Google前史とか昔のパソコンとか
実は私がパソコンを買ってインターネットをはじめたのが’96年のことで、まだパソコンがそんなに普及していない時だったと思います。東芝BrezzaのPentium133MHzのデスクトップ。Windows95でメモリーは16Mb。今からするとおもちゃみたいな仕様でした。インターネットもアナログの電話回線を使っていて、ダイヤルアップ接続といって、電話番号をかけて(プッシュホン回線で自動で番号は発信しますが)、インターネットの画面を開くのもけっこう時間がかかる時代でした。
確か、Googleが検索エンジンをはじめたのが’02年のことだったと思います。そのロボット型検索エンジン普及前は、ネットサーフィンと言って、ブックマークを付けたところを巡回することが多かったです。その時は、ホームページは1月で1万アクセス回ってましたが、今ではトップページを訪れる人は少なく、1年でやっと1万アクセス。目的のページだけ見て帰るのですね。その時、それぞれのホームページの注意書きに、リンクはトップページに張ってください、と書いてあるところも多く、トップページのアクセスカウンターで、何人きているか判断してました。昔は当たり前だったけど、こういうことを覚えている人も少なくなったろうな、と思います。
検索エンジン前史のようなもので、登録した順番に表示される検索サービスも多かったですね。下に行くと検索されなくなるので、何度も新しく登録している人もいたようです。分野別などのディレクトリ検索もありましたが、これも廃れました。ディレクトリに登録するのは、私は幸運にも無料でしたが、そのうち5万円かかるものもあるようになり、なおかつ審査があって、掲載されなくても返金なしだったと思います。
私のホームページも、今に合わせてデザインその他を直していないので、その20年以上前の名残りがあります。まあ、個人ホームページはとっくの昔に終わっていると思うし、今やブログも古い媒体になって来つつあるので、自分の年齢を考えるとそのままやっていくのかなあ、なんてことを思っていますが。
’03年にブログサービスが始まり、私のところでは’02年に光回線を引いたので、そこのあたりが今につながる転換点だったかな、と思います。そもそもブログと違ってホームページは、趣味の専門性その他の問題よりも、作れるかどうかのスキルが必要とされていたので、今とは全然違っていただろうなあ、と思います。
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