SACD/CDドライブメカの生産終了するメーカーがあるらしい
私がSACD対応プレイヤーを購入したのはかなり後になってからで、’19年も12月の末に近くなってからのこと。それまではCDプレイヤーで十分と考えていて、それがそろそろ寿命が限界かなと思えるあたりでマランツのSA-12に買い替えてます。もうその頃には、そのあたりの価格帯では、買えるプレイヤーがそんなになかったこともあり、いくつか試聴して必然的にこれ、というのを購入しました。
そして、昨年暮れから割と集中してSACDハイブリッド盤を集めていて、その枚数が50枚ほどになった時、というよりはつい数日前、SACD/CDドライブのメカを供給するメーカー(D&Mですね)が、7月で生産終了との情報が入りました。SACDドライブに関しては、その周りの部品を含め、過去にも撤退したところはあって、今回はD&Mが7月末でメカの生産終了、ということで、多くの供給先が困るんではないかと思います。おそらくはダウンロードやストリーミングにこのあたりの客層を取られてしまって、SACDの販売枚数が大きく減っているのではないかと、まあ、これは推測ですけど、思うわけです。最近はまたCD専用機が増えてきたのも、これが伏線だったか、と思わせるような内容です。
真空管アンプの世界でも、それを構成する部品の相次ぐ生産中止や値上げで、5-10年ほど昔に比べて、自作がしづらい状況になっているそうなので、SACDもまずハードから消えていく、ということになりそうです。自分はあえてSACDはハイブリッド盤でほとんど揃えてますが、それもSACDは将来そんなにもたない、との予想だったからかもしれません。うまく録音されているCDは、特にSACDがなくても、十分満足する音を出してくれていますしね。
まだ日本はCDの現物を購入する層が一定数いますが、欧米のようにダウンロードやストリーミング比率が高まってしまうと、一気にこのあたりのハードの生産がなくなってきそうです。あとは少しでも長く、手持ちのオーディオ機器類をもたせることを考えなければ、と思ってしまいます。と言いつつ自分もストリーミングの利用時間の割合は増えてはいます。
« 今井美樹の、松任谷(荒井)由実集をSACDで再購入 | トップページ | 昨年のCD処分で残っているECM(2499番以前) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- SACD/CDプレイヤーを修理に出しました/しばらくブログはお休み(2024.11.18)
- 今年1年間のCD購入枚数(推定)(2024.11.12)
- Qobuz(ストリーミングサービス)に登録してみた(2024.10.25)
- 「ドラさんのジャズ・コーナー」での「みんなのベスト3」を引き継ぎました(2024.11.24)
- ジャズのホームページが27周年(2024.09.30)
「オーディオ」カテゴリの記事
- SACD/CDプレイヤーを修理に出しました/しばらくブログはお休み(2024.11.18)
- SACD/CDドライブメカの生産終了するメーカーがあるらしい(2024.06.15)
- ヤマハのAVアンプRX-A3080もQobuz対応になる(2023.12.23)
- 現在のジャズを聴くオーディオ環境(’23年編)(2023.10.15)
- TVをパナソニックTH-65LX950に、UHDプレイヤーをソニーUBP-X800M2に入れ替え(2023.05.03)
« 今井美樹の、松任谷(荒井)由実集をSACDで再購入 | トップページ | 昨年のCD処分で残っているECM(2499番以前) »
コメント