パープル/ミロスラフ・ヴィトウス
約50年ぶりの発売で、世界初CD化だそうで、権利関係がややこしかったのかな、と予想させます。今になって聴けるのも、長生きはしてみるもんだ、と思いました。確かウェザー・リポートの初作より録音、発売はやや早かったかな、と思います。サウンド的にもそれを予感させるような内容です。編成はシンプルで、ビリー・コブハムが全曲参加、ジョー・ザヴィヌルは1-2曲目に、ジョン・マクラフリンは3曲目に参加していて、多重録音の部分もあります。今聴くと、なるほどなあ、と思う部分も多く、ストリーミングにはない(ソニーだと割とそういうことがありますが)現状では、今ここで聴けてうれしいと思います。
パープル/ミロスラフ・ヴィトウス(B, Key on 3, 5)(Sony Music Inc)
Purple/Miroslav Vitous(B, Key on 3, 5)(Sony Music Inc) - Recorded August 25, 1970. Joe Zawinul(Key on 1-2), John McLaughlin(G on 3), Billy Cobham(Ds) - 1. Purple 2. Mood 3. Water Life 4. Dolores 5. It Came From Nowhere
2曲目がロン・カーター作、4曲目がウェイン・ショーター作で、他は全曲ミロスラフ・ヴィトウス作。収録時間は35分。時期的にはウェザー・リポートの初作の前になるのか。ジョー・ザヴィヌルらと演奏しているけど、全員の競演曲はない。時に多重録音をしています。タイトル曲の1曲目は、ワン・コードのビートの細かい曲で、ウェザー・リポートにつながっている感じ。当時らしく平易なジャズではないけど、初期ウェザー・リポートが好きな人ならすんなり入っていけるサウンド。エレキピアノの伴奏とベースのアルコ奏法のメロディではじまる、哀愁漂うバラードの2曲目、ミステリアスなギターで、少し空間を活かして印象的なサウンドを奏でる3曲目、ドラムスとのデュオのかなり自由に進む4曲目、そこにエレピをかぶせる5曲目。(24年7月24日発売)
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