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2025/02/06

Under The Surface/Julia Hulsmann Quartet

2837 ECMの1月新譜の3日目で、これで一段落。競演作を含み、ピアニストのアルバムが続きましたが、それぞれに個性が違うにもかかわらず、聴いてみるとやっぱりECMのアルバムだなあ、と思わせるところが面白い。一時期みたいに大御所のオンパレードということはなくなったけど、若手でも十分に血を引いていると思いました。今日のアルバムはクァルテット(クインテット)の演奏ですが、なかなか雰囲気が良く、短めの曲が多いながらも、つい聴き入ってしまいました。Julia Hulsmannはもう何枚もECMでアルバムを出していますが、トリオの人かと思っていたら、クァルテットでの録音のほうが多かったのは、自分自身意外に思いました。

 

Under The Surface/Julia Hulsmann(P) Quartet(ECM 2837)(輸入盤) - Recorded June 2024. Uli Kempendorff(Ts), Marc Muellbauer(B), Heinrich Kobberling(Ds) with Hildegunn Oiseth(Tp, Goat Horn) - 1. They Stumble, They Walk 2. May Song 3. Second Thoughts 4. Bubbles 5. Nevergreen 6. The Earth Below 7. Anti Fragile 8. Trick 9. Milkweed Monarch 10. Under The Surface

(25/02/05)Heinrich Kobberling作が2、4曲目、Marc Muellbauer作が3、5曲目、Uli Kempendorff作が9曲目、他の曲はJulia Hulsmann作。収録時間は43分。クァルテットの録音は意外に多く、この4人になってからだけでも3作目。今回は曲によりクインテットの編成になっています。前半はやはり湿り気というか、哀愁を帯びた短めの曲の演奏(43分で10曲の演奏なので密度は濃い)が続き、メロディアスでもあり、心の中に入り込んでくるようなサウンド。Thomas Herrのプロデュースとなっていますが、ECMらしさは相変わらず。派手さはないけど、メランコリックな曲が続きます。ただ、後半になってくると少し硬派になってきて、5、7-9曲目はその中でも賑やかか。9曲目は4ビートの部分も。10曲目もまた盛り上がり。

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