Hibiki(響)/Trio San
藤井郷子さん関連で、輸入盤を入手しました。最初は普通の通販で頼んでいたけど、いつ入荷するか分からず、ディスクユニオンなら在庫もあるし、値段も安かったのでそちらに注文を切り替え。ご本人のサイトでも扱ってなかったようなので、やはりこういうアルバムはディスクユニオンが強いなあ、と思いました。ドイツはベルリンでのライヴを、フランスのレーベルが作る、という、EU圏ならではの作り方になっていて、拍手がアルバムの最後に入っているので、何も見ないで聴いた当初、スタジオ録音かなあ、とも思ってました。フリーなんですが、そのサウンドもさまざまで、最後まで飽きさせずに聴かせてくれます。作曲者の個性もあってか、よけいそのように聴こえました。
Hibiki(響)/Trio San(Jazzdor)(輸入盤) - Recorded June 8, 2022. Satoko Fujii(P), Taiko Saito(Vib), Yuko Oshima(Ds) - 1. HIbiki 2. Soba 3. Yozakura 4. What You See 5. Wa 6. Ichigo
(23/12/10)大島祐子作が1曲目、藤井郷子作が2-4曲目、齊藤易子作が5-6曲目。収録時間は54分。タイトル曲の12分台の1曲目は静かなところから始まり、徐々に音を発するもそれが「響き」の曲のイメージでの夢幻的なフリーのサウンドになっています。特殊音も使っていて、緊張感もあり、シリアスで心地よい音が伝わってきます。楽器構成のせいなのか、2曲目のやり取りも、硬派だけどその音の心地よさのあるやり取りで真剣勝負になってます。特に藤井の作曲は、キメのあるところもあって、ピシっと締まる印象の曲も。4曲目はドラムスでの出だしでドラマチックな展開。5曲目は「和」「輪」どちらなのでしょうか、静かに平和な音が進んで盛り上がっていく感じ。6曲目も盛り上がりのあるサウンドで幕を閉じます。
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