リーチ・アウト!/ハル・ギャルパー
先日購入したスティープルチェイスのSACD盤ですが、しばらく寝かせておいてからブログに書こうと思っていたんですけど、このアルバムだけはブレッカー兄弟が参加しているということで、早めのアップになりました。このアルバムを聴いた時。以前のハル・ギャルパーの記憶がなかったのですが、だいたい15年ぐらい前にエンヤのリーダー作を2枚、参加作を合わせると5枚聴いていますね。記憶力って、あまりあてになりませんね。もっともこの当時はブレッカー兄弟、あるいはどちらか片方の参加盤ってかなり多くて、聞いていないものがいっぱいあります。もう追いかけるというよりは偶然出会ったら、という気持ちもありますが。今回のこのアルバムもハル・ギャルパーの名作のうちの1つだそうです。
リーチ・アウト!/ハル・ギャルパー(P)(Steeple Chase)
Reach Out!/Hal Galper(P)(Steeple Chase) - Recorded November 11, 1976. Randy Brecker(Tp), Michael Brecker(Ts, Fl), Wayne Dockery(B), Billy Hart(Ds) - 1. Reach Out 2. I'll Never Stop Loveing You 3. Spidit 4. My Man's Gone Now 5. Waiting For Chet 6. I Can't Get Started 7. Children Of The Night
ハル・ギャルパー作が1、3、5、7曲目でガーシュイン作が4、6曲目など2曲目もスタンダード。収録時間は50分。ブレッカー兄弟が参加しているのがミソ。けっこう変化に富んでいるアルバムだと思います。モーダルな雰囲気でガンガンと突き進んでいく、迫力のある1曲目、やや静かでメロディアスなサックスとのデュオでの2曲目、ラテンノリのリズムでモーダルに攻めてくる、けっこう快活なサウンドの3曲目、スタンダードにも関わらず、モーダルで原曲がよく分からないほどこれでもかと攻める4曲目、マイケルが前後にフルートに持ち替えていて、浮遊感のあるテーマからそのままアドリブに行く5曲目、ソロ・ピアノでのスタンダード演奏だけど、どこかトンガっているイメージの6曲目、やはり元気に締める13分台の7曲目。(22年12月21日発売)
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