グッドバイ/ミルト・ジャクソン
CTIレーベルのSACD4日目で一段落。ここまで聴いてみて、昔LPで持っていたというのは実は同じミュージシャンの他のレコードだったりして、実質初聴きが4枚になってしまいました。ミルト・ジャクソンも持っていたのは「サンフラワー」の方でしたし。CTIもけっこうな枚数のアルバムを出していますが、そのうちの一部でもいい音で聴けたというのは、やっぱりいい経験かと思います。このアルバムも、当時のジャズとしてなかなかいいアルバムだなあと思いました。リアルタイムは中学生の頃だったので、メンバーが多い方がコスパが高い、なんて妄想をしていて、あまりソロ、デュオ、コンボ編成のジャズにはなかなか触れなかった時でもありました。
グッドバイ/ミルト・ジャクソン(Vib)(CTI)
Goodbye With Hubert Laws(Fl)/Milt Jackson(Vib)(CTI) - Recorded December 1972 (on 4) and December 1973. Herbie Hancock(P on 4), Cedar Walton(P), Ron Carter(B), Billy Cobham(Ds on 4), Steve Gadd(Ds), Freddie Hubbard(Tp on 4) - 1. Detour Ahead 2. Goodbye 3. Old Devil Moon 4. SKJ 5. Opus De Funk
4曲目がミルト・ジャクソン作曲で、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。収録時間は36分。ここでの演奏は普通にジャズしています。4曲目だけ録音日付が変わり、メンバーも替わっています。CTIでこういうジャズを聴けるのもいいですが、それでも何となくわかりやすいジャズになっているのも偶然ではないとは思います。エレキ・ピアノがあっても、ドラマーがスティーヴ・ガッドでも、ジャズになっていると思うのは、今聴くからなのかもしれませんが。2曲目のタイトル曲もアレンジがジャズ・バラード的なんだけど、どこか洗練されていて、渋いところがあります。それにしてもヴァイブラフォンのフレーズや音色が、けっこう印象に残るのはどうしてでしょう。CTIにしても、ジャズとしてなかなか侮れません。メンバーもすごいし。(21年1月20日発売)
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