Old Main Chapel/Ron Miles
このアルバムは発売日が5月11日だったのですが、たまたま注文のタイミングが合わず、先日ようやく到着しました。個人的にはこのトリオの演奏、淡々としながらも好きなので、ロン・マイルス亡き後、ライヴ録音が出てくれてうれしいです。収録曲が重なっていても、その時によって演奏は違ってくるので、いくら出てもらってもいいくらいです。自分の知る限りでは寡作の人ではありましたが、かえって彼らしい個性が出ていて、好みのトランぺッターのひとりになりました。それにもまして、ビル・フリゼールが大好きということもありますけど。アルバムによっては、彼らの他にジェイソン・モランやトーマス・モーガンが出ていたりしていて、正直、ツボでしたね。
Old Main Chapel/Ron Miles(Tp)(Blue Note)(輸入盤) - Recorded September 21, 2011. Bill Frisell(G), Brian Blade(Ds) - 1. Mr. Kevin 2. There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears 3. Guest Of Honor 4. Queen B 5. Rudy-Go-Round 6. I Will Be Free 7. New Medium
(24/06/26)このトリオの1枚目「Quiver/Ron Miles」と同時期のライヴで、収録曲も重なるものが多め。2曲目を除きロン・マイルス作曲で、収録時間は78分。スタジオ録音と同じく、いい意味でのスカスカ感はありますが、ビル・フリゼールの参加している演奏はベースが要らないくらい彼らの世界を表現していて、リラックスしながらも、長い時間を一気に聴かせてくれます。マイルズというと、このトリオのイメージが強く、淡々とトランペットを吹いているのが印象的ですが、参加アルバムはあまり多くないにしろ、このトリオを中心として他の有名なミュージシャンと共演もあります。こういう編成で、さまになるのはなかなかないですが、彼はそういう個性を持っていました。’22年に亡くなってますが、これからも演奏が出てきてほしい。
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