A Life With Jazz/Teiko Saito Meets David Matthews
実はこのアルバム、発売されていたことを知らなくて、昨年暮れのツアー情報とか、TV出演などを後追いして、よし買ってみようと思いました。私はデヴィッド・マシューズのファンでもあるのですが、さすがにインディペンデントのレーベルのアルバムまでは情報が入って来なかったですね。高齢コンビでの演奏ですけど、年齢を感じさせない歌と演奏にはまいりました。そしてこの記録はストリーミングでも聴くことはできるけど是非CDでも持っていたいと思いつつ、たまたまタワーのポイントがかなりたまっていたので、チャンスだったでした。収録時間が短いのは、もしかして年齢の限界があったのかもしれないけど、それでも十分な音源情報にはなっていると思います。
A Life With Jazz/Teiko Saito(Vo on 1-5) Meets David Matthews(P)(Scarecrow Recordings) - Marino Ikemura(Sax), Seigo Matsunaga(B) - 1. Danny Boy 2. My Funny Valentine 3. Tennessee Waltz 4. Summertime 5. On The Sunny Side Of The Street 6. Maznu Ara 7. Improvisation 8. All Blues
齋藤悌子の87歳にして初のアルバム・レコーディング。収録時間は参加していない曲も含めて25分ほどと短いけれど、彼女の歌は年齢をそんなに感じさせず、新鮮な、というより当時の戦後の歌唱の雰囲気も持ち込みつつ、爽やかな感じにさせてくれます。なぜか’23年になって彼女がTVで取り上げられる機会が多かったのと、ツアーをやったということで購入してみた次第。6曲目はサックス・ソロで、7曲目はピアノ・ソロ、8曲目は3人でのオール・ブルース。1-5曲目のみだけ聴いてもそんなに短いという印象にはならず、これはこれで正解かな、とも思います。デヴィッド・マシューズも高齢になってきているけれども、彼のピアノもなかなかいいと思う。アルバムからにじみ出ている枯れた雰囲気もなかなかいいと思う。(22年9月3日発売)
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