話が二転三転し、やっと決着をみましたので、再度書き直します。
某楽器店で、息子のフェンダーメキシコのジャズベースの買取価格、ネットで上限34,000円、最低保証21,000円とあり、今10パーセント買取強化していますとのことだったので、息子に横浜の某楽器店に昨年12月下旬に買取に行かせました。自分の心づもりでは多少打痕があるのですが他は新品同様なので10%アップで3万円前後かな、と思っていたら、長男から、買取価格が16,500円て来たけど、そんなに安かったっけ、との連絡がありました。何だか最低保証から修理代6千円を引いて、そこに10%をかけた価格だったらしい。
不審に思ってその場でお店に電話しました。電話では、「トラスロッドをいったんフラットな状態にして、再調整すると音詰まりが起こる」って、トラスロッドで逆ゾリ(があったとしたら)は調整するもんじゃないのか、と思ったのですが、長男には逆反りではなくて、フレットの具合がおかしい、との説明でした。確か、持って行ったときは普通に演奏できた状態だったはず。そして、その日買取に持って行った他の2軒目は元々やる気がなく、ベースをチラッと見ただけでそれよりも低い価格提示したそうです。あまり買いたい感じではなかったらしい。
長男いわく、
「買取中止(´・ω・`) ほとんど弾いてなかったんだがフレットが削れてるそうな」
「買取るなら最低価格保証でこれですの一言じゃなくて価格の根拠の説明くらいしろよと 聞くまで言わないマン ほんと良くない」
過去数回この系列のお店で買取に出していますが、その時は上限価格か上限に近い価格を提示してもらってました。その時私自身が行ったこともありますが。最低保証って、何なのよって思いませんか? 買い取ったベースを直すところまでが最低保証に含まれている(よほど費用のかかる修理でない限り)というのが私の解釈なので、すごく疑問です。しかも最低保証価格から修理代を差し引くなんて。そしてその根拠をその場で現物の音で示して説明できない店員さんって、なんだかなあ。どっちみち買取その他修理などでかかった費用から3割増しとか倍額で売るわけなんだし。
そして、その後、今日になって某楽器店の御茶ノ水店に、今日は私が買取に持って行きました。昨日ベースを調整して、磨いたりして。横浜店で言われた点は帰ってきて演奏してみても症状は多少生音にビビりがあっても、言われたほどのことはなかったし。今日の査定の結果、28,000円。何とか長男が示していた最低の目標額以上だったので、買い取ってもらってきました。同じ系列店でもそんなに元々新品価格が高くないベース(8万円ぐらいだったと思う)で10,000円以上の違いがあるとは(フェンダー系は元々買取の価格は高め)。もう少しキチっと調整していけばまだ上乗せは何とかなったのかもしれませんけど、まあ、昨年暮れの査定がひどかったので、これで満足かな、と思います。しかも、ちょっとその時は少し順反り気味にしていったのだけど、場合によってはトラスロッドが効かなくて、アイロンをかける必要があるかも、と言われながら、この価格。このベース、長男が高校1年の時にお年玉などで半額ベース代を負担していたので、買取金額は長男のものにします。
(追記)安く買い叩くところは2度と利用しないと思うのは、当然の心理ですね。数年前に割と新刊の書籍や文庫を段ボールひと箱分持って行ったのに800円とかとんでもない安い買取価格を提示したBOOK OFFはその後2度と利用してないし、楽器も同じことが言えると思います。
(追記1月20日)買取に出して、たぶん修理したベースは売り出しに出てましたが、実に7万円近い価格でした。ネックの波というか、フレットのビビりはフレットすり合わせなどで調整したのでしょうが、それでも十分に利益の取れる金額です。やはりこれは買取の膨大な実績のある楽器店なので、こういう部分は肯定します。でも、息子が新品で買った当時と1万円も違わない(笑)。それだけこのモデル、需要があるんでしょうね。
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