私とストリーミングの相性は良いか
先日、こういうことがありました。あるアルバムで、曲が1-2曲、LPのCD化で欠落しているものがある。→LPの中古を購入しようか、どうしようか。→一度買取してもらったCDBOXの中に、完全版のものがあるので、買い戻そうか。→結局ストリーミングにはあるので、そのまま買わないでおこう。
私のCDの購入パターンは、新しいCDを買うと、即ブログにアルバムコメントをアップするため真剣に聴きながら、文章を書く。その後は気に入ったものは何度か聴くけど、今までは新しいCDが多かったため、新しいものへと次々と目が移り、そのまま、それ以前のものはCDラックに。そしていったんCDラックに入ってしまうと、ほぼ聴かない。聴いたとしても、何回でもない。こういう生活を繰り返しているうちに歳をとって、もはや残りの人生で全部頭に入るほど聴ききれるものでもなくなった。というわけで、昨年春に大多数のCDを処分してしまったんですよね。
また、手元にCDを置いておいて、その曲はストリーミングで聴いている、ということも多くなりました。ストリーミングにないものもまだまだありますが、あまり不便は感じない状況です。また、よく聴くECM、Criss Cross系統は一部を除いて、ストリーミングでほぼ聴けますし。惜しいのはキングレコードのアルバムがほとんど見つからないことぐらいですか。あとJMTレーベルも入ってほしいなあ、とも思いますけど。
そもそも仕事をやっている時には、単純作業の時は音楽をかけていることもありますが、通常はかけません。また、最近は補聴器を通しての音楽鑑賞なので、長時間音楽を聴いていると疲れてしまうということもあります。というわけで、大量の音楽を1日中かけているわけではありません。長男はフィジカルなCD、LPを買うこともありますが、私よりストリーミングの方に傾いていますし、この傾向は変わらないんじゃないかな、と思います。ですので、自分だけの聴き方としては、ストリーミングってだんだん自分と相性が良くなってきているな、という気がしています。
それでも、ホームページやブログは「CD」のためのものなので、一部どうしてもストリーミングでなければ手に入らないもの以外は、常に「CD」で聴いたものをアップしています。そのため、数量的には今後減っていくんじゃないかな、と思います。基本的にCDを聴いてアップしていくという方針は変わらないつもりです。
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コメント
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確かにオーディオ環境が変わってますね
私の場合はストリーミング=5/10、CD=4/10、LP=1/10 ぐらいの比重で楽しんでますね。今、不思議にLPに関心が高くなり、各社かなりのウェイトを置くようになりましたが、こんなオーディオ界の状況ですから価格がかなり上がってますね。さてそれだけの価値があるでしょうかね。
私は最近購入した輸入LPには、殆ど難点があります。丁寧に盤面を見ると一部にVinyl盤作成時のミスが多いです。全面難なく再生できる盤は少ないぐらいです。楽しみは自分で構成したLPプレイヤーでどんな音で聴けるかというところですね。(レベルの高さはCDが勝っているように思いますが)自分の手造りの音という感覚はLPが一番のような・・そこが楽しむところなんでしょうね。だからオーディオ愛好家向きなんですね。いい音で聴けるという事とその他いろいろと楽しむ(使い勝手がいいとか、リッピングして別の楽しみ方をするとか)にはCDが勝っていますね。
投稿: photofloyd(風呂井戸) | 2024/03/27 21:47
>photofloyd(風呂井戸)さん
おはようございます。
LPは今ブームですけど、取り扱いの煩雑さと、値段が上がりすぎていて、ほとんど購入していません。CDもCDラックの奥の方から取り出すのが面倒になってじゅて、一部のものはストリーミングにないにしても、結局ストリーミングに頼ってしまう傾向があります。かといってストリーミングで気に入ったからCDを買うタイプではなくて、以前のようにお目当てのCDは予約注文して買ってしまうタイプです。
やっぱりCDは簡単にトレイに乗せるだけ、という点でLPより利便性には勝ってますし、ノイズの問題もないので、やっぱり自分はCD、次にストリーミングというような目で見ていると思います。実際に聴いている時間としてはストリーミングの方がかなり多くなってきていますが。
投稿: 工藤 | 2024/03/28 08:41