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カテゴリー「音楽」の1000件の記事

2020/09/25

Conspirency/Terje Rypdal

2658 いよいよ久しぶりに届いたECMの新譜に行きます。今年はコロナ禍の影響もあってか、ここ数年40-50枚ぐらい出していたのが、ガクッと新譜の枚数が減りました。出費もその分減りましたけど、やはり行けるとこまで突っ走ってほしいな、と思うのが正直なところ。ここではテリエ・リピダルのアルバムが、久しぶりなのかどうか、いわゆるロックの4人編成で出ています。ただ、ECMレーベルのせいだからか、ロック的なサウンドはタイトル曲の3曲目だけ、ということになっていて、あとはゆったりとしたサウンドが続きます。このあたり、ECM的でいいか、何か物足りないのか、意見が分かれるところだとは思いますけど、個人的には好きなサウンド再び、という感じですね。

 

Conspirency/Terje Rypdal(G)(ECM 2658)(輸入盤)- Recorded February 2019. Stale Storlokken(Key), Endre Hareide Hallre(B), Pal Thowsen(Ds, Per) - 1. As If The Ghost... Was Me!? 2. What Was I Thinkinh 3. Conspiracy 4. By His Lonesome 5. Baby Beautiful 6. Dawn

(20/09/24)全曲テリエ・リピダルの作曲。収録時間は35分と短め。エレキ・ギターとエレキ・ベース、キーボードを擁するロック的クァルテット編成ながら、ギターもベースも出てくる音は主にゆったりとしたヴァイオリン奏法とでも言うのか、幻想的なサウンドに時にドラムスがフリーっぽく絡むという構図で、いかにも彼ららしい音を出すバンドになっています。彼のECMらしさというのも出ていて、1-2、4、6曲目は、そのゆったりとした広がりのあるサウンドの中でさまよう雰囲気を作り出しています。5曲目はプラス盛り上がり。サウンドカラーもやや明るめだったり、ほんのりと暗さが漂っていたりと、このゆったりさが彼らの個性として際立ってます。ただ、3曲目のタイトル曲はミキシングで抑えられてますが、モロにロックの演奏。

2020/09/24

Live At The Village Vanguard Vol.1 (The Embedded Sets)/Steve Coleman And Five Elements

Stevevillage このアルバムの方が後に届いたのですが、実はスティーヴ・コールマンのこのアルバム、’18年の8月発売だったのだけど、情報をキャッチできなくて、やっと今になって注文したというわけ。それにしても、収録時間がCD2枚組で152分というのに、価格はCD1枚分で買えたというのはなかなかありそうでなさそうなことではありますが。たまたま予定が半日ぽっかりと空いてしまったため聴くことができたのですけど、そうでなければ休日ではないと聴く体力がなかったと思います。相変わらずずーっと続いている彼の世界は、人によって好き嫌いは出てくると思いますけど、私は’80年代から染まってきただけに、この独特な変拍子ファンクを浴びていたい、と今も思ってます。

 

Live At The Village Vanguard Vol.1 (The Embedded Sets)/Steve Coleman(As) And Five Elements(PI Recordings)(輸入盤)- Recorded May 19-21, 2017. Jonathan Finlayson(Tp), Miles Okazaki(G), Anthony Tidd(B), Sean Rickman(Ds) - [CD1]Embede A (First Set): 1. Horda 2. Djw 3. Little Girl'll Miss You - Embedded #1 4. idHw 5. twf 6. Figit Time 7. Nfr 8. Little Girl'll Miss You 9. Change The Guard [CD2] Embed B (Second Set) 1. rmT - Figit Time 2. Nfr 3. idHw 4. twf 5. Horda 6. Embedded #1 7. Djw 8. rmT - 9 to 5

(20/09/23)CD1枚目の6曲目、2枚目の1曲目後半はDoug Hammond作、CD1枚目の3曲目前半、8曲目がBunky Green作の他は全曲スティーヴ・コールマン作。収録時間が152分と非常に長く、2つのセットに分けてのCD2枚組ライヴの発表だけど収録日が3日あるので、ベストテイクをつなげたものと予想(だからはめ込み?)。相変わらずの変拍子ファンクだけど、すでに肉体の中にしみついているようで、ノリはいいんだけど何拍子か分からないところもあるのは相変わらずすごいと思う。メロディがどうとか言うより、もはや彼自身の音楽と聴いて分かるのがさすがと思う。M-BASEは’80年代に流行ったけど、相変わらずその中心で生き延びてきたのは素晴らしいと思えるほどに、独特な音楽、サウンドになっています。

