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カテゴリー「ロック・ポップス」の157件の記事

2021/12/04

Ivert/Plastic Dogs

Plasticivert Plastic Dogsの2作目。厳密にいうと、ジャズやファンクなどではなく、宣伝にもある通りプログレッシヴ・メタル・バンドだと思います。でも、何となく、昔聴いたネイキッド・シティのスピード感に変拍子を掛け合わせてヘヴィー・メタルにした感じが聴いていて心地良く、2枚目も買ってしまいました。送料を抑えるために発売直前に他の注文とまとめたら、少し出荷が遅れてしまいましたが。私のブログを見ている人では、このアルバムとの接点は多くなさそうなのですが、こっち方面のサウンドが好きな方なら、聴いてみてもいいのではないかと思います。グループの超絶テクニックにあっけに取られてしまった43分間でした。

 

Ivert/Plastic Dogs(R-Records) - Recorded 2021. Ono Ryoko(Sa), Muto Yuji(Grind G), Hayashi Tsuyoshi(Heavy-G), Ueji Kota(Ds) - 1. Teza 2. Queue 3. Hogwarts 4. Exovangle 5. Agapanthus 6. Zovail 7. Noria 8. Javastroveck 9. Ivert 10. The Last Song

プログレッシヴ・メタル・バンドの第2作。収録時間は43分だけど、えらい密度で変拍子、ユニゾンなどを織り交ぜて変化していく超高スピード音楽のため、60分以上の収録時間があるように感じます。ジャズやファンクではなく、ちょっと聴きにはヘヴィー・メタル的に聴こえるけど、えらく難解な変拍子を織り交ぜ、アルト・サックスがリードをとる場面も多く、かなり個性的な難易度の高い演奏をしています。テクニシャンの集まりでなければできない演奏。それでいてメタルにどっぷりと浸かったサウンドがストレスを発散させて、心地よい重さ。そしてあっちの世界に行きっぱなしだけではなくて、時折りアコースティック・ギターも使って、流れに波を作っています。こういうサウンド、よそではどこに行っても聴けない音楽だと思います。(21年11月24日発売)

2021/11/02

Largo/Brad Mehldau

Bradlargo ブラッド・メルドーのリーダー作で、ブログに上がってないのはここまでになると思うのですが、曲によって参加ミュージシャンが替わり、ホーンが入ってみたり、いろいろではありますが、大手ワーナーからだとこういうアルバムもアリかな、と当時は思ってました。うまくピアノのメインでのメロディアスな部分を拾い上げているので、彼のアルバムというのは分かりますし。なお、オーバー・ダビングはないそうで、それはやはりサウンド作りに大きな影響を与えているのではないかと。ビートは曲によりロック的なので、今回はドラムス担当が他のドラマーもいるのかなあ、なんてことも思いましたが、こういうサウンドも好きではありますね。

 

Largo/Brad Mehldau(P)(Warner Bros) - Recorded April 2-8, 2001. Larry Grenadir(B), Matt Chamberlain(Ds), Steve Kujala(Fl), David Shcstac(Fl), Gary Gray(Cl), Emile Bernstein(Cl), Peter Mandell(Bassoon), Rose Corrigan(Bassoon), Darek "Oles" Oleszkiewicz(B), Jorge Rossy(Ds), Jim Keltner(Ds, Per), Phillip Yao(French Horn), Daniel Kelley(Frenchi Horn), William Reichenbach(Tb), Goerge B. Thatcher(Btb), Justin Meldal-Johnsen(B), Jon Brion(P, Per, G, Synth), Victor Indrizzo(Ds), Joseph Meyer(French Horn), Jerry Folsom(French Horn), Kenneth Kugler(Btb), Jon Clerk(Oboe), Earle Dumler(Oboe) - 1. When It Rains 2. You're Vibing Me 3. Dusty McNugget 4. Dropjes 5. Paranoid Android 6. Franklin Avenue 7. Sabbath 8. Dear Prudence 9. Free Willy 10. Alvarado 11. Wave/Mother Nature's Son 12. I Do

