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2024/06/25

Paul Hindemith/Alfred Schnittke/Anna Gourari/Markus Poschner/Orchestra Della Svizzera Italiana

2752ECMの新譜の2日目はNew Seriesです。収録時間は80分に迫るという大作で、今回はイタリアのオーケストラとの競演で、内容的にはドイツに関係のある現代音楽ということでいいのかな。あまり難解なイメージのないサウンドなので、すんなりと入っていけると思います。Schnittkeの方の曲は戦前の作曲なので、そんなにとんがったところもないですし。画家「マティス」という曲と、4つの気質という曲が、何となく親しみやすさをもたらしてくれるというか。ある意味平易ではないのですが、こういう点からもピアニストのAnna Gourariを照らし出すという点では、ECMらしいアプローチの仕方だなあ、と思います。

 

Paul Hindemith/Alfred Schnittke/Anna Gourari(P)/Markus Poschner(Cond)/Orchestra Della Svizzera Italiana(ECM New Series 2752)(輸入盤) - Recorded December 2021. - 1. Alfred Schnittke: Konzert Fur Klavier Und Streichorchester 2-4. Paul Hindemith: Sinfonie >>Mathis Der Maler<< 5-9. Thema Mit Vier Variationen >>Die Vier Temperamente<<

(24/06/24)収録時間は80分近い。Paul Hindemithは20世紀ドイツの作曲家、指揮者、Alfred Schnittkeは20世紀ソ連のドイツ・ユダヤ系作曲家。1曲目がHindemithの作曲(’79年)、2曲目以降がSchnittke(’36年、40年)の作曲。現代音楽然としてはいるものの、そんなに難解な印象はなく、Anna Gourariは、言わばロシアのピアニストで、ECMからも何枚かアルバムが出ていて評判に。難易度の高い曲を堂々と演じ切っています。

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