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2025/02/05

Spindrift/Benjamin Lackner

2832ECMの新譜聴き2日目。今日はBenjamin Lacknerの2作目です。ブラッド・メルドーが師匠なだけあって、影響が見え隠れしています。ただ、ここではECMのアルバムなので、その雰囲気を持ちつつ作曲、演奏がされていて、アルバムに統一感がありますね。これを好きかどうかは分かれるところかもしれませんが。フロントに Mathias EickとMark Turnerなので、こういう雰囲気になるだろうなあ、と予想はしていました。けっこういい方向になっているのかと思います。ここでのプロデューサーもマンフレート・アイヒャー。もういい歳だろうに、耳の方は大丈夫かなあ、と心配しています。でも、レーベルのアイデンティティはしっかりとありますね。

 

Spindrift/Benjamin Lackner(P)(ECM 2832)(輸入盤) - Recorded March 2024. Mathias Eick(Tp), Mark Turner(Ts), Lind May Han Oh(B), Matthieu Chazarenc(Ds) - 1. Spindrift 2. Mosquito Flats 3. More Mesa 4. Chambary 5. See You Again My Friend 6. Murnau 7. Fair Warning 8. Anacapa 9. Ahwahnee 10. Out Of The Fog

(25/02/04)4曲目がMatthieu Chazarencの作曲の他は、全曲Benjamin Lacknerの作曲。収録時間は48分。ECM2作目で、今回は1人増え、メンバーもMathias Eick以外は交代し、クインテットの演奏。そんなにソフトというわけでもないけれど、やっぱりヨーロッパ的な4ビートのないサウンド。フロントの2人がこの人選なのも、ほんの少しバリバリフレーズが出るも、落ち着いている雰囲気的にはうなずけます。ピアノはブラッド・メルドーを師匠にしているだけあって、影響が見え隠れしています。それでいてECMの中でのクァルテットのアルバムとして、違和感なく聴けます。曲も、全体を通して哀愁や牧歌的側面もあるというか、なかなかいい感じのものが多いです。一部を除き短めの曲が多いですが、こういうのもありか。

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