2020/09/23

Suite: April 2020/Brad Mehldau

Bradsuiteapril やっと少しまとめて新譜が届きました。なるべく早く聴きたいものばかりなので、どれから聴いていいか迷います。まずは春に限定アナログ盤で出ていたブラッド・メルドーの新譜から。実は早い時期からストリーミングには上がっていて、それは何度か聴いてはいるのですが、やはりCDでないと印象が変わってしまう部分があるため(個人的な感想です)、CDが出るのを待っていました。40分収録で15曲と、短い曲が多いですけど、落ち着いた曲が多くて、やはりこのコロナ禍の時代、こういう曲がいいなあ、と思えるような雰囲気でした。もちろん多少元気な曲も混ざってはいます。長さ的にも今回の表現では手ごろだなと思います。

 

Suite: April 2020/Brad Mehldau(P)(Nonesuch)(輸入盤)- Recorded April 23 and 24, 2020. - 1. Waking Up 2. Stepping Outside 3. Keeping Distance 4. Stopping, Listening,: Hearing 5. Remembering Before All This 6. Uncertainty 7. - The Day Moves By - 8. Yearning 9. Waiting 10. In The Kitchen 11. Famiry Harmony 12. Lullaby 13. Don't Let It Bring You Down 14. New York State Of Mind 15. Look For The Silver Lining

(20/09/23)1-12、15曲目はブラッド・メルドーの作曲、13-14曲目は他人の有名なロック曲。40分収録で15曲と、短めの曲が多い。このコロナ禍の中で、オランダにいた彼が4月に録音をしたもので、静かで落ち着いた曲が多いのが特徴。特にテクニックをひけらかすような場面がなく、その場で出てきた音楽を紡いでいくような、コロナに対する人々へのヒーリング、といった印象で、ある意味叙情性のあるクラシック的にも聴こえます。早く平和な時が戻ってほしいというような祈りにも似た、落ち着いた演奏が短めの時間でつづられていき、やはり私たちは今そういう音楽を欲しているのだと、聴いていて思いました。とは言うものの出てくるソロ・ピアノはいつものメルドーという雰囲気で、アルバムとしてもなかなかいい感じ。

2020/09/15

Atomic Bass/Giuseppe Bassi

Giuseppeatomic 新譜が届いたので(と言っても発売は数か月前のようですが)聴きます。最近は欧米のCDは手に入りにくいものもあるようですが、ストリーミングにあることを確認しました。Giuseppe Bassiというベーシスト、名前は知っていたけど、リーダー作を聴くのは初めてじゃないかな。そして日本人の栗林すみれが参加していることでも話題になってそうなアルバムでもあります。東日本大震災に心を寄せて制作したアルバムのようで、朗読が曲の出だしにある曲が多めなので、それをどうとらえるか、ですが、むしろ内容が分からなくても、アルバムとして楽しめるのでは、と思います。ヨーロッパ的でも日本的でもあり、深い精神性を感じることができるのでは、と思いました。こういう感じ方がこういう演奏になっているのだなあ、と分かるようなアルバムです。

 

Atomic Bass/Giuseppe Bassi(B)(Verte Records)(輸入盤) - Recorded 21-24, 2019. Sumire Liribayasjo(P, Voice), Javier Girotto(Ss, Quena), Giovanni Scasciamacchia(Ds), Antonio Moscatello(Poetry, Recitation), Vince Abbracciante(Accordion on 6). Hsueh Ju Wu(B on 12), Sasaki Seimei(Harmonica on 5) - .1 Lei E 2. Forest And An Elf 3. Cattiva Lullaby 4. 2 De Abril 5. Kojo No Tsuki 6. Halu 7. Chirdren's Mind 8. Dark Wave 9. Ombre Nel Buio 10. Odaka 13. Lei E

