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2024/09/23

Unfolding/Louis Sclavis/Benjamin Moussay

2831 ECMの新譜4日目で一段落。今日のアルバムのルイ・スクラヴィスは、ECMでは、という限定的な聴き方ですが、付き合いは長く、けっこう気に入っているクラリネット奏者です。フランス人ということもあって、エスプリの効いたというか、そんな感じの音がけっこう好きです。このアルバムでは、作曲の曲数からBenjamin Moussayの方がメインになっているかもしれないけど、やはり耳にまず入ってくるのはクラリネットの音。こういう音のアルバムってありそうでなかなかないので、今回の中では特に気に入りました。ECMでは発売日にストリーミングにもあがるので、これも一度聴いてみてから、購入するかどうか検討されるのもいいかもしれません。

 

Unfolding/Louis Sclavis(Cl, Bcl)/Benjamin Moussay(P)(ECM 2831)(輸入盤) - Recorded March 2024. - 1. Unfolding 2. Loma Del Tanto 3. None 4. A Garden In Ispahan 5. Siete Lagunas 6. L'heure Du Loup 7. L'etendue 8. Somebody Leaves 9. Snow

(24/09/21)Louis Sclavisの作曲が4、7-8曲目で、他は全曲Benjamin Moussayの作曲。収録時間は40分。ルイ・スクラヴィスのクラリネットやバス・クラリネットは昔から定評のあるところで、ピアノとの親和性もここではいい感じです。タイトル曲の1曲目では、メロディアスで少し内省的なフレーズが舞い飛ぶバラードで、なかなか美しいです。そしてその後穏やかながらも抽象的な要素の強い曲に続いていき、その一音一音にこだわりを見せるようなサウンドで、時が過ぎていきます。硬質なフレーズというか、音が続いていくと、彼らのお得意のペースに持ってきた感じですが、少々難しさを感じる方もあるかも。印象的なメロディも繰り出すこともあって、やはり彼らならではの世界があります。一度は聴いてみてもいいかも。

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