ロック方面のジョン・ブライオンがプロデューサー。曲によってさまざまなミュージシャンが入れ替わる豪華なアルバムで、サウンドは当然ながら曲ごとに変化します。編成も複数のベースやドラムスなどの曲もあり、あるいはピアノにいろいろ細工をするなど実験的な要素もありますが、ロックのサウンドやシンセサイザー、サンプリングに慣れた私の耳では、サウンド自体は自然な感じで耳に入ってきます。むしろオーヴァー・ダビングなしでこのサウンドが出来ていることの方がビックリするかも。全体的にあまり難解な印象なしにすんなり聴ける感じ。ピアノはバックのサウンドに触発されている部分も多いですが、コアとなる部分はマイペースなようです。一部には叙情的な演奏も。アヴァン・ジャズ&ロック・アルバム。(02年8月21日発売)

2021/10/16

The Sweetest Punch/The New Songs Of Elvis Costello And Burt Bacharach/Arranged By Bill Frisell

Elvisthesweet ビル・フリゼールの競演作で、いくつか気になったものをあげてみたいのですが、このあたり、CDラックにランダムに詰め込まれていて、なかなか探せない状況です。いくつかは後回しにするかもしれませんけど、今日のアルバム、エルヴィス・コステロとバート・バカラックの新曲集ということで、そこにフリゼールがアレンジとギターでけっこう絡んでいるということで、興味深いアルバムです。元アルバム「ペインテッド・フロム・メモリー」と同じ曲というのも、私はそちらは持っていませんけど、比較して聴いてみるのもいいかもしれませんね。アレンジまでできてしまうんだ、という驚きもありましたが、なかなかいい感じですね。

 

The Sweetest Punch/The New Songs Of Elvis Costello(Vo, Comp) And Burt Bacharach(Comp)/Arranged By Bill Frisell(G, Arr)(Decca) - Released 1999. Brian Blade(Ds, Per), Don Byron(Cl), Billy Drewes(As), Curtis Fowlkes(Tb), Viktor Krauss(B), Ron Miles(Tp) - 1. The Sweetest Punch 2. Toledo 3. Such Unlikely Lovers 4. This House Is Empty Now 5. Painted From Memory 6. What's Her Name Today? 7. In The Darkest Place 8. Vamp Dolce 9. My Thief 10. I Still Have That Other Girl 11. Painted From Memory (Reprise) 12. The Long Division 13. Tears At The Birthday Party 14. I Still Have That Other Girl (Reprise) 15. God Give Me Strength

エルヴィス・コステロのバート・バカラックとのアルバム「ペインテッド・フロム・メモリー」と同じ曲で、同時期にビル・フリゼールのアレンジで作ってしまった別なアルバム。ただし、コステロは2、10曲目のみに参加。ただ、元のアルバムを聴いた事がないだけに、どう評価したら良いのか分かりません。さすがにいい曲がそろってい て、コステロの曲はどの曲も印象に残ります。ただ、ジャズとしてとらえるのはちょっと違う気もします。BGMとしては何回も聴いてしまいました。カサンドラ・ウィルソンが5、10曲目に参加していますが、控え目な印象。今ひとつこのアルバムのターゲットが不明確な気もしますが、ビル・フリゼールの露出度は高い方だと思うので、彼のギターとアレンジを楽しむには良いかもしれません。(99年10月22日発売)

2021/10/10

The Intercontinentals/Bill Frisell

Billinterconti ビル・フリゼールの’03年作は、ワールドワイドな民族音楽系のミュージシャンのサウンドを取り入れて演奏したサウンド。それでも民族音楽色は強くはなく、彼の色合いというのは強く出ていて、いろいろな趣向を凝らしてみても、本質というのは変わらないで、マイペースで演奏しているんだなあ、ということが分かります。まあ、彼のギターがどこまでも好きなので追いかけてはいますけど。この頃は初期のハードコアなサウンドは影を潜めてますが、後年に再び出そうと思えば出せるのが、どんな組み合わせでも演奏できてしまうすごさなのでは、と思ってます。これ以降のアルバムは既にブログにアップしてありますので、彼のリーダー作はこれで一段落です。

 

The Intercontinentals/Bill Frisell(G, Loops, B)(Nonesuch) - Peleased 2003. Sidiki Camara(Calabash, Djembe, Conga, per, Vo), Vinicius Cantuaria(G, Vo, Ds, Per), Christos Govetas(Oud, Vo, Bouzouki), Greg Leisz(Slide G, Pedal Steel G), Jenny Scheinman(Vln) - 1. Boubacar 2. Good Old People 3. For Christos 4. Baba Dream 5. Listen 6. Anywhere Road 7. Procissao 8. The young Monk 9. We Are Everywhere 10. Yala 11. Perritos 12. Magic 13. Eli 14. Remember

5曲を除いてビル・フリゼールのオリジナル。タイトル通り、ブラジル、マリ、ギリシャ出身のミュージシャンなども参加しながら、アメリカ大陸をこえたワールドなサウンドでせまってくる曲が多いです。もちろん、アメリカ風なサウンドも。曲によって、アフリカの明るいリズムが見えてきたり、中近東風のサウンドが漂ってきたり、ということはありますが、基本的なメロディラインは淡々としたビル・フリゼールそのものが自然に出てくる感じの曲。また、個々のインプロヴィゼーションで表現しているというよりは、メンバー全員のフレーズの集まりで、ゆったりと時間の流れとともに聴かせてくれるような雰囲気。さらにジャズとは遠ざかって、どこの地平に行こうとしているのでしょうか。でも、これもジャズかも 、と心の隅で思います。(03年4月9日発売)

2021/10/09

The Willies/Bill Frisell

Billwillies ビル・フリゼールの’02年作は、カントリー・ミュージシャンとの共演です。もともとこういう要素があっただけに、何の違和感もなく競演できてしまっています。こうなってくるとジャズでもなければフュージョンでもない世界に突入したのかな、とも思いますけど、その境目は分からなくて、あくまでもフリゼールの世界のギターサウンドということで、ケリがついてしまうのではないかと思います。でも、聴いていて面白い。曲数が多く詰まっているのとカントリー系メインということで、1曲あたりの時間はそんなに長くないようですけど。このアルバム、あるはずなのだけど探しても見つからないので、とりあえずストリーミングで聴いてしまいました。

 

The Willies/Bill Frisell(G)(Nonesuch) - Released 2002. Danny Barnes(Banjo, G, Harmonica, Pump Organ), Keith Lowe(B) - 1. Sittin' On Top Of The World 2. Cluck Old Hen 3. Everybody Loves Everybody 4. I Want To Go Home 5. Single Girl, Married Girl 6. Get Along 7. John Hardy Was A Desperate Little Man 8. Sugar Baby 9. Blackberry Blossom 10. If I Could I Surely Would 11. Cluck Old Hen(Reprise) 12. Cold, Cold Heart 13. I Know You Care 14. Goodnight Irene 15. Big Shoe 16. The Willies

トリオといってもジャズ・ミュージシャンではなく、フォークやカントリー系のミュージシャンとの共演です。自作の曲が半分ぐらい(3-4、6、10、12-13、15-16曲目)で、フォークやブルーグラス系の曲がやはり半分ぐらい。当然のことながらジャズ色はないのですが、ミディアムからスローなテンポの曲が多く、ほのぼのとした牧歌的なサウンド。短調の曲でも、時々感じるエキゾチックさはややあるものの、ごく自然な展開です。ナチュラルに流れていくギターのフレーズや音色などは、まさに近年のビル・フリゼール的な世界。ジャズではなくても何をやってもワン・アンド・オンリー。 ただ、これこそ本当に彼に心酔した人が聴くべき音楽です。こういうカントリー的な香りのあるところに足を踏み入れるのもいいかも。(02年6月26日発売)

2021/10/07

Blues Dream/Bill Frisell

Billbluesd ビル・フリゼールの’01年作。マイナーなスローのブルース的な曲が1曲目にあって、いわゆる普通のブルース的なブルースの曲集ではないなあ、というのは聴いていて思いました。でも彼らしいといえばこの上なく彼らしいアルバムなので、そういう意味ではけっこううれしいですね。彼のアルバムというと、ECMでの初期3枚と、あるいは新作ばかり聴いているので、このような20年ぐらい前のアルバムを久しぶりに聴くのもなかなかいい感じではあります。どこを切っても金太郎あめ的にフリゼールの音楽ですが、やはりアルバムごとに印象が違ってくるのは、彼の引き出しの多さを表しているのでは。そんなに大きい変化ではないですが。

