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2024/04/02

流氷+2/日野元彦カルテット+1

Hinoryuhyou TBM(スリー・ブラインド・マイス)のSACDハイブリッドの2枚目は、これも何度も再発されていて有名な、日野元彦の流氷です。CDは’88年から追加曲を2曲入れたこのフォーマットになっているらしく、LPの3曲収録とは分かれてCDがあるようです。’76年というと、アメリカなどではジャズは下火だったですが、日本のジャズはなかなか元気のいいところを見せてくれています。前回の再発の時はCD廉価盤でかなり多くのアルバムが出たようですが、今回はリマスタリングもあって、ゆっくりの発売のため、現在のところ12枚までしか具体的な発売の予定がないみたいですけど、いずれも良盤、有名盤のようなので、このシリーズで追いかけてみたいと思っています。オリジナル盤などあまり海外に流出してほしくないとは思います。でも、内容がいいから人気のようですね。

 

流氷+2/日野元彦カルテット+1(Ds)(Three Blind Mice) - Recorded February 7, 1976. 山口真文(Ts)、清水靖晃(Ts、Ss)、渡辺香津美(G)、井野信義(B) - 1.流氷-Sailing Ice- 2. Soultrane 3. Rio Rome 4. Milky Shade 5. New Moon

CDは3-4曲目がボーナス・トラックでライヴの曲順に合わせているらしい。日野元彦作が1曲目、渡辺香津美作が4曲目で、他はジャズメン・オリジナル。収録時間は63分。ライヴなので、どの曲も10分を超えています。ゲストは山口真文氏、当時のジャズらしく、8ビートのファンキーなサウンドではじまり、それぞれのソロも流氷の荒々しさを感じさせる1曲目、ドラム・ソロもけっこう迫力。バラードではじまり、ゆったりとした4ビートになる、メロディアスな2曲目、3、5曲目はスティーヴ・グロスマン作曲の曲で、3曲目はサンバのリズムがゴキゲンで、そのまま突っ走っていくような感じ。8分の6拍子で少しミステリアスな雰囲気もある4曲目、そして、徐々に思索的に盛り上がっていく、18分もあるこれまた8分の6拍子の5曲目。(24年2月28日発売)

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コメント

渡辺香津美氏の回復を心より祈っています。日本の至宝です。

渡辺香津美氏、倒れられてから1か月してからの発表だったので、病状が気になりますが、できればもう一度、ステージに立って、元気なお姿を見させてほしいですね。

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