共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« 2024年10月 | トップページ | 2024年12月 »

2024年11月の記事

2024/11/24

「ドラさんのジャズ・コーナー」での「みんなのベスト3」を引き継ぎました

241002dragonhp

(追記 ’24年11月24日)掲示板「みんなのベスト3」第26回(「ドラさんのジャズ・コーナー」より引継ぎました。)

掲示板のアドレスは、https://www.kikuya-rental.com/bbs/?owner_name=kudojazz です。

(以下、’24年10月2日記述)

ドラさんが運営しているホームページ「ドラさんのジャズ・コーナー」での「みんなのベスト3」を年末から引き継ぐことになりました。これは毎年12月に、ドラさんのホームページの掲示板に、毎年それぞれのジャズのベスト3を書いて盛り上がり、ホームページにまとめていくものです。すでに’99年から昨年’23年まで、25回も続いている特集です。ドラさんの場合、それを分析して「みんなのベスト3のまとめ」を作られていて、誰がいつベストを投稿したか、人気のミュージシャン、人気のアルバムなども25年分、まとめています。

ドラさんがご高齢になってきたため、誰か引き継いでくれないか、というので、今年はじめにその話が出た時から考えていたのですが、私がこの年末より第26回、としてやることになりました。まだ具体的には動いてはいないですけど、それは12月になってから、考えながらやることにします。ホームページのみの企画って、もう何年も私はなかったのですが、久しぶりに新しい特集ができる予定です。運営する人もホームページも変わるので、投稿してくれる顔ぶれも変わってくるかもしれないし、投稿する人は果たして増えるのか、減るのかも予想がつかないのですが、とりあえずはやってみて、考えていくことにしたいと思います。

ドラさんは掲示板を12月1日から開き、12月31日に閉じてらっしゃったようだけど、私の場合は、12月1日に始められるかどうか、他の用もあって分からないのですが、1月も少し開けておこうかと思っています。どういう風になるのか、とりあえずはあと2か月ほど、お待ちください。

 

2024/11/21

’24年の私的ジャズベスト3

Mikeechoes_20241121093301 Chriseagles_20241121093401 Charlesthesky_20241121093501昨年12月から今年11月までの私的ベストです。最近は偏ったジャズ/フュージョンの聴き方をしているので、果たして自分のベスト3が通用するのかどうか、ちょっと疑問です。他にもウェイン・ショーターやキース・ジャレットなど、いい新譜のアルバムはあるのですが、録音がしばらく前ということで、選外になってしまいました。そこまで厳しくやらなくても、とは思いますけど、そうなってくると3枚に絞るのが難しくなってきてしまうということもあります。今回は上半期のベストに選んだのが2枚入ってきてしまいましたし、ECMのアルバムが登場しないのも珍しいです。また、他にも11月に届いたものもありますが、SACD/CDプレイヤーを修理に出しているので、次回にまわします。まあ、いろいろな人が出してくるジャズのベスト3は、それぞれに内容がばらけていることが多いので、だからこそジャズは面白いと思います。以下、順不同です。

 

Echoes And Other Songs/Mike Stern(G, Back Vo on 9)(Artistry Music)(輸入盤) - Released 2024. Chris Potter(Ts on 1-3, 6-8, 10-11), Jim Beard(P, Key), Christian BcBride(B on 1-3, 6-8, 10-11), Antonio Sanchez(Ds on 1-3, 6-8, 10-11), Leni Stern(Ngoni on 1, 5, 8), Arto Tnucboyacian(Per on 1-5, 8-11), Richard Bona(B on 4-5, 9, Vo on 5, 9), Dennis Chambers(Ds on 4-5, 9), Bob Franceschini(Ss on 5, Ts on 4, 9) - 1. Connections 2. Echoes 3. Stuff Happens 4. Space Bar 5. I Hope So 6. Where's Leo? 7. Gospel Song 8. Crumbles 9. Curtis 10 Climate 11. Could Be

(24/09/19)全曲マイク・スターンの作曲。収録時間は77分。プロデューサーは今年3月に亡くなったジム・ベアードで、アルバムは彼への追悼の意味もあるのでしょう。4-5、9曲目とそれ以外とでメンバーがおおよそ分かれていて、2つの録音を合わせたものと思われます。それにしても豪華なメンバー。ベースのクリスチャン・マクブライドもエレキ・ベース使用のことが多く、活気があったり、渋めの曲もあったりと変化に富んでいます。スターンのギターもどんな曲でも彼ならではの音だし、収録時間も長いので、けっこうお腹がいっぱいになります。クリス・ポッターの参加曲が多いのも、サウンドの決め手になるかも。1曲目は4ビートもあり、5、9曲目は少しエスニックな香りもあり。そして8曲目にはフリーっぽくなる場面も。

