Heinz Holliger/Anton Kernjak/Eventail
ECMの新譜(New Seriesですが)の2日目。前回(昨日)のアルバムにも書いてあったんだけど、「Co-production ECM Records/Radio SRF 2 Kultur」というようなことが書いてある。時々コラボしていたのは過去のアルバムにもあったのだけど、ジャケ裏の目立つところにこういう表現があったのは初めてではないかなあ、という気もしています。ただ単に表記上のことだけなのかもしれませんが。ところで、今日のアルバム、フランスの作曲家集で、主にオーボエとピアノの演奏になっています。なんでホリガーがフランスの歌曲をやろうとしたのか分かりませんが、マンフレート・アイヒャーのアイデアだったのかも。結果はオーライなので、いいと思いますけれども。
Heinz Holliger(Oboe, Oboe d'amore)/Anton Kernjak(P)/Eventail(ECM New Series 2694)(輸入盤) - Recorded October 2021. Alice Belugou(Harp on 3) - Maurice Ravel: 1. Piece En Forme De Habanera Camille Saint-Saens: 2-4. Sonate Andore Jolivet: 5. Controversia Olivier Messiaen: 6. Vocalise-Etude 7. Morceau De Lecture Maurice Ravel: 8. Kiddisch Darius Milhaud: 9. Vaocalise-Etude <> Op.105 Claude Debussy 10. Syrinx Charles Koechlin: Le Repos De Tityre Op.216/10 Andre Jolivet 12. Chant Pour Les Piroguiers De L'Orenoque Claude Debussy 13. Patite Piece Camille Saint-Saens: 14. Le Rossignal Robert Casadesus: 15-17 Sonate Op.23
(23/10/06)ハインツ・ホリガーによる、19世紀から20世紀にかけてのフランスの作曲家の作品集(作曲家が多いので個々の紹介は省略)。収録時間は69分。Eventailとは「扇」のことで、フランス音楽を扇のように開いて紹介するという意味でしょうか。有名な作曲家からあまり知られていない作曲家まで、いろいろと取り上げて紹介して見せるところは、ECMならではかもしれません。ホリガーのオーボエは極上の音を奏でています。
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