Twentyfour/Al Di Meola
実はこのアル・ディメオラの新譜、7月19日に出ていたんだけど、タイミングが合わず、やっと聴くことができました。CDだと今は80分ぐらいまで1枚で収まるのですが、底をあえて82分収録としたあたりにこだわりが見えてます。このところ、彼は自分で多重録音をして、そこに他のミュージシャンを入れるというやり方で、今回もアルバムを作っています。前作はビートルズ集だったけど、今回はオリジナルで攻めています。ジャズかというと、スパニッシュといった方がしっくりくるサウンドなんだけど、好きなミュージシャンの前では、そういうことはどうでも良くなってしまいます。値段もこなれているので、手に取る人は比較的多めなのでは。
Twentyfour/Al Di Meola(G, B, Key, Per)(Ear Music)(輸入盤) - Released 2024. Derek Wichard(P, Key on 2), Rogrigo G. Pahlen(Harmonica on 2), Herman Romero(G on 3-4, 7, 10, P on 15), Amil Kavthekar(Tabla on 4, 7, 15), Siuxx(Ivan Ropez on 8), Pere Munuera(Ds on 8), Gumbi Ortiz(Congas on 11), Tommy Brechtlein(Ds on 11), Gisella Giufra(Cajon on 13), Richie Norales(Cajon on 15) - 1. Fandango 2. Tears Of Hope 3. Esmeralda 4. Espriccio Suite 4. Ava's Dance In The Moonlight 6. Immeasurable Part 1 7. Immeasurable Part 2 8. Eden 9. Close Your Eyes 10. Immeasurable Part 3 11. Paradox Of Puppets 12. For Only You 13. Genetik 14. Testament 24 15. Precocious
(24/09/05) 全曲アル・ディメオラの作曲でCD2枚組。収録時間は82分。ジャズというよりは、彼お得意のアコースティックなスパニッシュな曲が連なっています(時にエレキ・ギターも)。今回は、コロナ禍の時期に録りためた曲のようで、ディメオラの多重録音にゲストが加わる曲が多い。何曲かはブラスやストリング・オーケストラが加わり、8曲目はヴォーカルが加わるというもので、けっこう変化に富んでいます。パーカッションは本人も演奏するけど、ゲストが多彩で、これがけっこう目立ちます。ベース参加の曲がかなり少なく、ベースレスでパーカッションが鳴り響く中をアコースティック・ギターが駆け巡る、という感じの曲が多く、時にスーパーテクを聴かせてくれて、比較的賑やかなサウンドになっています。その中に哀愁が。
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