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カテゴリー「ロック・ポップス」の168件の記事

2022/10/25

Watching the Snow/Michael Franks

Michaelwatch マイケル・フランクスのクリスマス・アルバム。前回のアルバムが移籍アルバムだと思ったら、またコロンビアからアルバムを出していますね。まあ、クリスマス・アルバムは、特に欧米の人は好きだから、1枚ぐらいは欲しいところ。でも全曲オリジナルでやっているというのも珍しいですね。彼のシンガーソングライターのプライドがそうさせたのか、どうか。マイペースに歌ってますが、それでもクリスマスの雰囲気が、ややアコースティックなサウンドに乗せて聴こえてくるところはなかなかいいですね。リーダー作は、自分が把握してなかったのかどうか、この後今までに3作しか見当たらないので。落ち着いてしまったのでしょうか。

 

Watching the Snow/Michael Franks(Vo)(Columbia) - Released 2003. Jay Anderson(B), Jay Azzolina(G), Charles Blenzig(P, Key, Per), Cafe(Per), John Clark(French Horn), Chris Hunter(Sax, Fl), Billy Kilson(Ds), Romero Lumambo(G), Veronica Nunn(Vo), Alex (Sasha) Sipiagin(Tp, Flh) - 1. The Way We Celebrate New Year's 2. Watching The Snow 3. Christmas In Kyoto 4. My Present 5. I Bought You A Plastic Star (Fot Your Aluminum Tree) 6. Said The Snowflake 7. The Kiss 8. When The Snowman Sings 9. Island Christmas 10. My Present (Reprise)

マイケル・フランクスのクリスマス・アルバム。曲の題材はクリスマスや冬にとっているものの、何と全曲彼のオリジナルというところがうれしいところ。しかも、曲が全体的にけっこうジャジーだったり、1、9曲目のようにボッサもあったりと、比較的アコースティックにホンワカとせまってきます。ヴォーカルは相変わらずですが、そこがまた良い感じ。今回はミュージシャンの編成はシンプル。4曲目のようなポップスのバラードのような曲も何気ないジャズの香りが漂ってきます。5曲目はクリスマスサウンドとジャズのうまい取り合わせ。7曲目のようにしっとりとした曲も彼らしい優しさが。9曲目はヴェロニカ・ナン(Vo)との共演のボッサの曲。10曲目は4曲目の静かな別テイク。やや地味ながらじっくり何度も聴きたいアルバム。(03年10月29日発売)

2022/10/24

Barefoot On The Beach/Michael Franks

Michaelbarefoot マイケル・フランクスのブログ空白期に、重要な移籍アルバムが出ていますね。ウィンダム・ヒル・ジャズですが、いつものウィンダム・ヒルのシンプルさとは違い、豪華なミュージシャンを入れ替わりで、贅沢に使っているのが特徴です。改めて、メンバーを見るとすごいことになっています。それでも、彼のヘタウマな歌はいつもの通りなんですけど。私は初期のメジャーアルバム3枚時代から、割とリアルタイムでファンになっていたのですけど、その後の彼のアルバムは、歌のないフュージョンと同じような感覚で聴いています。そこがファンをけっこう続けられた理由かも。最近は新譜がないようですけど。ただ、このレーベルではこの1枚で終わっているようです。

 

Barefoot On The Beach/Michael Franks(Vo)(Windham Hill Jazz) - Released 1999. Will Lee(B, Vo), Charles Blenzig(Key, Prog), Chris Hunter(As, Fl), Jay Azzolina(G), David Charles(Per), Carmen Cuesta(Vo), Jimmy Haslip(B, Key), Shawn Pelton(Ds), Chris Palmaro(Key), Jeff Mironov(G), Bashiri Johnson(Per), Bob Mintzer(Ts), Valerie Simpson(Vo), Brian Dunne(Ds), Mike Ricchiuti(Key), Andy Snitzer(As, Ts), Jim Hynes(Flh), Birch Johnson(Tb), David Mann(Fl), Wolfgang Haffner(Cymbal Rolls), Chuck Loab(G), Steve Gadd(Ds), Steve Khan(G), Dave Samuels(Vib), Larry Lunetta(Tp), Michael Brecker(Ts), Lani Groves(Vo), Bob James(P), John Patitucci(B), Randy Brecker(Tp), Jim Beard(Strings), Tawasha Agee(Vo), etc - 1. Beafoot On The Beach 2. Heart Like An Open Book 3. Now Love Has No End 4. The Fountain Of Youth 5. When You Smiled At Me 6. Double Talk 7. Every Time She Whispers 8. Why Spring Ain't Here 9. A Walk In The Rain 10. Mr. Smooth 11. Like Moon Behind A Cloud

