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2024/02/14

デュオ2/ケニー・ドリュー&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン

Kennyduo2 昨日に引き続き、ケニー・ドリューとニールス・ペデルセンのデュオ作の2枚目。このレーベルでは一般的にピアノ・トリオ作も多いのですが、あえてこの2人のデュオを10枚発売の中で2作持ってきているということは、やはりこのアルバムが、聴いたイメージ通り抜きん出ているということの証明ではないかと思っています。ドラムスがいないのにも関わらず、安定していて全然寂しくないところからそれがうかがえます。しかもあえてピアノとベースだけの特性を活かして、というよりは、普通に演奏していて、音数でそれを補っているようなところもあって、やはりメインストリーム系のアプローチだなあ、と思います。これもなかなかいい1枚。

 

デュオ2/ケニー・ドリュー(P)&ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B)(Steeple Chase)
Duo 2/Kenny Drew(P) & Niels-Henning Orsted Pedersen(B)(Steeple Chase) - Recorded February 11 and 12, 1974. 1. Jeg Gik Mig Over So Og Land 2. Largo 3. My Little Suede Shoes 4. Trubbel 5. Bluesology 6. That's All 7. You Don't Know What Love Is 8. Viking Blues 9. A Child Is Born 10. It Might As Well Be Spring 11. My Shining Hour

ケニー・ドリュー作は2曲目で、ニールス・ペデルセン作が8曲目、トラディショナルが1曲目で、他はスタンダード等。こちらの方が既成曲は多めです。収録時間は51分。クレジットにはないけどエレキ・ピアノは4曲目にあり、やや穏やかな曲が多い印象。それでもこの2人での演奏なので、音楽性にもテクニック的にも抜きんでいるところが多いと感じます。静かな曲はよりしっとりとした感じでせまってきます。ベースは、饒舌なところもあるのは相変わらず。アコースティック・ベースではテクニシャンの領域にいる一人なので、当然と言えば当然か。リードベース的に活躍するところもあります。メロディアスな曲が多いので、気楽に聴くもよし、じっくりと聴くもよし。デュオでありながらその領域を超えているようなアルバムでもあり。(22年11月23日発売)

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