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2025/03/09

Skrifum/Jon Balke

2839 ECM新譜聴き4日目にして一段落。今日はソロアルバム。いろんな方面に興味を持っている自分にとっても少々判断が難しかったです。「聴く人を選ぶ」というのは、自分にとって苦手なこともあるけど、自分は全然OKでも、他の人が聴くと苦手、という時にでも使っています。そこはなるべく客観的に、好き嫌いの軸とは別に使いたいです。良し悪しと好き嫌いの評価軸は違うものですし。ただ、昔のポール・ブレイの「Open, To Love」とどうしても比べてしまう、というのはあるかと思います。今はCDの発売日にはストリーミングにも出るので、まず聴いてください、と言うのが一番効果的ではありますね。

 

Skrifum/Jon Balke(P, Spektrafon)(ECM 2839)(輸入盤) - Recorded November 2023. - 1. Sparks 2. Traces 3. Lines 4. Streaks 5. Lanes 6. Strand 7. Stripes 8. Ducus 9. Rifts 10. Calligraphic 11. Syllables 12. Kitabat 13. Skrifum 14. Tegaki

(25/03/08)Jon Balkeのソロ演奏で、全曲彼の作曲。収録時間は47分。Spektrafonはシンセサイザーの一種のようなのですが、多重録音なのか、同期させているのか、一人2台弾きなのか。おそらく、ピアノが基本片手弾きなので、同時に2台扱っているのでは。1分から5分台の短い曲が並びます。マンフレート・アイヒャーとの共同プロデュースになっています。北欧を感じさせるような、ゆったりとしつつ、流れる音をバックにピアノがどことなく陰影のある演奏が並んでいますが、少々地味な印象も。集中して聴かないと、ばらばらに散逸してしまいそうな、危ういフレーズが続きます。このレーベルではありがちなんですが、少々判断が難しい。アンビエントの要素も多分にあるこのアルバムは、聴く人を選ぶかもしれない。

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