移籍第一弾ですが、曲によってミュージシャンが入れ替わる豪華さはマイケル・フランクスのいつものパターン。これでもか、と言わんばかり。プロデューサーはチャック・ローブとジミー・ハスリップが曲ごとに担当。前作よりもポップになったかなという印象ですけれど、ちょっと肩の力が抜けたAOR(これも死語かな?)路線は相変わらずです。どこを切ってもマイケル・フランクス。ヴォーカルや曲中心に聴いてもよし、ミュージシャンのソロに焦点を当てた聴き方もよし、BGMにしてもよし。ただしジャズのアルバムかと言うと、4ビートっぽい曲があってもやっぱりポップスのアルバム。マイケル・ブレッカーは5曲目に、ボブ・ジェームスは6曲目に、ジョン・パティトゥッチは6、9曲目に、ランディ・ブレッカーは9曲目に参加。(99年6月23日発売)

2022/10/23

Live/Michael Franks with Crossfire

Michaellivec ちょっとマイケル・フランクスの方に行ってみます。実はこのアルバム、オーストラリアでのライヴなんですが、LP時代は持ってました。ところが、CDになってLPを処分してしまったため、このアルバムがなかなかでなくて、輸入盤で’03年に発見して購入したものです。うれしかったなあ。天下の彼のアルバムがCDで出ないということは当時予想もできなかったですからね。その後は国内盤でも発売されたようではありますが。今聴くと、取り立てて何ということはない初期3枚からのアルバムなんですが、カセットにダビングして聴いていたもののため、それぞれのフレーズまで覚えています。こういうアルバムは本当は手放したらいけないですよね。

 

Live/Michael Franks(Vo) with Crossfire(Warner Music Australia)(輸入盤) - Recorded September 25, 27 and 29, 1980. - 1. Don't Be Blue 2. When The Cookie Jar Is Empty 3. The Lady Wants To Know 4. B'wana-He No Home 5. Chain Reaction 6. Antonio's Song 7. Monkee See - Monkey Doo 8. Popsicle Toes

(03/07/13)LP時代に出ていて、しばらくCD化されていなかったオーストラリアでのライヴが出ました。曲目としては「The Art Of Tea」「Sleeping Gypsy」「Burchfield Nines」からの選曲になっています。バックのグループ、クロスファイアのクレジットが見当たらなかったのは少々残念ですが、上記のスタジオ録音とあまり雰囲気が変わることなく、クロスオーヴァーからあまり洗練されていない渋めのフュージョン路線の演奏がライヴで聴けるのはうれしいところ。ヴォーカルはいつものようにひょうひょうとしていますが、ギターのソロが派手ではないにしても、ライヴなので少々長めだし、けっこうカッコ良いです。 5曲目はジャジーで、特に4ビートをバックにしたサックスの間奏が渋いかも。もちろん、超有名な6曲目も印象的。

2022/10/01

Well To The Bone/Scott Henderson

Scottwellto スコット・ヘンダーソンのリーダー作に行きますが、ゲイリー・ウィリスとの双頭バンドだったトライバル・テックはもうブログアップしてあるので、リーダー作の残りはこれ1枚。彼の3枚目?のブルースのアルバム。当時はトライバル・テックのハードコア・フュージョン的なサウンドが好きだったので、なんでブルース?と思いましたけど、今聴くとなかなかいいですねえ。ヴォーカルの入っている曲もあるし、ギターは相変わらずのバカテク的なところもあるし、素直でないところもたまにあるしで、そういうところが良かったんだなあ、と改めて思いました。でも、今までも何回も聴いてないこともあって、ちょっともったいないかなあ、とも。

 

Well To The Bone/Scott Henderson(G)(Victor) - Released 2002. Kirk Covington(Ds), John Humphrey(B), Thelma Houston(Vo), Wade Durham(Vo), Scott Kinsey(Per) - 1. Lady P 2. Hillbilly In The Band 3. Devil Boy 4. Lola Fay 5. Well To The Bone 6. Ashes 7. Sultan's Boogie 8. Dat's Da Way It Go 9. That Hurts 10. Rituals

基本がギター・トリオの、ロックやブルース指向の強いアルバムで、ジャズ・フュージョン度はほとんどありません。当然ですが、ギターを中心に聴けるのがうれしいところ。サウンドが外向的であまりひねくれておらず、けっこう気合いが入っています。ただ、曲の方は素直なブルースでもないようです。全10曲中5曲がヴォーカル入りの曲というところも特筆すべき点かも。2曲目はカントリー・フレイバーもありますが、けっこう爆発度は高いです。3曲目は渋めで、おお、ギターはそうきたか、けっこうやるねえ、という感じ。6曲目は個性的なギターの、前半やや静かで後半盛り上がる曲。曲によってエキゾチックだったり、さまざまなカラーがあります。アルバムの最後まで聴き通すにはちょっと体力がいりますね。(02年9月21日発売)

2022/09/29

The Color Of Love/Kevyn Lettau

Kevynthecolor このアルバムはどちらかというとポップスで、昔はケヴィン・レトーも追いかけていたのですが、ある時期に処分してしまったと思います。マイク・スターンも1曲だけに参加しているだけだし、紹介するのはどうかなあ、と思ったのですが、ストリーミングにはあったので、とりあえず取り上げてみたいと思います。と言いつつ彼の特集は今日で終わり。昔はこういうヴォーカルもののポップスも何人か琴線に引っ掛かって追いかけていたなあ。と、忘れかけていたことを思い出させてくれました。まだ奥にしまってあるヴォーカリストも確か何人かありました。久しぶりに聴いてみたけど、スターン自身の参加に関わらず、大人っぽい雰囲気もあって良かったアルバムの1枚です。

 

The Color Of Love/Kevyn Lettau(Vo)(Video Arts) - Released 2003. Russell Ferrante(P, Synth), Mike Miller(G, mandolin), Jerry Watts, Jr(B), Mike Shapiro(Ds, Per), Stefanie Fife(Cello), Bob Franceschini(Ts), Al McKay(G), Hector Elizondo(Vo), Mike Stern(G), Jimmy Mahlis(G), Steve Tavaglione(Loops), etc. - 1. Winter 2. Pickin' Weeds 3. Let Peace Surround You 4. Thorns Have Roses 5. You're Getting To Be A Habit With Me 6. The Color Of Love 7. I Wish You Enough 8. My Cherry Tree 9. The Heart Of The Child 10. Strawberry Fields Forever 11. Strawberry Fields Forever Outro 12. Michael's Home 13. Luna And Butterfly 14. If I Loved You

全14曲中9曲にケヴィン・レトー作(作詞か作曲のどちらかだと思う)のクレジットがあり、けっこうゴキゲンで、なおかつ落ち着いたポップス作になっています。サウンドは比較的シンプルで1発で録音したような曲が多く、ポップスながらこの姿勢がまだジャズ雑誌で紹介される要因になっているのかも。3曲目はストリングスを配してコーラスにエコーを効かせて教会音楽のような仕上がり。5曲目はヘクター・エリゾンドのヴォーカルとのジャジーな4ビート曲。10曲目にはビートルズの曲がありますが、彼女流のサウンド、歌い方でマイペースに聴かせます。12曲目は今風のヴォイスのある作り。マイク・スターンは6曲目に参加していて、控え目なギターながら、心にしみてくる印象的なメロディの曲を作曲しています。(03年2月26日発売)

