Uniquities Vol. 1+2/Jim Hall
ジム・ホールの晩年のライヴ。このアルバムも4月には出ていたのですが、Artistshareのアルバムはとにかく高くて、40%オフを狙っても4千円台なので、何回もためらってました。ようやく先月の注文で加えたわけ。まあ、CD2枚組なのでちょっと高いのは当たり前ですが、オフセールじゃなければ6千円台なので、そりゃためらうわなあ、と思います。それにしてもこの円安、何とか食い止めないと、CD買うのに苦労するのはこれからも続きますね。このアルバム、聴きやすい曲もありますけど、メンバーもいいし、実験的というか冒険的な部分も多かったので(テラーク時代のアルバムがそうでしたが)割と好物のアルバムではあります。
Uniquities Vol. 1+2/Jim Hall(G)(Artistshare)(輸入盤) - Recorded Jabuary 2012. Scott Colly(B), Joey Baron(Ds) - 1. Without A Song 2. All The Things You Are 3. Careful 4. Chelsea Bridge 5. Is What It Is 6. Uniquities Pt. 1 7. St. Thomas 8. Without A Song 9. Body And Soul 10. Big Blues 11. In A Sentimental Mood 12. Uniquities Pt. 2/St. Thoma
(23/09/21)CD2枚組の日本でのライヴ。収録時間は110分。タイトル曲の6、12強目前半は3人のフリー・インプロヴィゼーション、3、10曲目はジム・ホール作、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。CD1枚目と2枚目で重複している曲があるのは、2セット演奏して雰囲気の違う録音を選んだということか。ホールは’13年に亡くなっているので、かなり晩年の頃の録音ですが、衰えは見せずに、彼らしい漂々としたギタープレイを聴かせてくれます。ソロ・ギターの部分も一部にあって、音数は少ないながらも落ち着いたプレイを聴かせてくれます。オリジナルやフリー、St. Thomasなどの曲は彼らしくとんがっていて、聴きやすいばかりのギタリストではないのだな、というのは彼の晩年のアルバムとほぼ同じ傾向ですね。
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