トリロジー3/チック・コリア・トリオ
やっと新譜を聴く時間ができました。まだ6枚、あと数日で入ってくるのですが、毎日は聴けないなあ、とは思います。今回はチック・コリアのこのトリオの3作目。とはいうものの1と2は処分してしまって手元には残ってません。ストリーミングで聴けるからいいのですけど。他のCDを差し置いて、これを聴きたかった理由は書かなくてもわかると思います。皆さんもそうでしょう。もともとレベルの高い、このトリオのライヴのベストテイクを収録してあるのですから。それにしても、私のアルバムコメントもなんだかグダグダになってきたような気も。のめりこむと最近はこうなってしまいます。それだけいいってことで、お許しください。
トリロジー3/チック・コリア(P)・トリオ(Universal)
Trilogy 3/Chick Corea(P) Trio(Universal) - Recorded 2019 - 2020. Brian Blade(Ds), Christian McBride(B) - 1. Humpty Dumpty 2. Windows 3. Ask Me Now 4. You'd Be So Easy To Love 5. Trinkle Tinkle 6. Scarlatti: Sonata In D Minor K9, L413 Allegro 7. Spanish Song 8. Tempus Fugit
チック・コリア作が1-2、7曲目、セロニアス・モンク作が3、5曲目、バド・パウエル作が8曲目で、他はスタンダードやクラシックの曲。シリーズの3枚目で、チックの生前のライヴ演奏から良いテイクを集めたもの。収録時間は77分。慣れた3人の演奏と、スタジオやライヴで培ったあうんの呼吸で、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。ピアノ・トリオで、なかなかここまでの演奏を聴けることがないだけに、チックが亡くなったことが本当に惜しい、と感じます。1曲目とか、本筋に他の曲のフレーズを少し混ぜたユーモアも、余裕シャクシャクという感じで、すごい。チックを中心とするトリオのアルバムは各種ありますが、このメンバーは病みつきになりそうです。カチッとしたピアノと、ボトムのドライヴ感は、なかなかのものです。(25年2月28日発売)
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