(20/09/15)Giuseppe Bassi作が1、3、8-13曲目、栗林すみれ作が2、6-7曲目、Javier Girotto作が4曲目。曲、メンバー、ジャケット内写真を見ると日本に関係のある内容だけれども、東日本大震災に関してBassiは深く関心を持っているとのこと。ドリーミングなメロディで1曲目ははじまるけど(6ー7曲目も同様な雰囲気)、2曲目のような勢いのある曲も含めて、独特な印象を持つ、かつメロディックなサウンドで収録時間の65分を演奏しています。特に滝廉太郎作の5曲目が哀愁をたたえていますけど、やはりアルバム全体を通した印象で聴くべきではないかと。5曲目は栗林のヴォーカルが出だしに。3、8、10-11、13曲目は朗読も入ってますが、やはり独特なメッセージ性のあるアルバムになっていると思います。

2020/09/06

ゲイリー・ピーコックが亡くなる

とうとうゲイリー・ピーコックが亡くなりました。R.I.P. もうスタンダーズなど、あちこちの活躍が見られないのが残念なところ。私のホームページも23年前にはじめたときは現役のミュージシャンがほとんどだったけど、今調べてみたら、もう多くの特集を組んだミュージシャンが亡くなっています。まあ、私自身、あと1年で還暦なのでやむを得ないですが。ゲイリーのリーダー作は最近だとECMから’14年録音の「Now This」と’16年録音の「Tangents」。どちらもMarc Copland(P), Joey Baron(Ds)とのトリオ作です。なかなか忘れられないアルバムとなりました。ちなみにキース・ジャレットのスタンダーズだと’09年録音(’13年発売)の「Somewhere」が今のところ一番新しい録音です。ちなみにAmazon Music HDでは、この3枚はハイレゾになっています。

(追記8日)6日に訃報に気が付いてからその真偽は不明だった(デマ説もあった)のですが、8日未明のECMのサイトでの発表により、亡くなったことが事実だったことが分かりました。亡くなった日も1日繰り上がって4日になりました。それにしても「でっち上げ」(hoax)である、という記事まで出たら、確実な情報が出るまでやきもきしますよね。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

ゲイリー・ピーコック(1935年5月12日-2020年9月4日)

アラン・ホールズワース(1946年8月6日-2017年4月16日)
ビル・エヴァンス(1929年8月16日-1980年9月15日)
チャーリー・ヘイデン(1937年8月6日-2014年7月11日)
ジェリ・アレン(1957年6月12日-2017年6月27日)
ジャコ・パストリアス(1951年12月1日-1987年9月21日)
ジョン・アバークロンビー(1944年12月16日-2017年8月22日)
ルー・ソロフ(1944年2月20日-2015年3月8日)
ライル・メイズ(1953年11月27日-2020年2月10日)
マイケル・ブレッカー(1949年3月29日-2007年1月13日)
ポール・ブレイ(1932年11月10日-2016年1月3日)
ポール・モチアン(1931年3月25日-2011年11月22日)
トニー・ウィリアムス(1945年12月12日-1997年2月23日)

2020/09/04

Pentas/Satoko Fujii/Natsuki Tamura

Fujiipenta また新作が届いたので聴きます。このアルバム、3月にはポーランドで出来ていたそうなのですが、その後のコロナで輸入が出来ず、最近日本に入ってきたとのこと。Amazonで買いましたけど、藤井郷子とSatoko Fujiiでそれぞれ検索結果が違うので、危うく見落としそうになるところでした。この2人のリーダー作や参加アルバムはけっこう多いので、聴いていて同じ編成だと違いを書くのがある意味難しい面もあるのですが、このアルバムに関してははっきりと硬質感やある種の透明度、温度感の低さなど、感じたのでした。やはりポーランド録音だと場所的な違いが出るのかなあ、などと思いました。とするとニューヨークでのライヴもまた違った雰囲気だったのかな?などと想像を膨らませてしまいますが。それだけにフリーを記録に残す作業は重要でもあり、大変さが分かります。

 

Pentas/Satoko Fujii(P)/Natsuki Tamura(Tp)(Not Two Records)(輸入盤) - Recorded November 19, 2019. - 1. Not Together 2. Pentas 3. Wind Chili 3. Itsumo Itsumo 4. Stillness 6. Rising 7. Renovation 8. Circle