2022/09/08

Jazz Punk/David Fiuczynski

Davidjazzpunkデヴィッド・フュージンスキーと言えば、日本では上原ひろみのバンドに一時期加わっていたことで有名ですが、演奏面ではけっこう破天荒な人。このアルバムは自主制作で、他の人の曲を多く演奏していますが、タイトルの「ジャズ・パンク」の通り、やはり破天荒。ちょっと今現物が見当たらないので記憶を頼りに書いてますけど、それぞれの曲がけっこう際立って個性的な演奏になっていたと思いました。今このアルバムを出しても、知っている方の方が少ないような気もするけど、とりあえず取り上げてみました。かなりロック的なサウンドで、私のところの読者層には、あまり合わないかもなあ、と思いつつ。

 

Jazz Punk/David Fiuczynski(G)(FuzeLicious Morsels)(輸入盤) - Released 1999. Fima Ephron(B), Daniel Sadownick(Per), Gene Lake(Ds), Tim Lefebure(B), Zach Danziger(Ds), Rufus Cappadocia(Cello), Santi Debriano(B), Billy Hart(Ds) - 1. Bright Size Life 2. Third Stone From The Sun 3. Prelude Opus 28 No. 4 4. Red Warrior 5. African Game Fragment 6. La Fiesta 7. Star Crossed Lovers 8. Jungle Gym Jam 9. Stars And Stripes Whenever 10. Hipgnosis

(00/02/03)自主制作盤。他人のオリジナルを多く演奏していて、1曲目がパット・メセニーの「ブライト・サイズ・ライフ」 、2曲目がジミ・ヘンドリックスの曲、3曲目がショパンの曲、ともうメタメタな構成。パット・メセニーファンが聴いたら怒り出すだろうか笑い出すだろうか 、というような演奏(笑)。他にもロナルド・シャノン・ジャクソン、ジョージ・ラッセル、チック・コリア「ラ・フィエスタ」、デューク・エリントンなど、様々な曲が、彼特有のマイペースでヘヴィーなロックノリで演奏されています。ただ、解釈が独特なので、どの曲も興味深く聴くことができます。ここまで来たら好きなようにやってくれ、という感じ。ギター度はかなり高いですが、豪快なロック。 とにかくひたすら個性を聴くアルバムかも。面白いカヴァー集です。

2022/08/29

Road Games/Allan Holdsworth

Allanroadg次はアラン・ホールズワースの落穂ひろい的にまだブログアップしていないものを。ブログ空白期間に取得したものが多いので、少し数があるかもしれません(それでも6枚でしたが)。今日のアルバムも輸入盤で’02年に購入していますね。まあ、時にヴォーカルも入るロックなんですけど、この独特なギターにやられてしまったという人はけっこう多いのでは。今日はストリーミングであえて聴いてますが、’16年リマスターのハイレゾ仕様になっていました。この時にはベースのジェフ・バーリンも興味があったと思います。彼もロックなんでしょうが、けっこう上手いので(超絶テクのソロもあります)、今回は特に安心して聴けますね。収録時間が短いのが少々残念か。

 

Road Games/Allan Holdsworth(G)(Gnarly Geezer)(輸入盤) - Released 1983. Jeff Berlin(B), Chad Wackerman(Ds), Jack Bruce(Vo), Joe Turano(Vo), Paul Korda(Vo), Paul Williams(Vo) - 1. Three Sheets To The Wind 2. Road Games 3. Water On The Brain - PT. 2 4. Tokyo Dream 5. Was There? 6. Material Real

