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2024/09/20

Imaginary Cycle/Florian Weber

2782 さて、ECMの方に入っていきます。少し忙しいので毎日更新できるかは分かりませんけれど。今回は4枚の新譜。4枚ともマンフレート・アイヒャーのプロデュース。今日はフローリアン・ウェーバーの作品で、管楽器とのアンサンブル。New Seriesで出してもおかしくないような内容なのですが、ECMではオリジナル作品はECMから出す、というのが決まりになっているのでしょうか。ほとんどが調和の取れているサウンドなんですけど、時に過激な、あるいは和的な、そしてフリーっぽいところもあります。どこまで記譜されているかは分かりませんが、個人的にはちょっとハマりそう。ただ、ジャズを期待して聴くと違うのかな、とも思わせる内容です。

 

Imaginary Cycle/Florian Weber(P, Comp)(ECM 2782)(輸入盤) - Recorded July 2022. Anna-Lena Schnabel(Fl), Michel Godard(Tuba, Serpent), Corentin Morvan(Euphonium), Jean Daufresne(Euphonium), Patrick Wibart(Euphonium), Vianney Desplantes(Euphonium), Lisa Stick(Tb), Sonja Beeh(Tb), Victoria Rose Davey(Tb), Maxine Troglauer(Btb) - 1. Prelude 2-4. Opening I-III 5-8. Wird I-VI 9-12. Sactifice I-VI 13-16. Blessing I-VI 17. Epilogue

(24/09/20)全曲Florian Weber作曲で、サブタイトルに「Music for piano, brass ensemble and flute」とあります。楽器編成も変わっているけど、そのサウンドはNew Seriesに入れてもいいくらいな感じです。収録時間は64分。完全に記譜された感じでもなく、特にピアノはある程度アドリブが入っているのでしょうし、たまにフリーっぽい場面もあるけど、ほとんどが調和が保たれたアンサンブル。まさにボーダーレスなECMならではの作り。ただ、それゆえ、ジャズを期待する人にとっては聴く人を選ぶかもしれません。ホーンが比較的ソフトな音のものだけど、ドラマチックでもあり、個性的な音を発する部分もあって、やはりこれはFlorian Weber独特のものではないかなあ、と思わせます。フルートが和楽器に聴こえる部分も少し。

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