(20/09/04)ポーランドのレーベル。1、3、6、8曲目が藤井郷子作、2、4-5、7曲目が田村夏樹作。Eric and Chris Sternに捧げられています。アメリカでコンサートを行った際の主催者エリック・スターン氏は、終了後、家で倒れて亡くなったとのこと。このアルバムでは奏法的には比較的正攻法のフリーインプロヴィゼーションのようですが、それでいてこの2人でなければできない曲が出来上がっています。全体的に硬質なサウンドが支配していて、メロディと非メロディとの間を行ったり来たりしていて、大部分フリーと思われるのにその曲としての構築感がまたいい感じ。4曲目のように少しお茶目なトランペットもありますが、それすら真剣に2人で追いかけあっている雰囲気。透明度がやや高めで、温度感が低めなフリージャズ。

2020/09/01

各アンプ、スピーカーの組み合わせでの印象

前にも書きましたが、オーディオは今、入力は基本的に2系統、アンプ+スピーカーの方は4系統をセレクタースイッチにより選べるようになってます、それで、選択の余地も広がったのですが、どれで聴いていいのか迷うという点も出てきました。通常は1系統ないしは2系統というオーディオユーザーが多いのですが、結局、ソフトによって求める音が出るかどうかにより、選択をすることにしています。まあ、セレクタースイッチが音色のボトルネックになっているという点は置いておいて。

久しぶりに、昔基本で聴いていたTEAC VRDS-15(平成16年購入)+DAC: Oppo SPONICA DAC(平成30年購入)、それからYAMAHA DSP-AX2700(AVアンプ、平成19年購入)+Onkyo Scepter1001(平成6年購入)で松任谷由実のベストを聴いてますけど、低域は出すぎず、ハードドームのスコーカーもあってはっきりとしたサウンドで聴けてます。DACを除いて長年聴いてきたシステムなので、結局これが基準になるのかな、という感じがします。これを、入力をMarantz SA-12(令和元年購入)Marantz NA6006(令和元年購入)のネットワークプレイヤーでハイレゾ再生をすると、少し丸くなった感じがするかな、という感じ。

ただ、音として楽しいのは、Marantz PM-12(令和2年購入)長男自作のスーパースワンの組み合わせで、心地よい低音と、メリハリの感じられるサウンドになります。すこし極端かなとも思われる音だけど、分かりやすくていいし、これがAB級6L6真空管プッシュプルアンプ、スピーカーをFostex G2000aとなってくるとどっしりとした重低音が得られて、音の構成が基本的に変わってくる感じです。さすがリファレンスのスピーカーという感じだけど、低域が個人的には出すぎだなと感じられる部分もあって、低域が楽しめるフュージョンなど、自分にとっては少し聴く対象を選ぶという感じも。(長男によれば、クラシックを聴くとひずむそうだけど。)300Bプッシュプル真空管モノラルアンプ、Fostex FE208-solとT90A-Superを使ったバックロードホーンは、これも低音から高音まではっきりとした音を出すので好みなのですが、この組み合わせは、A級のモノラルアンプがけっこう電気を食うので、長男が帰省してきたとき以外はあまり使ってません。ケチな体質が染みついています(笑)。

結局、自分にとっての究極の音というのは何なのかということにもなりますが、ライヴでいろいろなPAの音色があるように、その時々で選んでいるというのが正解かも。だから最近2年間ほどいろいろ買いましたけど、欲しい音はこの中から選べるので、今後はあまりオーディオには走らないだろうなあ、という点でもありますね。長男所有のものも多いですが、彼がオーディオルームのある家を建てるのはもうしばらく先ということで、しばらくはここにあるだろうなあと思います。

(9月12日追記)YAMAHAのAVアンプをDSP-2700からRX-A3080に交代しました。DSP-AX2700の方は長男がアパートに持って行きます。RX-A3080に変更したことで、新しい自動音場補正機能が使えてスピーカーの特性(Onkyo Scepter 1001)が活かされてくるので、また主に聴くのがこちらに戻ってくる可能性もあります。

2020/08/30

Data Loads/Maria Scheider Orchestra

Mariadaral 8月も終わり近くなって、やっとまた新譜が届きました。マリア・シュナイダーの新作でCD2枚組なのと装丁がけっこう凝っているので、お値段もそれなりにしましたけど、その代わり、少し厚めなブックレットが入っていたり、まあ、その凝り具合は現物を見てくださいとしか言いようがないのですが、素晴らしい。演奏も方も期待を裏切らないものです。ただ、好みは人によってあるかもしれませんけれども。CDはそれぞれ、デジタル・ワールドとナチュラル・ワールドに分かれていますが、あまりデジタルっぽさは感じなかったです。トランペット・ソロなどにエレクトロニクスをかけているところもあって、そう言えば、という感じですね。この編成のビッグ・バンドを使いながら、相変わらずそこからはみ出たサウンドを作り出す手腕は立派です。

