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2024/07/21

A New Day/Giovanni Guidi/James Brandon Lewis/Thomas Morgan/Joao Lobo

2808 ECMの新譜が2つに分かれて到着しましたが、まとめて届いた分は番号順に聴いていく、という習性があり、これは届いた日の夕方に聴いています。土曜日(午前中は仕事でしたが)だったので、できたことだと思います。このアルバム、一般的なピアノ・トリオが好きな方には(これはクァルテットではありますが)、やはり叙情的で抽象的な部分が、好き嫌いの分かれ目になるのではないか、と思うのですけど、マンフレート・アイヒャーもけっこうな歳でも、冒険的なことをするんだなあ、と思います。あくまでもECMで録音するとこうなる、というような音でせまってくる感じではありますね。彼もECMでのリーダー作は5枚目かな。他にエンリコ・ラヴァのピアノでも参加してましたし。

 

A New Day/Giovanni Guidi(P)/James Brandon Lewis(Ts)/Thomas Morgan(B)/Joao Lobo(Ds)(ECM 2808)(輸入盤) - Recorded August 2023. - 1. Cantos Del Ocells 2. To A Young Student 3. Means For A Rescue 4. Only Sometimes 5. Luigi (The Boy Who Lost His Name) 6. My Funny Valentine 7. Wonderland

(24/07/20)1曲目がトラディショナル、6曲目がスタンダード。4曲目が4人のフリー・インプロヴィゼーションの他はGiovanni Guidiの作曲。収録時間は43分。ピアノ・トリオは過去にこの3人であったけど、テナー・サックスは今回初めての参加。やはりECMらしく流れるようなメロディとリズムを特徴とする、叙情的で内省的なサウンドになっています。このサウンドで、好みは分かれると思うのですが、静かな、メロディのあるフリーと考えると、けっこう好みかな、と思います。マンフレート・アイヒャーのプロデュースらしいアルバム。3曲目は繊細な音の連なり。4曲目はまるで作曲されたような整っている曲になってます。6曲目のスタンダードもスローでビート感が少なく、オリジナルに近い雰囲気。トータルとしては色が出ています。

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