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2024/07/22

Outpost Of Dreams/Norma Winstone/Kit Downes

2811 ECMの新譜聴き3日目。ECMのヴォ―カリストというと、今日のノーマ・ウィンストンだったり、スザンヌ・アビュールだったり、ちょっと変わった人が多いです。過去にはカーリン・クローグとか、1曲だけならカサンドラ・ウィルソンとか、普通にジャズ・ヴォーカルの世界でも売れている人もいたのですが。このアルバムはノーマの6年ぶりの作品ということで、興味深く聴きました。やはり普通のジャズ・ヴォーカルを求めている人用ではなくて、ECMのファン向けに、マンフレート・アイヒャー直々に作っている感じが強いですね。浮遊感が漂うというのは転調なども駆使しているからで、音楽的にはけっこう高度なんじゃないかとは思います。

 

Outpost Of Dreams/Norma Winstone(Vo)/Kit Downes(P)(ECM 2811)(輸入盤) - Recorded April 2023. - 1. El 2. Fly The Wind 3. Jesus Maria 4. Beneath An Evening Sky 5. Out Of The Dancing Sea 6. The Steppe 7. Nocturne 8. Black Is The Colour 9. In Search Of Sleep 10. Rowing Home

(24/07/21)トラディショナルが8、10曲目、ジョン・テイラー作曲が2曲目、カーラ・ブレイ作曲が3曲目、ラルフ・タウナ―作曲が4曲目、エイダン・オルーク作が5曲目、他の曲はKit Downes作曲。そして8曲目以外はノーマ・ウィンストン作曲。収録時間は41分。ヴォーカルにピアノの伴奏がついていますが、通常よく聴く歌伴よりは温度感が低めですが、それでも美しい、どちらかというとオリジナルっぽい雰囲気で歌を伝えてくれています。ある意味浮遊感が少しある曲を淡々と歌っていく感じかまたいい。マンフレート・アイヒャーのプロデュースなので、そういう傾向がありますが。伴奏もなかなか活躍していて、ただ静かなだけではなく、音数が多い場面もあって、変化に富んでいます。9曲目は歌というよりナレーションです。

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