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2024/12/09

To The Rising Moon/Stephan Micus

2834 ECMレーベルの続き。ステファン・ミクスというと民族音楽的であまりなじみがないかもしれませんが、ECMとJAPO時代から26枚目のアルバム登場ということで、ECMでは最も長く現役でいるミュージシャンではないかと思います。欧米ではもっと有名かと思います。ずっと持ち込み音源(だと思う)で、一人多重録音だけでやっているというのも珍しいです。今ではストリーミングで聴けてしまうので、まずはどんな音か確かめてみるのもいいかと思います。アルバムによっては、アルバムごとの違いがあまりわからないのもありますが、そこも彼の個性ではないかと。それぞれにテーマを決めてアルバム作りをしているようではありますが。

 

To The Rising Moon/Stephan Micus(All Instruments)(ECM 2834)(輸入盤) - Recorded 2021-2023. - 1. To The Rising Sun 2. Dream Within Dream 3. In Your Eyes 4. The Veil 5. Unexpected Joy 6. Waiting For The Nightingale 7. The Silver Fan 8. Embracing Mysteries 9. To The Lilies In The Fields 10. The Flame 11. To The Rising Moon

(24/12/08)全曲ステファン・ミクスの作曲と多重録音による演奏。収録時間は51分。ECMとJAPOを通して26枚目のアルバムで、彼の一人多重録音は変わってないので、隠れているけど、ECMのひとつの顔ということができます。無国籍的な民族音楽はここでも。楽器もTiple、Dilruba、Sattar、Chord Zither、Tableharp、Nay、Sapeh、Voice等様々な民族楽器が使われています。西洋ではなく、どことは言えないんだけど、懐かしいような響きのある曲が続き、何か心の奥底にあるものを引っ張り出すような感情になります。曲の配列も楽器に変化を持たせて、飽きさせないような作り。ただ、内容的には日本人よりは欧米人にターゲットを絞っているような、そんなところがあります。ミステリアスなところがまた魅力的なアルバム。

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