Where Are We/Joshua Redman
ジョシュア・レッドマンの新作です。気がついてみれば、ノンサッチからンブルーノートに移籍しているんですね。その影響なのかどうなのか、ヴォーカリストにGabrielle Cavassaを招いてヴォーカル&バラードアルバムになっています。バラードにしては元気な部分もあるし、歌を歌っていない部分が長めだったりと、そういうことはありますが、そういう予想をしないで買ってしまった人もいるかと思います。買ってしまった以上は、聴いて楽しめるところを探しましょう。私はノラ・ジョーンズあたりも好きなので、それよりもジャズ寄りのこの演奏はけっこうハマりました。タイトルに地名が多いですけど、内容もそのようなことに言及したり、想像できたりということも多いそうです。
Where Are We/Joshua Redman(Sax)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2023. Gabrielle Cavassa(Vo, G), Aaron Parks(P), Joe Sanders(B), Brian Blade(Ds), Guest: Peter Bernstein(G on 7), Nicholas Payton(Tp on 6), Kurt Rosenwinkel(G on 2), Joel Ross(Vib on 3) - 1. After Minneapolis (Face Toward Mo[u]ning 2. Streets Of Philadelphia 3. Chicago Blues 4. Baltimore 5. By The Time I Get To Phoenix 6. Do You Know What It Means To Miss New Orlieans? 7. Manhattan 8. My Heart In San Francisco (Holiday) 9. That's New England 10. Alabama (Intro) 11. Stars Fall On Alabama 12. Alabama 13. Where Are You?
(23/09/19)ヴォーカリストにGabrielle Cavassaを招いたヴォーカルアルバムで、インストルメンタルの曲が4、7、10、12曲目。収録時間は60分。しかもバラードアルバムで、自作曲もあればポップスやジャズメン・オリジナルもあり、タイトルに地名を使っている曲が多い。いつものジョシュア・レッドマンのアルバムを想定すると少し肩透かしを食らうかもしれませんが、ヴォーカルのアルバムが好きな人にはけっこういいなあ、と思う人も多いかも。参加ミュージシャンはゲストも含めて豪華だけど、いわば、ポップス色の強いヴォーカルアルバムを聴いていると思えば、ちょっと想像とは違っても許せると思います。バラードとはいえ、ある程度元気な部分もあるし、間奏やエンディングなども長めで、そういう部分でも楽しめます。
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