 

Data Loads/Maria Scheider(Comp, Cond) Orchestra(Archistshare)(輸入盤) - Released 2020. Steve Wilson(As ,Ss, Cl, Fl, Afl), Dave Pierro(As, Cl, Fl, Afl, Piccolo), Rich Perry(Ts), Donny McCaslin(Ts, Fl), Scott Robinson(Bb, Bass & Contrabass Cl, Bs, Muson), Rony Kadleck(Tp, Flh), Greg Gisbert(Tp, Flh). Nadje Noordhuis(Tp, Flh), Mike Rodriguez(Tp, Flh), Keith O'Quinn(Tb), Ryan Keberle(Tb), Marshall Gilkes(Tb), George Flynn(Btb), Gary Versace(Accordion), Ben Monder(G), Frank Kinbrough(P), Jay Anderson(B), Jonathan Blake(Ds, Per) - [CD1] The Digital World: 1. A World Lost 2. Don't Be Evil 3. CQ CQ, Is Anybody There? 4. Sputnik 5. Data Roads [CD2] The Natural World: 1. Sanzenin 2. Stone Song 3. Look Up 4. Braided Together 5. Bluebird 6. The Sun Waited For Me

(20/08/29)CD2枚組。全曲マリア・シュナイダーの作曲とアレンジ。デジタルとナチュラルに分かれていますが、いつもの少し淡い色のサウンドでありながら、複雑で、ドラマチックな味わいのあるオーケストラアレンジは健在。1曲目などそういう意味ではけっこう重たい出だしですけど、ベン・モンダーのエレキ・ギターのソロがなかなか渋く切れ込んでいます。そして、それぞれのCDで最初から最後までストーリーが感じられるのは見事。編成的にはジャズのビッグ・バンドに近いのですけど、いわゆるビッグ・バンド・サウンドではなくもっと幅広い世界を目指しています。いわゆる管楽器中心である程度クラシックの音世界にも入り込んでいるというか。ソロなど自由度の高い部分もあるのですけど、壮大な音世界が広がっています。

2020/08/23

松任谷由実のベストアルバム(40周年、45周年、各3枚組)

Matsutouya40 Matsutouya45 実は今まで松任谷由実のアルバムって、一度も買ったことがなかったんですが、今回ベスト集を買って(と言ってももう数か月前ですが)、かなりの割合で知っている曲が多かったというのは、やはり彼女は昔から相当売れていたんだなと思いました。その分耳にしているので、覚えてしまっているんですね。実は彼女のCDを買うことになったのも、ストリーミングの影響です。Amazon Music HDでは、彼女の曲はすべてハイレゾ配信になっていて、それで何度も聴いているうちにCDを欲しくなってしまったというわけ。CD規格でも元のマスタリングがしっかりしているので、音はいいです。でも結局ストリーミングで聴いていることの方が圧倒的に多いんですけれどもね。どういうわけでCDを買ったのか、というと、気に入ったものはCDで持っていたいという、オヤジ的性格から来ています(笑)。で、買ったのは以下の2種類(それぞれ3枚組)。

「日本の恋と、ユーミンと/松任谷由実」40周年記念ベストアルバム(EMI Records)
「ユーミンからの、恋のうた/松任谷由実」45周年記念ベストアルバム(EMI Records)

40周年の方は文字通りベストで、有名な曲がめじろ押しになってます。45周年の方がその次に有名な曲を、CD3枚、Pure Eyes、Urban Cowgirl、Mystic Journeyとテーマ別にまとめたものという感じでしょうか。最初は40周年ばかり聴いていたのですが、だんだん45周年の味わいが好きになってきました。やはり曲も詞もユーミンならではのアピール力の強い、頭に入ってくる曲ばかりで、時間をかけてストリーミングで全アルバムを制覇していこうかな、という気持ちにもなっています。J-POP(ニューミュージック)のアレンジの良さというものも際立っていて、私も学生時代はニューミュージックの曲を多く演奏していたこともあって、今聴いてもなかなかいいと思いますし、やはりこの良さはもっと注目されていてもいいんじゃないかと思います。アーティストによっては若い頃に聴いた曲は良くても、一定の時期以降はあまり受け付けなくなることがあるのですが、ユーミンにはそれがなく、割と最近の曲でもすんなりと入ってきて記憶される感じなんですね。ただベストには’90年代以前の曲、特に’80年代以前の割合が多かったと思いますけど。

