7月の入院その後
7月に入院、手術をして1週間弱で退院したことは以前書きました。もう退院3日後にはお客さんの訪問ができるくらいには元気になったのですが、膀胱がんの初期症状の(というより上皮種というらしい)内視鏡手術だったので、踏ん張ってはダメと言われても、トイレではどうしてもそうなるので、少しの血尿は1か月間ぐらい続いたと思います。
その後9月から、BCGを膀胱に2時間ほど入れる治療を1週間ごとに6回受け、これは抗がん剤の代わりになる処置なのですが、がん細胞が取り残された場合、膀胱内のがん細胞を無くす効果があります。副作用も人によってまちまちで、私の場合副作用はほとんどなく、ラッキーでした。少し直後に頻尿気味になった程度です。
そして11月に手術後初の内視鏡検査でした。尿検査でも、がん細胞や抗体は見つからず、内視鏡でも、膀胱内は手術の跡はちょっとひきつれて残るものの、きれいなピンク色になってました。入院前から今にかけて、これに対する飲み薬はもらってなくて、いちおうはこれで治った、と考えていいみたいです。他に転移している兆候もなかったですし。ただ、他のがんに比べて再発率が高めのため、今後は3か月ごとの内視鏡検査で様子を見るようです。
がんという病気にかかったことで、ちょっと人生観が変わってしまったところもありますね。今後歳をとるにつれて、他の部分でも発症しやすくなるし、あまり人生を長いスパンで考えなくなったというか。それと、これは関係あるのかどうか、眠くなるのが早くなったこと。早い時には21-22時ぐらいには布団に入ってしまいます。またお酒を飲むのをカミさんに禁じられたので、入院前からほとんど飲まなくなったことも変化のひとつにはなってます。人生分からないものですが、節制を保つ、という意味ではいいんじゃないかな、と思います。ほんと、お医者さんには感謝の言葉しかありません。
それとこれは偶然なんですが、コロナが流行ってワクチンを打ちだす頃、私は急性前立腺炎で熱を出して、その時の超音波映像では膀胱のあたりがんの兆候も何もなってなかったでした。その直後に1回目のワクチン接種、都合3回受けてますが、3回目で皮膚の炎症が起きてその後打つのを止めました。そして今年の6月末に、発見、と、これが本当に偶然なのか、どうなのか。いまだに謎ではあります。
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