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2025/03/07

Winter Poems/Yuval Cohen Quartet

2818 ECMの新譜2日目。今日のアルバム、CDのパッケージにはAn ECM Productionと書かれているのに、クレジットはProduced by Manfred Eicherとなっている、CDでは珍しい表記の仕方になってます。こういうケースでは、ほとんどの場合彼がプロデュースをしているのが外から分かるようになっているんですけどね。ところで、このアルバム、Yuval CohenのECMデビュー作。メンバーの名前からして、イスラエル系なんでしょうか。演奏を聴いていると、そのような気配はほとんど感じられず、サックスの基本的には聴きやすく、時々個性的な吹き方が少々耳にくることはあるんですけども。大作ではないですけど、聴きやすい作品ではないかなあ、と思います。

 

Winter Poems/Yuval Cohen(Ss, Melodica) Quartet(ECM 2818)(輸入盤) - Recorded September 2023. Tom Oren(P), Alon Near(B), Alon Benjamini(Ds) - 1. First Meditation 2. The Dance Of The Nightingale 3. Avia 4. Winter Poem 5. Song For Lo Am 6. For Charlie 7. The Unfolding Nature Of Iris 8. Helech Ruach

(25/03/06)全曲Yuval Cohen作曲。収録時間は43分。プロデューサーはカバーには書いてなかったけどマンフレート・アイヒャー。静かに始まり、やさしいソプラノ・サックス(曲によりメロディカ)の音がピアノ・トリオをバックに響き渡ります。少し不思議なメロディも含みつつの分かりやすい旋律。バックも根は硬派なせいか、あまり甘くもない感じ。2曲目はその中でも割と活発な出だしですが、落ち着いている場面も。メロディはやはり分かりやすく、時々絡みつくような吹き方。タイトル曲の4曲目は、憂いを帯びた詩的なメロディが印象的で、盛り上がりつつも心の中にスッと入ってきます。曲によってサウンドは変わるも、サックスとトリオの関係性は同じような感じ。5曲目はのどかなワルツ。7ー8曲目は叙情的なサウンド。

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