 

Blues Dream/Bill Frisell(G)(Nonesuch) - Released 2001. Greg Leisz(Steel G), Ron Miles(Tp), Billy Drewes(As), David Piltch(B), Kenny Wollesen(Ds, Per), Curtis Fowlkes(Tb) - 1. Blues Dreams 2. Ron Carter 3. Pretty Flowers Were Made For Blooming 4. Pretty Stars Were Made To Shine 5. Where Do We Go? 6. Like Dreamers Do (Part One) 7. Like Dreamers Do (Part Two) 8. Outlaws 9. What We Do? 10. Episode 11. Soul Merchant 12. Greg Leitz 13. The Tractor 14. Fifty years 15. Slow Dance 16. Things Will Never Be The Same 17. Dream On 18. Blues Dream (Reprise)

ブルースの曲が多いアルバム。とは言うもののフツーのブルース(聴いた事はありませんが)ではない感じ。何たって全曲オリジナル。曲によりホーンセクションがいい味を出していて、やっぱり彼独自のダークな、あるいは 時によって明るい世界を表しているようなサウンド。メンバーといい、サウンドといい、やっぱり彼の曲とギターを聴くためのアルバムかな、と思います。ブルースばかりではなくて明るいカントリーの世界が表出している曲も何曲もあります。全部で18曲あり、カラフルな世界を堪能。ジャズ度はほとんどなしですけれど、なぜかジャズやブルースを感じる部分があるのは、やっぱり彼のキャラクターによるものかも しれません。ただ、少々聴く人を選ぶので、やっぱり彼のファン向けか、と思います。(01年3月23日発売)

2021/10/06

Ghost Town/Bill Frisell

Billghostt ビル・フリゼールの’00年リリース作。これは1人多重録音のアルバムですが、聴いた感じ、他のアルバムとあまり違いがないようにも感じます。そのあたり、彼のマイペースでゆったりした場面の多いサウンドが影響しているのでは、と思いますけど、どうなんでしょうか。確かにほとんど弦楽器での多重録音のため、ビート感などは全然ないですけど、曲によってある程度哀愁があったり、カラッとしていたりと、マイペースなところはあまり崩れていないような気がしています、どんなフォーマットでも何でもできてしまって、それでいて彼らしいところをきっちり抑えているところは好きですね。バンジョーは彼独特の使い方のようですけど。

 

Ghost Town/Bill Frisell(G, Banjo, B, etc)(Nonesuch) - Released 2000. - 1. Tell Your Ma, Tell Your Pa 2. Ghost Town/Poem For Eva 3. Wildwood Flower 4. Creep 5. Variation On A Theme 6. Follow Your Heart 7. I'm So Lonesome I Could Cry 8. What A World 9. My Man's Gone Now 10. Outlaw 11. When I Fall In Love 12. Big Bob 13. Winter Always Turns To Spring 14. Justice And Honor 15. Fingers Snappin' And Toes Tappin'

ビル・フリゼールによる多重録音のギター・ソロ・アルバム。曲によってバンジョーの音色もあるのが彼らしいところ。カヴァー曲もありますが、オリジナルの方が多い構成です。彼特有のアメリカの田舎を感じさせる牧歌的(フォーク的)、あるいは不思議な浮遊感のある雰囲気が目の前に広がっていきますが、何と言えば良いのだろうか、インプロヴィゼーションはあってもいわゆるジャズ的なアプローチではありません。そして派手な演奏でもありません。優しく語りかけてくるような感じ。この空気感もいい。 こういうホンワカしているサウンドも、確かに彼の世界には違いないと思います。ギター・ミュージック。ジャズというよりも、彼の演奏自体が好きかどうかがこのアルバムに対する判断の分かれ目になってくるのでは。(00年5月24日発売)

