow) 5. Tower 6. Paris 7. Railroad (Travel Song) 8. Parlour Games 9. St. Peterburg Waltz 10. Window in 7's 11. Totentanz 12. Phantom Waltz

Meredith Monk(Comp, Voice)/On Behalf Of Nature(ECM New Series 2473)(輸入盤) - Recorded June, 2015. Meredith Monk & Vocal Ensemble: Sidney Chen(Voice), Ellen Fisher(Voice), Katie Gessinger(Voice), Bruce Rameker(Voice), Allison Sniffin(Voice), Bohdan Hilash(Woodwinds), John Hollenbeck(Per), Allison Sniffin(P, Key, Vln, French Horn), Laura Sherman(Harp) - 1. Dark/Light 1 2. High Realm 3. Fractal Activity 4. Environs 1 5. Eon 6. Duet With Shifting Ground 7. Environs 2 8. Pavement Steps 9. Evolution 10. Ritual Zone 11. Water/Sky Rant 12. Memory Zone 13. Enrivons 3 14. Harvest 15. Dark/Light 2 16. High Realm Reprise 17. Fractal Mirror 18. Ringing 19. Spider Web Anthem

(22/11/19)メレディス・モンクのECMから出した12種(13枚)(1197, 1240, 1336, 1399, 1482, 1491/92, 1589, 1829, 2026, 2154, 2374, 2473)をBOX化してまとめたもの。分厚いブックレットが付いているので。全部持っていても買うかどうか悩ましいアルバム。彼女についてもECMという環境がなかったら、これだけ世に出ていたかどうか。ヴォイスが個性的であるということで聴く人を選びますが、一生に1度は聴いてみてもいいのでは。

2022/11/27

Tonu Korvits/Robert Schumann/Edvard Grieg/Duo Gazzana

2706 ECM New Seriesの新譜があるので聴きます。Duo GazzanaもECMでは4枚目になります。Tonu Korvitsの現代音楽が入っていますが、どちらも8-10分程度と短めで、時間的にはシューマンとグリークに焦点が当たっていくのでは、と思います。Korvitsの最初の方の曲はアンドレイ・タルコフスキーに捧げられたものだとか。このECMお得意の新旧取り混ぜ具合がなかなかいいと思います。解釈も新しいものもあるとのことだけど、それは公式のサイトを見ていただくとして、かなりクラシック的に私は聴けました。収録時間は60分。まあ、やっぱりシューマンが好きだなあ、と思う私はまだクラシックの入り口にいるのかもしれませんが。

 

Tonu Korvits/Robert Schumann/Edvard Grieg/Duo Gazzana(ECM New Series 2706)(輸入盤) - Recorded November 2021. Natascia Gazzana(Vln), Raffaella Gazzana(P) - Tonu Korvits: 1-4. Stalker Suite Robert Scumann: 5-7. Sonata No.1 In A Minor, Op.105 Tonu Korvits: 8-11. Notturni Edward Grieg: 12-14. Sonata NO.3 In C Minor, Op.45

(22/11/19)Duo GazzanaのECM4枚目。Tonu Korvitsはエストニアの現代音楽家、Robert Schumannは19世紀ドイツの作曲家、Edward Griegは19-20世紀のノルウェーの作曲家。ECMお家芸の新旧取り混ぜた演奏ですが、その新旧の塩梅がなかなかいい感じ。Korvitsの2曲は時間的には短めですが、これが初録音とのことで、そういう意味でも貴重かも。昔の曲に多くの時間が割かれていることにより、クラシックとして聴けます。

2022/11/18

Once Around The Room - A Tribute To Paul Motian/Jakob Bro/Joe Lovano

2747 新譜が5枚も来たので、先に聴いていきます。11月は比較的余裕があるので、早めに。ECMの新譜で、ポール・モチアンに捧げられたもの。ヤコブ・ブロは「Garden Of Eden/Paul Motian Band」という、実質はエレクトリック・ピバップ・バンドの編成の内容で、ジョー・ロヴァーノはトリオでの演奏歴があって、しかも他に集まったメンバーはベース3人、ドラムス2人で有名なミュージシャンが多いです。最初は交替で演奏しているのではないか、と思ったのですが(実際にそのように聴こえる曲もありますが)2曲目のフリー・インプロヴィゼーションには全員の作曲者のクレジットがあって、これは全員で演奏しているのかなあ、という感じにもなりました。混沌とした曲が多いので、判別が難しいです。

 

Once Around The Room - A Tribute To Paul Motian/Jakob Bro(G)/Joe Lovano(Ts, Tarogato)(ECM 2747)(輸入盤) - Recorded November 2021. Larry Grenadier(B), Thomas Mogan(B), Anders Christensen(El-B), Joey Baron(Ds), Jorge Rossy(Ds) - 1. As It Shoukd Be 2. Sound Creation 3. For The Love Of Paul 4. Song To An Old Friend 5. Drum Music 6. Pause

(22/11/17)1、3曲目がジョー・ロヴァーノの作曲、4、6曲目がヤコブ・ブロの作曲、5曲目がポール・モチアンの作曲、2曲目は全員によるフリー・インプロヴィゼーション。これはタイトル通り、ポール・モチアンに捧げられたアルバムで、収録時間は39分。2曲目のクレジットを見ると、交替参加ではなくて、ベース3人、ドラムス2人同時に参加しています。そして、2曲目はロヴァーノのアレンジ。もともと少し混沌としているので他の曲も全員参加なのか判別は難しいのですが。曲調もポール・モチアンだったらこう演奏するという感覚で進んでいきます。モチアンが生きていたら、こういう曲を作っていたのだろうなあ、と思わせます。それ故に少々マニアックなサウンドにはなっているのかも。その地味さ加減も彼らしくていい感じか。

2022/10/27

Evgueni Galperine/Theory Of Becoming

2744ECMの新譜の2日目で一段落。今月はECMが多かった気がします。今日のはNew Seriesですけど、作曲者自らが、エレクトロニクスとサンプリングを使ってトラックを作り、そこに何曲かでゲストの参加があるという変わった現代音楽です。まあ、この歴史を見ても、電気楽器やコンピュータなどを使う音楽があったりしたので、そんなに驚かなくてもいいのかも。エフゲニー・ガルペリンは、ただECM以外でも他のアルバムを出しているようですけど、映画音楽とかの方面かな、ジャケットを見るとそんな感じのアルバムが目立ちますね。Wikiを見ても、映画音楽の方で主に活動していることが分かりました。現代音楽家という定義はちょっと違うかな、とも。

 

Evgueni Galperine(Electronics, Sampling)/Theory Of Becoming(ECM New Series 2744)(輸入盤) - Recorded 2020-2021. Sergei Nakariakov(Tp on 2, 6, 8), Sebastien Hurtaud(Cello on 1), Maria Vasyukova(Voice on 9) - 1. THis Town Will Burn Before Dawn 2. Cold Front 3. Oumuamua, Space Wanderings 4. Soudain, Le Vide 5. Kaddish 6. The Wheel Has Come Full Circle 7. La Lettre D'un Disparu 8. After The Storm 9. Don't Tell 10. Loplop Im Wald

(22/10/24)Evgueni Galperineはロシア生まれで現在パリ在住の現代音楽家。収録時間は43分。彼自身エレクトロニクスやサンプリングを演奏していて、現代音楽ではあるも、実験音楽、アンビエント系に近いサウンドを出しています。そこに何曲かでゲストの演奏者が加わって幅を広げている感じ。ここまでくると作曲という観点からどうなのよ、と思いますけど、ボーダーレスなECMだからこそ発表できるいろいろな陰影を交えた世界。

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