Owl Song/Ambrose Akinmusire
このアルバム、実は昨年12月15日に発売されていたのですが、見逃していたのと、他の注文と組み合わせていて少々で遅れました。私としてはビル・フリゼール買いです。そして出てくるサウンドも、ECMとは近いところにあるので、興味深く聴いていました。今回はノンサッチレーベルへの移籍第1弾だそうで、大御所の2人との、シンプルな編成での豊穣な、かつ静かなサウンドに盗聴があると思います。でも世間ではこのアルバムに対する評価は分かれるだろうなあ、とも思います。ストリーミングで聴こうとしたところ、なぜか各曲冒頭30秒しか聴けなかったので、CDを聴くチャンスを待ってました。仕事も繁忙期に入っており、すぐには聴けなかったですけど。個人的には好きなアルバム。
Owl Song/Ambrose Akinmusire(Tp)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded March 7 and 8, 2022. Bill Frisell(G), Herlin Riley(Ds) - 1. Owl Song 1 2. Weighted Corners 3. Flux Fuelings 4. Owl Song 2 5. Grace 6. Mr. Frisell 7. Mr. Riley 8. Henya
(24/02/09)全曲Ambrose Akinmusireの作曲。収録時間は42分。トランペット、ギター、ドラムスの編成で、予想していた通り、ほんの少し賑やかなところもあるECMといった感じの曲。個人的にはビル・フリゼールの参加している曲調が気に入っているのですが、好みが分かれそう。普通のジャズからすると、かなり淡々と進んでいくので、それが好きか嫌いか、だと思います。サウンドも似通っているものが多いので、そこをどうとらえるか。繊細なやり取りが続いていくし、ドラムスも割と静かながら芸の細かいところを見せてくれるところもあり、そこに没入していくと楽しめるんではないかなあ、と思います。ノンサッチでこういうサウンドを出すのは、少し冒険的かなとも思いますが、7曲目のドラムスとのデュオは曲調が少し元気。
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