2021/10/05

Good Dog, Happy Man/Bill Frisell

Billgooddog ちょっと趣向を変えて、ビル・フリゼールのリーダー作を先に。まだ取り上げてないアルバムの枚数がけっこうあったと思ったら、6枚だけでした。これはアルバムコメント手直しの作業を’12年に終えているからで、実際残っているのはコメント手直しをはじめた’99年から’04年のブログがはじまる時期までだったです。まあ、何枚も続いても、彼のアルバムの場合、内容の差別化がしにくいので、このぐらいの枚数の方が良いのかな、とも思いますけど。聴く限り、ジャンルはロック・ポップスに近いのかもしれませんけど、いちおうフュージョン/ファンクの方にも入れておきます。独特なサウンドですが、この方がアメリカでは売れたのでしょうね。アルバムが何枚もこの時期出ています。

 

Good Dog, Happy Man/Bill Frisell(G)(Nonesuch) - Released 1999. Greg Leisz(Steel G, Mandolin), Wayne Horvitz(Org, P), Viktor Krauss(B), Jim Keltner(Ds, Per), Ry Cooder(G) - 1. Rain, Rain 2. Roscoe 3. Big Shoe 4. My Buffalo Girl 5. Shenandoah (For Jonny Smith) 6. Cadillac 7. The Pioneers 8. Cold, Cold Ground 9. That Was Then 10. Monroe 11. Good Dog, Happy Man 12. Poem For Eva

いわゆるジャズ色はありません。むしろロック(ウエスト・コースト寄り)とカントリーの中間を行くようなゆったりしたアコースティック(エレクトリックも入っていますが)中心の曲が多く続きます。あえて言うならば、ジャズファンはがっかりしてビル・フリゼールのファンは狂喜するアルバム。ウェイン・ホーヴィッツはアヴァンギャルドなアルバムでも共演していた仲ですが、ビルの嗜好に合わせてか、ここではサウンド自体がアメリカの乾いた青い空を予想させるような、明るいゆったりとした、ある意味でジーンズが似合うようなサウンドに包み込まれています。私はけっこうハマりました。ライ・クーダーの参加した曲も他の曲と同じように流れていくので、特に彼の参加ということにはこだわらなくてもいいかと思います。(99年6月23日発売)

2021/02/06

Nightwatch/Kenny Loggins

Kennynightw_20210206235901 実は昨年の10月にCDが見つからないままブログを書いたのだけど、今日、偶然にCD棚からランダムに並んでいたのを発見。そしてケニー・ロギンズの手直しをしようと思ってCDをかけたら記憶と違う曲が出てきて、間違えた記憶を頼りに書いたのかと思って該当ページを削除してしまいました。結果、彼のファーストの「Celebrate Me Home」(こちらはフィル・ラモーンとボブ・ジェームスのプロデュース)とケースの中のCD自体が入れ違って入っていただけということが分かり、削除してしまったことを猛省しました。また書き直しです。前の文章も悪くなかったとは思うのだけど、同じように書けないのが悔しい。

 

Nightwatch/Kenny Loggins(Vo)(Sony Records) - Released 1978. - 1. Nightwatch 2. Easy Driver 3. Down'n Dirty 4. Down In The Boondockes 5. Whenever I Call You "Friend" 6. Wait A Little White 7. What A Fool Believes 8. Somebody Knows 9. Angelique

何と言っても、数少ないロック・ポップス畑でのボブ・ジェームスの単独プロデュース。ストリングスアレンジもやってますが、特に彼らしい曲はプログレ風でもある1曲目のタイトル曲がボブらしいアレンジでの仕上がりで、この1曲でやられてしまいました。あとは9曲目もなかなか渋い。この2曲はフレットレス・ベースを使っていますね。他の曲はロックロックした曲が多いですがメロウな曲もあったり、共演者や作曲者なども有名な曲も多く、アルバムとしてもまあ、1曲目だけ浮いてしまっているような気もしますけど、けっこう売れたのでは、と想像できます。基本的にはロギンズのバックのバンドの顔ぶれでの録音らしいです。

特にジャズのブログだからかもしれませんけど、ボブ・ジェームス視点でこのアルバムを聴いてみるのもいいかと思います。今聴き返してもなかなかいいアルバムなんじゃないかと思います。

2020/10/23

Watermark/Art Garfunkel

Artwater影響を受けたポップスのアルバムの、いちおうの一段落かな。本当はサイモン&ガーファンクルは後追いだけど全部好きです。それでも、あまりに有名すぎるので、私が別に改めて書くこともないかなあ、という気がしています。ポール・サイモンで一番好きなのは「時の流れに」だとすると、アート・ガーファンクルの方はどうかというと、このアルバムですねえ。少し地味かもしれませんが、当時かなり聴きました。ジミー・ウェッブ作品集ということでもありますしね(彼のことはほとんど知りませんが、ここでの曲調が印象に残るほどにぴったり来ます)。と、まあ、こういう音楽を高校時代聴いていたわけです。

 

Watermark/Art Garfunkel(Vo)(Sony) - Released 1978. Produced by Art Garfunkel. Jimmy Webb(Key), Barry Becket(Key), Jimmy Johnson(G), Roger Hawkins(Ds), David Hood(B), Pete Carr(G), Derek Bell(Harp), Michael Tubridy(Fl), Sean Keane(Vln), Martin Fay(Vln), Paddy Moloney(Per), Paul Desmond(As), David Crosby(Vo), Stephen Bishop(Vo), Bob Dorough(Vo), Leah Kunkel(Vo), Joe Osborn(B), Tom Roady(Per), Bill Payne(Synth), Jack Schroer(Sax), Joe Farell(Fl, Oboe, English Horn), Tommy Vig(Vib)James Taylor(Vo), Paul Simon(Vo, G), Hugh McCracken(G), Richard Tee(Key), Tony Levin(B), Ralph MacDonald(Per), Steve Gadd(Ds) - 1. Crying In My Sleep 2. Marionette 3. Shine It On Me 4. Watermark 5. Saturday Suit 6. All My Love's Laughter 7. (What A) Wonderful World 8. Mr. Shuck 'N' Jive 9. Paper Chase 10. She Moved Through The Fair 11. Someone Else 12. Wooden Planes

12曲中10曲がジミー・ウェッブの曲で、彼もキーボードとして参加。これもポップス。今聴くと、地味なアルバムかなあ、という気もします。確かにアート・ガーファンクルだと、ソロの1枚目「天使の歌声」か2枚目の「愛への旅立ち」をあげる人が多いと思います。やはりこのアルバムも高校生当時だったと思いますが、何回も聴いていました。ジャズ色は一部を除き全然ないのですが、そのメロディアスな曲とアート・ガーファンクルの声の両者のマッチングが非常に良く気に入っていたのだと思います。

4曲目の「ウォーターマーク」はアコースティック・ギターの出だしが印象的で、ギターでそのフレーズをコピーしていた記憶があります。マイナーな曲でメロディが印象的。やっぱり小節数が半端な曲。こういう曲で好みなものが、なぜか多いのです。7曲目のみちょっと演奏者が違って、ジェームス・テイラーとポール・サイモンがヴォーカルに加わって、バックもリチャード・ティー(Key)、トニー・レヴィン(B)、スティーヴ・ガッド(Dr)などのメンバー。この曲のみフィル・ラモーンのプロデュースなので、おそらくポール・サイモン側の主導による録音だったのかも。サウンドもポール・サイモン的。ジャズ的要素がなければ、ちょっとつまらないという方には、8曲目が。といっても、曲自体は静かな渋いバラードで、間奏のところでマイナーの4ビートでピアノのソロがちょっと入ります。ジャズとは何かがあまり良く分かっていなかった時代なので、私にとって非常にカッコ良く新鮮なサウンドでした。そしてエンディングの静かな場面でポール・デスモンドの泣くようなアルト・サックスが渋い。これだけでもゾクゾクします。10曲目はアイルランド民謡。最後の曲は小品ですがこれまた静かな路線で、しかもピアノのフレーズが渋く(ジャズ的という意味ではない)、曲に深みさえ感じられます。ただ、これを聴いて、やっぱり地味なアルバムだなあ、という印象をもたれる可能性もあるかも しれません。

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