 

イーグルズ・ポイント/クリス・ポッター(Ts、Ss、Bcl)(Edition Records)
Eagle's Point/Chris Potter(Ts, Ss, Bcl)(Edition Records) - Released2024. Brad Mehldau(P), John Patitucci(B), Brian Blade(Ds) - 1. Dream Of Sale 2. Cloud Message 3. Indigo Ildiko 4. Eagle's Point 5. Aria For Anna 6. Other Plans 7. Malaga Moon 8. Horizon Dance 9. All The Things You Are(Bonus Track)

ボーナス・トラックの9曲目(ソロ)がスタンダードの他は全曲クリス・ポッター作曲。収録時間は66分。このメンバーだからかなりすごいことになっているだろうと思ったけど、落ち着いたところもある現代ジャズという感じ。バス・クラリネットを含めたサックスの切れ味は抜群で、リーダーの音を追いかけるだけでもけっこう満腹感があります。それどころか、誰のソロ・パートでもかなり聴きごたえあり。超豪華なメンバーも相まって、非4ビート系メイン(4ビートの部分もあり)のジャズとしては、完成度が高いと思わせます。エッセンス的にはメカニカルな感じなんだろうけど、メロディを感じる吹き方が彼独特でなかなかいい感じ。ラストのサックス・ソロも短くはなく、かなり聴きごたえがあるので、日本盤推薦の理由にもなっています。(24年3月8日発売)

 

The Sky Will Still Be There Tomorrow/Charles Lloyd(Ts, As, Bfl, Afl)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2024. Jason Moran(P), Larry Grenadier(B), Brian Blade(Ds) - 1. Defiant, Tender Warrior 2. The Lonely One 3. Monk's Dance 4. The Water Is Rising 5. Late Bloom 6. Booker's Garden 7. The Ghost Of Lady Day 8. The Sky Will Still Be There Tomorrow 9. Beyond Darkness 10. Sky Valley, Spirit Of The Forest 11, Balm In Gilead 12. Lift Every Voice And Sing 13. When The Sun Comes Up, Darkness Is Gone 14. Cape To Cairo 15. Defiant, Reprise; Homeward Dove

(24/05/15)CD2枚組。全曲がチャールス・ロイドの作曲で、新曲も再演曲もある構成。収録時間は90分。すごいメンバーでのクァルテットです。演奏は相変わらずマイペースという感じですが、熟成してきてどこを聴いても彼の音楽になっています。CD1枚につき45分という構成はLP2枚組でも発売されているから。サイドも、バリバリ演奏しているところも多めではないのに、このメンバーなら文句ないだろうという演奏を聴かせているし、ある種洗練されたスピリチュアルというものをサックスからも感じます。フリーに半分入った形の曲も目立ちますが、サウンドの様式美が見えるようです。曲によって様々に変化があって、90分で15曲飽きさせず聴かせてくれます。聴く人を選ぶかもしれないですが、なかなかの大作ですね。

 

(次点)Tributes/Antonio Farao(P)(Criss Cross 1420)(輸入盤)

2024/11/18

SACD/CDプレイヤーを修理に出しました/しばらくブログはお休み

221204amhd2 たまたま帰省中だった長男が発見したのだけど、SACD/CDプレイヤーのマランツSA-12の光入力のところがグラグラする(ネットワークプレイヤーのDACとしてつないで使っています)し、接続も不良の時があったので、修理に出しました。まあ、自分なら修理に出すのはなかったかな、と思うも、その後のモデルではかなり価格が上がってしまったので、できるだけ長持ちさせるように、との思いもあります。CDは今日ECM新譜が4枚届き、近々ブルーノートのSACDハイブリッド盤も3枚届く予定ではあるけど、他のオーディオ環境ではあまり聴く気にはならないので、プレイヤーが戻ってくるまでは、ブログは日常的なことを除いて、お休みにさせていただこうかと思います。

いつもの年なら、11月下旬か12月初旬には「今年のベスト3」をブログ他にあげるのですが、今年は少し遅らせようかと考えてます。また、今月末には某ライヴハウスでワンマンのライヴをする予定(ジャズやフュージョンではないですが)になっていて、その練習もしなければなりませんし。昔に比べて、練習時間を長くしても、まだミスが少なくないので、本番までにスムーズに弾けるようにならなければなりません。昔のスタジオでの練習の録音を聴いても、年齢との戦いで、進歩してない感があって、少々焦りもあります。