こういう出会いもストリーミングの影響で、いい出会いだったなあ、と思います。宇多田ヒカルもハイレゾ配信で、曲はいいし売れたのですが、世代が違うせいか全部を受け入れるというわけではなかったですね。アレンジに関しても、同様です。ある時期片っ端から昔のなじみのニューミュージックをストリーミングで聴いていた時があって、振り返るにはいい機会でした。ジャズやフュージョンが今いくら好きでも、その前の多感な時期の重要性を改めて知ることもできましたし。これらは別格ですね。これを語りだすときりがないので、今日はやめときますが(笑)。

2020/08/22

ストリーミングにはまってます

実際には、私はストリーミングには全然縁がなく、とにかくCD一筋で去年の7月ごろまで来ていたわけです。それまで、ダウンロードをしたものもありますけど、それは限定状態。具体的には昨年(’19年)7月から8月にかけて、ECMやJAPOレーベルでの未CD化作がストリーミングのみの配信されるようになって(しかもハイレゾ)40枚プラス’18年に配信されていた3枚の、計43枚を聴きたくなり、9月になってネットワークプレイヤーを買ったというわけ。それでブログアップをしていったのですが、あとから再発された未CD化作のBOXものもバラして聴くことをやったりして、9月からはじめてそれが終わったのが12月ごろ。それ以降もブログアップ目的ではどうしてもCDで入手できなかったものとか、CD棚から探せなかったり、お目当てのCDを処分済みだったりしたものだけで1桁にとどまります。このあたりは方針を外していない、というか、ストリーミングを多用すると聴き方が変わってしまうということもありますね。現在もAmazon Music HDのみを契約。まあ、プライベートではいろいろ聴いているので、基本、自分の聴くものはCD音質以上だし、月額料金は他に比べ少々高めでも、今のところペイしていると思います。ちなみにポータブルは持っていません。

ちょうど、それまで縁のあまりなかったオーディオ機器も2年半ぐらい前から買いはじめ、一段落ついて、あとはよほどのことがない限り、買い替えはないでしょうね。私は機器より音楽志向なので。購入したものは、以下:

’18年2月 Oppo SONICA DAC(これはSA-12が来てから役割はあまりなくなったのですが、原則長男のもの)
’19年9月 マランツ ネットワークプレイヤー NA-6006(これでストリーミングを聴いています)
’19年10月 Fostex スピーカー G2000a(これは展示処分品で、長男が費用を負担していて長男のもの)
’19年12月 マランツ SACD/CDプレイヤー SA-12(私の本や楽器などを処分して得たお金に長男が5万負担して購入、DACとしても使用)
’20年2月 マランツ プリメインアンプ PM-12(モデルチェンジに伴う展示処分品を購入。でも衝動買いのため負担がきつかった。)

今はこのマランツ勢の組み合わせに長男製作のスピーカー、スーパースワンの組み合わせで主にジャズを聴いています。新しいフュージョンとか、J-POPなどはアンプに長男自作のAB級6L6プッシュプルアンプ(真空管アンプ)とスピーカーがG2000aの組み合わせになることも。こちらの方は重低音が決め手ですけど、ソースと聴き方によっては(個人的な感想ですが)その重低音に疲れてしまうということも。あと、なぜ昨年春独立した長男の機材が我が家にあるかというと、長男の古いマンションでは大きな音が出せず、帰省しても片道3時間ぐらいなのでまだここに置いてあります。さすがにコロナ以降は帰省もまばらになり、このお盆休みは帰って来なかったですが。

ストリーミングで、若い頃よく聴いていた音楽をかけたり、CDを出すには少々面倒だなと思う時に気軽に聴くようにしたら、聴いている時間が増えました。あとは買おうか迷っているアルバムですね。それから最近出てきたECMのパット・メセニーのハイレゾ音源。事務系の自営業なので、仕事中でもかけようと思えばかけられますけど、やはり聴きっぱなしは疲れるので、適宜、というところ。ちょっとCDオンリーの時と聴き方が違ってきましたね。これでスマホで操作するHEOSの使い勝手がもっと良くなればなあ、と思っています。

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