(02/05/03)わずか24分台のアルバム。印象に残る曲が多いです。ジャンルとしてはロックですが、ジェフ・バーリン(B)を加えたトリオなので、けっこう興味深いサウンド。当然の事ながら、最初から最後までギターは全開。1曲目は浮遊感のある、メロディアスな展開。2曲目のタイトル曲はノリが良く、ヴォーカルも入っていてギターの露出度も高いです。ラストのベースのメロディが彩りを添えます。3人が盛りあがっていて、長めのベースソロを含めてテーマもカッコ良い3曲目、どう聴いてもテーマのギターが「モケケ、ソケケ、カケケ」と聞えてしまう(でも好きな曲ですが)4曲目、ジャック・ブルースのヴォーカルが入った変幻自在に攻めまくる5曲目、こちらもヴォーカル入りで、やはり浮遊感のあるメロディで盛り上がる6曲目。

2022/04/26

Jacob's Ladder/Brad Mehldau

Bradjacobs ブラッド・メルドーの新譜がほぼ1か月遅れで入手できたので、先に聴いていきます。実は待ちきれずにストリーミングで先に聴いていたのですが、ジャズファンとしてのメルドーファンはほぼ置いてきぼりを食らう内容かと思います。もうこれはプログレッシヴ・ロックそのものですもんね。しかも、若い頃好きだったらしく、その時代を再現するような、少しチープな音も混ざったりしていて、プログレに詳しい人だったら小躍りして喜ぶような内容。残念ながら私はプログレの洗礼を受けていないので、細かいところを楽しむところまではいきませんでしたが、それでもけっこう好きな部類には入ってきます。まあ、内容を確認してから買われた方がいいかもです。

 

Jacob's Ladder/Brad Mehldau(P, Key, Synth, Vo, etc)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2022. Luca Van Den Bossche(Voice on 1, 7, 9, 1-121), Mark Guiliana(Ds on 1-2, 7, 10, 12), John Davis(Elektron Octatrack on 1, Ds Prog on 4-5, 7), Joel Frahm(Ss on 2, 7, Ts on 7), Tobias Bader(Vo on 2), Becca Stevens(Vo on 2-3, 5, 9, 11-12), Tinkerbell(Vo on 2), Lavinia Meijer(Harp on 3, 12), Motomi Igrashi-de Jong(Linore on 5, 10), Chris Chille(Vo, Mandolin on 7), Pedro Martins(Vo, G on 8, 12), Safia McKinney-Askeur(Vo on 9-12), Timony Hill(Vo on 9, 11) Fleurine(Voice on 11), Cecile Mclorin(Vo), Paul Pouwer(B-Ds on 12), etc. - 1. -Maybe As His Skies Are Wide- 2. Herr Und Knecht (Master And Slave) 3. (Entr'acte) Glam Perfume 4. Cogs In Cogs I -Dance 5. Cogs In Cogs II - Song 6. Cogs In Cogs - Double Fugue 7. Tom Sawyer 8. Vou Crrendo Te Encontrar/Racecar 9. Jacob's Ladder I - Liturgy 10. Jacob's Ladder II - Song 11. Jacob's Ladder III - Ladder 12. Heaven: I - All Once. II - Life Seeker. III - Wurn. IV - Epilogue: It Was A Dream But Carry It Still

(22/04/24)往年のプログレッシヴ・ロック好きのブラッド・メルドーによる、プログレ好きのファンのためのプログレ。収録時間は何と70分。カヴァー曲や一部引用したものもありますが、それを気にしないでもプログレとしては楽しめます。彼の若い頃に影響を受けたサウンドを、当時のように今再現するという趣で、ジャズ度はほぼありませんので念のため。なのでジャズファンからは賛否両論意見が噴出しているようです。私はプログレの洗礼は受けていませんが、演奏で何曲かプログレをやったことがあり、ある意味変拍子ロックには親しみもあるので内容的にはけっこう楽しめました。なので、ジャズは置いておいて、再度書きます。往年のプログレッシヴ・ロック好きのメルドーによる、プログレ好きのファンのためのプログレ。

2022/03/27

Suki-Yaki/Makoto Kuriya

Kuriyasukiyaki クリヤ・マコトのアルバム、ちょっと前にさかのぼって、ラップというかアシッドジャズと言うか、それを歌謡曲を題材に演奏してしまおうという企画。確かこの時は後追いで探して買ったような記憶もあります。ある意味ハービー・ハンコックの電化サウンドも想起させるような曲もあったり、ラップ部分は英語(?)なので、歌謡曲はあくまでも題材として、それをここまで料理するか、というような感じなので、当時としてはもう、ぶっ飛んでいたと思います。曲のタイトルだけみても、有名曲が多いですし。引き出しがとにかく多いですが、このアルバム、当時どこまで売れたのかは分かりませんけど。でもカッコいい。

 

Suki-Yaki/Makoto Kuriya(Key, Arr, etc)(May Kiss) - Released 1993. Marvin Lenoar(Rap, Vo), Lawrence Daniels(Rap, Vo), Lawrence Houston(Rap, Vo), Hidenori Midorikawa(Ss, As), Asao Tani(Prog) - 1. U・F・O 2. 上を向いて歩こう 3. ひと夏の経験 4. タイムマシーンにお願い 5. Piano Cat Song 6. セカンドラブ 7. 六本木心中 8. At Twilight 9. 「太陽にほえろ」のテーマ

歌謡曲を中心にラップ、アシッドジャズなどにアレンジしたダンス・ミュージックのアルバム。ほとんどが打ち込み系のサウンドで、曲によっていろいろな要素が入っているようです。元歌が分かるもの、あまり良く分からないものと さまざまですけれど、ダンスミュージックとしてはゴキゲンかもしれません。センスもけっこうあるのではないでしょうか。反面ジャズファンとはクロスオーヴァーしないようなサウンドかもしれませんが、もっと別なターゲットがあるのかも。曲によってはメロディをわざと前面に出してチープな感じにするのも計算のうちでしょうか。5曲目のオリジナルはけっこうスリリング。中森明菜の「セカンドラブ」もダンスミュージックになってしまいました。個人的には1曲目がカッコ良く感じました。 マニアック。

2022/03/15

Restration Ruin/Keith Jarett

Keithrestra キース・ジャレットのアルバムをたどっていくと、時々異色のアルバムに出会うことがあります。一人多重録音の演奏も、彼は何枚か出してますが、彼のヴォーカル入りのフォークソングがあるのはこのアルバムだけではないでしょうか。それ故に国内盤で出るのが遅れたということもあるでしょうけれども。資料として聴くのはいいことだと思いますが、個人的には彼はECMの人であり、インパルスの人であるなあ(Vortexでも「Somewhere Before」だけはけっこう有名ですが)と思ってました。こういろいろやっていると、人気盤は偏る傾向が高いですけど。まあ、それでも、多重録音の根本はここにあるので、興味深い1枚ではあるのですけど。

 

Restration Ruin/Keith Jarett(Harmonica、Recorder、Ss、G、B、Ds、Per、P、Org、etc)(Vortex) - Recorded 1968. - 1.Restration Ruin 2. All Right 3. For You And Me 4. Have A Real Time 5. Sioux City Sue New 6. You're Fortunate 7. Fire And Rain 8. Now He Knows Better 9. Wonders 10. Where Are You Going?

多重録音でほとんどひとり(ストリングスなどはたぶん他の人)で完成させたアルバムで、内容はズバリ、彼のヴォーカルが入ったフォークソングのアルバム。(確かに弟スコット・ジャレットはシンガー・ソング・ライターではありますが...。)邦題にあえて訳せは「修復された廃墟」か。当時のフォークソングとしては面白いと思います。歌の巧拙はともかくとして、曲はけっこう高度な部分も。このアルバムにジャズを期待するのは無理ですけれど、その後のピアノの演奏でフォーク的、8ビート的な要素が強い理由もこのアルバムを聴けば納得。ジャズの要素はほとんど見出すことはできないので、ジャズの演奏を乗り越えてキース・ジャレット個人にまで興味がある方でないとちょっとつらいかもしれません。(99年7月23日発売)

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