プレイヤーの修理がいつ出来上がるか、それ次第でブログを復活させますが、たぶん12月になってしまうと思います。まあ、あまり期待している方は多くないとは思いますが、一応ご連絡まで。この11月はブログのエントリー数では、一番少ない月になりそうな予感がしています。

2024/11/17

老兵礼讃/KENSO

Kensoanold 久しぶりにロックのアルバムです。しかもプログレ。でも、KENSOは昔スウィングジャーナルのディスク評にも出てたものがあって、そこが私の入り口でした。個人的にはプログレハードコアフュージョンとして聴いています。音楽が本業の方ではないので(バックのミュージシャンはプロですが)、これだけ長く続くとは思ってなかったです。しかもマニアックな人気度があります。1回だけライヴを観に行ったこともありますが、素晴らしかったでした。忘れていたころの10年ぶりに新譜が出るというのもなかなかニクいですね。録音もけっこうよく、これが今のプログレなんだなあ、と思わせます。

 

老兵礼讃/KENSO(Nexus)
An Old Warrior Shook The Sun/Kenso(Nexus) - Released 2024. Yoshihisa Shimizu(G), Kenichi Oguchi(Key), Shunji Saegusa(B), Keisuke Komori(Ds), Guest: Kenichi Matsuda(P on 9-10), Miwako(Vo on 1, 4, 8-9), Gen Ittetsu(Vln on 2, 9), Taku Yabuki(P, Key on 2, 4-6), Ippiqui Takemoto Per on 2) - 1. 私の人生には・・・ 2. 時にはラテン脳の俘囚に 3. 拝啓、アイリッシュエアー様 4. 荒漠たる賽の河原にて 5. 龍の舞 6. それだから今は楽しく 7. 逃げ去った自分の魂を追いかけるが如く空を掴んでいる 8. 内部に居る人が天鵞絨症に見える理由 9. 氷島 10. 決してサヨナラではなく 11. Still a boy in solitude

5曲目がKenichi Oguchの他は全曲清水義央の作曲。収録時間は46分。前作より10年を経ての新作。出だしからプログレ感満載のサウンドで小躍りしてしまいます。清水の本業は歯科医なので、あまり人前には出てこないですけど、それを補って余りある曲調や演奏のダイナミックさと良さ。グループのメンバーがスゴいということもありますが、グループとしての独特なサウンドも魅力のひとつ。変化に富んでいて、個人的にはハードコアフュージョンの変拍子版として捉えています。ゲストにいろいろな人を呼んで、それが変化に色を付けていることもあります。3の出だし、9曲目(これは再演曲)など、のどかな感じのバラードもあって、なかなか。曲によってはエキゾチックさもあります。トータルサウンドで楽しめるアルバム。

(17日夜追記)アルバムタイトルに誤記があったので修正しました(汗)。

2024/11/12

今年1年間のCD購入枚数(推定)

昨年12月から今年11月までのCD購入(予定)枚数
国内盤 23枚
輸入盤 25枚(実際は21枚)
ECM輸入盤 32枚(実際は29枚)
SACDハイブリッド(中古を含む)78枚(実際は76枚)
中古盤(Blu-ray含む)7枚 計165枚(実際は156枚)

予定のものは全部入っては来ないと思うけど概算で計算しています。(11月24日追記 実際の枚数がほぼ確定しました。)
この1年間は主にタワー限定のSACDハイブリッド盤ばかり。

今年はイレギュラーだったので、購入枚数が多いけど、来年はまた60-80枚ぐらいに戻るんじゃないかな? 輸入盤で発売直後に入手困難になるという経験も初めてしました。

そして、60年代のアルバムもSACDハイブリッド盤で購入していますが、これらのものは有名なアルバムが多いので、ブログにはあげない、ということにもなりました。こういう経験は初めてではないかな? まあ、昨春に大量処分したことの反動だとも思います。それにしても昔に比べて音楽を聴く時間が減ったなあ、と思いました。年齢を重ねると、嗜好に変化が起きてるなあ、と感じます。

(11月13日)早くも2枚、12月に発売日がずれ込んだものもあるし、状況によっては29日に揃う7枚は12月に入ってからの到着になる可能性が高く、他にも発売入荷待ちを抱えているので、大幅に今月入ってくるCDが少なくなりそうです。

« 2024年10月 | トップページ | 2024年12月 »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト